#author("2020-01-24T13:37:38+09:00","","")
*《&ruby(ふっかつ){復活};の&ruby(きとうし){祈祷師};ザビ・ミラ》 [#ke92deb3]

|復活の祈祷師ザビ・ミラ SR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/エイリアン 9000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、コスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]で登場した[[デーモン・コマンド]]/[[エイリアン]]。

[[cip]]で自分の他の[[クリーチャー]]を好きな数[[破壊]]して、同じ数だけ[[コスト]]6以下の[[サイキック・クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す[[能力]]を持つ。

[[《解体人形ジェニー》]][[《青銅の鎧》]]などの並べやすい小型[[クリーチャー]]を[[破壊]]対象とすることで、中型の[[サイキック・クリーチャー]]を大量展開することができる。
多くの[[クリーチャー]]を[[破壊]]した方が[[アドバンテージ]]を取れるため、[[クリーチャー]]を並べやすく、かつ[[マナブースト]]のある[[【ネクラ超次元】]]系の[[コントロール]]でよく使用される。

登場した当時は、[[《時空の幸運ファイブスター》]]と[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出して[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]への[[覚醒]]を狙うことが多かった。自身も[[コスト]]8の[[デーモン・コマンド]]であるため[[《時空の霊魔シュヴァル》]]の[[覚醒]]条件を満たしやすく、一気に[[バトルゾーン]]を制圧できた。
また、同じ[[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]に収録された[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]のパーツを並べて、[[覚醒リンク]]を狙う[[デッキ]]も同時期に開発されていた。

[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で6コストの[[《ヴォルグ・サンダー》]]が登場。[[《ヴォルグ・サンダー》]]を複数同時に出すことで、相手を簡単に[[ライブラリアウト]]に持ち込めるようになった。
また上記の[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]への[[覚醒]]を狙うために、[[《時空の幸運ファイブスター》]]に入れ替えて使用されるようになった。
結果としてこの[[カード]]の制圧力と決定力が飛躍的に高まり、この組み合わせは[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]として確立することになった。

しかし、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の登場、さらに最大の相方であった[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[プレミアム殿堂]]により大きく採用率は減退。
[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]の終焉と共に[[環境]]からはすっかり姿を消し、過去の存在となってしまった。
[[《ヴォルグ・サンダー》]]を[[環境]]レベルにまで押し上げた功労者である一方で、[[《ヴォルグ・サンダー》]]を出す以外での使われ方がむしろマイナーになっていった為、結果として''公式からの[[オレガ・オーラ]]推しの煽りによる最大の犠牲者になった''と言えるだろう。

それでも展開力の高さは魅力であり、[[【超次元コントロール】]]の[[フィニッシャー]]としては未だに強力な[[カード]]であると言える。
[[《ヴォルグ・サンダー》]]亡き今、また「復活」できるかは、今後相性の良い[[カード]]の登場や[[コンボ]]の確立が待たれる。

-2019年7月1日付で相方と言うべき[[サイキック・クリーチャー]]である[[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[プレミアム殿堂]]。今後は[[【クリーチャーコントロール】]]目的での採用を重視しなければならなくなった。[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[プレミアム殿堂]]でも[[《時空の霊魔シュヴァル》]]の[[覚醒]]補助としてはまだ一級品の性能を誇り、[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]/[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]を[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]等と絡めれば[[1ショットキル]]も容易い。

-出せる[[サイキック・クリーチャー]]は6コスト以下ならば[[文明]]は問わない。[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]と[[火]]の[[サイキック・クリーチャー]]を同時に出して3打点用意する[[コンボ]]も可能である。

-2012年7月17日の裁定変更で、[[破壊]]された[[クリーチャー]]が[[置換効果]]で実際に[[墓地]]に置かれなくても、出せる[[サイキック・クリーチャー]]の数にカウントされるようになった。現在では[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などとのコンボが可能である。

-[[コスト]]6以下の[[サイキック・クリーチャー]]を[[破壊]]した場合、それをすぐに[[バトルゾーン]]に出し直す事で[[cip]]の再利用が可能。&br;ただし、[[サイキック・クリーチャー]]を出すのは[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を選んですべて[[破壊]]してからであるため、一回の[[cip]]で[[サイキック・クリーチャー]]を何度も回せるわけではないので注意したい。

-[[《大地と悪魔の神域》]]でこのクリーチャーを進化元に[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]を出した場合このカードの能力でその《グレイトフル・デッド》を[[破壊]]することはできない。進化後も「このクリーチャー」であるという裁定になっているため。


-ミラ(Mira)とはくじら座ο(オミクロン)星のこと。輝きが大きく変化することで有名。

-フレームからはみ出しているイラストの面積が非常に大きく、一見すると[[フルフレームフォイル]]に見紛うほど。

-漫画「ビクトリー」にて[[オンセン]]が使用。[[能力]]で[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]と[[《電流戦攻セブ・アルゴル》]]を[[破壊]]し、[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]と[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]を[[バトルゾーン]]に出した。

**《ヴォルグ・サンダー》のプレミアム殿堂以前 [#l791e062]
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[ライブラリアウト]]を狙う場合、いかに生贄となる[[クリーチャー]]を用意できるかが重要。そのため[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]、[[《盗掘人形モールス》]]、[[《魔龍バベルギヌス》]]、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を使った[[コンボ]]が利用されることもあった。

-[[デーモン・コマンド]]を大量に[[リアニメイト]]できる[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]とも相性がいい。《ザビ・ミラ》を複数出せれば、[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[cip]]を連打してほぼ確実に相手を[[ライブラリアウト]]に追い込めた。


-この[[カード]]を使う場合、大抵[[《ヴォルグ・サンダー》]]が積まれていたので、[[超次元ゾーン]]から戦術がばれやすかった。逆に、他の[[デッキ]]に[[《ヴォルグ・サンダー》]]を4枚用意して[[ブラフ]]にすることもできた。

-[[【ドロマー超次元】]]などを握っている中で相手を完全に縛ったならこのカードが無くても[[《ヴォルグ・サンダー》]]で勝てることが多かった。そのため、上級者の中ではこのカードは時間切れ対策として認識されることもあった。

-悪名高い[[《エンペラー・キリコ》]]との組み合わせも。[[cip]]でいきなり2〜3体の《ザビ・ミラ》が並ぶこともあり、[[《魔龍バベルギヌス》]]などと併用することで一気に[[ライブラリアウト]]を狙うことが出来た。同じ弾で登場した[[《サイバー・N・ワールド》]]と同様に[[《エンペラー・キリコ》]]が[[プレミアム殿堂]]入りする約半年間の間、共演することが可能だった。


**関連カード [#d69649f3]
-[[《復活のメシア マジョラム》]]


**収録セット [#v049431b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]

**参考 [#qae295f3]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[cip]]
-[[クリーチャー]]
-[[破壊]]
-[[スーサイド]]
-[[コスト]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]

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