#author("2022-08-08T17:43:50+09:00","","")
#author("2024-03-31T22:36:17+09:00","","")
*《&ruby(きょだいせっけいず){巨大設計図};》 [#z9463ff8]

|巨大設計図 C 自然文明 (2)|
|呪文|
|自分の山札の上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。|
|自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の下に置く。|

[[DMR-05]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

似たような[[カード]]の[[《進化設計図》]]と比べると、範囲が「進化クリーチャー」から「コスト7以上のクリーチャー」になり、以前より引きやすくなった。
その代わりに、[[S・トリガー]]がなくなり、表向きにできる数が6枚から4枚になった。
[[《進化設計図》]]と比べると範囲が「進化クリーチャー」から「コスト7以上のクリーチャー」になり、当たりの絶対数が増えた。
その代わりに[[S・トリガー]]がなくなり、表向きにできる数が6枚から4枚になっている。

[[ドラゴン]]、[[コマンド]]、[[アンノウン]]といった[[重量級]]が多い[[種族]]の[[デッキ]]と相性がいい。[[水]]無しで複数枚の[[手札補充]]が見込めるため、一考の余地あり。
期待値上は、最低でも1枚当てたいならば10枚以上は対象の[[クリーチャー]]を[[デッキ]]に入れる必要がある。普通の[[デッキ]]ならば[[マナカーブ]]の都合上それほど多くの[[ファッティ]]は入らないので、専用の[[デッキビルディング]]が必要だろう。

[[ドラゴン]]、[[コマンド]]、[[アンノウン]]といった[[重量級]]が多い[[種族]]の[[デッキ]]と相性がいい。[[水]]無しで複数枚の[[手札補充]]が見込めるため、一考の余地がある。
また、性質上[[コスト]]の高い[[クリーチャー]]が多くなりがちな[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【ドルゲーザ】]]とも相性がいい。

ただし、[[マナブースト]]としてよく使われる[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]と[[コスト]]が被ってしまうのがやや難点か。

[[表向き]]にするのは4枚なので、最低でも1枚は当てたいならば10枚以上は対象の[[クリーチャー]]を[[デッキ]]に入れる必要がある。[[ツインパクト]]の概念が出る前の普通の[[デッキ]]ならば[[マナカーブ]]の都合上、それほど多くの[[ファッティ]]は入らないので、専用の[[デッキビルディング]]が必要だろう。
後に[[ツインパクト]]の登場によって大きく強化された。

**環境において [#fd4d6da1]
登場当初は「[[メインデッキ]]を[[コスト]]7以上の[[クリーチャー]]で固めてまともなデッキが組めるはずがない」と酷評が大半であった。
後述する[[【グルメ墓地ソース】]]が登場するまで、このカードが環境で使われた例は数えるほどしかない。

後に[[ツインパクト]]が登場すると、軽量の[[呪文]]面と[[ファッティ]]の[[クリーチャー]]面という組み合わせが一般的なツインパクトの[[カード]]デザインから、構築次第ではバランス良く様々なコスト帯のカードを手札補充できるようになった。
そもそも[[ドローソース]]ではなくコスト7以上のクリーチャーを[[サーチ]]するための[[呪文]]というのが大勢の認識で、「特定のデッキでは、あるいは運が良ければ[[《未来設計図》]]よりアドバンテージになる」という程度の評価に長年甘んじていた。

そして、[[DMEX-17]]では[[ツインパクト化]]した[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]が登場した。《巨大設計図》に依存したデッキ構成ならばそれを引けないと話にならないので、8枚積みされることが多かった。そうして[[【グルメ墓地ソース】]]のような[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]と《巨大設計図》を基盤としたデッキが環境を荒らし、他にも[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]の基盤としてもその2枚が使われた。
[[白緑]][[【九極侵略】]]が成立するとそちらで[[《進化設計図》]]と合わせて採用されるようになり、ようやく[[ドローソース]]として日の目を見る。しかしこの時点では[[《進化設計図》]]の5枚目以降といった立場であり、デッキのコンセプトを務めるには至っていない。

2022年8月15日付でツインパクト版の[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]が殿堂入りとなったが、こちらは殿堂ではないため4枚使用可能で、ツインパクト版と合わせて合計5枚まで使用可能である。
[[新章デュエル・マスターズ]]では[[《ジャンボ・ラパダイス》]]が登場。少しずつデッキの大半を大型クリーチャーで固めるという方針も研究されるようになる。[[パワー12000以上]]かつ[[コスト]]7以上のクリーチャーというケースは多いため、《ジャンボ・ラパダイス》と合わせて初動[[手札補充]]8枚体制を取れるようになった。一方で効果でお互いを捲ってしまうと手札に加えられないというジレンマがあり、またデッキに高コストのクリーチャーを増やしすぎると[[マナカーブ]]の破綻という新たな問題が立ち塞がってくる。

[[双極篇]]で[[ツインパクト]]が登場すると、軽量の[[呪文]]面と[[ファッティ]]な[[クリーチャー]]面の組み合わせのツインパクトを採用することで様々なコストのカードをバランス良く使えるようになった。

[[《進化設計図》]]や[[《メンデルスゾーン》]]と同じく、登場時の[[カードプール]]で高パフォーマンスになるようにデッキを組むと[[マナカーブ]]が破綻するはずだ、という前提が崩れたために性能が上がったわけである。

そして、[[DMEX-17]]では[[ツインパクト化]]した[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]が登場。《巨大設計図》に依存したデッキ構成ではそれを引けないと話にならないところ、にわかに8枚積みが可能になった。そうして[[【グルメ墓地ソース】]]のような[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]と《巨大設計図》を基盤としたデッキが環境を荒らし、[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]の基盤としてもその2枚が使われた。

2022年8月15日付でツインパクト版の[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]が殿堂入りとなったが、こちらは殿堂ではないため4枚使用可能。ツインパクト版と合わせて合計5枚までデッキに入れられる。

その後もこれ4枚とツインパクト版1枚の基盤のデッキが散発的にチャンピオンシップで上位入賞している。

[[DM23-EX2]]期に[[【ムザルミ天門】]]([[アドバンス]])と[[【白緑巨大天門】]]が大幅強化を受けると、以降はその屋台骨を支える基盤カードとして再ブレイク。[[【アカシック3】]]や[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]のような[[ツインパクト]]を多用する[[呪文]][[コンボデッキ]]でも活躍している。[[DM23-EX2]]での追加カードである[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]とも相性が良く、たとえ2ターン目に引けなくとも3ターン目に[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]を唱えてから4ターン目に3コストチャージャー+こちらという動きでより安定して[[唱える]]ことができる。このカード自体の解説からは外れるが、何なら《ギャラクシー・チャージャー》2回で[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]の方を引っ張り込むという手もある。

その手札補充効率とこれを軸にした基盤の成熟からいつ殿堂入りに指定されてもおかしくない状況であったが、2024年3月11日付の改訂では[[【アカシック3】]]から[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]を盾に取って逃げ切った格好となっている。
**その他 [#pb815c5e]
-それほど[[ファッティ]]の比率が高くなくても、[[フルクリーチャー]]に近い[[デッキ]]ならば[[《偽りの名 13/種族選別》]]や[[《野生設計図》]]という選択肢もある。前者はコスト3の呪文ドローソースでありながら《巨大設計図》や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]でも拾える。
-それほど[[ファッティ]]の比率が高くなくても[[フルクリーチャー]]に近い[[デッキ]]ならば[[《偽りの名 13/種族選別》]]や[[《野生設計図》]]という選択肢もある。前者は《巨大設計図》や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]でも拾える。

-[[《進化設計図》]]と同じく[[《強欲の開拓》]]や[[《キング・シビレアシダケ》]]との相性が非常によい。
-[[《進化設計図》]]と同じく[[《強欲の開拓》]]や[[《キング・シビレアシダケ》]]との相性が良い。

-[[フレーバーテキスト]]は「ひたすら[[マナ]]を貯めろ」ということだろう。
-[[フレーバーテキスト]]は「ひたすら[[マナ]]を貯めろ」ということだろう。後の[[《樹食の超人》]]の登場を予言するような内容でもある。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#nfa8d827]
[[DMPP-25]]で実装、山札の下に置く順番が[[ランダム]]になった。

-実装時点でのデュエプレにはまだ[[ツインパクト]]は存在しないものの、TCGにはなかった要素である[[このカードは、《カード名》として召喚してもよい]]能力持ちの多くが《巨大設計図》で参照するとコスト7以上なので相性が良く、実際に[[【巨大エグザイル】>【巨大エグザイル】 (デュエプレ)]]が成立した。なお[[ゴッド・カード]]も2種のクリーチャーとして召喚できるが、こちらはカードとしては非クリーチャー扱いのためにめくっても手札に加えることができず、相性が最悪となっている。

**関連カード [#z8134791]
-[[《天頂計画》]]

-[[《進化設計図》]]
-[[《未来設計図》]]
-[[《純白設計図》]]
-[[《野生設計図》]]
-[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]
-[[《蒼狼設計図》]]
-[[《凸凹設計図》]]
-[[《無法設計図》]]
-[[《氷打の妖精/巨打設計図》]]

-[[《ジャンボ・ラパダイス》]]
-[[《弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#m334b0a6]
-[[DMR-05]]&br;'''[[大喰い>ファッティ]]を呼ぶ儀式は簡単だ。[[大量の食事>マナ]]と、[[大量の食事>マナブースト]]、そして、[[大量の食事>ビッグマナ]]を用意すればいい。――[[儀式大全]] 第4巻 第67ページ'''
-[[DMR-05]]&br;'''[[大喰い>ファッティ]]を呼ぶ儀式は簡単だ。大量の食事と、大量の食事、そして、大量の食事を用意すればいい。――[[儀式大全]] 第4巻 第67ページ'''
-[[DMEX-08]]&br;'''デュエマクイズ Lv.11&br;[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]]に収録された《巨大設計図》の[[フレーバーテキスト]]は、[[儀式大全]]の第何巻の何ページ?&br;答え:第四巻の第67ページ(大喰いを呼ぶ儀式は簡単だ。大量の食事と、大量の食事、そして、大量の食事を用意すればいい。)'''
-[[DM22-EX1]]&br;'''大きな目標に向けて計画を立てる。それがデュエキングを目指す者の心得。'''
-[[DM24-SD2]]&br;'''こいつで大量に手に入れた大型[[ブロッカー]]を[[ヘブンズ・ゲート>《ヘブンズ・ゲート》]]で[[踏み倒し]]まくるのだ!'''
-[[DMPP-25]]&br;'''九極の力を手にしたいなら、計画を立てることが大切だ。'''


**収録セット [#v74ba3b8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kou1]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]](110/110)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](165/???)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超48/超50)
-illus.[[haisiro]]
--[[DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」>DM24-SD2]](11/11)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-illus.[[Kou1]]
--[[DMPP-25 「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」>DMPP-25]]

**参考 [#s4d1fc5d]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[コスト]]
-[[クリーチャー]]
-[[手札補充]]
-[[山札の下]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト2,山札公開,サーチ,コスト7以上,手札補充,《巨大設計図》,C,コモン,Kou1);
&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト2,山札公開,サーチ,コスト7以上,手札補充,《巨大設計図》,C,コモン,Kou1,haisiro,呪文 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),山札公開 (デュエプレ),サーチ (デュエプレ),コスト7以上 (デュエプレ),手札補充 (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Kou1 (デュエプレ));