#author("2021-06-04T13:38:09+09:00","","")
#author("2021-07-07T15:47:31+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ディフェンス){完全防御革命};》 [#q36e6808]

|完全防御革命 UC 火文明 (3)|
|呪文|
|自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。|
|相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分の手札にあるこのカードを捨ててもよい。|

[[DMR-20]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

[[《無限掌》]]と同じ[[効果]]に加え、[[手札]]から[[捨てる]]ことで[[エクストラウィン]]による敗北を回避する[[置換効果]]を持つ。

単純に使うと2[[コスト]][[重い]]だけの[[《無限掌》]]。使うなら、もっぱら2つ目の[[効果]]が主になるだろう。
一応、相手が[[エクストラウィン]]を使わないデッキでも[[《無限掌》]]の役割はあるので完全に腐ることはない。増えたコストもまだ許せる範疇。

[[環境]]にもよるが、[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]や[[《偽りの名 iFormulaX》]]等の比較的簡単に達成できる[[エクストラウィン]]が幅を利かせているなら、その対策として保険に1枚程度突っ込んでおくのがベターか。
[[手札]]から捨てるだけで良いので、デッキの[[文明]]を気にする必要もあまりない。



**[[ルール]] [#bfdbda7d]

今までに登場した[[敗北回避能力]]持ちとは少しずつ異なっており、この[[カード]]は「''[[攻撃]]時以外''」で「''[[トリガー能力]]''」の[[エクストラウィン]]を回避できる。
しかし、中には阻止できないエクストラウィン能力もある。対処の可・不可は以下の通り。

***対処可能なエクストラウィン [#bfdbds8d]
-特定の条件が満たされた時に一度だけ発動するエクストラウィン
--[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]
--[[《ケロヨン・カルテット》]](''ただし[[《ケロヨン・カルテット》]]の数だけ[[トリガー]]するので、最大で4枚[[捨てる]]必要がある'')
--[[《偽りの名 iFormulaX》]]
--[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]
--[[《夢の変形 デュエランド》]]
--[[《D2P ヘビーポップ》]]
--[[《P・P・P・P》]]
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
--[[《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》]]
--[[《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]

-[[攻撃時>アタックトリガー]]のエクストラウィン((※[[《ジャッジCREWニー》]]の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33219/]]により可能になった))
--[[《究極銀河ユニバース》]]
--[[《お目覚めメイ様》]]
--[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]]
--[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]

***対処できないエクストラウィン [#wdcbda7d]
-[[継続的効果]]なので、何枚捨てても回避できない
--[[《光霊姫アレフティナ》]]
--[[《サイバー・J・イレブン》]]

-敗北を勝利に置き換える[[エクストラウィン]]なので、[[置換効果]]の原則により、その敗北をさらに置き換えることができない
--[[《水上第九院 シャコガイル》]]

-相手を敗北させる能力なので、勝利を防ぐこのカードでは捨てることもできない。
--[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]](『敗北させる』効果なので、『勝つ』ことを置換するこの[[呪文]]で対象にとれるかが曖昧)

-自分の[[ライブラリアウト]]や[[特殊敗北]]は「相手の勝利」よりも先に「自分の敗北」が確定するため、これらによる勝敗の決定を回避することはできない。
--この点は特に大きく、[[【ヘルゲート・ムーンライブラリアウト】]]や[[【緑単ループ】]]、[[【カリヤドネループ】]]など多くの特殊勝利戦術に対して無力となっている。



**その実用性について [#y08c5afd]
-[[デュエル・マスターズ]]は基本的に[[ダイレクトアタック]]して勝利することが前提として作られていたゲームである。もし[[エクストラウィン]]の[[デッキ]]が[[トップメタ]]に入る様であればすぐに[[殿堂入り]]などの規制が行なわれる…………と、思われてきたが、[[【5色ジョリー】]]や[[【カリヤドネループ】]]のように、度々入賞報告を受けながら殿堂レギュレーション更新をすり抜け、未だ環境で現役のデッキも存在する。その為、''エクストラウィンのデッキがトップメタに入ると、すぐ規制が行われる''とはもはや言えなくなってしまった。
//そのため、このカードに活躍の機会があったとしても一時的なものでしかない。
//↑どんなカードの活躍も一時的なものだろJK。当然のこと言ってんなや。
--[[超天篇環境]]における多種多様なエクストラウィン、ライブラリアウト戦術が長らく放置されていた事実もそれを物語っている。
--しかし、上記の通り全ての[[エクストラウィン]]に対処できるわけではない。特に[[新章デュエル・マスターズ]]以降の環境で使用率の高い[[《水上第九院 シャコガイル》]]や、多くのデッキで採用されている[[ライブラリアウト]]に対処できないのは致命的。その為、使われる事は現在も少ない。



-かつては[[攻撃時>アタックトリガー]]の[[エクストラウィン]]も防げない裁定だった。なので、[[エクストラウィン]]能力としては、[[《水上第九院 シャコガイル》]]に次ぐ使用率の高さを誇っていた[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]の[[エクストラウィン]]すら防げず、「完全防御」が完全に名前負けしていた。

-かなり個性的な[[能力]]であるが、おそらくこれは同弾収録の[[《夢の変形 デュエランド》]]や[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]といった[[ラスボス>社長]]が使う[[カード]]に対して、(主に[[主人公>切札 勝太]]が)ピンポイントで対処できる[[カード]]としてデザインされているためだろう。[[フレーバーテキスト]]がそれを物語っている。
--似たような境遇の[[カード]]に[[《絶頂神話 カツムゲン》]]がある。あちらは[[ゴッド]](特に[[イズモ]])への徹底的な[[メタ]]であるが、[[ビクトリー]]ゆえか辛うじて単体でも使えるようにはなっている。しかし、採用率は登場時でもこちらと大差なかったのは言うまでもなく、総じて環境で活躍の機会が訪れにくい1枚である。


**その他 [#g62644a3]
-[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]]とは敗北回避の対象が真逆である。あちらは[[攻撃時>アタックトリガー]]のエクストラウィンだけでなく、クリーチャーの攻撃による[[ダイレクトアタック]]も防げる。

-[[敗北回避能力]]持ちの中では初の[[呪文]]。

-アニメ「VSR」では[[切札 勝太]]が使用。[[敗北回避能力]]で[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の[[エクストラウィン]]を防いだ。




**[[サイクル]] [#wa4c4845]
[[DMR-20]]のフルフレーム[[呪文]][[サイクル]]。
[[闇]]・[[自然]]には存在せず、代わりに[[火]]には2枚存在する。
-[[《ミラクルストップ》]]
-[[《イッツ・ショータイム》]]
-[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]
-''《完全防御革命》''

**関連カード [#j3ab7f95]
-[[《完全攻撃革命》]]
-[[《無限攻撃革命》]]
-[[《デュエマ革命》]]
-[[《無限掌》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《燃える革命 ドギラゴン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#d93ac277]
-[[DMR-20]]&br;'''[[ドギラゴン>《燃える革命 ドギラゴン》]]の「完全防御革命」は、[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の最終[[侵略]]ウイルスをも防ぐ最強の壁となった。'''


**収録セット [#a45884d8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]]

**参考 [#s2e573fb]
-[[呪文]]
-[[アンタップ]]
-[[無限アタッカー]]
-[[置換効果]]
-[[捨てる]]
-[[敗北回避能力]]
-[[フルフレーム]]

&tag(呪文,火文明,単色,コスト3,無限アタッカー付与,敗北回避能力,・,UC,アンコモン,boyaking);
&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト3,無限アタッカー付与,敗北回避能力,・,UC,アンコモン,boyaking);