#author("2021-12-27T23:13:14+09:00","","")
#author("2021-12-28T23:17:29+09:00","","")
*《&ruby(みらいおうりゅう){未来王龍}; モモキング&ruby(ジェイオー){JO};》 [#top]

|未来王龍 モモキングJO KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5)|
|クリーチャー:ジョーカーズ/ヒーロー・ドラゴン/レクスターズ 7000|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーから進化できる、名前に《モモキング》とある進化クリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。|
|''シンカパワー'':このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーの一番上のカードを墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップし、カードを1枚引く。|

[[DMRP-20]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ジョーカーズ]]/[[ヒーロー・ドラゴン]]/[[レクスターズ]]。

攻撃時に自身から[[進化]]できる[[モモキング]]を[[手札]]から自身の上に[[コスト踏み倒し]]する[[アタックトリガー]]と、攻撃の終わりに自身の一番上の[[カード]]を[[墓地送り]]にすることで、自身を[[アンタップ]]して[[カード]]を1枚引く[[シンカパワー]]を持つ。

1回の攻撃につき1枚、手札にある[[モモキング]]に「[[侵略]]:《未来王龍 モモキングJO》」を付与させるような能力を持つ。
さらに[[シンカパワー]]で進化先をコストに使ってアンタップさせることで、その度に[[アタックトリガー]]を使用するデザインとなっている。
そのため、進化《[[モモキング]]》が手札にある限り、または[[今引き]]で進化《モモキング》を引き続ける限り無限攻撃できる。

[[モモキング]]の進化クリーチャーの中で、特にこのクリーチャーと噛み合っているのが[[《アルカディアス・モモキング》]]と[[《ボルメテウス・モモキング》]]だろう。
[[《アルカディアス・モモキング》]]はブレイクした[[シールド]]の[[S・トリガー]]呪文やクリーチャーの召喚に制限を設けることができ、[[《ボルメテウス・モモキング》]]は[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]のように最後の[[シールド]]を[[焼却>シールド焼却]]してそのまま[[ダイレクトアタック]]に持ち込むことができる。

変わり種としては[[《禁断のモモキングダム》]]が、「攻撃する時」〜「攻撃の終わり」の期間、実質攻撃できる[[アンタッチャブル]]として運用ができる。性質上[[G・ストライク]]が非常に刺さってしまう為、選ばれないことによるメリットは事の他大きい。
ただし、攻撃後は一番上のカードを墓地に置けば問題ないが、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]でタイミングを飛ばされると再起動が遅い置物となってしまう。幸いにもそちらの解放条件が実質「[[レクスターズ]]あと2枚」である為、再起動させるのは比較的簡単。[[進化元]]として再利用させたり、[[【禁断スター退化】]]型なら自ら除去を当てて《禁断のモモキングダム》を剥がしたりするのもいいだろう。


一番上のカードを墓地に置くのは[[任意]]のため、進化《[[モモキング]]》をそのまま場に残すこともできる。
手札の状況と相談し、相手をこのターンで仕留めきれないなら、[[《アルカディアス・モモキング》]]などの盤面に維持することに意味のある《モモキング》のまま維持するという動きも可能。
とはいえ1枚の進化クリーチャーを踏み倒すだけなら[[《王来英雄 モモキングRX》]]でも可能なことには留意しておきたい。

[[1ショットキル]]性能こそ高いものの、[[能力]]を[[モモキング]][[進化クリーチャー]]に依存しているため拡張性に欠ける。通常の[[進化クリーチャー]]や[[革命チェンジ]]を交えて強化された[[《王来英雄 モモキングRX》]]と比べるとこの点が見劣りする。
//加えて、[[王来篇]]最終弾のカードという事もあってこれ以上の[[進化]][[モモキング]]の追加も望めない。
//↑現段階でそこまで言い切るのは流石に評価を焦り過ぎかと。次のシリーズがどういうテーマで進むのか全容が判明した後で改めて判断するべき。

肝心の[[1ショットキル]]性能も1体の[[クリーチャー]]による連続[[攻撃]]であるため、[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]に非常に弱く安定性に欠けるところがある。同弾の[[《Volzeos-Balamord》]]こそは《未来王龍 モモキングJO》が攻撃を開始するようなターンには合体がまずできていないので直接の影響はないが、その構成カードが[[G・ストライク]]持ちのため、必然的に有効となってしまう[[防御札]]が多い相手に立ち向かうことになってしまう。

5マナから[[1ショットキル]]を仕掛けられるデッキは登場時点の環境では珍しくなく、このカード独自の強みとは言いがたい。

このカードの独自の強みは[[《禁断英雄 モモキングダムX》]][[退化]]による疑似[[サーチ]]+[[コスト踏み倒し]]でも十分な力を発揮できる点だろう。デッキ内の非進化[[レクスターズ]]をこのクリーチャーだけにすれば、確定で[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に仕込むこととなり、あとはこの[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]に1度除去を当てれば、[[コスト踏み倒しメタ]]を貫通して《未来王龍 モモキングJO》を早期着地できる。[[《進化設計図》]]や[[《エボリューション・エッグ》]]で[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]をサーチ→[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]+1[[コスト]]で自分の[[クリーチャー]]を[[除去]]できるカードと組み合わせることで、メタの効きにくい3〜4ターンキルを安定して行うことが可能。


総じて、[[エキスパンション]]の最終弾に多い攻撃に能力を振った性能の[[切り札]]。直近では[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]や[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]が似たようなデザインになっており、冬の風物詩と言っても過言ではなくなってきた。

//とはいえカードパワーが低い訳ではなく、幾度の[[スター進化]]を経て身につけた爆発力はかなりのもの。「[[王来篇]]を総括する[[モモキング]]および[[切札 ジョー]]の[[ファンデッキ]]」としてであれば十分な性能のカードとなっているだろう。
//モモキングダム退化joファンデッキの性能じゃないよ……強すぎだよ。


-この[[シンカパワー]]は[[継続的効果]]であり、[[進化]]や[[退化]]をしても引き継ぎが行われる。効果が切れるタイミングは、攻撃の終わりではなくこのターンの終わりのため、元から[[侵略]]を持つカードとも相性が良い。
--[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]など、[[侵略]][[スター進化]]を巻き込んで進化させれば、除去耐性と[[ワンショット]]性能を兼ね備えることができる。

-攻撃の終わりにトリガーし進化元を増やせる[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]で[[侵略]]して、一番上のカードが非進化の《モモキングJO》という状態で攻撃したら、[[シンカパワー]]の効果を使っても[[再構築]]が発生せず下にあったカードは[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。[[再構築]]は[[進化クリーチャー]]が[[カード指定除去]]をされた場合だけ発生するため。

-「クリーチャーの一番上のカードを墓地に置く」とは、''それがクリーチャー・カードなら[[破壊]]として扱う''。
--そのため、[[ドラゴン]]の[[進化]][[モモキング]]1枚と[[《アクア鳥人 ロココ》]]がそろうと無限攻撃が成立する。[[ジョーカーズ]]で揃えたいなら、[[《テレビジオン》]]と[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]の組み合わせでも成立する。
--[[《フラッシュ・アーマー》]]などで一番上のクリーチャーが破壊されるかわりにとどまっても、墓地に置こうとした事実は残るため、そのクリーチャーのままアンタップする。この[[シンカパワー]]は同一クリーチャーへの付与のため、《未来王龍 モモキングJO》に[[退化]]していなくても連続攻撃が可能な状態は続く。
--他には、連続攻撃するだけならば、《未来王龍 モモキングJO》の攻撃でトリガーする墓地回収カードで充分ではある。1例として、[[《ルナー・クロロ》]]、[[《イモータル・ブレード》]]、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]](と進化モモキング計2枚)などが挙げられる。

-相手のシールドが5つなら、1.《未来王龍 モモキングJO》、2.上に重ねる[[T・ブレイカー]][[モモキング]]or疑似3ブレイクの[[《ボルメテウス・モモキング》]]、3.上に重ねる別の[[モモキング]]or[[《龍装者 バルチュリス》]]or[[侵略]]持ちの3枚でちょうど[[ダイレクトアタック]]になる。
--ただし、[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]で妨害される可能性はもちろん、[[EXライフ]]でシールドが増加・回復して計算が狂うことも考えられる。

-[[《熱血英雄 モモギンガ》]]は設定上[[モモキング]]の[[スター進化クリーチャー]]だが、名前に《モモキング》を持たないため能力で上に置けない。[[アタックトリガー]]と相手ターン中に発動する能力しか持たないため、そこまで相性が良くないのが不幸中の幸いか。
//-ちなみにこのカードは[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]と[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]のように、「JO」の後に「E」が付いてない
//そもそもJoeシリーズはイラストレーターのサインであり、フレーバー的にも名前の一部である《モモキングJO》のケースとは異なる

**アニメ・漫画において [#anime_comic]
-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』で[[切札 ジョー]]が使用する[[キングマスターカード]]。
ジョーを守りたい思いと[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の力の影響で[[禁断]]の力を暴走させてしまった[[モモキング]]が、ジョーの「モモキングと一緒に[[デュエマ]]してバカやれる世界を守りたい」という思いに呼応し、[[《王来英雄 モモキングRX》]]から新たな姿に変化した。
33話~34話の「[[切札 ジョー]]vs[[ハイド]](4回目)」でジョーが初使用。
[[アタックトリガー]]と[[シンカパワー]]で[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]→[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]→[[《アルカディアス・モモキング》]]の順で[[スター進化]]し、連続攻撃を行うも[[G・ストライク]]で攻撃を停止させられる。
その後、返しのターンで[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]に[[バウンス]]されたが、再度召喚され[[《ボルメテウス・モモキング》]]に進化し[[シールド焼却]]とダイレクトアタックを決めた。

**関連カード [#card]
-''PREV''
--[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]

-[[《未来王龍 モモキング》]]
**収録セット [#pack]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](KM1/KM5)(1S/20)(1B/20)

**参考 [#reference]
-[[ジョーカーズ]]
-[[ヒーロー・ドラゴン]]
-[[レクスターズ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[このクリーチャーから進化できる]]
-[[モモキング]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シンカパワー]]
-[[墓地送り]]
-[[アンタップ]]

-[[キングマスターカード]]

-[[【モモキングJO】]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.''《未来王龍 モモキングJO》''の「攻撃する時」の能力で、自分の手札から[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を上に置けますか?
A.いいえ、置けません。「禁断スター進化」を持つクリーチャーは、通常の進化クリーチャーのようにバトルゾーンのクリーチャーの上に置いて出すことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40590]](2021.12.17)

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