#author("2020-01-28T00:17:31+09:00","","")
#author("2024-03-28T02:51:32+09:00","","")
*《&ruby(ドリーミング・ムーンナイフ){幻緑の双月};/&ruby(はは){母};なる&ruby(せいいき){星域};》  [#q2bf3f34]

|幻緑の双月 P 自然文明 (2)|
|クリーチャー:ビーストフォーク 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|母なる星域 P 自然文明 (3)|
|呪文|
|自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。|
|自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]で登場した[[自然]]の[[ビーストフォーク]][[ツインパクト]]。
[[《幻緑の双月》]]と[[《母なる星域》]]そのものが融合して[[ツインパクト化]]したカードである。両方とも元となったカードと効果は変わりない。
[[DMEX-04]]で登場した[[自然]]の[[ビーストフォーク]]と[[自然]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

合体した事で汎用性が非常に上がった。[[進化クリーチャー]]を主とした構築では、更なるデッキの圧縮に貢献できるだろう。
序盤はクリーチャー面で加速し、終盤は呪文面で進化クリーチャーを呼び出す事が分かる。
[[《幻緑の双月》]]と[[《母なる星域》]]の2枚が融合して[[ツインパクト化]]した[[カード]]である。両方とも元となった[[カード]]と効果は変わりない。

クリーチャー面も他の[[相互互換]]と比べると種族が優秀な[[《幻緑の双月》]]である。
合体した事で汎用性が非常に上がった。序盤は[[クリーチャー]]側で[[マナブースト]]し、終盤は[[呪文]]側で[[進化クリーチャー]]を呼び出す事ができる。[[殿堂入り]]以前は[[手札]]でダブったとしても《幻緑の双月》でマナの総数を伸ばし、《母なる星域》でブーストしたマナにアクセスすると見事に役割分担できたのも利点だった。
[[進化クリーチャー]]を主とした構築では、更なる[[デッキ]]の圧縮に貢献できるだろう。

ただし、[[ツインパクト化]]により[[《クイーン・アマテラス》]]ではコスト踏み倒し不可な点には注意。
[[クリーチャー]]側も他の[[相互互換]]と比べると[[種族]]が優秀な[[《幻緑の双月》]]である。

-上記のようにこのカードの性能は高いが、[[進化]]というシステムが[[DMRP-01]]以降、[[NEO進化]]に変わられる事が多くなったので、新しい[[コスト踏み倒し]]先が不足しがちになっている。
ただし、[[ツインパクト化]]により[[《クイーン・アマテラス》]]では[[コスト踏み倒し]]不可な点には注意。
また、元の[[《母なる星域》]]がよく使われた[[【エンペラー・キリコ】]]では、[[《エンペラー・キリコ》]]の踏み倒しに引っかかってしまうため相性が悪い。
デッキの性質を考慮してどちらを採用するべきか決めよう。

-2024年3月11日付で[[殿堂入り]]。単体の[[《母なる星域》]]は4枚使用可能であり、[[《幻緑の双月》]]は[[相互互換]]が多数存在するのでこれらを使用するデッキが消滅したわけではないが、クリーチャー面も積極的に活用するデッキでは弱体化を余儀なくされた。
--既存カードが[[ツインパクト化]]したカードの殿堂入りは、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]に続いて2枚目。また、[[《母なる大地》]]の派生カードの殿堂入りは[[《母なる紋章》]]、[[《獰猛なる大地》]]、[[《生命と大地と轟破の決断》]]に続いて4枚目。

**他のカード・デッキとの相性 [#td8080f3]
-[[【ターボドルバロム】]]に投入すると、[[《凶鬼09号 ギャリベータ》]]で増やした[[墓地]]から[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]で[[回収]]できるという、オリジナル版にはない利点が光る。

-[[進化]]というシステムが[[DMRP-01]]以降、[[NEO進化]]に変わられる事が多くなったので、新しい[[コスト踏み倒し]]先が不足しがちになっていた。その後[[DMRP-17]]より[[王来篇]]が始まり、[[スター進化]]が登場。カードプールの増加が見込まれる。
--[[王来篇]]〜[[王来MAX]]では、「バトルゾーンに進化元が不要」という特徴が嬉しい新規特殊進化に[[禁断スター進化]]、[[S-MAX進化]]、[[鬼S-MAX進化]]も登場。

-[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]では[[《歌舞音愛 ヒメカット》>《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》]]の並びが好相性。あちらで増やせる手札に期待すれば息切れの心配なく手札からマナブーストできる。言うまでも無いが[[《キユリのASMラジオ》]]で揃えたい。

//-このカードの登場によって[[《母なる星域》]]を最大8枚体制にすることができるようになった。言い換えると、それは今後環境を揺るがすような[[スペック]]をした[[《母なる星域》]]での[[踏み倒し]]が前提となる[[重量級]][[進化クリーチャー]]は登場させるつもりがないという意味である。
//星域で大型進化クリーチャーを踏み倒しても環境を支配しないような高速環境にする(なっている)というだけでは?

**環境において [#sdafe73a]
[[進化クリーチャー]]自体がデュエマにおける強そうに見えて潜在的な弱点が多い地雷能力である。
[[王来篇]]では[[スター進化]]がプッシュされたが、サポート抜きでも進化できる自前の軽さの[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]][[《我我我ガイアール・ブランド》]]、規格外の進化サポートである[[《王来英雄 モモキングRX》]][[《スロットンの心絵》]][[《未来王龍 モモキングJO》]]あたりで完結したデッキが好まれ、終ぞ《母なる星域》経由でマナからアクセスできる性能を有難がるクリーチャーは登場しなかった。
《星域》で送る用の1体がいないと[[空撃ち]]に終わるという部分が甚大なるデメリットなのである。性能は違えど、盤面が空でも使える[[《エヴォ・ルピア》]][[《アイボー・チュリス》]]などのほうが活躍した。

[[DMRP-21]]時点で登場した[[《バラギアラ-MAX》]]により、[[S-MAX進化クリーチャー]]と《母なる星域》が相性が良いことが判明していた。しかし[[《バラギアラ-MAX》]]本体の強みがマナ操作程度で決定力に欠けた。

[[DMRP-22]]では[[《CRYMAX ジャオウガ》]]が登場したが、この時点の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]は【メタジャオウガ】と呼ばれる盤面コントロール系の構築だったので、自分のリソースが細くなる《幻緑の双月/母なる星域》はあまり開拓されていなかった。

[[DM23-RP1]]期にはすっかり標準装備として[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に2枚程度挿されるようになった。
//[[DM23-RP1]]発売の1ヶ月後に[[DM22-EX1]]で[[《キユリのASMラジオ》]]が登場して上側の《幻緑の双月》にコスト踏み倒し手段を獲得。
//23年期?22年期?どっち?

遅くとも2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂の頃には、3枚積みの構築の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]が標準化。[[DM23-SD3]]期には[[4枚積み]]型すらちらほら見れるように。やはり[[《キユリのASMラジオ》]]での[[コスト踏み倒し]]範囲内のクリーチャー群で減った[[手札]]の[[リソース]]を回復できるのが大きい。言い換えれば[[《キユリのASMラジオ》]]で捲れた場合はリソース浪費に繋がりかねず、[[cip]]を使わなければ[[バニラ]]同然の大外れ枠になるのだが。

[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]において上下の有用性が高すぎて「[[メタカード]]を立てながらの4ターンキル」が余りに安定し過ぎたためか、2024年3月11日付で[[殿堂入り]]。

同デッキの登場まではほぼ環境では見られず専ら[[ファンデッキ]]向きのカードとして見られていた。
[[S-MAX進化クリーチャー]]の登場が直接的な原因というわけではなく、そのすべてが出揃った[[DMRP-22]]時点の[[カードプール]]の中で、[[《母なる星域》]]経由で出されるケースが確認されたのは[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を除けば[[《バラギアラ-MAX》]]ただ1体。歴代でもバトルゾーンに進化元が不要な進化クリーチャーはいくつもあったが、《幻緑の双月/母なる星域》と[[《超天星バルガライゾウ》]]や[[《「無情」の極 シャングリラ》]]、[[《暗黒神星アポロデス・フェニックス》]]などとの組み合わせで環境を支配した記録はない。

悪さをしていたのは[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の暴力的なスペック以外ありえないのだが、現時点では[[《CRYMAX ジャオウガ》]]は複数投入を咎める時期ではないと判断されたと思われ、かといって4ターンキルに貢献しすぎているこのカードも無規制だと暴れすぎてしまうということで[[殿堂入り]]に指定されたということだろう。

**関連カード [#v0d324e5]
-[[《幻緑の双月》]]
-[[《母なる星域》]]

-[[《シビレアシダケ/インビンシブル・パワー》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《大勇者「ふたつ牙」》>《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]


**収録セット [#a60668c5]
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]/[[IWAO]]
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](52/75)
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](78/100)
-illks.[[moi]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](7/14)

**参考 [#d114f942]
-[[ツインパクト]]
-[[ツインパクト化]]
-[[ビーストフォーク]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[マナ加速]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[殿堂入り]]
-[[ツインパクト化]]

&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);
&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト2,ビーストフォーク,パワー1000,cip,マナブースト,呪文,コスト3,非進化クリーチャーサポート,自己マナ送り,マナゾーンのカードの枚数以下,進化クリーチャーサポート,コスト踏み倒し,《幻緑の双月》,《母なる星域》,・,P,レアリティなし,Takesi Kuno,IWAO,moi);