#author("2020-01-28T00:17:31+09:00","","")
*《&ruby(あくまようせい){悪魔妖精};ベラドンナ》 [#uf5af97b]

|悪魔妖精ベラドンナ P 闇/自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/ファンキー・ナイトメア 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|►相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|►自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]で登場した[[闇]]/[[自然]]の[[スノーフェアリー]]/[[ファンキー・ナイトメア]]。

[[《ダーク・ライフ》]]に描かれていたクリーチャーがカード化したもの。[[cip]]の[[自壊]]によって1枚[[ランダムハンデス]]か1枚[[マナブースト]]を選べる。
要は、[[《霞み妖精ジャスミン》]]と[[《特攻人形ジェニー》]]が合わさった[[カード]]である。[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]や[[《電脳鎧冑アナリス》]]の[[闇]][[文明]]版とも言える。

両方とも[[デッキ]]の初動を担える[[能力]]だが、[[文明]]を考えて使いやすいのは[[マナブースト]]を基本とした使い方となる。序盤は[[マナブースト]]として役割を遂行した上で、後半[[クリーチャー]]として場に残したり[[ハンデス]]したり出来る。腐っても能力上は[[《霞み妖精ジャスミン》]]の上位互換であり、パワー2000なのも嬉しい。[[マナ武装]][[闇]]を邪魔しない[[マナブースト]]としても大いに期待が寄せられる。

軽量[[ハンデス]]は序盤によく使われるので、そう考えると[[ハンデス]]側の扱いが難しいように見えるが、序盤は[[マナブースト]]をしつつ、中盤以降の相手の[[手札]]に圧力をかけられると思えばかなり使いやすい。[[サルベージ]]等でまずは[[手札]]に握っておき、刺さりそうな場面で[[ハンデス]]として使える動きはとても魅力的である。温存してもプレイの幅を利かせやすい。
[[手札]]に複数あっても、一度に出せば[[《スケルトン・バイス》]]のような[[ハンデス]]を繰り出すことも出来る。[[手札]]がなくなった後半やオール[[ハンデス]]後などでは、[[手札]]を温存する行為にプレッシャーがかけられる。もちろん打点を揃えるために場に出してもよい。

[[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[《特攻人形ジェニー》]]に同じく、[[リアニメイト]]や[[サルベージ]]の対象としても強力。[[《超次元リバイヴ・ホール》]]との相性も抜群であり、最初は[[《霞み妖精ジャスミン》]]のように[[マナブースト]]して、[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で釣り上げた後は[[《特攻人形ジェニー》]]に変化する。相手からすれば常に[[ハンデス]]が飛んでくる危険を考えなければならないため、手軽な割にはいやらしい一手。
[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[リアニメイト]]する場合、一人で[[《霞み妖精ジャスミン》]]と[[《特攻人形ジェニー》]]の両役をこなすことが出来る。他、[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]や[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]、[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]や[[《禁断V モードス》]]、[[種族]][[ファンキー・ナイトメア]]を利用した[[コスト踏み倒し]]が可能。

[[種族]]の[[スノーフェアリー]]及び[[ファンキー・ナイトメア]]も、[[種族]]内でのシナジーが強い者達であり有用。
[[スノーフェアリー]]は[[マナ]]の扱いや展開力だけでなく、[[墓地利用]]にも長けた[[種族]]であり、[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]や[[《ダイヤモンド・カスケード》]]での[[サルベージ]]及び[[マナ回収]]が可能である。共存するかはさておいて、[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]や[[《武家類武士目 ステージュラ》]]の[[G・ゼロ]]要員になることも覚えておきたい。
[[ファンキー・ナイトメア]]は[[リアニメイト]]や[[サルベージ]]を得意とする集団であり、[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]や[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]での[[リアニメイト]]が可能。[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]の[[マナ武装]]を邪魔せず[[マナブースト]]でつなぐことが出来、2体[[リアニメイト]]すれば[[《スケルトン・バイス》]]である。[[《デュエにゃん皇帝》]]と[[《龍覇 ウルボロフ》]](または[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]])を利用した[[無限ループ]]に組み込めば無限[[マナブースト]]や全[[ハンデス]]も可能である。
ちなみに、[[ファンキー・ナイトメア]]であるため[[ナイト]]でもある。[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]がいればそちらの[[能力]]をすぐに使うことができる。

単純に闇のクリーチャーなので[[《霞み妖精ジャスミン》]]と異なり闇指定のクリーチャーの進化元になる。[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]の進化元になるというのは[[《霞み妖精ジャスミン》]]にはできない芸当である。マナカーブ的に、3ターン目に墓地進化の[[《不死 デッド55》]]に繋がるのも強い。1マナ増やせる点も活かせば[[【黒緑速攻】]]において[[《ジオ・ナスオ》]]と同様に墓地肥やしと2ターン目の[[《死神術士デスマーチ》]]早出しができる。ただ、当然だが[[自壊]]するので[[クリーチャー]]は残らない。

収録された[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]の内容に類する[[【青黒緑ドルマゲドン】>【超次元デッドゾーン】#j9fb1253]]はもちろん、[[【黒緑超次元】]]やその流れを汲む[[デッキ]]達のポテンシャルの引き上げが期待できる。他は[[【ネクラ超次元】]]、[[【青黒緑超次元】]]、[[【黒緑ドンジャングル】]]、[[【激天下コントロール】]]や[[ターボ]][[ロスト>《ロスト・ソウル》]]類なども対象か。ライバルが増えるが、[[【5色デッキ】]]や[[黒赤緑]]系も充分採用圏内。
同じ[[文明]]として[[《ダーク・ライフ》]]も存在するため、使い分けるとよい。

[[《ダーク・ライフ》]]は比較対象にもなるが、能力の方向性は異なるため、[[文明]]目的のみの採用でもない限り差別化は容易。
あちらは、[[墓地肥やし]]と[[山札]]を2枚掘り進むことによる[[墓地]]や[[マナ]]の[[コントロール]]性能売り。こちらは[[クリーチャー]]であり腐りにくく、[[《特攻人形ジェニー》]]としても使える汎用性が売りとなる。[[タップイン]]事故が高まるが同時採用してもいい。

総じて、[[黒緑]]系の[[デッキ]]の序盤を担うことができる強力な[[クリーチャー]]。序盤から終盤まで幅広い活躍が期待でき、能力の質も極めて高い。そのため、幅広い[[デッキ]]で採用が検討できる。

ただし2[[ターン]]目に[[多色]][[カード]]を安定して使うにはそれなりの[[色]]調整が必要なので、ビルディングの際には気を付けたい。初動の事故は大きく響くことも少なくないため、色の考慮をせずに安直に採用すると痛い目をみることになる。ハンデスに拘らなければ一部または全部を[[《霞み妖精ジャスミン》]]と入れ替えることも検討される。

-貴重な汎用性のある2[[コスト]]の[[黒緑]][[クリーチャー]]である。他は[[デメリット]]能力を持つ[[《勇猛妖魔アニマトレイン》]] 、実力者だがピーキーで前のめりな[[《無頼封魔アニマベルギス》]]のみであり、汎用性とは程遠い者達である。

-[[《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》]]以来の2体目の[[闇]]/[[自然]]の[[ナイト]]でもある。[[進化元]]としての[[【マスター・オブ・デスティニー】]]などへの投入も検討できる。

-初の[[特殊種族]]を持たない[[多種族]][[ファンキー・ナイトメア]]だが、この《悪魔妖精ベラドンナ》の登場によって[[ファンキー・ナイトメア]]が[[多種族]]になった時の冠詞が「悪魔」であることが判明した。だが、これでは[[デーモン・コマンド]]と被ってしまっている。名前だけ先に登場していたので、その後付けで[[ファンキー・ナイトメア]]が用意されただけの可能性もあるか。&br;[[《応援妖精エール》>《エール・ライフ》]]、[[《透明妖精リリン》>《ピクシー・ライフ》]]、[[《天体妖精エスメル》>《フェニックス・ライフ》]]、[[《忍者妖精ユリカマ》>《トレジャー・マップ》]]の[[種族]]にも注目である。

-ちなみにベラドンナ(bella donna)とはイタリア語で「美しい女」という意味で、オオカミナスビの学名でもある。見た目がブルーベリーによく似ている実をつけるが、これには''強い毒性があり、最悪の場合死に至るので間違っても食べないように。''

//前編集者の個人的な意見
//[[【5色ドギラゴン剣】]]にも良さそうであり、[[マナブースト]]しながら[[墓地]]に[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]での[[リアニメイト]]対象を補充できるのが強い。この[[カード]]の登場時点で[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]は[[殿堂入り]]しているが、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が1枚制限になって[[コントロール]]寄りの構築を求められている中で、これだけ[[汎用性]]の高い[[カード]]に仕上がっているとそうした構築を組むことができそうである。

**関連カード [#k0f5f5d7]
-[[《ダーク・ライフ》]]

-[[《特攻人形ジェニー》]]
-[[《霞み妖精ジャスミン》]]

-[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]
-[[《電脳鎧冑アナリス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#e2b3a78f]
-[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]&br;'''ベラドンナ、その花言葉は「呪い」と「死の贈り物」。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]]&br;'''[[ジャスミン>《霞み妖精ジャスミン》]]ちゃん、[[エスメル>《フェニックス・ライフ》]]ちゃん、[[エミリー>《注射人形エミリー》]]ちゃん、アジサイちゃん……(???)よりどりみどり、今日は誰と遊ぼうかしら。 ― 悪魔妖精ベラドンナ'''


**収録セット [#ed9432e2]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[nuisuke]]
--[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]](9/18)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード(第16期〜第20期)]](P82/Y18)(新規イラスト)

**参考 [#a233fce9]
-[[スノーフェアリー]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[cip]]
-[[自壊]]
-[[モード]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[マナブースト]]

&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);