#author("2020-01-19T15:39:52+09:00","","")
#author("2023-05-05T14:19:13+09:00","","")
*《&ruby(きぼう){希望};と&ruby(しょうり){勝利};の&ruby(でんせつ){伝説};》 [#z8cb71ca]

|希望と勝利の伝説 P 水/火文明 (5)|
|呪文|
|カードを2枚引く。その後、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[呪文]]。
[[DMD-24]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[呪文]]。

[[カード]]を2枚引いた後、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]1体を[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]できる。
[[カード]]を2枚引いた後、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]と名前にあるクリーチャー1体を[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]できる。

[[インフレ]]の波で[[カードパワー]]が相対的に低くなっていた[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]、ないしそれを使った[[【ボルメテウスコントロール】]]の強化[[カード]]。5[[コスト]]で2枚[[ドロー]]しつつ[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]を[[バトルゾーン]]に出すことができる。

[[ハンドアドバンテージ]]と[[フィールドアドバンテージ]]を同時に得ることができ、[[スペック]]の高さは[[超次元]][[呪文]]にも引けを取らない。

対象となる[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が[[手札]]にあって初めて[[コスト]]に見合った[[アドバンテージ]]が取れるようになるため、[[デッキ]]に3〜4枚積んでこの[[呪文]]を唱えるまでに確実に[[手札]]にキープしておきたい。万能[[サーチ]]の[[《クリスタル・メモリー》]]や他の[[ドローソース]]と併用すると確実だろう。

[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]は今まで[[コスト]]の重さ故に[[ドラゴン]][[デッキ]]や[[【除去コントロール】]]ぐらいにしか入らなかったが、この[[呪文]]の登場で従来よりも格段に素早く出せるようになった。

とはいえ、この呪文を唱えたターンは、[[テンポアドバンテージ]]が全く取れず、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が手札に来るとも限らないため、決して強力なカードとは言い難い。
[[《超次元ボルシャック・ホール》]]や[[《超次元フェアリー・ホール》]]などの[[超次元呪文]]から[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出すなどして、除去やマナブーストに徹した方がその後のゲームを掌握しやすくなることは、これまでの環境が立証している。

このカードが登場した後も《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を実践級レベルまで押し上げたと言えず、結局[[【ボルメテウスコントロール】]]は[[ファンデッキ]]止まりのままだった。

[[革命編]]、[[革命ファイナル]]に入ると[[侵略]]、[[革命チェンジ]]が登場。[[スピードアタッカー]]すぐに侵略できる[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる5コストの[[超次元呪文]]が強化を得たため、さらにこのカードはそちらに大きく見劣りするようになる。
[[革命編]]、[[革命ファイナル]]に入ると[[侵略]]、[[革命チェンジ]]が登場。[[スピードアタッカー]]ですぐに侵略できる[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる5コストの[[超次元呪文]]が強化を得たため、さらにこのカードはそちらに大きく見劣りするようになる。

さらに[[新章>新章デュエル・マスターズ]]に入ると、[[コスト踏み倒しメタ]]が急増し、それに引っかかるこのカードは弱体化を余儀なくされる。
--コスト踏み倒しメタの存在は昔のカードをサポートするコスト踏み倒し手段にメタを張る性質がある。言い換えると、元来からデュエマはシステム上古いカードを後の環境に復帰させることが困難である。

[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のサポートとしてはかなり良質な[[呪文]]ではあるが、現在の[[【ボルメテウスコントロール】]]では、やはり[[超次元呪文]]が優先され、しかも《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が投入されないという憂き目にあっている。
[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のサポートとしてはかなり良質な[[呪文]]ではあるが、現在の[[【ボルメテウスコントロール】]]では、やはり[[超次元呪文]]や[[GR召喚]][[呪文]]が優先され、しかもツインパクト版を含めて《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が投入されないことがざらという憂き目にあっている。

-[[水]]入りの[[多色]]のため、[[水]]/[[火]][[文明]]が必須。[[単色]][[デッキ]]で使うことは難しいか。もっとも、[[【ボルメテウスコントロール】]]は3〜4色で組まれることが多いので大した問題ではないだろう。

-[[ビートダウン]]寄りの構築にするならば[[《ピーピング・チャージャー》]]と相性が良い。[[シールド焼却]]で狙いたい[[シールド]]を探しつつ、この[[呪文]]に繋ぐことができる。頻繁に見かけることはないが、[[シールド焼却]]の天敵である[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を発見出来ればなおいいだろう。

-[[コストパフォーマンス]]が良い[[呪文]]であることから登場当初は注目されたが、除去耐性を持たない[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]を[[コントロール]]ができていない状況で早出しすることは[[デメリット]]にしかならないため上級者受けは悪く、[[【ボルメテウスコントロール】]]の環境復帰はならなかった。
--[[デッキ]]コンセプトとの一致不一致を抜きにしても、単純に[[マスターズ・クロニクル・デッキ]]に登場した[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のサポートが務まる[[カード]]としては[[《煉獄と魔弾の印》]]の方が[[スピードアタッカー]]を付与できる点で利便性が高い。さらに[[《スクランブル・チェンジ》]]が無制限であった頃はそちらの方が余程[[アドバンテージ]]を大きく稼げるため、この時期は冬の次代であった。
--[[デッキ]]コンセプトとの一致不一致を抜きにしても、単純に[[マスターズ・クロニクル・デッキ>クロニクルデッキ]]に登場した[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のサポートが務まる[[カード]]としては[[《煉獄と魔弾の印》]]の方が[[スピードアタッカー]]を付与できる点で利便性が高い。さらに[[《スクランブル・チェンジ》]]が無制限であった頃はそちらの方が余程[[アドバンテージ]]を大きく稼げるため、この時期は冬の時代であった。

-[[色]]が合う[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]も相性がいい。あらかじめ[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]を出しておくことで[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]を[[スピードアタッカー]]に出来る。あとから唱えても相手の[[ブロック]]を封じることで[[シールド焼却]]の支援が可能。

-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]専用のサポート[[カード]]であり、[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]や[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]]など、他の[[ボルメテウス]]は対象外。

-[[フレーバーテキスト]]は[[DMC-36>DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」]]版の[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]と同じもの。当時[[スーパーデッキ・ゼロ]]を購入した[[プレイヤー]]にとって懐かしい仕様となっている。
-[[フレーバーテキスト]]は[[DMC-36]]版の[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]と同じもの。当時[[スーパーデッキ・ゼロ]]を購入した[[プレイヤー]]にとって懐かしい仕様となっている。

-[[カード]]名がアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」とのコラボの際に登場した[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の最終進化である[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]のリーダースキルの名称に採用されている。同ゲーム内では[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]も効果の対象に含まれるが、実物の[[カード]]では対象に含まれないので注意。

-長らく絶版状態だったが、[[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]でようやく再録される。フルフレームで迫力満点に[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が描かれた新イラストになっている。
-長らく絶版状態だったが、[[DMEX-04]]でようやく再録される。フルフレームで迫力満点に[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が描かれた新イラストになっている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#h976b0ed]

|希望と勝利の伝説 UC 水/火文明 (5)|
|呪文|
|カードを2枚引く。その後、自分の手札から《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》1枚を、コスト支払わずに召喚してもよい。|
|このゲームがソロプレイなら、このターン、自分の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》はすべて「スピードアタッカー」と「ブロックされない」を得る。|

[[DMPP-18]]にて登場。[[アンコモン]]になった。

ドローしつつ[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]を踏み倒す効果は変わらないが、召喚扱いでバトルゾーンに出るようになり、[[ソロプレイ]]限定で、[[スピードアタッカー]]と[[アンブロッカブル]]付与が追加された。

コストはそのままなので、TCG版と同じく5ターン目に[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]を踏み倒すことが可能。
[[ソロプレイ]]であれば、そのまま[[アンブロッカブル]]で即時攻撃が可能なため、まるで1ドロー付の[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]のような運用が可能となる。

当然ながら、対象のカードが手札に来ないと話にならないが、同弾で登場した[[《気高き怒り・チャージャー》]]は[[ボルメテウス]]をデッキトップに移動させられるので、踏み倒しを確実なものにできる。

//弱点が目立ち、一線を退いていた[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の性能をフルに発揮できる優秀なカードと言える。

しかし、単独では即効性のないことが原因で一線を退いていた[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]なのに、それをデッキに採用しなければならないという制約の時点で[[ランクマッチ]]では目立った活躍はしなかった。
[[ソロプレイ]]での運用も、複数体の[[ボルメテウス]]を出したターンから殴れるようにする[[《ボルメテウス・リターンズ》]]を軸にしたほうが勝利に直結するのでこれまた厳しい立ち位置となる。

-「召喚」なので[[《神秘と創造の石碑》]]や[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]などが反応する。
--[[《神秘と創造の石碑》]]と組み合わせた場合、《希望と勝利の伝説》の[[呪文能力]]には割り込めないため、「スピードアタッカー」と「ブロックされない」を与える効果が終わってから、山札から同名クリーチャーが踏み倒されることになるのは残念である。

//--厳密には「コストを支払わずに召喚してもよい」が正しいテキストであると思われる((なお、「コストを支払わずに」が抜けていても、カードの[[単発的効果]]で[[キーワード処理]]を行う際には、マナの支払いはないという裁定で、TCG版の[[《魔導獣ギガントレット》]]で「クロスする」効果や、デュエプレ版[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]で「唱える」効果の前例がある。))。

-初出時は「コスト支払わずに」が抜けていて、呪文の効果でコストを支払って《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を召喚するように見えなくもなかった。もちろんカードの[[単発的効果]]で召喚するのはコストを支払う必要はないし、アップデートでテキストが修正されたので混乱を招くこともなくなった。

**関連カード [#v0b33f6a]
-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]
-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]
-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ff54d908]
-[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]&br;'''希望と勝利が炎となって吹き荒れる時、[[伝説の竜>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が舞い降りる。---いにしえより伝わりし竜族の伝説'''
-[[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]&br;'''[[「勝者」の文字が最も似合う龍。>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]その名は伝説となって語り継がれる。'''
-[[DMD-24]]、[[DMPP-18]]&br;'''希望と勝利が炎となって吹き荒れる時、[[伝説の竜>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が舞い降りる。---いにしえより伝わりし竜族の伝説'''
-[[DMEX-04]]&br;'''[[「勝者」の文字が最も似合う龍。>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]その名は伝説となって語り継がれる。'''

**収録セット [#l726a4b3]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#f6b35fb1]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]](14/37)
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]([[フルフレーム]])
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](4/75)([[フルフレーム]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y3d35770]
//-CV:[[]]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]]

**参考 [#mecbb944]
-[[タップイン]]
-[[ドロー]]
-[[カード名]]
-[[手札]]
-[[ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ソロプレイ]]

&tag(呪文,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト5,ドロー,《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》サポート,コスト踏み倒し,P,レアリティなし,TUBAKI HALSAME,Shishizaru,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),青赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),ドロー (デュエプレ),《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》サポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),ソロプレイ (デュエプレ),スピードアタッカー付与 (デュエプレ),ブロックされない付与 (デュエプレ),TUBAKI HALSAME (デュエプレ));