#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(せいりゅう){星龍};の&ruby(きおく){記憶};》 [#p08f44ae]

|星龍の記憶 R 光文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|次の自分のターンの終わりまで、自分の手札に加えるシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。|

[[DM-29]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

2[[ターン]](自分のターンに唱えて相手のターンも含めれば最長3ターン)の間、自分が[[手札]]に加える[[シールド]]全てに[[S・トリガー]]を[[付与]]する。

自分の[[シールド]]が全て[[S・トリガー]]になるので、単純に[[【速攻】]][[デッキ]]相手には[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]になる。[[コスト]]3と[[軽い]]ため[[手打ち]]もしやすい。
それ以外の[[デッキ]]に対してもかなりの牽制になるため、[[シールド]]の[[ブレイク]]をためらわせることができる。

また、自分の[[シールド]]を能動的に[[手札]]に加える[[カード]]との組み合わせによって、[[S・トリガー]]で大量に[[コスト踏み倒し]]を行う[[コンボ]]も考えられる。

「次の」自分のターンの終わりまで持続するため、かなり[[効果]]が長い。
それを利用して「[[《エメラル》]]で[[《インビンシブル・テクノロジー》]]を仕込む→3ターン目にこれを詠唱→4ターン目に[[《暴発秘宝ベンゾ》]]で仕込んだシールドを起爆」など、様々な小細工を弄することができる。

何より、他のコンボ向けカードとは違って4枚入れても[[S・トリガー]]であるためにデッキの戦闘力が極端に落ちないのが利点である。

[[ルール]]がかなり複雑なので、使用の際は以下の記述に目を通しておきたい。

**ルール [#pe74115e]
-《星龍の記憶》を唱えたあとに新たに1枚の[[シールド]]として加えられた[[カード]]には[[S・トリガー]]は[[付与]]されない。これは[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]の[[トリガー能力]]が今[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]のみを対象にするのと同様である。

-《星龍の記憶》の対象となっている[[シールド]]に[[シールド・プラス]]で枚数が増やされた場合、その[[シールド]]に含まれる[[シールドカード]]全体が[[S・トリガー]]を得る。

-[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]の[[cip]]で複数の[[シールド]]を[[手札]]に加える場合、それらは同時に[[手札]]に加えられるという裁定である。よって、最初に《星龍の記憶》を唱え、元々[[S・トリガー]]でなかった残りの[[カード]]を[[S・トリガー]]として使うという[[プレイング]]は出来ない。

-[[シールド・プラス]]された[[シールド]]が[[ブレイク]]された場合も上と同様で、[[シールド]]を構成していた[[カード]]は全て同時に[[手札]]に加わるという扱いである。よって、元々[[S・トリガー]]でない[[カード]]を[[S・トリガー]]として使いたい場合は、前もって《星龍の記憶》を唱えておく必要がある。

-[[クロスギア]]を[[S・トリガー]]化した場合、[[ジェネレート]]のみを[[コスト踏み倒し]]で行うことができる。

-《星龍の記憶》の対象になってる[[シールド]]とそうでない[[シールド]]が混ざっている状況下で[[《冥界の手》]]を唱えた場合、どこに位置していた[[シールド]]が[[S・トリガー]]を得ていたか、どの[[シールド]]が何枚の[[シールドカード]]で構築されていたかをすべて確認した上で[[シールドカード]]すべてを[[シャッフル]]し、[[シールド]]を先ほどと同じ状況になるように再構築する。[[S・トリガー]]を得ていた位置に配置された[[シールドカード]]は[[S・トリガー]]を得る。

**その他 [#sc8d8bda]
-2009年9月10日の裁定変更以前は、[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]で同時にシールドをの開ける、シールドプラスで複数枚のカードが束ねられたシールドがブレイクされるなどで複数枚のカードがシールドゾーンから手札に加わるとき、[[シールド]]の中にこの[[カード]]が含まれていれば、これを最初に唱えることにより、[[ブレイク]]されたカードを[[S・トリガー]]として全弾発射するという豪快な[[コンボ]]が実現できることになっていた。既に述べた通り、現在の[[ルール]]では不可能なので注意。

-一時期は[[【星龍マーシャル】]]の[[キーカード]]として騒がれたが、度重なる[[エラッタ]]によって、この[[カード]]を利用する[[コンボ]]は安定性がかなり下がってしまった。

-この呪文の効果が発動している最中にシールドをブレイクするのはまさに自殺行為と言える。そのため牽制手段としてもかなり優秀。また[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]で[[《ファントム・ベール》]]と共に[[撃つ]]コンボも存在する。

-この[[カード]]を見るとつい[[ファッティ]]を豪快に[[コスト踏み倒し]]する[[コンボ]]を考えたくなるが、わざわざこの[[カード]]を使わなくても、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で大型[[ブロッカー]]を[[コスト踏み倒し]]できるということは心に留めておきたい。
--少なくとも、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]を使うだけならば普通に[[【ヘブンズ・ゲート】]]を組むだけでも十分に強力である。

-相手が自分を攻撃した際、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]存在下で[[《怒流牙 佐助の超人》]]の[[ニンジャ・ストライク]]を発動すれば、《怒流牙 佐助の超人》の[[ディスカード]]によって《龍装艦 チェンジザ》の呪文踏み倒しが発動し、不意に唱えられる。事前に唱えるとブレイクを相手が控えてしまうという難点はある意味では解消された。

-[[バトルゾーン]]に相手の[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]がいると、強制[[ブレイク]][[能力]]で[[シールド]]の[[呪文]]を連鎖的に[[唱える]]事が可能となる。

-[[DM-29]]での[[フレーバーテキスト]]の「星龍」とは[[《星龍パーフェクト・アース》]]のこと。[[《星龍グレイテスト・アース》]]の方の記憶はどこへいってしまったのだろうか。

-アニメ「クロス」にて[[白凰]]が[[イエスマン>Y(イエスマン)]]戦で使用。[[《奇跡の精霊ミルザム》]]によって重ねられたシールドの3枚で発動。残りのシールドを全て[[S・トリガー]]にし、白凰の逆転のチャンスを作った。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[ヨミ]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《無法秘伝 悪・即・斬》]]と[[《武闘将軍 カツキング》]]の[[コンボ]]による[[シールド]][[ブレイク]]を逆に利用した。

**関連カード [#w6ca9167]
-[[《星龍パーフェクト・アース》]]
-[[《ピュアガゼルスター》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル》]]
-[[《純白の翼 キグナシオン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r53644f5]
-[[DM-29]]&br;'''[[星龍>《星龍パーフェクト・アース》]]は星へと還り、その後には記憶だけが残った。'''
-[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]&br;'''[[星龍>《星龍パーフェクト・アース》]]が残していった記憶は、[[様々な問題>エラッタ]]を引き起こした。'''
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''これより[[タイムストップデュエル>《時の革命 ミラダンテ》]]を開始する。 ---[[ルシファー]]'''


**収録セット [#h85fe85c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[D-Suzuki]]
--[[DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」>DM-29]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]([[ヒーローズ・カード]])

**参考 [#d062b536]
-[[S・トリガー]]
-[[ターン]]
-[[シールドカード]]
-[[付与]]
-[[【星龍の記憶】]]
--[[【星龍マーシャル】]]
--[[【暴発ミルザム】]]

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