#author("2021-06-06T23:34:29+09:00","","")
*《&ruby(だんえいりゅう){断影龍}; ユスティーツァ》 [#w952c889]

|断影龍 ユスティーツァ SR 光/闇文明 (8)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル・ドラゴン/月光王国 13500|
|T・ブレイカー|
|自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|相手のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。|

[[DMRP-16]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]/[[月光王国]]。

自身を含む自分の[[ドラゴン]]を[[バトルゾーン]]に出すたびに相手[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]し、そして相手の[[クリーチャー]]が[[破壊]]されるたびに[[シールド追加]]を[[任意]]で行うという、[[シナジー]]を形成した2つの能力を持つ。

自身を出すだけでも、1体破壊と1枚シールド追加が行えるが、これだけでは登場時の環境の8コストに相応しくない仕事ぶりなので、ドラゴンの展開に特化したデッキに投入すべきスペックだろう。

真っ先に思いつくのは、[[【連ドラグナー】]]か[[【5色ジャックポット・エントリー】]]あたりか。[[【8軸ガチロボ】]]も強力なドラゴンが沢山いるため、すんなり入るだろう。
無論、従来の[[【連ドラ】]]とも好相性。特に[[《ミステリー・キューブ》]]型においては強力なカウンター龍としての採用も見込める。

[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]、[[《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》]]といった[[コスト踏み倒し]][[能力]]を自前で持つ[[ドラゴン]]防御札とも相性が良い。それらを駆使すれば生半可な数のクリーチャーによる[[1ショットキル]]を防げるだろう。そういったカードを積極利用する[[【5色フェアリー・ミラクル】]]とも[[シナジー]]があると言える。

[[光]]/[[闇]]の5コスト以上のドラゴンなので、[[【ロージアミラダンテ】]]にも適性がある。無論重いので[[デッキ]]の主軸にするには難しく、[[1枚積み]]枠としての運用が妥当なところか。

[[除去]]と[[シールド追加]]が行える[[ドラゴン]]としては[[《煌龍 サッヴァーク》]]の壁が厚い。
あちらと違い[[シールド追加]]が[[バトルゾーン]]に出てすぐ行えて[[攻撃]]も不要、何より最大の違いは登場時能力が[[「このクリーチャーをバトルゾーンに出した時」>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]の一文で始まっていないため、相手の[[《地封龍 ギャイア》]]を貫通した上で逆に除去できる点が長所となる。

[[シールド戦]]では[[パワー]]・[[コスト]]を問わない[[破壊]][[除去]]を持った[[T・ブレイカー]]という時点で優秀。[[殴り返し]]などで上手く破壊を繰り返してシールド追加すればゲームエンド級の[[フィニッシャー]]として役立つだろう。

-情報判明時は後述の定番踏み倒し不対応な重さから酷評が目立ったが、[[ドラゴン]]軸の[[【ビッグマナ】]]で居場所を得る事ができた。

-[[光]]の非[[進化]][[ドラゴン]]だが、「[[ブロッカー]]」を持たず、[[コスト]]も7より大きいせいで、[[《ヘブンズ・ゲート》]]でも[[《ドラゴンズ・サイン》]]でも出すことができない。
--その代わりに[[闇]]を含むため、各種[[リアニメイト]]戦術とは相性が良い。特に[[《襲来、鬼札王国!》]][[《戒王の封》]][[《灰燼と天門の儀式》]]は2コスト少なくこのクリーチャーを蘇生可能かつ[[S・トリガー]]持ち。
[[《戒王の封》]]はさらに蘇生後に[[スーパー・ボーナス]]で2体分の[[破壊]]を追加で放てるため、このクリーチャーの能力も併せて敵獣を3体纏めて除去しながらシールドを大量補充するという強烈なカウンターを狙える。
[[《灰燼と天門の儀式》]]は効果[[バトル]]による除去&2枚目のシールド追加が狙える上、次のターンが回ってくるまで《ユスティーツァ》に[[ブロッカー]]を付与し攻撃を牽制できる。パワーも13500と何気に高いので余程の大型でもない限り返り討ちにできる。
[[《襲来、鬼札王国!》]]は墓地に《ユスティーツァ》がいない時では除去効果を選択でき、[[鬼タイム]]状態では[[踏み倒しメタ]][[クリーチャー]]などを取り除いた上でのリアニメイトが可能。既に《ユスティーツァ》が居る場合でも鬼タイム発動中にコスト8以下のドラゴンを蘇生し、最大2回の除去とシールド回復が可能となる。

-いっその事[[《蒼龍の大地》]]で出してしまうのもアリ。[[白黒]]であるため効果バトルは発生しないが、確定除去とシールド回復をそれぞれ1回ずつ行えるため他の[[火]]や[[自然]]のクリーチャーにも引けを取らぬ活躍ができる。
実際に現環境でも[[【5色蒼龍】]]のカウンター要員として採用されるケースもある。
しかし、後に[[スピードアタッカー]]と[[呪文ロック]]をも備えた[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が登場し、[[【5色蒼龍】]]や[[【5色コントロール】]]における差別化を迫られる事となる。

-初の[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]。
--[[背景ストーリー]]では対[[ドラゴン]]兵器であった[[メカ・デル・ソル]]が、作中時間で10万年以上の時を経てついに''[[ドラゴン]]そのもの''と化してしまった。([[メカ・デル・ソル]]と[[ドラゴン]]の複合種族としては[[《天雷龍姫エリザベス》]]が初)
--対[[ドラゴン]]兵器でありながらドラゴン化するという矛盾点は、矛盾や二面性をテーマとする[[月光王国]]にはぴったりであろう。


-ユスティーツァ(iustitia)はローマ神話に登場する女神、「ユースティティア」をドイツ風に発音したラテン語で、「正義」を意味する言葉。英語の「justice」に当たる。


-《ジャオウガ》が監視のために各王国に送り込んだドラゴンたちの一体だが、メカ・デル・ソル(太陽)でありながら月光王国に送り込まれたのは《ジャオウガ》の皮肉だろうか。
--《ジャオウガ》が送り込んだ3体の龍のうち唯一、[[フレーバーテキスト]]で触れられている内容とカード名に直接の関係がない。「罪にまみれた愛」は「正義」の暗喩なのだろうか。

**[[背景ストーリー]]での活躍 [#y14be74c]
[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が[[月光王国]]に送り込んだ監視役。

月に擬態することで、月光王国を支配している。
罪を感じた者を影に変え、塵と化す「断罪の光」が武器。

罪を収集することを好んでいて、[[《月と破壊と魔王と天使》]]の持つ二つの心のうち天使の心にも罪の意識を育てるために、愛を奪い、[[チーム銀河]]への侵略を完了しなければ愛を取り戻せないと脅し、[[《月と破壊と魔王と天使》]]に[[チーム銀河]]への総攻撃を決断させた。

[[《「正義帝」》]]に助けを求める[[《月と破壊と魔王と天使》]]に対して断罪の光を放ち、それを庇った[[《「正義帝」》]]を影に変えていく。しかし[[《月と破壊と魔王と天使》]]が告げた感謝の言葉によって罪の意識を振り払った[[《「正義帝」》]]に跳ね返され自分に命中、最期は[[《「正義帝」》]]による渾身の一撃で倒された。


**[[サイクル]] [#b0867b34]
[[DMRP-16]]で登場した[[ドラゴン]]化[[サイクル]]。
-[[《地封龍 ギャイア》]]
--[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]
--[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]
--''《断影龍 ユスティーツァ》''

**[[フレーバーテキスト]] [#df3ed4dd]
-[[DMRP-16]]&br;'''その[[龍>ドラゴン]]が奪いしは、罪にまみれた愛。'''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](S6/S11)

**参考 [#e19849c2]
-[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]
-[[月光王国]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[シールド追加]]
-[[裏向き]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,多色,コスト8,メカ・デル・ソル・ドラゴン,メカ・デル・ソル,ドラゴン,月光王国,パワー13500,パワーの最後の三桁が「500」,T・ブレイカー,ドラゴンサポート,cip付与,除去,確定除去,破壊,pig付与,シールド追加,SR,スーパーレア,Sansyu);