#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
*《&ruby(きょくせんりゅう){極仙龍};バイオレンス・サンダー》 [#r033be33]

|極仙龍バイオレンス・サンダー SR 水/闇/火文明 (10)|
|進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 12000|
|進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、カードを3枚引き、相手の手札を3枚見ないで選び捨てさせ、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DM-25]]で登場した大型[[進化]][[ポセイディア・ドラゴン]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[アーマード・ドラゴン]]。

凄まじく[[オーバーキル]]な[[能力]]を持ち、[[サボタージュ能力]]で3[[ドロー]]、3[[ハンデス]]、6000[[火力]]をそれぞれ放った上で[[T・ブレイカー]]を決める。

大量の[[アドバンテージ]]を稼げるため、一気に優位に立つことができるだろう。3種類の[[効果]]はそれぞれ、実行するかしないか選択できるため、[[【カウンターマッドネス】]]を相手にした時は[[ハンデス]]しない、自分の[[山札]]が少ない時は[[ドロー]]しないなど、状況に応じて使い分ける事が出来る。

出すには非常に高い[[コスト]]をどうするかが一番の問題。
[[召喚]]までの手間から、専用デッキの構築が求められる。[[進化元]]は対象が幅広く苦労しないので、[[マナ]]が揃い次第[[《母なる星域》]]を使って[[マナゾーン]]から引っ張り出してやりたい。[[マナコスト]]の[[重さ>重い]]は何らかの[[マナブースト]]でクリアしたいところ。

[[cip]]で[[マナブースト]]してそのまま[[進化元]]になる[[《飛散する斧 プロメテウス》]]や[[《龍仙ロマネスク》]]との相性は良い。前者は[[《母なる星域》]]を[[マナゾーン]]から[[回収]]でき、後者は増えた4[[マナ]]で[[《母なる星域》]]を[[手札]]から[[唱える]]ことができる。
その他、[[《セブンス・タワー》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]などのを使えば速やかに10[[マナ]]圏まで到達できる。

[[種族]]に3種類も[[ドラゴン]]を持つためサポートも多く、[[《コッコ・ルピア》]]などの各種[[ファイアー・バード]]の恩恵を受けられる。
[[進化元]]がいれば、自分の[[《爆竜兵ドラグストライク》]]の[[破壊]]や、[[《幻想妖精カチュア》]]の[[タップ能力]]等を使っても出せる。特に前者は[[《爆竜兵ドラグストライク》]]を[[破壊]]するための[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]がそのまま[[進化元]]にもなり、早い段階で出しやすい。

また、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]等で[[墓地]]に置いた後に[[《貴星虫ヤタイズナ》]]で[[コスト踏み倒し]]するという手段や、[[《紅神龍バルガゲイザー》]]の[[アタックトリガー]]を利用する方法も考えられる。

[[能力]]のタイミング上、使い勝手は[[《超竜バジュラ》]]よりも[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]に近い。[[軽量>軽量級]][[ブロッカー]]の大群が相手の場合、なかなか[[能力]]が誘発しないことがしばしば。[[《反撃のサイレント・スパーク》]]や[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]で[[ブロッカー]]を無力化したり、別の[[フィニッシャー]]と使い分けるなどして対応したい。

それを差し引いても[[能力]]、[[イラスト]]共に豪快かつロマンに溢れており、[[切札]]にはうってつけの[[カード]]。[[多色]][[クリーチャー]]が多く、強烈な[[マナブースト]]が可能な[[【5色デッキ】]]では[[フィニッシャー]]の選択肢に数えることができる。

専用デッキについては「[[【バイオレンス・サンダー】]]」を参照のこと。

**ルール [#u86de920]
-「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった時」の[[能力]]は相手の[[シールド]]が[[ブレイク]]される直前に[[解決]]する。そのため、[[ブロッカー]]や[[ニンジャ・ストライク]]に妨害されやすい。

-3つの[[効果]]は書かれている順番に処理する。そのため、[[火力]]で相手の[[モヤシ]]を[[手札]]に戻してから[[ハンデス]]で[[墓地]]に送る事は出来ない。[[ハンデス]]によって出現した[[マッドネス]]を[[火力]]で[[焼く]]事は可能。

-[[ハンデス]]能力のせいで間違えやすいが、[[攻撃]]のページを参照してわかるとおり、能力のタイミングは3ついずれも相手が「ブロックしないことを選んだ直後」であり、「シールドをブレイクした直後」ではないので、ブレイクした3枚までのシールドをこのクリーチャーの能力で墓地に送ったり、ブレイクして出た相手の[[S・トリガー獣]]を[[除去]]したりという順番での処理はできないので注意。

-「相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。」はこの[[クリーチャー]]自身の[[能力]]であるため、[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]を[[クロス]]すると[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]の[[能力]]を受けて12000以下を[[破壊]]できるようになる。[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]による6000以下[[破壊]]も同時に使えるため、[[ブロック]]されなければ一度の[[攻撃]]で2体倒せるということになる。が、当然ながら狙うのはかなり厳しい。

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-[[コロコロコミック]]2007年11月号では、この[[クリーチャー]]を6[[ターン]]目で出せるという[[コンボ]]が載っていた。

そのコンボの手順は

1.[[《ダンディ・ナスオ》]]でバイオレンス・サンダーを[[マナゾーン]]へ。
2.5[[ターン]]目までにバイオレンス・サンダーと同じ[[文明]]の[[クリーチャー]]を1体でも出す。
3.6[[ターン]]目に[[《龍仙ロマネスク》]]を出し、4[[マナ]]溜める。
4.残りの3[[マナ]]で[[《母なる紋章》]]を唱え、2で出しておいた[[クリーチャー]]を[[マナ]]において、ロマネスクの上にバイオレンス・サンダーを重ねる。

というもの。しかし、このコンボを決めるには5[[色]]必要で[[事故]]も起こりやすいので、あまり採用率は高くない。上記のように[[《コッコ・ルピア》]]などを使ったほうが一般的。&br;現在は[[《母なる紋章》]]の[[プレミアム殿堂]]によってこの手順は成立しなくなったが、後に[[《母なる星域》]]と[[《緑銅の鎧》]]が登場。[[《緑銅の鎧》]]を[[召喚]]してバイオレンス・サンダーを[[マナゾーン]]へ置き、次の[[ターン]]に[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《母なる星域》]]が[[手札]]にあれば良いので、理論上はこれよりも早い4〜5[[ターン]]目に出せる。

-しかし、あくまで「理論上可能」というだけであり、この[[コンボ]]の成立は楽ではない。いずれにせよ[[《母なる星域》]]等のサポートの存在が大きく、[[コスト]]10ともなると普通に[[召喚]]しようとするとライバルが多いため、[[コスト踏み倒し]]を意識してまともに[[召喚]]しようとは思わない方がいいだろう。
--2018年1月29日に[[《龍仙ロマネスク》]]が[[殿堂解除]]となり、この[[コンボ]]を成立させる事も不可能ではなくなるものの、登場当初から年月が経過して[[インフレ]]が進み、[[環境]]も高速化して[[デッキビルディング]]のセオリーそのものが変わっている。もはや[[クリーチャー]]が[[フィニッシャー]]足り得なくなった今となっては、このコンボが日の目を浴びる事はなさそうである。

**その他 [#t0afa6ab]
-[[能力]]には自身が持つ[[文明]]の代表的な[[効果]]が集められている。
--[[水]][[文明]]の[[ドロー]]
--[[闇]][[文明]]の[[ハンデス]]
--[[火]][[文明]]の[[火力]]

-[[能力]]を[[呪文]]に置き換えると[[《トリプル・ブレイン》]]+[[《スケルトン・バイス》]]+[[《ゴースト・タッチ》]]+[[《ドリル・トラップ》]]で、[[S・トリガー]]分を差し引いても[[コスト]]16ほどの[[アドバンテージ]]を得ている計算となる。

-[[青黒赤]]の3[[色]]で構成されており、[[進化元]]に[[多色]][[クリーチャー]]をとる初の[[進化クリーチャー]]でもある。

-[[背景ストーリー]]では[[闇]][[文明]]の蜂起に呼応した[[自然]][[文明]]によって、大地のエネルギーに各[[文明]]の力を加える事で生み出された。それによって大地の生命力は失われ、[[自然]][[文明]]は荒廃してしまう。

**関連カード [#h4288be5]
-[[《必殺!絶対絶望!!》]]


**収録セット [#t130be1b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」>DM-25]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」]]

**参考 [#zf134d85]
-[[ポセイディア・ドラゴン]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[多色]]
-[[クリーチャー]]
-[[プレイヤー]]
-[[攻撃]]
-[[ブロック]]
-[[ドロー]]
-[[ハンデス]]
-[[火力]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[【バイオレンス・サンダー】]]

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