#author("2023-01-14T12:21:12+09:00","","")
#author("2024-03-28T21:15:28+09:00","","")
*《&ruby(あくゆう){悪遊}; ノチェス=アルトゥス》 [#ie6f7b88]

|悪遊 ノチェス=アルトゥス VR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 66666|
|''H・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを6つブレイクする)|
|このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを6体破壊する。(6体になるよう最大数選ぶ。自分のクリーチャーを含めてよい。)|
|このクリーチャーは、可能なら攻撃する。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。

初の[[H・ブレイカー]]持ちのクリーチャー。[[アタックトリガー]]でクリーチャーを6体破壊し、[[可能であれば攻撃する]]。

まず目につくのは、途方も無い[[パワー]]と[[ブレイク]]数。
そこに[[アタックトリガー]]で6体もの[[確定除去]]がついてくる。一見するととんでもないスペックだが、注意しなければならないのが、この[[除去]]は[[強制]]かつ味方も含まれる(([[注釈文]]には『含めてもよい』と[[任意]]のように書いてあるが、『最大数選ぶ』ので他に選択肢がない場合は[[強制]]で味方が巻き込まれる。))という点。''このカード以外のクリーチャーが5体以下だとこのクリーチャーごと吹き飛んでしまう''。
大抵の場合は[[攻撃]]が通る前に[[自壊]]してしまうため、先述の途方も無いパワーとブレイク数が実際に活かされるケースは限られる。

一応、[[除去]]の威力自体だけでも[[リセット]]並みなため、[[《堕魔 ドゥポイズ》]]のような感覚で使うのも一考。
[[コスト]]6の[[召喚酔い]]持ち[[アタックトリガー]]は起動が遅いため、何らかの方法で即座に攻撃できるようにできる工夫は入れたい。

[[攻撃]]時に生き残る事ができれば、[[ブロッカー]]などを一気に薙ぎ払った上で[[H・ブレイカー]]が通り、相手の場も[[シールド]]もほぼ空にできる。

盤面を動かす力はかなり強いカードであるため、なるべく[[攻撃]]、できればその後の生存まで漕ぎ着けたいところ。
とはいえ、[[アタックトリガー]]に加え[[可能であれば攻撃する]][[デメリット]]があることによって、このクリーチャーを生存させる限り味方側が全壊するリスクも常に背負うことになる。生き死にはうまくコントロールしたいところ。
[[システムクリーチャー]]の[[常在型能力]]で強化するのはあまり向かないので、[[トリガー能力]]や[[呪文]]で強化してやりたい。

-なんらかの[[破壊]][[置換効果]]をこのカードに与えることができれば、盤面が合計6体未満でも[[H・ブレイカー]]で突撃できる。
具体的には、[[アビス]]対象の[[《邪龍 ジャブラッド》]]などが挙がる。

-[[《アビスベル=ジャシン帝》]]とは複数の面で相性が良い。
--[[アビスラッシュ]][[付与]]でこの[[カード]]の[[アタックトリガー]]を即座に使える。[[コスト軽減]]で早出しができることも相まって、相手からすればこのカードが墓地にある際のプレッシャーは大きくなる。
--[[《アビスベル=ジャシン帝》]]自身はこの[[クリーチャー]]の[[除去]]を[[置換効果]]で耐える事ができる。
--味方を[[破壊]]してしまう点は、[[アビスラッシュ]]で出た[[クリーチャー]]が本来[[山札]]に行ってしまうところを、[[墓地]]に置いて再度[[アビスラッシュ]]が使える状態にする事に活かせる。この[[クリーチャー]]自身の[[破壊]]も例外ではなく、相手の[[クリーチャー]]が出るたびに[[アビスラッシュ]]→[[破壊]]を決める事で、一方的に[[バトルゾーン]]をコントロールできる。逆に味方を[[破壊]]する[[ディスアドバンテージ]]が大きい時は、[[墓地]]に控えたままターンを送ることで擬似的に[[可能であれば攻撃する]][[デメリット]]を回避することにもなる。

-各要素に6が取り入れられている。6づくしのカードである。
--「666」は悪魔の数字として知られている。
--特定の数字づくしの前例として[[《サイバー・J・イレブン》]]、[[《∞大龍 ゲンムエンペラー》]]などが挙げられる。

-[[多人数戦]]である[[デュエパーティー]]を意識したと思われるカード。通常では使いづらい[[破壊]]効果も、例えば4人対戦であれば対戦相手1人につき2体[[クリーチャー]]を出しているだけで味方を巻き込まずに使えるようになる。
更にデュエパーティーの6枚の初期[[シールド]]を丁度一撃で全て[[ブレイク]]できる。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第28話(本編第26話で、最終話)で[[斬札 ウィン]]が[[エリザ先生]]戦で使用。
[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に付与された[[アビスラッシュ]]で[[召喚]]され、出たターンに即座に[[アタックトリガー]]を使用し、[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の[[能力]]で並んだエリザ先生のクリーチャー6体を破壊し、さらにシールドを全てブレイクした後に《ジャシン帝》の[[ダイレクトアタック]]に繋げた。
ウィンは直前のターンに[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の[[能力]]で[[召喚]]回数を1回に制限されており、1枚で状況を打開できる[[クリーチャー]]としてこの[[クリーチャー]]を[[召喚]]している。
--作中の[[源さん]]の解説では「自分のクリーチャーを巻き込むことが多い[[能力]]だが、展開力に優れる[[【鬼羅.Star】]]が相手だったためノーリスクで[[能力]]を使用できた」ことが語られている。
--[[破壊]][[能力]]を使う際には巨大なチェスの駒で相手[[クリーチャー]]を押し潰す演出が取られている。
--同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
--[[DM22-EX2]]出身のクリーチャーとしては[[《デス・ザ・チョイス》]]と[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]以来3体目である。

-続編の『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』第47話で再登場。[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の[[終極宣言]]によって他のアビス達と共に[[リアニメイト]]され、剣で攻撃し[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の撃破に一役買った。
第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像ではラストシーンで他のアビス達と共に登場した。

-漫画版では第3巻の特別編にて「チェスのアビスロイヤル」と紹介されており、デュエマ外のシーンで初登場した。

//**関連カード [#k4ed5e52]

**[[フレーバーテキスト]] [#l8f90fbe]
-[[DM22-EX2]]&br;'''配下を駒のように操るアルトゥスが、深淵より顕現する時に「コマ」を選んだのは意外であった。 ― ミスティ・レポート 第二章『深淵の存在たちについて』より'''
-[[DM22-EX2]]&br;'''[[配下>遊撃の六騎士]]を駒のように操るアルトゥスが、深淵より顕現する時に「コマ」を選んだのは意外であった。 ― [[ミスティ・レポート]] 第二章『深淵の存在たちについて』より'''

**収録セット [#n9ca9ff5]
-illus.[[MISAWA K]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](4/75)

**参考 [#fe194946]
-[[アビスロイヤル]]
-[[H・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[破壊]]
-[[デメリット]]
-[[スーサイド]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[デメリット]]

&tag(,);
&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,アビスロイヤル,アビス,パワー66666,H・ブレイカー,アタックトリガー,除去,複数除去,確定除去,破壊,複数破壊,忌数モチーフ,スーサイド,可能であれば攻撃する,攻撃強制,VR,ベリーレア,MISAWA K);