#author("2021-07-23T12:57:31+09:00","","")
*《&ruby(あんこくおう){暗黒凰};ゼロ・フェニックス》 [#md3275c0]

|暗黒凰ゼロ・フェニックス SR 闇/火文明 (7)|
|進化クリーチャー:フェニックス 11000|
|進化V:自分の闇のクリーチャー1体と火のクリーチャー1体を重ねた上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、相手は自分自身の手札を2枚選んで捨てる。その後、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。|

[[DM-27]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[進化V]][[フェニックス]]。

その姿は[[《暗黒王デス・フェニックス》]]を髣髴とさせ、そちらに由来する[[ブレイク置換効果]]による[[シールド焼却]]能力と、[[離れた時]]に2枚ずつの[[ハンデス]]と[[ランデス]]を行う強力な[[能力]]を持つ。

[[進化クリーチャー]]なので[[召喚酔い]]のタイムラグがなく、[[シールド焼却]]能力を最大限に活かすことができる。

また[[離れた時]]に、相手の[[手札]]と[[マナゾーン]]のカードを2枚ずつ[[墓地送り]]にできる。本家と同じく、一度[[バトルゾーン]]に出すことができればかなりの[[アドバンテージ]]を奪えるだろう。
[[ランデス]]もできるので、相手の状況によって[[腐る]]ことがほぼ無い点も評価できる。
もし能動的にバトルゾーンから離したい場合は[[《愛されし者 イルカイル》]]との併用が望ましい。その場合、進化元は状況によって実質ノーコストになる[[《赤龍喚士・ソニア》]]を使うことで毎ターン自身を[[着地]]させる余裕を作るのがベター。(>[[【イルカゼロ・フェニックス】>【ゼロ・フェニックス】#p4b3998e]])

[[進化元]]が[[闇]]と[[火]]の[[クリーチャー]]1体ずつと、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と比較して格段に[[召喚]]しやすくなっているのも利点。[[《解体人形ジェニー》]][[《腐敗無頼トリプルマウス》]][[《カモン・ピッピー》]]など、一仕事終わった[[cip]]クリーチャーを[[進化元]]にできるのはかなりの強み。

総じて[[フィニッシャー]]として非常に強力であり、[[【除去コントロール】]]や[[【クリーチャーコントロール】]]には合う。また、[[進化クリーチャー]]であることから[[ビートダウン]]性の高いデッキでも活躍が望める。

[[専用デッキ]]に関しては「[[【ゼロ・フェニックス】]]」を参照のこと。

-[[離れた時]]の[[ハンデス]]は、相手の[[セルフハンデス]]で、かつ[[強制]]であることに注意。[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]など、新しいタイプの[[マッドネス]]も出ているのでより警戒が必要だろう。逆に[[ランデス]]はこちらが選ぶ上に枚数までも[[任意]]である。よほどのことがない限り上限まで[[ランデス]]されることから、こちらに特別注意が払われることはまずない。

-複数体の[[サイキック・クリーチャー]]を出せる[[超次元]][[呪文]]とは相性がよく、一度に2体の[[進化元]]を確保しつつ[[アドバンテージ]]も得る事ができる。特に[[マナカーブ]]がきれいにつながる[[《超次元フェアリー・ホール》]]とは好相性。

-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]に比べて重いものの、やはり誤算の少ない[[ランデス]][[能力]]が強く、活躍機会はこちらのほうが多いだろう。また、[[進化]]条件が同じ[[カード]]に[[《闘流星ナイトスクリーマー》]]があるが、あちらは[[制圧]]向きであり、[[制圧]]後の[[フィニッシャー]]として強力なこちらとは使い方が異なる。

-[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]と対になるカードとしてデザインされている。あちらと比べると攻撃的だが、[[パワー]]はあちらの方が2000高い。これは[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]のパワー差と同じ。

-[[種族]]は[[フェニックス]]だが、[[カードイラスト]]を見る限り人型である。[[進化GV]]のフェニックス達もそうだが、DMの世界のフェニックスは「鳥とは限らない神聖な生物」として捉えるのが好ましいようだ。

-イラストに描かれている剣は[[《神滅竜騎ガルザーク》]]に刺さっている剣によく似ている。[[《暗黒王デス・フェニックス》]]も[[《神滅竜騎ガルザーク》]]と接点があったため、何らかの関連性が窺える。

-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]の「暗黒『王』」に対し、このカードも読みは同じ「おう」だが漢字は「凰」。紛らわしいので注意。

-非常に珍しいことに、[[DMEX-08]]で再録された際は[[スーパーレア]]であるにも関わらず枠がフルフレームになっておらず、どちらかといえば[[ベリーレア]]のそれに準ずる仕様となって収録されている。同じケースに[[《呪縛の剣豪バロスト》]]や[[《五連の精霊オファニス》]]がある。

-ゼロ(Zero)は元になった[[デス(死)>《暗黒王デス・フェニックス》]]を准えて「無」。また[[インフィニティ(∞)>《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]の対の意味にもなる。

-漫画「FE」の最終決戦において、[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]を破られた[[ザキラ]]の真の[[切札]]として[[《破壊神デス》]]と[[《ゴッド・ルピア》]]を[[進化元]]に登場。[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]を両断した後、[[勝舞>切札 勝舞]]の最後の[[シールド]]を[[ブレイク]]した。漫画第一部のボスクリーチャー[[《暗黒王デス・フェニックス》]]を思い起こさせる、FEのラストを締め括った敵[[クリーチャー]]。[[勝舞>切札 勝舞]]からは「最強の[[フェニックス]]」と称された。

-[[背景ストーリー>極神編背景ストーリー]]では、神々との戦いの中で次々に敗れ去っていく[[闇]]が、秘術により[[《暗黒王デス・フェニックス》]]を復活させた姿。[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]との死闘の末、互いに力尽き倒れた。(聖拳編でも[[《暗黒王デス・フェニックス》]]を含めた五つの王がラスボスとなっているため、このクリーチャーは二度目のラスボスを務めることとなる。)
-なお、[[デュエル・マスターズ プレイス]]版[[《ラスト・バイオレンス》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、プレイス世界では[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]とゼロ・フェニックスは相討ちにならずゼロ・フェニックスが敗北し、ボルフェウス・ヘヴンは生存している。生き残ったボルフェウス・ヘヴンは[[《星龍パーフェクト・アース》]]を創り出したようだ。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ya41da1c]
|暗黒凰ゼロ・フェニックス SR 闇/火文明 (7)|
|進化クリーチャー:フェニックス 11000|
|進化V-自分の闇のクリーチャー1体と火のクリーチャー1体|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。|
|バトルゾーンを離れた時、相手の手札をランダムに2枚捨てさせる。その後、相手のマナゾーンからランダムなカードを2枚墓地に置く。|
|自分のターン開始時、このクリーチャーが自分の墓地にあり、バトルゾーンに自分の闇のクリーチャーと火のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。|

メイン能力であった[[離れた時]]能力のセルフハンデスとランデス効果が、それぞれランダムに変わった。前者は強化だが、後者は弱体化である。

そして転生前である[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と同様にターン開始時に墓地で発動する能力を新たに獲得しているが、条件が闇のクリーチャーと火のクリーチャーに緩和された上に、ノーコストで''[[リアニメイト]]''が可能となった。

確実に落とせる[[《ロスト・チャージャー》]]経由の4ターン目始動が現実的なラインだが、以下の方法であれば最速3ターン目での進化が可能となる。
-1ターン目にコスト1の火のクリーチャーを出し、2ターン目に[[《竜音のゼクス》]]/[[《妖蟲麗姫ドナ》]]/[[《封魔ロノヴェル》]]召喚してこれらの能力で《暗黒凰ゼロ・フェニックス》を墓地へ落とす。
-2ターン目にコスト1の火のクリーチャーを出してから[[《怨念怪人ギャスカ》]]を出し、手札の《暗黒凰ゼロ・フェニックス》を墓地へ落とす(初期手札に《ゼロ・フェニックス》があること前提)

また、場を離れた際に起きる2枚ランデスも序盤に発動させれば勝敗を決しかねない。早期リアニメイトに成功したらすかさず[[《のろいとテラーの贈り物》]]などで場を離れさせるのも手。
[[《百発人形マグナム》]]や[[《エクストリーム・クロウラー》]]を使って複数回の[[ハンデス]]と[[ランデス]]で相手をボロボロにするコントロール型のデッキも考えられる。

最速着地を狙わなくとも[[cip]]を使い切った適当な[[闇]]と[[火]]のクリーチャーなどから進化できるというTCG版の利点は据え置きであるため、この2色が多く投入されているデッキであれば幅広く採用を検討できる。
試合の中盤~終盤には勝手に[[リアニメイト]]の準備が整っていることも多いので、何らかの手札交換手段があるなら高めのマナコストも気になりづらい。

直接盤面に干渉する能力を持たないため小型ブロッカーで時間稼ぎをされてしまう点は[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と同様。
ただし[[離れた時]]能力が[[ハンデス]]のみだった[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と異なり[[ランデス]]を有しているため、最小限の被害で除去する難易度が跳ね上がっている。
[[《アシガ・ルピア》]]で[[シールド焼却]]によりシールドの個数を減少させないようにする、[[《光波の守護者テルス・ルース》]]を出しながらハンデスされても痛くない手札にして除去をする、延々と[[チャンプブロック]]できる[[《アクア・リバイバー》]]で時間稼ぎする程度でしか対策にならない。

-コストはそのままなので、[[《ロスト・チャージャー》]]で[[山札]]から直接[[墓地]]に落としやすい。低速なコントロールデッキなら、コスト7で素出しも十分狙える。

-リアニメイトは[[任意]]なのでクリーチャーの頭数を減らしたくないときはリアニメイトしなくてもよい。

-「自分の闇のクリーチャーと火のクリーチャーがあれば」は、闇/火の多色1体では解決は始まらない((https://youtu.be/GiJGqz5GIiM?t=4705))。
//--余談だが、最後の能力を処理通りにするには「自分の闇のクリーチャーと、それとは他の火のクリーチャー」である必要がある。[[《暗黒王デス・フェニックス》]]でも、「バトルゾーンに自分のドラゴンとファイアー・バードがあれば」というテキストで[[《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》]]1体で誘発する。
//誘発はするけど進化元がいないから出ない訳でテキストに不備はないと思います

-墓地でトリガーする《暗黒凰ゼロ・フェニックス》は、バトルゾーンでトリガーする「自分のターン開始時」より後で自動的に解決されようとする。そのため、[[《華憐妖精ミンメイ》]]など、自分のターン開始時にクリーチャーを出す効果を持つカードを使えば、闇と火が1体ずつ揃う瞬間を見計らって出すことができる。

**関連カード [#x674d4c5]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-[[《神滅竜騎ガルザーク》]]
-[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]
-[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]

***背景ストーリーのラスボス [#f313bcac]
-''Prev'':[[不死鳥編>不死鳥編背景ストーリー]]
--[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]

-''Next'':[[戦国編>戦国編背景ストーリー]]
--[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#bd4f3481]
-[[DMPP-09EX]]&br;'''世界に終わりなき暗黒を。神の恩寵を受けた忌々しき[[超聖竜>《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]を葬り去るべく、暗黒凰は、決戦の地にて宿敵を待つ。'''
-[[DMPP-09EX]](シークレット)&br;'''「見せてくれよ!最高にアツいお前のデュエルを!」――火の守護者 [[グレン]]'''
**収録セット [#u2eab416]
***[[デュエル・マスターズ]] [#g80fcc34]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]]
--[[DMC-48 「HEROES PACK(ヒーローズ・クロス・パック) ザキラ編」>DMC-48]](新規イラスト)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](155/???)
--[[プロモーション・カード]](P14/Y9)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#lc28c935]
-illus.[[hippo]]
-illus.[[アートアンフ]](シークレット)
--[[DMPP-09EX「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#dd01c682]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[進化V]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[置換効果]]
-[[墓地]]
-[[シールド焼却]]
-[[離れた時]]
-[[ハンデス]]
-[[ランデス]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[【ゼロ・フェニックス】]]
-[[【黒赤ゼロ・フェニックス】 (デュエプレ)]]

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