#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
#author("2023-12-09T12:09:39+09:00","","")
*《&ruby(はやうちにんぎょう){早撃人形};マグナム》 [#xf898fda]

|早撃人形マグナム UC 火文明 (4)|
|クリーチャー:デスパペット/エイリアン 3000|
|スピードアタッカー|
|いずれかのプレイヤーが、マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。|

[[DMR-07>DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」]]で登場した[[火]]の[[デスパペット]]/[[エイリアン]]。
[[DMR-07]]で登場した[[火]]の[[デスパペット]]/[[エイリアン]]。
[[コスト踏み倒し]]の[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として有名な[[《百発人形マグナム》]]の[[転生]]版。

[[《百発人形マグナム》]]と同じく[[コスト踏み倒し]]を規制する[[カード]]。こちらは[[火]][[文明]]かつ[[スピードアタッカー]]を持っているため[[ビートダウン]]向けの[[スペック]]となっている。

[[【赤単速攻】]]や[[【ガネージャビート】]]など、[[火]]の入る[[ビートダウン]]にとっては救世主のような一枚。
これを立てておくだけで、天敵となる[[《ヘブンズ・ゲート》]]や、その他多くの[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]を封じることができる。

[[【ヘブンズ・ゲート】]]などの[[デッキタイプ]]にぶつかった際は、このカードを生き残らせることが[[デュエル]]の勝敗に直結する。[[スピードアタッカー]]持ちではあるが、場合によっては[[殴り返し]]を避けるために[[アンタップ]]状態を堅持する[[プレイング]]も必要である。

[[ビートダウン]]における戦力としては非常に有効なので、うまく活用したい。

「デュエル・マスターズ グランプリ-1st」で3位入賞した、[[【ギフトカモン】]]に寄せた[[【グレンモルト】]]に3枚投入されたことを始めとして、大会で少なからずの実績を残している。

[[《単騎連射 マグナム》]]の登場以降採用率が劇的に低下したが、あちらが[[殿堂入り]]すると[[【ビートジョッキー】]]においてはあちらの採用を見送ってこちらを4枚投入するケースも見られるようになった。

**ルール [#ka9b654d]

-本家と同じく使用者自身にも[[効果]]は及ぶ。&br;例を挙げると、【赤単速攻】での[[《デュアルショック・ドラゴン》]]などとは相性が悪いので、使用の際はそういった点も考慮してデッキを構築する必要がある。&br;一方、上記の通りクリーチャーのコスト踏み倒しにしか反応しないため、[[《フレイムランス・トラップ》]]などを普通に使用できるのは利点といえる。

-[[トリガー能力]]は[[アクティブ・プレイヤー]]→非[[アクティブ・プレイヤー]]の順に解決されるため、例えば[[コスト踏み倒し]]で[[自壊]][[サイクル]]を出した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]がどちらかによって起こる結果が変わってしまう。&br;仮に《マグナム》の[[攻撃]]で[[《アクア・バースター》]]の[[シールド]]がめくれた場合、[[アクティブ・プレイヤー]]の《マグナム》の[[能力]]が優先されて、《バースター》は[[自壊]]できずに[[破壊]]されてしまう。&br;逆に、《バースター》を[[《インフェルノ・サイン》]]などで自分の[[ターン]]中に出した場合は、《バースター》の処理が優先されて、[[自壊]][[能力]]を[[解決]]できる。
-[[トリガー能力]]は[[ターン・プレイヤー]]→非[[ターン・プレイヤー]]の順に解決されるため、例えば[[コスト踏み倒し]]で[[自壊]][[サイクル]]を出した場合、[[ターン・プレイヤー]]がどちらかによって起こる結果が変わってしまう。&br;仮に《マグナム》の[[攻撃]]で[[《アクア・バースター》]]の[[シールド]]がめくれた場合、[[ターン・プレイヤー]]の《マグナム》の[[能力]]が優先されて、《バースター》は[[自壊]]できずに[[破壊]]されてしまう。&br;逆に、《バースター》を[[《インフェルノ・サイン》]]などで自分の[[ターン]]中に出した場合は、《バースター》の処理が優先されて、[[自壊]][[能力]]を[[解決]]できる。

-''破壊する[[クリーチャー]]が[[コスト踏み倒し]]で出たクリーチャーに限定されている''ため、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]][[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や使用済みの[[cip]]持ち[[クリーチャー]]などがいる場合でも問題なく踏み倒された[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる。&br;その点は本家[[《百発人形マグナム》]]より優秀だが、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]][[《光器パーフェクト・マドンナ》]]を置いて自分だけ[[コスト踏み倒し]]を行う、などといった[[コンボ]]は不可能になっている。

-[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]の[[能力]]により、[[代替コスト]]で[[召喚]]した場合、[[マナ]]が生み出されたことにならないので[[コスト踏み倒し]]となる。しかし、「マナゾーンのカードをタップしてクリーチャーが出た」ことには変わらないので、COLOR(blue){''《マグナム》は誘発しない。''}
-[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]や[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]の[[能力]]により、[[代替コスト]]で[[召喚]]した場合、[[マナ]]が生み出されたことにならないので[[コスト踏み倒し]]となる。しかし、「マナゾーンのカードをタップしてクリーチャーが出た」ことには変わらないので、COLOR(blue){''《マグナム》は誘発しない。''}

-[[《ベイB ジャック》]]の[[能力]]により、[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]のみから[[マナ]]を生み出して[[召喚]]した場合、[[マナ]]は生み出されているので[[コスト踏み倒し]]とはならない。しかし、「マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーが出た」ことには変わらないので、COLOR(blue){''《マグナム》は誘発する。''}
-[[《ベイB ジャック》]]や[[《蛙跳び フロッグ》]]や[[《極楽鳥》]]の[[能力]]により、[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]のみから[[マナ]]を生み出して[[召喚]]した場合、[[マナ]]は生み出されているので[[コスト踏み倒し]]とはならない。しかし、「マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーが出た」ことには変わらないので、COLOR(blue){''《マグナム》は誘発する。''}

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**環境において [#s70f34ca]
登場当時はサイキックの使用が盛んであったため評価はマチマチであった。それでも、この[[クリーチャー]]を活かすために[[フルクリーチャー]]に仕上げた[[【ラムダビート】]]が使われるなど、一定の需要があった。当時[[《フェアリー・ギフト》]]が無制限であったため実質2[[コスト]]で[[スピードアタッカー]]の[[コスト踏み倒しメタ]]として使うことができ、4コストというのはコスト踏み倒しメタとして寧ろ[[軽い]]ぐらいであった。

[[【メルゲループワンショット】]]の全盛期においては、自身の能力で寧ろ[[友情コンボ]]が生まれてしまうということで、あまり評価されなかった。

それが、自身の能力で阻害されない[[ドラグハート・ウエポン]]が登場すると、前のめりな[[ビートダウン]]型の[[【グレンモルト】]]に採用されるようになった。実際、「デュエル・マスターズ グランプリ-1st」で3位入賞した、[[【ギフトカモン】]]に寄せた[[【グレンモルト】]]に3枚投入されたことを始めとして、大会で少なからずの実績を残している。

[[《単騎連射 マグナム》]]の登場以降採用率が劇的に低下したが、あちらの[[殿堂入り]]後に初期型の[[【赤単ブランド】]]においてあちらの採用を見送ってこちらを4枚投入するケースも見られた。

[[【メルゲドッカンデイヤー】]]の現役時代はそちらにおけるループパーツとして使われた。GRを使うビートダウン系に対する牽制にもある程度はなった。

**その他 [#sb7b7951]
-本家[[《百発人形マグナム》]]との違いは、パワーが3000なので[[《超次元ボルシャック・ホール》]]で焼かれたり、クリーチャー以外の[[コスト踏み倒し]]には反応しないこと。

-[[火]]の[[クリーチャー]]を[[コスト軽減]]する[[《一撃奪取 トップギア》]]の登場で、[[【速攻】]]でも3[[ターン]]目に出しやすくなった。

-[[【速攻】]]、[[ビートダウン]]に入れても強いが、[[サイキック・クリーチャー]]である[[《ガイアール・カイザー》]]は当然使えなくなってしまう。使うのであれば、詰めに[[召喚]]すると奇襲性が高まる。

-[[エピソード2]]のデスパペットだが、[[《鬼人形ボーグ》]][[《鬼人形ブソウ》]]らの属する「鬼人形」一派ではないようだ。&br;[[種族]]に[[ハンター]]を含んでいない事が要因だと思われるが、結果として鬼人形は上記の2体のみという中途半端な結果に終わってしまった。

-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]に収録されたバージョンは、一世を風靡した「ミニ四駆」との[[コラボカード]]になっており、[[こしたてつひろ]]氏が描く主人公の1人「星馬豪」と彼の使用マシンである''マグナム''(サイクロンマグナム)が描かれている。
--もっとも、マグナムのテーマカラーが赤ではなく青である。
-[[DMX-22]]に収録されたバージョンは、一世を風靡した「ミニ四駆」との[[コラボカード]]になっており、[[こしたてつひろ]]氏が描く主人公の1人「星馬豪」と彼の使用マシンである''マグナム''(サイクロンマグナム)が描かれている。
--もっとも、マグナムのテーマカラーは赤ではなく青である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#heecf1c3]
[[DMPP-22]]で実装、[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

-本家[[《百発人形マグナム》]]は「マナコストを支払わずに」指定で、おそらく「[[コストを支払ったものとして>GR召喚]]」にも誘発できるテキストだが、デュエプレの《早撃人形マグナム》は[[《キャタピラ親方》]]と同様のひねりのない[[コスト踏み倒しメタ]]に変更されている。
--本家[[《百発人形マグナム》]]が各ターン1回に制限されているのに対し、こちらはTCG版のままである。

-[[DMPP-23]]環境では【赤単ヴァルブレア】で採用された。当デッキは自身が[[S・トリガー獣]]を重視せず、自身の[[超次元ゾーン]]に入れているクリーチャーは[[ドラグハート・クリーチャー]]だけで、出る場面ではウエポンかフォートレスなので《早撃人形マグナム》をすり抜けることができる。

**関連カード [#q24e53c0]
-[[《百発人形マグナム》]]
-[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]
-[[《単騎連射 マグナム》]]
-[[《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#be58dfc3]
-[[DMR-07>DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」]]&br;'''同じ[[マグナム>《百発人形マグナム》]]でも早撃ちならオレ様だぜ!――早撃人形マグナム'''
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''いけ!マグナムトルネード! ---星馬豪'''
-[[DMSP-01>DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」]]&br;'''小型を並べる[[ビートジョッキー]]だからこそ、[[タダ出しのウラ技>コスト踏み倒し]]でデカブツを出されるとキツイ!コイツで相手のタダ出しを防ごう!'''
-[[DMR-07]]、[[DMPP-22]]&br;'''同じ[[マグナム>《百発人形マグナム》]]でも早撃ちならオレ様だぜ!――早撃人形マグナム'''
-[[DMX-22]]&br;'''いけ!マグナムトルネード! ---星馬豪'''
-[[DMSP-01]]&br;'''小型を並べる[[ビートジョッキー]]だからこそ、[[タダ出しのウラ技>コスト踏み倒し]]でデカブツを出されるとキツイ!コイツで相手のタダ出しを防ごう!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P60/Y12)&br;'''下手な鉄砲も数撃ちゃあたる?違うぜ、数撃っても百発百中だぜ!'''

**収録セット [#n00065a3]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#n1521376]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」]]
--[[DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]]
--[[DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」>DMSP-01]]
--[[プロモーション・カード]](P60/Y12)([[アルトアート]])
-illus.[[こしたてつひろ]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
 
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#tc1e32c0]
-CV:[[閻子丹]]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]

**参考 [#aaf29f2a]
-[[デスパペット]]
-[[エイリアン]] 
-[[スピードアタッカー]]
-[[プレイヤー]]
-[[マナゾーン]]
-[[カード]]
-[[タップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[除去]]
-[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《早撃人形マグナム》''の能力がよくわかりません。
A.「S・トリガー」や、呪文の効果やクリーチャー能力によってバトルゾーンに直接出る場合など、マナゾーンのカードをタップしなくても、クリーチャーをバトルゾーンに出せる方法はいくつかあります。そのような方法でクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのクリーチャーを破壊します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/36730]](過去のよくある質問より)


>Q.相手の''《早撃人形マグナム》''がいる状況で、自分はオレガ・オーラが2枚付いたコスト3以上の火のGRクリーチャーで相手プレイヤーを攻撃する時に、[[《ωχ ニランギドラ》]]の誘発型能力の宣言と[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]の「侵略」宣言をしました。[[《ωχ ニランギドラ》]]の効果で''《早撃人形マグナム》''をマナゾーンに置いた後、[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]に進化した場合、[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]は''《早撃人形マグナム》''の効果で破壊されませんか?
A.はい、破壊されません。先に[[《ωχ ニランギドラ》]]を付け、相手の''《早撃人形マグナム》''をマナゾーンに置いた後、[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]に進化する順番であれば、その[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]は破壊されません。
#region2((総合ルール 506.3c)){{
:506.3c |その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34394]](2020.11.13)

>Q.相手の''《早撃人形マグナム》''が自分を攻撃し、自分は[[《最終龍覇 ロージア》]]を「S・トリガー」でバトルゾーンに出しました。''《早撃人形マグナム》''の「いずれかのプレイヤーが、マナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力が先に解決し、自分は[[《最終龍覇 ロージア》]]を破壊しましたが、その後、[[《最終龍覇 ロージア》]]の「出た時」の能力で[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を超次元ゾーンからバトルゾーンに出せますか?
A.はい、バトルゾーンに出せます。[[《最終龍覇 ロージア》]]がバトルゾーンにいないので、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]は出た後、即座に超次元ゾーンに置かれますが、その「出した時」の能力は使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40403]](2021.10.22)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト4,デスパペット,エイリアン,パワー3000,スピードアタッカー,コスト踏み倒しメタ,cip付与,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,UC,アンコモン,Taro Yamazaki,こしたてつひろ,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),デスパペット (デュエプレ),エイリアン (デュエプレ),パワー3000 (デュエプレ),スピードアタッカー (デュエプレ),コスト踏み倒しメタ (デュエプレ),cip付与 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Taro Yamazaki (デュエプレ));