#author("2023-05-29T09:20:53+09:00","","")
#author("2023-05-29T09:45:02+09:00","","")
*《&ruby(ライオット){暴走龍}; 5000&ruby(ジーティー){GT};》 [#oe5c2de3]

|暴走龍 5000GT VIC 火文明 (12)|
|クリーチャー:アウトレイジ 12000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|
|すべてのプレイヤーは、パワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーを出すことができない。|

[[DMX-14]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[火]]の[[アウトレイジ]]。

自分の[[墓地]]の[[クリーチャー]]の数だけ自身の[[召喚コスト]]を減らす、[[スピードアタッカー]]の[[T・ブレイカー]]。
[[cip]]で[[サイキック・クリーチャー]]すべてと[[パワー]]5000以下すべてを[[破壊]]し、[[バトルゾーン]]にいる限り[[サイキック・クリーチャー]]の登場と[[パワー]]5000以下の[[召喚]]を[[ロック]]する。

[[cip]]と[[常在型能力]]が組み合わさることで、ほぼ完全に[[サイキック・クリーチャー]]と[[パワー]]5000以下の存在を抹消することができる。[[【オール・イエス】]]のような[[デッキ]]はほぼ何もできなくなり、[[【速攻】]]も大半が沈黙してしまう。

これは、単純に[[バトルゾーン]]を制圧するだけでなく、召喚扱いでバトルゾーンに出ようとする[[S・トリガー獣]]、[[ニンジャ・ストライク]]などの[[防御]]、[[超次元ゾーン]]に依存する[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]の追加効果、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などによる[[サイキック・クリーチャー]]での[[除去]]など、様々な相手の行動を封殺できることを意味する。

非常に強力な[[能力]]を持つ分、[[コスト]]は12とかなり[[重い]]。
しかし、自力で[[コスト軽減]]出来るため、この点はあまり気にならない。[[墓地]]に落ちている[[クリーチャー]]の種類は問わないので、軽減は容易。定番の[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《スクランブル・タイフーン》]]も気軽に利用できる。

//また[[コスト踏み倒し]]に対して何の制限も無いため、
//自身でコスト踏み倒しを制限するカードのほうがレアケースでは。《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》系統ぐらいしか知らない。

踏み倒せるコストに上限はない[[《獰猛なる大地》]]や[[《魔龍バベルギヌス》]]といった[[カード]]で呼び出すのも良いだろう。

[[パワー]]12000の[[スピードアタッカー]]かつ[[T・ブレイカー]]と基本スペックにも優れており、上記の[[cip]]や[[常在型能力]]が意味を成さない状況においても、十分に[[フィニッシャー]]として運用できる。
墓地にカードが多く貯まる中盤から終盤にかけての奇襲性能は強烈で、場合によっては複数体並べることも可能である。
特に終盤での引きが勝敗に直結する[[S・トリガー]]や[[シノビ]]などをほとんど封殺してしまうので、このクリーチャーを複数並べることができたなら勝利はほぼ決まったようなものである。

**ルール [#cb2998ed]
-[[召喚]][[ロック]]は[[基礎パワー>パワー]]を参照するため、[[パンプアップ]]で[[召喚]]できる範囲を広げたり、[[パワー低下]]で狭めたりすることはできない。

-[[オレガ・オーラ]]をプレイする際に、新たに[[GR召喚]]を行うことを選んだ際に[[超GR]]から捲れた[[GRクリーチャー]]がこのクリーチャーの能力でGR召喚できない場合は、オーラは[[バトルゾーン]]に出せなくなり、[[手札]]に残る。

-[[cip]]で[[クリーチャー]]を[[破壊]]する順番は[[サイキック・クリーチャー]]→[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]]である。そのため、[[覚醒リンク]]状態の[[《幻惑の魔手ドン・マシュマロ》]]を[[破壊]]した後、生き残ったもう片方の[[サイキック・セル]]を[[破壊]]する、という芸当も可能。[[《激相撲!ツッパリキシ》]]や[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]の[[パンプアップ]]による[[ウィニー]]の保護も難なく崩せる。特に[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]の場合、[[覚醒]]条件を満たすために、[[《時空の封殺ディアス Z》]]の[[殲滅返霊]]を使っている可能性が高いため、返しの[[ターン]]に出せれば逆転も不可能ではない。&br;ただし、[[《時空の不滅ギャラクシー》]]に関しては[[覚醒]]を促した挙句、この[[能力]]だけでは[[除去]]できない。一応、[[覚醒]]されても[[パワー]]で500勝っているため、討ち取ることは可能。

**他のカード・デッキとの相性 [#o33bdf70]
-相手ばかりではなく、自分も[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]][[召喚]]と、[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す事が制限される。小型を並べられなくなり数で攻めることができず、この[[クリーチャー]]よりパワーの高い[[ブロッカー]]などがいると首を絞めることになってしまう。[[【ミステリー・キューブ】]]など最初から小型などいない[[デッキ]]ならばあまり問題ないが、[[【墓地ソース】]]では墓地肥やしが[[《戦略のD・H アツト》]]といった小型のクリーチャーばかりであるので出しどころも大切。ただ、それを逆手に取り、2体目以降のさらなる[[コスト軽減]]につなげることもできる。

-自他ともに、[[《超次元ガロウズ・ホール》]]を使えば、[[バウンス]]で一時的にサイキック・クリーチャーを出せない効果をキャンセルさせてからサイキック・クリーチャーを出せる。

-流石に[[除去]]に対する耐性はないため、[[S・トリガー]]で[[《デーモン・ハンド》]]等を踏んだり、[[スレイヤー]]等による[[殴り返し]]であっさり沈むこともある。また、通常の[[クリーチャー]]の[[召喚]]ではない[[コスト踏み倒し]]には[[ロック]]が効かないため、相手の[[《獰猛なる大地》]]によって簡単に処理されてしまったり、[[【カウンターマッドネス】]]で逆転される可能性もある。いくら強力だからと言って、その[[カード]]ばかりに頼るのは得策ではないだろう。

-自らのクリーチャーを破壊するという点を利用し、[[ドロン・ゴー]]能力と組ませてみるのも面白いかもしれない。アニメでも[[勝太>切札 勝太]]がこのクリーチャーの能力で[[《武闘龍 カツドン》]]を破壊させ、[[ドロン・ゴー]]で[[《武闘将軍 カツキング》]]を出すという[[コンボ]]を決めている。

-[[名目コスト]]だけは高いため、[[《勝利皇帝 Guy-R》]]の[[∞ソウルシフト]]((通常の[[ソウルシフト]]とも相性は良いが、《暴走龍 5000GT》から進化できる[[ソウルシフト]]持ち[[進化クリーチャー]]は存在しない。))や[[フシギバース]]元に適している。特に[[フシギバース]]は動きの一環として[[墓地]]を溜めるので色以外に構築を歪める要素がない。

-デッキ自体が[[ツインパクト]]を重用する上に、[[ワンショット]]失敗時に一斉殴り返しを受けた際の返し手として優秀なため、[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]にも適している。勿論コスト12と[[ガチンコ・ジャッジ]]に強い点も見逃せない。

**防御札との関係 [#c2fc6307]
#region2(このクリーチャー存在下で[[召喚]]可能な[[防御札]]){{
※以下は更新停止していて、最新の情報が網羅されてない可能性が高いので注意。
//書かれていないものがどれだけあるのか不明。ブロッカーだけでも《「星騎士」 <コロン.Star>》《ジャマリーリョ-S8》《忍封の聖沌 133k3n》が抜けている。

[[S・トリガー]]
-[[《メリー“KEN”バンド》]](基礎[[パワー]]6000)
-[[《暴鼓の猩々》]] (基礎[[パワー]]6000)
-[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]](基礎[[パワー]]7000)
-[[《衰えの影ナイト・エルダー》]](基礎[[パワー]]8000)
-[[《バイナラ童話》]](基礎[[パワー]]8000)
-[[《泥暴医 キドニー》]](基礎[[パワー]]9000)
-[[《Disオウジェノ》]](基礎[[パワー]]9000)
-[[《レレディ・バ・グーバ》 >《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]] (基礎[[パワー]]9000)
-[[《黒神龍クランキーヴィーン》]] (基礎[[パワー]]11000)
-[[《ゼノゼミツ》]](基礎[[パワー]]12000)
-[[《コッツナ》]](基礎[[パワー]]12000)
-[[《幽玄武士オラシオン》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《王龍ショパン》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《記憶の精霊龍 ソウルガルド》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《龍素記号Sg スパゲリア》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《惨事の悪魔龍 ザンジデス》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《熱血龍 メッタギルス》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《緑罠類有毒目 トラップトプス》]](基礎[[パワー]]6000、条件付き)
-[[《悪魔聖霊フンボルト》]] (基礎[[パワー]]6500、条件付き)
-[[《獣軍隊X ゲリラフガン》]] (基礎[[パワー]]7000、条件付き)
-[[《新星!ベルナーレ》]] (基礎[[パワー]]7000、条件付き)
-[[《タマタンゴ・パンツァー》]](基礎[[パワー]]12000、条件付き)
-[[《金色目 ポラリス》]](基礎[[パワー]]18500、条件付き)

[[S・バック]]
-[[《二極 シヴァイーヌ》]](基礎[[パワー]]5500)
-[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]](基礎[[パワー]]9000、条件付き[[スーパーS・バック]])

[[ニンジャ・ストライク]]
-[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]](基礎[[パワー]]5500)
-[[《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》]](基礎[[パワー]]6000)
-[[《裏斬の取引 パルサー》]] (基礎[[パワー]]6000)
-[[《光牙王機ゼロカゲ》]](基礎[[パワー]]7000)
-[[《怒流牙 サイゾウミスト》]](基礎[[パワー]]7000)

//[[G・ストライク]]
//-[[《ミノガミ <サガ.Star>》]](基礎パワー9000、見せた時に表向きにしたレクスターズがパワー5001以上)
//サガStarは召喚ではないので能力には引っかからない(革命0トリガーと同様)
}}

-上記のうちこのクリーチャーを確実に除去できるクリーチャーは[[《ゼノゼミツ》]][[《悪魔聖霊フンボルト》]][[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]のみであり、後者2つは条件付きである。また、このクリーチャーの他に[[ダイレクトアタック]]要員が存在する場合はそちらを先に対処しなければならない。

-上記の様な基礎[[パワー]]の高い[[S・トリガー]]付き[[クリーチャー]]は厳しい条件付きの場合や何らかの[[デメリット]]を抱えている場合が多く、あまり積極的に採用されるものではない。そのため、このクリーチャーは実質的にクリーチャーのS・トリガーを封殺すると言っても過言ではない。

-一方で、[[呪文]]による[[コスト踏み倒し]]や[[革命0トリガー]]は[[召喚]]ではないため、このクリーチャーのロックに引っかからずに使用できる。

**GRクリーチャーとの関係 [#u31b1b61]
[[GRクリーチャー]]にはパワー5000より高い物が殆ど存在しないため、[[超GR]]の[[メタ]]としても有効である。
#region2(このクリーチャー存在下で[[召喚]]可能な[[GRクリーチャー]]){{
-[[《ドドド・ドーピードープ》]](基礎[[パワー]]7000)
-[[《カブXII》]](基礎[[パワー]]12000)
-[[《白皇世の意志 御嶺》]](基礎[[パワー]]25000)
-[[《モニーリャVII》]](基礎[[パワー]]7000)
-[[《ヘルエグリゴリ-零式》]](基礎[[パワー]]8000)
-[[《ホエル・デージェ》]](基礎[[パワー]]7000)
-[[《暗黒の騎士ザガーンGR》]](基礎[[パワー]]7000)
}}

しかも、これらの[[GRクリーチャー]]はほとんどが高パワーの代償に[[デメリット]]を抱えており癖が強いため、採用されるデッキが限られがち。そのため《5000GT》のロックはほぼ確実に[[超GR]]に刺さる事から、一時は[[《ヴォルグ・サンダー》]]の様に商品展開の邪魔と判断され[[殿堂入り]]する事が危惧されていた。

**環境において [#mcb76098]
登場以来[[《百万超邪 クロスファイア》]]とともに[[【墓地ソース】]]のような[[墓地肥やし]]を活用する[[デッキ]]のエースとして活躍している。
これだけのスペックのクリーチャーが小型〜中型程度のコストで登場しつつ[[ウィニー]]を蹴散らし、一瞬でシールドを割って相手を追い詰めるその様は、まさに[[ビクトリー]]に相応しく、非常に高い[[カードパワー]]を持つ[[カード]]と言える。[[エピソード3]]当時[[【オール・イエス】]]系統を始めとして殆どのデッキが[[サイキック]]や[[ウィニー]]をそれなりに採用しており、刺さらないデッキの方が珍しかった。
ただ、[[エピソード3環境]]では、[[打点]]にもなる[[墓地肥やし]]クリーチャーを巻き込んでしまいフィニッシュを自ら遅らせる恐れがあることから、[[【墓地ソース】]]の中にこのカードを不採用とする構築もあった。当時墓地回収も後年ほど充実しておらず墓地肥やしスピードも遅かったため複数体連打するハードルが高く、しかも[[《龍装者 バルチュリス》]]も当然存在していなかったためリーサルを組むのが遅くなりがちであった。そのようなことから採用を見送られることが時にあるのは無理からぬことであった。
それでも、[[【ヒラメキドレーン】]]の[[ソリティア]]が止まったところに宛がうとゲームエンド級の打撃を与えることができた。

[[エピソード3環境]]から[[ドラゴン・サーガ環境]]にかけては[[【ミステリー・キューブ】]]にしばしば投入され、出す手間との比較云々を抜きにして抜群の[[カードパワー]]を持つ[[ファッティ]]として認識されていたと言える。[[墓地肥やし]]系[[デッキ]]相手に[[破壊]]しても、すぐに[[墓地回収]]され、[[【ターボ】]]相手に[[マナ送り]]にしても[[《獰猛なる大地》]]で出されるのがオチであった。一番効くのは[[シールド送り]]であった。特に[[《超次元ガード・ホール》]]は[[ロック]]を解除しつつ[[《時空の封殺ディアス Z》]]を出して相手の[[墓地]]を減らしに行くことができるため、[[超次元]]主体の[[デッキ]]では一番の対策[[カード]]と言えた。

[[革命編]]以降は[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]など強力な[[S・トリガー獣]]が増えたので刺さる相手は多くなっている。しかし、先述のとおり[[革命0トリガー]]の登場もあったため、一概に有効だと言い切れないこともまた1つの事実である。一方で、同じく[[革命編]]で登場した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の弱点である[[《斬隠オロチ》]]への対策として、また[[封印]]解放による[[墓地肥やし]]との相性の良さを買われて[[【レッドゾーン】]]に採用されるケースもあった。一見小型侵略元を多用する【レッドゾーン】とは相性が悪いように見えるが、[[《轟速 ザ・ゼット》]]はこのクリーチャーの存在下でも召喚できる。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が無制限の頃から[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の隠し味として1枚から2枚入るケースもあった。例えば封印から[[クリーチャー]]5体が墓地に落ちていれば7コストで召喚できるため、巨大な[[《単騎連射 マグナム》]]という感覚で[[召喚]]しても悪くない。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[特殊敗北]]能力もこのカードのロック能力によってカバーできるため、比較的安心して[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を禁断解放させて[[ブレイク]]に参加させることができる。[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]殿堂入り後は4枚フル投入されるケースもそこそこ見られるようになった。

[[双極篇]]で[[墓地肥やし]]できる[[ツインパクト]]が続々登場して[[【墓地ソース】]]が大幅強化され、[[超天篇]]で[[《滅亡の起源 零無》]]を取り入れた[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#zerobochi]]が成立。これにより、3ターン目に比較的安定して召喚できるようになった。後述の様にGRクリーチャーに非常に刺さるため、それの[[メタ]][[カード]]としても機能した。

長らく、[[【墓地ソース】]]では主役カードであり[[4枚積み]]が当たり前であったが、[[十王篇]]で新たに構築された[[【アンダケイン墓地ソース】>【アンダケインランデス】#UBochi]]では[[ビートダウン]]する必要がなくなり、[[S・トリガー獣]]をケアするという役割が失われたため、4枚積みされなくなり、最悪1枚も投入されない場合もあった。[[DMBD-18]]終期に流行し始めた[[【グルメ墓地ソース】]]も[[フシギバース]][[クリーチャー]]が主体のためフシギバース元に使われるかサブフィニッシャー扱いされることがざらで、極論[[赤]][[マナ]]として置かれるだけということも。

**その他 [#b9921815]
-後に登場した[[《大魔王 ウラギリダムス》]]も、同様の[[コスト軽減]][[能力]]を持つ。ただしあちらは、「[[シンパシー]]:自分の墓地にあるクリーチャー」という表記となっている。

-[[DASHゴールデンリスト]]に載っていないにもかかわらず、当時トップメタであった[[【獰猛ブラスター】]]との相性の良さ、圧倒的に高い[[カードパワー]]と圧倒的に低い封入率により、発売当初から極めて高額で取引されていた。[[《獰猛なる大地》]]や[[《ホーガン・ブラスター》]]が[[殿堂入り]]して値段はやや落ち着いたが、[[【墓地ソース】]]の[[フィニッシャー]]としてその後も活躍し、市場価格は[[ビクトリー]]の中でもかなり上の方で高止まりしていた。
しかし主な活躍の場であった[[【墓地ソース】]]が[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の殿堂入りによって数を減らし、さらには[[アウトレイジ]]のフィーチャーが終了。再び値段は落ち着くこととなる。
しかし上述の[[禁断]]との相性の良さから[[【レッドゾーン】]]に投入される、[[《一なる部隊 イワシン》]]、[[《爆撃男》]]の獲得によって[[【墓地ソース】]]が環境上位に舞い戻るなどといった状況もあり、再録回数にしてはシングル価格は高い方。基本的に複数枚投入されるという事情もこのカードの一定の需要に繋がっている。

-純粋な[[アウトレイジ]]では唯一の[[ビクトリー]]。[[アウトレイジMAX]]にしても違和感のない豪快な能力である。ちなみに、[[DMX-19]]に収録された新規イラストでは、[[アウトレイジMAX]]ではないのにもかかわらずフルフレーム仕様となっている。

-「ライオット」の意味は「暴動」。「GT」は自動車カテゴリの一種「グランツーリスモ」だろう。ちなみにマセラティ社が制作したスポーツカーに「5000GT」という名前のものが存在する。また、「GT」は greater than (より大きい)の略語として使われることもあり、パワー5000より大きいクリーチャーしか存在を許さないこのカードの特徴を表している。

-イラストをよく見るとスーツとネクタイを身につけている。

-カード名に「龍」という文字があるが、[[アウトレイジ]]のため[[ドラゴン]]ではない。しかし、「龍」という文字があることは、もともとの[[種族]]は[[ドラゴン]]であった可能性がある(アウトレイジはもともと別の[[種族]]から転身した者が多いと推測されている)。
--名前に《龍》とあり、アウトレイジの非ドラゴンには、他には[[《武闘龍 カツドン》]]や[[《反逆龍 5000typeR》>《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]がいる。
---なお、[[《無限超邪 クロスファイア》]]と[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]は「[[アウトレイジ・ドラゴン]]」持ち、アウトレイジとドラゴンの複合にも[[《武闘世代 カツキングJr.》]]など、アウトレイジかつドラゴンの組み合わせは存在自体はしている。ただ、[[《無限超邪 クロスファイア》]]より後に登場した[[《反逆龍 5000typeR》>《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]が非ドラゴンを維持しているのはゲームバランスの都合という事情もあるだろう。

-初登場から暫くの間、テキストの「すべて」の表記が漢字の「全て」となっている唯一のカードだった。
--後の[[DMRP-18]]での再録時についにひらがな表記となった。

-[[墓地の枚数に応じて強化される>《ボルシャック・ドラゴン》]]、[[サイキックおよび小型クリーチャーに対する全体除去>《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]、[[小型クリーチャーの召喚および>《ボルシャック・クロス・NEX》]][[サイキック・クリーチャーを封じる能力>《ボルシャック・ギルクロス・NEX》]]と、何かと[[ボルシャック]]を彷彿とさせる能力を持っている。

//-[[DMX-14]]版の[[フレーバーテキスト]]は、墓地にカードが貯まるほど召喚コストが軽くなるこのクリーチャーの性質を端的に表している。
//おり、死んだ仲間の力を借りて戦場に降り立つヒロイックな内容となっている。
//暴走の2文字のせいでそんなヒロイックでもないような・・・
//「召喚コストが軽くなる」も''端的には''表されていないでしょう・・・

-アニメ「ビクトリーV3」第7話では、芸術家の桜田(声優は津田健次郎氏)が、自身の芸術を認めない社会に対し、この[[クリーチャー]]の武器を使い、最新アート建築を次々と改変していた。浄化後は[[勝太>切札 勝太]]の新たなパートナーの一枚として活躍している。声優は徳石勝大氏で、後に[[《超竜の潮流 コンコルド》]]も担当した。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』第6話の「[[斬札 ウィン]]vs[[うんちく]]」でうんちくが使用。
[[《樹食の超人》]]の[[墓地肥やし]]で[[コスト軽減]]につなげている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#md90e40d]

|暴走龍 5000GT VIC 火文明 (12)|
|クリーチャー:アウトレイジ 12000|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーの召喚コストは、自分の墓地のクリーチャー1枚につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならず、かつこのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|
|バトルゾーンに出た時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|
|誰もパワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出せない。|

[[DMPP-20]]で実装。

登場時の[[カードプール]]では、[[S・トリガー獣]]の封殺性能が抜きん出ている。
特に[[New Division]]では、[[DMPP-20]]時点ではパワー5000超過の[[S・トリガー獣]](自己付与含む)はプレイヤーの攻撃を全く防げない[[《王龍ショパン》]]のみ。[[All Division]]でも[[《腐毒の幻ハンゾウ》]][[《大宇宙シンラ》]][[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]の3枚が加わるのみ。

[[【墓地ソース】>【墓地ソース】 (デュエプレ)]]が流行している間は、往年の[[《アクア・サーファー》]]や[[《霊騎コルテオ》]]などですら延命に役立たない可能性がある。呪文S・トリガーや召喚ではない踏み倒しならすり抜けられるため、火力で破壊されないクリーチャー+[[《DNA・スパーク》]]での耐久に加え、[[《湧水の光陣》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などから[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を出すといった変化球も考える必要が生まれた。
[[【墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]が流行している間は、往年の[[《アクア・サーファー》]]や[[《霊騎コルテオ》]]などですら延命に役立たない可能性がある。呪文S・トリガーや召喚ではない踏み倒しならすり抜けられるため、火力で破壊されないクリーチャー+[[《DNA・スパーク》]]での耐久に加え、[[《湧水の光陣》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などから[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を出すといった変化球も考える必要が生まれた。

お互いへのロック性能が高いことが災いして、使用者側もまともにクリーチャーを召喚できなってしまうリスクもある。

ただし、フィニッシュにサイキック・クリーチャーの依存度が低い[[ビッグマナ]]での運用なら、相手だけ[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などを禁止するカードとして使える。
[[New Division]]なら[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]を軸にしたデッキ、[[【ハングリー・エレガンス】>【アンノウン】 (デュエプレ)]]などが該当する。《暴走龍 5000GT》と[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]を揃えればほぼすべての防御札を無効にしてシールドブレイクできる。

-TCG版の運用ではコスト12という数値はほぼデメリットではなく[[フシギバース]]などである意味メリットとして働いていたが、デュエプレでは[[《母なる大地》]]が[[プレミアム殿堂]]していないため[[名目コスト]]は不都合になる場合もある。とはいえ[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を召喚できる11マナがあれば[[マナ送り]]での増加込みでアクセスできるので組み合わせることは不可能ではない。

**関連カード [#p53383be]
-[[《偽りの名 シャーロック》]]
-[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]
-[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]]
-[[《ブルーバード5000RT》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#bc9a8f2d]
-[[DMX-14]]、[[DMPP-20]](通常版)&br;'''あまたの屍を乗り越え、暴走する。'''
-[[DMPP-20]]([[シークレット>シークレットカード]])&br;'''後悔するがいい。お前の屍は、きっと塵にも残らぬ。'''

**収録セット [#m3823ad9]
***[[デュエル・マスターズ]] [#h4aa835d]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](1/84)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](秘V2/秘V3)(新規イラスト)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V8/V12)
--[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]](G1/G5)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMBD-17 「20th クロニクルデッキ 熱血!! アウトレイジ・ビクトリー」>DMBD-17]](3/14)
-illus.[[shosuke]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](56/80[2013])
-illus.[[田島光二]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](19A/20)(19B/20)
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[プロモーション・カード]](P14/Y16)
--[[プロモーション・カード]](P17/Y16)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#r9a4d33f]
-CV:[[閻子丹]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]([[シークレット>シークレットカード]])

**参考 [#sdae89d4]
-[[アウトレイジ]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト軽減]]
-[[cip]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[除去]]
-[[火力]]
-[[ロック]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ビクトリー]]
-[[【墓地ソース】]]
-[[【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の[[《追憶人形ラビリピト》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分のターン中に''《暴走龍 5000GT》''を召喚した時、「出た時」の能力で[[《追憶人形ラビリピト》]]が破壊されますが、「自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。[[《追憶人形ラビリピト》]]の能力は「召喚した時」にトリガーします。''《暴走龍 5000GT》''を召喚した時点では[[《追憶人形ラビリピト》]]はまだバトルゾーンにいるので、その能力はトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40382]](2021.10.22)

-5つ目の能力について

>Q.自分の墓地に呪文が4枚以上あり、相手の''《暴走龍 5000GT》''がバトルゾーンにいる状況です。自分はGR召喚をする際、[[《P.R.D. クラッケンバイン》]]を表向きにしました。この[[《P.R.D. クラッケンバイン》]]はバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、バトルゾーンに出せません。[[《P.R.D. クラッケンバイン》]]はバトルゾーンにいる間のみ、パワーを修正します。
#region2((総合ルール 206.2a)){{
:206.2a |これらのクリーチャーはバトルゾーン以外の場所において、「+」や「-」の修正を受ける前の数値のパワーを持つものとして扱います。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41272]](2022.5.20)

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