#author("2020-01-26T01:15:54+09:00","","")
#author("2020-01-26T01:16:39+09:00","","")
*《&ruby(あくまりゅう){悪魔龍}; ダークマスターズ》 [#j6d936f1]

|悪魔龍 ダークマスターズ VR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を見て3枚まで選び、捨てさせる。|

[[DMR-17]]で登場した[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。
[[cip]]で3枚まで[[ピーピングハンデス]]を行う。

大型ハンデスとしては、[[クリーチャー]]かつ[[ピーピングハンデス]]という点でこれまでの大型[[ハンデス]]とは一線を画している。相手の[[手札]]を見て3枚まで選んで捨てさせるため、戦略の中心となる[[カード]]を確実に[[墓地]]に落とすことができる。

3枚まで選べるため相手の[[手札]]を全て叩き落とせることも多く、この[[クリーチャー]]を出すだけで、その後の戦況が決定づけられることも多い。
一概に比較はできないが、[[《解体人形ジェニー》]]や[[《パクリオ》]]の[[マナコスト]]と比べると破格の[[スペック]]である。

[[クリーチャー]]であるというのは大きなメリットであり、[[ハンデス]]した後も[[W・ブレイカー]]で[[シールド]]の[[ブレイク]]に貢献できる。

また、サポートの多い[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]であり、[[《死神獣ヤミノストライク》]]、[[《聖黒獣アシュライガー》]]等を用いて早期に登場させやすい点も強力である。特に、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]との組み合わせはかの[[《ソウル・アドバンテージ》]]を彷彿とさせる。ただし[[《ニコル・ボーラス》]]で十分な場面も多く、色の違いや[[ピーピング]]での差別化が必要。特に[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]が流行っている場合はこちらを優先したい場面は多かろう。

これまでの大型[[ハンデス]]は[[《ロスト・ソウル》]]や[[《ガンヴィート・ブラスター》]]と比較されることが多かったが、それらと十分に張りあうだけの[[カードパワー]]を持ち、特に種族が重要視されると優先的に使われる。

[[【連デモ】]]や[[【Z-ファイル】]]のような[[種族デッキ]]はもちろん、[[闇]]入りの[[コントロール]]ならば広く採用が検討できる優秀な[[カード]]である。

**環境において [#m6d1aa6e]
[[革命ファイナル環境]]終盤に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が登場してからは評価が向上。
[[【ドルマゲドンX】]]を握っていると、このクリーチャーを出す頃には《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の最期の封印を外して禁断爆発させることがざらである。ハンデスのついでに除外同然の全体除去と除去耐性付きの3打点を飛ばせるとあれば相手はたまったものではない。

[[双極篇環境]]終期に確立した[[【黒緑ドルマゲドン】]]ではこのカードの早出しがメインの動きのひとつとなる。

[[超天篇環境]]では[[闇]]を入れた[[【チェンジザドンジャングル】]](いわゆる【黒チェンジザ】)や[[【黒緑ドンジャングル】]]でも使われるようになった。パワー7000なので勿論[[《ドンジャングルS7》]]でも踏み倒せるのである。

[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立。そちらが大流行するに伴い【黒緑ドルマゲドン】は環境で見かけなくなり、このカードも主流ハンデスの座を[[《復讐 ブラックサイコ》]]や[[《ロスト・ソウル》>《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]に奪われた。【青黒緑デッドダムド】自体それほどマナが伸びず、寧ろ[[《SSS級天災 デッドダムド》]]をマナから侵略させることでマナが削れるため、このカードのような[[重量級]]ハンデスとは相性が悪いと見られていた。ところが[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]期になると[[《ロスト・ソウル》>《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]と異なり[[《超奇天烈 ギャブル》]]に逆利用されないという点に注目され、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が入らないにも関わらず[[【青黒緑デッドダムド】]]にポツポツと採用されるようになった。


ところが[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]にてライバルとなる[[《凶鬼01号 ドケイダイモス/アレックス・ギアーズ》]]が登場。ハンデスの質は落ちるものの、防御札やマナ基盤、墓地からでも召喚可能等、汎用性が高い。[[【黒緑ドルマゲドン】]]といった[[闇]]・[[自然]]入りの[[デッキ]]では今後、役割を争う事は避けられないだろう。

**その他 [#ycbc68b5]

-欠点らしい欠点は特に見当たらないが、[[ハンデス]][[メタ]]の代表格である[[《墓守の鐘ベルリン》]]や[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]には無力化させられる。
また、捨てさせる枚数が固定されているので、余りにも相手の[[手札]]が多いと効果を挙げづらい。だが、[[ピーピングハンデス]]であるため、ある程度は機能するだろう。

-「〜枚まで」という[[テキスト]]なので、相手の[[手札]]に捨てさせたくないカードがある場合は0〜3枚と各数字を宣言する事で回避ができる。[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のような[[マッドネス]]が見えたら捨てさせなくてもよい。

-大型ハンデス[[ドラゴン]]として[[《ニコル・ボーラス》]]とよく比較されるが、あちらが[[エキスパンション]]カードの中でも飛び抜けて高騰していることもあり、[[新章デュエル・マスターズ]]時期には皮肉なことにシングル価格の安さの面で重宝されていた。当時は1枚当たりの単価に20倍以上もの差があったためやむを得ないか。
--[[双極篇]]終期には[[【黒緑ドルマゲドン】]]での活躍により[[絶版]]となっていた《ダークマスターズ》も高騰し、続く[[超天篇]]では高額カードのリストに名を連ねるようになった。一方、[[《ニコル・ボーラス》]]は[[ウルトラゴールデンカード]]として[[再録]]されたが封入率が低かったので高値を維持している。

-「デュエル・マスターズ全国大会2016革命ファイナルカップ」日本一決定戦2位に輝いたビッグマナには[[《ニコル・ボーラス》]]が投入されておらず、かわりにこちらが2枚投入されていた。

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」とのコラボによって誕生した[[クリーチャー]]であり、同作品のコラボダンジョンのボスでもある。なお、そちらでは「悪魔龍ダークマスターズ・滅角」という名前になっている。スキル名は「悪魔龍の滅角」、リーダースキル名は「絶望の[[ドラゴン]]ハート」。

-アニメ「VSR」では[[NOZOKIN]]が使用。能力で[[ホカベン]]の手札にあった[[切札]]の[[《竜星バルガライザー》]]二枚と[[《爆竜 NEX》]]を[[ハンデス]]する活躍を見せた。

-同じくアニメ「VSR」では[[ギョウ]]も使用した。[[切札 勝太]]を相手に、自然単デッキを装った上で[[《裏革命目 ギョギョラス》]]の[[cip]]で登場。前のターンに演技と偽装で攻め込むのをためらわせ、手札に温存させた[[《燃える革命 ドギラゴン》]][[《ボルシャック・ドギラゴン》]][[《革命の鉄拳》]]の3枚を捨てさせた。

**関連カード [#je5eea34]
-[[《精霊龍 ライトデュエル》]]
-[[《龍装者 ダクマ65号》]]

-[[《凶骨の邪将クエイクス》]]
-[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]
-[[《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》]]
-[[《略奪秘宝ジャギラ》]]
-[[《エミール・シオラン/怒髪の鎮魂打》]]

-[[《ニコル・ボーラス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#l516ee4f]
-[[DMR-17]]&br;'''悪魔の滅角が絶望のパズルを生み出す。'''
-[[DMEX-07>DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」]]&br;'''力の象徴である[[ドラゴン]]を無邪気に求め続けた[[闇]][[文明]]の[[マスター>ゼーロ]]。ついに[[ドラゴン]]の始まりにして終わりの世界、[[龍頭星雲>ドラゴンズ・ゼロ]]へとたどり着き、ゼロの龍の力を手に入れた。'''


**収録セット [#tf1a758e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]
--[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」>DMR-17]]
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」]](5/48)

**参考 [#tfb5dca1]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ピーピング]]
-[[ハンデス]]
-[[デュエマゴールデンリスト]]

-[[コラボカード]]

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