#author("2021-08-26T19:25:37+09:00","","")
#author("2021-08-28T15:30:43+09:00","","")
*《&ruby(ガガガ){我我我};ガイアール・ブランド》 [#idf2612e]

|我我我ガイアール・ブランド KGM 火文明 (8)|
|スター進化クリーチャー:ビートジョッキー/レッド・コマンド・ドラゴン/レクスターズ 9000|
|このクリーチャーを、コストを3少なくし、さらに、このターン、自分の他の火のクリーチャーを召喚していれば、追加で3少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。|
|スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|W・ブレイカー|
|このカードが離れた時、自分のクリーチャーをすべてアンタップし、このターンそれらに「スピードアタッカー」を与える。|

[[DMRP-18]]で登場した[[ビートジョッキー]]/[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。

[[任意]]で、このクリーチャーを5マナあるいは2マナ(同ターンに自身の他の火のクリーチャーを召喚していた場合のみ)で召喚でき、その[[デメリット]]に[[攻撃強制]]の[[付与]]と[[攻撃の後]]に[[自壊]]が発動してしまう。

ただし、[[自壊]]と離れた時効果、[[スター進化クリーチャー]]の性質が凶悪な[[シナジー]]を形成している。
その離れた時効果とは、自分のクリーチャーを全員アンタップかつ[[スピードアタッカー]]化させるというもの。

具体的には、1マナ[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]と2マナ《ガイアール・ブランド》と召喚すれば、まず《ガイアール・ブランド》が2打点、攻撃後に[[退化]]して、[[スピードアタッカー]]を付与された《ブレイズ・クロー》による1打点と''わずか3マナでタイムラグなしに3打点が生成できる''。
自分のクリーチャーを[[アンタップ]]させる性質上、他に打点がいたら3点どころではない打点も生成でき、[[進化速攻]]にも[[ワンショット]]にも適正がある優秀なカードといえる。

このカードを入れるような[[【赤単速攻】]]だと、ハナから攻撃するつもりで打点を出すため、[[可能であれば攻撃する]]という制約もまったくもってデメリットにならない。

極めつけに、打点増加は[[《“魔神轟怒”ブランド》]]のような[[アタックトリガー]]ではないため、「攻撃前に[[S・トリガー]]で[[除去]]されたせいで……」という不安すらもケアできてしまう。
無論、[[G・ストライク]]や[[プリン効果]]、攻撃前に[[タップ]]された場合など、除去をせずに妨害する手段まではケアできないため、相手のデッキタイプや採用カードの傾向を見て攻撃タイミングを判断していきたいところ。

コスト8というのも優秀であり、[[《リーリィ・ペロル》]]など高コストに反応するカードと相性が良かったり、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[召喚]][[ロック]]に引っ掛からない他、[[《ドンドン火噴くナウ》]]などの[[山札]]から捲ったカード依存の[[コスト火力]]に対しても強固。相手の[[マナゾーン]]枚数が増えていない状況なら[[《百族の長 プチョヘンザ》]]による[[タップイン]]も掻い潜る。

ただ、入るデッキが[[【赤単速攻】]]か、[[2色]]以上の[[デッキ]]であっても[[多色]][[クリーチャー]]を殆ど使用しない構築となるのが自然なので、[[スター進化]]による[[耐性]]さえ消費させれば、[[《襲来、鬼札王国!》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]などからの[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]呼び出しによる[[全体除去]]発動で案外解決されてしまうことも。

[[ビートジョッキー]][[シナジー]]を活かし、[[【赤単ブランド】]]や[[【“B-我”ライザ】]]のサブ[[フィニッシャー]]にしても良い。
[[《一番隊 チュチュリス》]]や[[《ダチッコ・チュリス》]]などがいれば、1マナで《ガイアール・ブランド》を召喚できる。

[[自壊]]する[[ドラゴン]]なので[[《黒神龍グールジェネレイド》]]との相性も抜群。[[スピードアタッカー]]も[[付与]]できるのでそちらの[[打点]]を活かしやすい。

[[【テスタ・ロッサ】]]とも構築次第で好相性と言える。[[《百万超邪 クロスファイア》]]を採用している場合そちらがタダ出し[[進化元]]になる上に、[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]での大量展開によって過剰[[打点]]での3ターンキルを狙うことも可能。

**ルール [#z57fe957]

一見、特に難しいことを書いていないようで、[[裁定]]がなかなかややこしい1枚。発売直前から物議を醸すほどなので、今一度ルールを確認されたし。
一見、特に難しいことを書いていないようで、[[裁定]]がなかなかややこしい1枚。詳しい[[裁定]]が出るまで物議を醸したほどなので、今一度ルールを確認されたし。

-回数の指定がない「可能なら攻撃する」というテキストは、このターン中すでに一度攻撃している場合、[[召喚酔い]]がなく[[アンタップ]]であっても攻撃しないことも選ぶことができる。
--なお、[[《ニドギリ・ドラゴン》]]のように、攻撃回数が指定されていた場合は、その回数攻撃をしていたのなら攻撃しないことを選べる。

-このカードの「その攻撃の後」とは、「[[コスト軽減]]を使ったことで発生した『[[可能であれば攻撃する]]』の攻撃の後」である([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39933/]])。
なので、このターン中すでに一度攻撃している場合、攻撃したクリーチャーは破壊されない。

-[[攻撃強制]]と[[自壊]][[効果]]が適応される期間は「[[コスト軽減]]を使って召喚したターン中」のみである。
相手の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の効果で破壊される前に[[ターンの残りをとばす]]と、次のターンに攻撃しても[[自壊]]できない。
[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]などの効果でコストを支払わずに出した場合も、同様に自壊できない。

-[[コスト軽減]]した場合の[[攻撃強制]]と[[自壊]]効果は、[[引き継ぎ]]のある[[継続的効果]]である。
--そのため、このクリーチャーが攻撃する前に[[除去]]された場合、[[進化元]]はこのターン1回は[[攻撃]]しなければならず、その[[攻撃の後]]で[[自壊]]する。
同様に、攻撃前にさらに[[進化]]した場合でも引き継がれる。この場合は自軍全アンタップと[[スピードアタッカー]]付与は為されないため注意。
--このクリーチャーの攻撃中にこのクリーチャーが[[除去]]された場合、「その攻撃の後」が解決される前に[[退化]]するため、[[退化]]で残った[[進化元]]がその[[攻撃の後]]で[[自壊]]する。
--基本的に[[退化]]した場合の[[進化元]]で影響があるが、《我我我ガイアール・ブランド》が攻撃前にさらに[[進化]]した場合などでも引き継がれる。


**その他 [#w136821f]

-スター進化による耐性で場にとどまってしまうため、[[革命チェンジ]]との相性は最悪。比較的簡単に3ターン目に[[出す]]ことができる火の5[[コスト]]以上の[[ドラゴン]]なので、悪用されまいとこのようなデザインにされるのは当然か。

-[[シールド戦]]では一たびピックしたなら3[[色]]以上の[[デッキ]]の構築をこのカード仕様に歪めても良いぐらいであり、[[DMRP-18]]発売直後のチャンピオンシップではこのカードのために無理矢理構築を[[ウィニー]]に寄せた[[白青赤]]構築のデッキが4位入賞を果たしていた。


-名前に同じ漢字が3つ続く点は[[《“轟轟轟”ブランド》]]を、[[コスト軽減]]能力と味方全体への[[スピードアタッカー]][[付与]]は[[《“罰怒”ブランド》]]や[[《“極限駆雷”ブランド》]]を、味方すべてを[[アンタップ]]する能力は[[《“魔神轟怒”ブランド》]]をそれぞれ彷彿とさせ、歴代《ブランド》全部乗せといった様相を呈している。

-[[《“罰怒”ブランド》]]が[[《ガイアール・カイザー》]]の力を得た姿。
《ガイアール》の意匠を全身に纏っており、普段《ブランド》が乗っているボードは[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]の頭部を模したデザインになっている。
[[王来篇背景ストーリー]]では[[《“罰怒”ブランド》]]の友を思う心に[[《ガイアール・カイザー》]]が呼応し、《ガイアール》の友ガロウズと転生体のガイギンガを[[ディスペクター]]から解放した。
--「我」の文字が[[《唯"我"独尊ガイアール・オレドラゴン》>《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を彷彿させる。
--モモキング関連以外では初の、カード名に○○.Starが付かないスター進化である。[[キングマスター]]の[[進化]][[レクスターズ]]の[[命名ルール]]なのかもしれない。
--[[《ザ・ストロング・サンダー》]]のフレーバーテキストから見るに、冠詞の「我我我」は『デュエル・マスターズVS』の主題歌を務めた『ガガガSP』を意識していることが伺える。

-[[キングマスターカード]]でありながら一見名称に『王』を持つ言葉を含まないように見えるが、力を借りている存在が《ガイアール・''カイザー''》であるため、実は名称ルールに沿っている。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』で[[ボルツ]]が使用する[[キングマスターカード]]。
[[《ガイアール・カイザー GS》]]がボルツの勝利を求める心に呼応し、[[《“罰星怒”ブランド》]]に力を与えた[[スター進化クリーチャー]]。
--デュエマシーンでの初登場は「ボルツvs[[エスパー・マギ]]」戦。
[[《混成秘伝デュアルスタック》]]で[[フリーズ]]した[[クリーチャー]]を[[能力]]で[[アンタップ]]し、一斉攻撃を仕掛けた。

**関連カード [#idb2ab44]
-''PREV''
--[[《“罰星怒”ブランド》]]

-[[《ガイアール・カイザー》]]
-[[《ガイアール・カイザー GS》]]

-[[《ブランド <ガイアール・ゼロ.Star>》]]
//**[[フレーバーテキスト]] [#a4d422fa]
//-[[]]


**収録セット [#g2cb4cf6]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](KM2/KM3)、(2S/20)、(2B/20)

**参考 [#wed9d834]
-[[ビートジョッキー]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[レクスターズ]]
-[[コスト軽減]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[攻撃強制]]
-[[自壊]]
-[[遅延誘発型能力]]
-[[スター進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[離れた時]]
-[[アンタップ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]

-[[ガイアール]]

-[[【我我我ブランド】]]
-[[【赤青我我我ブランド】]]

&tag(スター進化クリーチャー,進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト8,ビートジョッキー,猿人,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,レクスターズ,パワー9000,コスト軽減,可能であれば攻撃する,攻撃強制,攻撃終了時,自壊,スター進化,スター進化:レクスターズ,スター進化:火のクリーチャー,進化,進化:レクスターズ,進化:火のクリーチャー,W・ブレイカー,離れた時,アンタップ,スピードアタッカー付与,ガイアール,ブランド,・,KGM,キングマスターカード,Murakami Hisashi);

#region2([[公式Q&A]]){{
>Q.自分はコスト軽減して召喚した''《我我我ガイアール・ブランド》''で攻撃しました。攻撃の後、「このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。」効果で''《我我我ガイアール・ブランド》''は破壊され、進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残りました。この進化元のクリーチャーが攻撃した場合、攻撃の後、''《我我我ガイアール・ブランド》''の効果で破壊されてしまいますか?
A.いいえ、破壊されません。''《我我我ガイアール・ブランド》''のテキストにある「その攻撃の後」とは、「可能なら攻撃する」効果で強制された1回目の攻撃を指します。2回目以降の攻撃の後に破壊されることはありません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39933]]

>Q.自分はコスト軽減して召喚した''《我我我ガイアール・ブランド》''で攻撃しました。攻撃の後、「このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。」効果で''《我我我ガイアール・ブランド》''は破壊され、進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残りました。この進化元のクリーチャーも、可能なら攻撃しなければいけませんか?
A.いいえ、攻撃しないことも選べます。「可能なら攻撃する」効果を受けているクリーチャーがそのターン中すでに一度攻撃している場合、再度攻撃する必要はありません。&br;(総合ルール 506.1b((&br;ターン・プレイヤーは、自分のクリーチャーに何らかの強制(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで攻撃するという効果)がある場合、そのターン中にそのクリーチャーを攻撃させなくてはいけません。強制の働いているクリーチャーが攻撃に参加する順番は任意です。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39934]]

>Q.コスト軽減して召喚した''《我我我ガイアール・ブランド》''が、攻撃する前に相手の「S・トリガー」などでバトルゾーンを離れてしまった場合、「スター進化」の能力によってバトルゾーンに残った進化元のクリーチャーは、可能なら攻撃しなければいけませんか?
A.はい、可能なら攻撃する必要があります。''《我我我ガイアール・ブランド》''の「このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。」効果は、一番上のカードが離れた場合でも失われません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39935]]
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