#author("2019-03-09T20:00:11+09:00","","")
*《&ruby(じくう){時空};の&ruby(けんかや){喧嘩屋};キル》 [#y45af1a8]

|時空の喧嘩屋キル UC 火文明 (2)|
|サイキック・クリーチャー:ヒューマノイド 1000|
|相手のターン中、相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、自分のサイキック・クリーチャーが手札に戻される時、そのクリーチャーは手札に戻されるかわりにバトルゾーンにとどまる。|
|覚醒−自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分のパワー6000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。|
|BGCOLOR(white):覚醒後⇒[[《巨人の覚醒者セツダン》]]|

[[全制覇挑戦パック Vol.2]]で先行登場し、[[DM-37>DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]に収録された[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[ヒューマノイド]]。

[[覚醒]]すると[[《巨人の覚醒者セツダン》]]となる。

相手[[ターン]]中のみだが、自分の[[サイキック・クリーチャー]]は相手の[[呪文]]と[[クリーチャー]]による[[バウンス]]に耐性を得る。

[[サイキック・クリーチャー]]は[[バウンス]]で簡単に[[除去]]されてしまうのが欠点だが、これを出しておくだけでその隙を簡単にカバーできる。[[《ドンドン吸い込むナウ》]][[《スパイラル・ゲート》]][[《アクア・サーファー》]]などは採用率が高いため、それらに対する[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]となるだろう。

[[覚醒]]条件もそれなりに緩く、前の[[ターン]]で[[パワー]]6000以上の[[クリーチャー]]を出しておけば次の[[ターン]]には[[パワー]]5000の[[W・ブレイカー]]が2体並ぶことになる。[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]や[[《ヴォルグ・サンダー》]]などの手軽に出せる[[サイキック・クリーチャー]]でもいいので、条件を満たすことは容易。

サイキック・コストが「2」である点もこの[[カード]]の利点。
[[《超次元ボルシャック・ホール》]]などの「[[コスト]]の合計が5以下になるように選び〜」という[[超次元]][[呪文]]ならば一気に2体[[バトルゾーン]]に出すことができる。
[[《超次元ガイアール・ホール》]]ならば[[コスト]]6までのクリーチャーと併せて出すことができるため、[[パワー]]6000の[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]や[[《流星のフォーエバー・カイザー》]]とともに出すことで[[覚醒]]条件を満たせる上、そちらに対しても[[バウンス]]耐性を付加することになるため、非常に効果的。

強いて言えば、[[パワー]]が1000と低いのが弱点。[[《ローズ・キャッスル》]]や[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]などの[[パワー低下]]や[[火力]]に引っ掛かってしまうので注意。
また[[《希望の親衛隊ファンク》]]はこのクリーチャーはもとより、[[覚醒]]後の[[《巨人の覚醒者セツダン》]]でさえも生き残ることができなくなる天敵である。
ただし、それを差し引いても優秀な[[サイキック・クリーチャー]]であることには変わらない。[[バウンス]]の対策から手軽な打点の確保まで、器用な働きをこなしてくれるだろう。

-この[[クリーチャー]]の[[バウンス]]耐性は、あくまで[[呪文]]と”[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]”しか適用されないので、[[《タイフーン・バズーカ》]]や「[[破壊]]された時」の[[pig]][[能力]]、「場を離れた時」などの[[能力]]による[[バウンス]]は防げない。また状況は少ないが、自分の[[カード]]による[[バウンス]]にも耐性を持たず、相手の[[cip]]であっても[[《カビパン男》]]などの[[常在型能力]]による[[パワー低下]]のせいで[[解決]]のタイミングで[[バトルゾーン]]にいない場合も防ぐことはできない。

-[[《時空の雷龍チャクラ》]]など、[[パワー]]6000未満の[[サイキック・クリーチャー]]が[[ターン]]のはじめに[[覚醒]]して[[パワー]]6000以上になった場合、この[[クリーチャー]]も[[覚醒]]できる。この[[クリーチャー]]の[[覚醒]]は[[トリガー能力]]であり、[[トリガー能力]]の[[解決]]する順番は[[プレイヤー]]が自由に選択できるためである。
--ただし、[[《超時空ストーム G・XX》]]が[[ターン]]開始時に出ても[[メテオバーン覚醒]]はできない。これは、《ストーム G・XX》が[[ターン]]開始時に[[バトルゾーン]]に存在していなければ、そもそも[[トリガー能力]]が誘発しないためである。

-[[バウンス]]に頼ることの多い[[青単]]は、これを出されるだけで[[サイキック・クリーチャー]]に対する[[除去]]手段を大きく制限されることとなる。

-余談だが、この[[バウンス]]耐性は、[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]への[[メタ]]として作られた、と[[開発チーム>Wizards of the Coast]]は語っている。&br;とはいっても覚醒前のこの状態だと、[[ニンジャ・ストライク]]であっさり退場してしまう。
//参考:月刊ゲームジャパン2010年12月号

-名前の由来は、喧嘩というフレーズや覚醒後のことも考えると「切る(キレる)」からであろう。

**[[サイクル]] [#p3af360a]
[[DM-37>DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]の[[アンコモン]]低[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]]サイクル。[[闇]]には存在しない。
-[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]
-[[《時空の踊り子マティーニ》]]/[[《舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》]]
-''《時空の喧嘩屋キル》''/[[《巨人の覚醒者セツダン》]]
-[[《時空の探検家ジョン》]]/[[《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》]]

**関連カード [#oa11b19b]
-[[《喧嘩屋タイラー》]]

**収録セット [#v6323ecf]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]
--[[DMX-02 「デッキビルダーDX ハンター・エディション」]]
--[[全制覇挑戦パック Vol.2]](P29a/Y9)

**参考 [#u05a1dfa]
-[[ヒューマノイド]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[バウンス]]
-[[置換効果]]
-[[覚醒]]
-[[パワー6000以上]] 

-[[キルヤヌス]]