#author("2020-08-20T11:26:01+09:00","","")
#author("2020-08-21T08:12:08+09:00","","")
*《&ruby(たいようおう){太陽王};ソウル・フェニックス》 [#k6bb041b]

|太陽王ソウル・フェニックス VR 火/自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化V−自分のファイアー・バード1体とアース・ドラゴン1体を重ねた上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、一番上のカードだけがバトルゾーンから離れる。(下の2枚は別々のクリーチャーとなる)|

[[DM-12]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[進化V]][[フェニックス]]。

[[進化V]]とはいえ、[[コスト]]4でパワー13000の[[T・ブレイカー]]と言えばなかなかの[[スペック]]だろう。

[[バトルゾーン]]を離れると[[進化元]]に分離する[[能力]]を持ち、[[除去]]されても大きく[[アドバンテージ]]を失わないのが強みである。

他の同サイクルクリーチャーと同じく、[[召喚]]には手間がかかる。
このカードは長期戦が苦手な赤緑の[[ステロイド]]色のため、軽さに比例せず一層召喚しにくい。
幸い[[ファイアー・バード]]には[[ドラゴン]]の[[コスト]]を下げられる[[《コッコ・ルピア》]]が存在し、[[アース・ドラゴン]]には[[《緑神龍グレガリゴン》]]や[[《緑神龍カミナリズム》]]など、手頃な中型がいる。[[自然]]は[[マナブースト]]カードのメッカなので、進化元のコストはあまり気にならないだろう。

[[バトルゾーン]]を離れる時[[進化元]]が分離するため、ある程度[[除去]]に耐性を持っていると言える。ただし、[[タップ]]した状態で分離すると[[進化元]]もタップ状態で場に残る点には注意。これが仇となることが多く、そこを攻撃されて崩れることも多い。

また、[[サイクル]]の他の[[進化V]]に比べると単調な攻めしかできないのもつらいところか。

専用デッキについては「[[【太陽王ソウル・フェニックス】]]」を参照されたし。

比較的簡素な[[テキスト]]に反して、非常にルールのややこしいカードである。通常のプレイで発生するものは少ないが、[[不死鳥編]]以降のカードとの相互作用が多い。もし使うのであれば、以下の注意点を参照したい。

**ルール [#q2851a77]
-ソウル・フェニックスが[[タップ]]状態で場を離れた時、2体の[[進化元]]もタップ状態で場に残る。

-[[召喚酔い]]していた[[クリーチャー]]を[[進化]]させ、同一[[ターン]]中に《ソウル・フェニックス》が[[バトルゾーン]]を離れた場合、[[召喚酔い]]は持続する。

-《ソウル・フェニックス》が[[攻撃]]中に[[除去]]された場合、残った[[進化元]]のどちらかで[[攻撃]]を続行する。

-[[進化元]]を新たに出すわけではないので、[[cip]]能力も誘発しない。また[[《百発人形マグナム》]]などの「[[バトルゾーン]]に出した時〜」能力も誘発しない。

-[[ファイアー・バード]]1体と[[アース・ドラゴン]]1体が場に残せる。何らかの理由で進化時と下のカードが違う場合、どのクリーチャーを場に残すかは持ち主が選び(本来の進化元でなくてもよい)、使われなかった分は[[墓地]]に送られる。

-下に別の進化クリーチャーがあった場合、正当な[[進化元]]があれば重ねて場に残すことができる。この場合も正当な[[進化]]が成立するならば、元々の進化元の上に重ねる必要はなく、持ち主が組み合わせを選択できる。
--たとえば、進化元の一方が本来[[《緑神龍ガミラタール》]]の上に[[《超神龍ブラムグレール》]]、その上に[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]の状態だった時、持ち主はガミラタール単独、バイラス・ゲイル(下にガミラタール)、バイラス・ゲイル(下にガミラタール+ブラムグレール)、ブラムグレール(下にガミラタール)、ブラムグレール(下にガミラタール+バイラス・ゲイル)のいずれかを選んで場に残せる。
--なんらかの理由でガミラタールが無くなっている時は、ブラムグレールとバイラス・ゲイルは墓地に置かれる。

-下に一組の[[ゴッド]]があった場合、元々[[G・リンク]]していたなら[[G・リンク]]状態で場に残すことができる。しかし元々[[G・リンク]]していなかった場合は[[G・リンク]]状態にすることはできない。

-下に[[マナ進化]]クリーチャーがあった場合、やはり[[進化元]]を用意できれば[[バトルゾーン]]に残せる。[[マナ]]ではなく、下のカードの中に正当な進化元がある場合に場に残すことができる。

-このクリーチャーに[[オレガ・オーラ]]が付いている状態でこのクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、一番上のオレガ・オーラがバトルゾーンを離れることになる。この時、「(下の2枚は別々のクリーチャーとなる)」という注釈文は無視される。

**背景ストーリーにおいて [#x0461a5c]
[[《英霊王スターマン》]]、[[《蛇魂王ナーガ》]]、[[《聖獣王ペガサス》]]、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と共に目覚めた5体の「王」の一体であり、彼らと共に[[聖拳編背景ストーリー]]のラスボスとして登場。

[[《英霊王スターマン》]]、[[《蛇魂王ナーガ》]]、[[《聖獣王ペガサス》]]の3体を瞬殺した[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]相手に、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と共に1週間に渡る激戦を繰り広げる。この3体の争いは激しく辺り一帯を地獄絵図に変えるほどであったが、最後には《デス・フェニックス》と共に敗北する。

**その他 [#v4dcda28]

-[[聖拳編]]で登場した最初期の[[フェニックス]]の1体であり、[[背景ストーリー]]で1週間の激闘を繰り広げた[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]に比べると影が薄い。こちらは[[再録]]されておらず、[[転生]]版も出ていない。しかも、このカードは[[DM-12]]の[[進化V]][[サイクル]]中で唯一の[[ベリーレア]]と、扱いが結構不遇と言える。
--さらに[[サイクル]]中で唯一[[攻撃]]に関係する能力を持っていない。他の4体は[[アタックトリガー]]、[[ブロックされない]]、[[ブレイク置換効果]]がある。

-[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]と組み合わせることで疑似[[pig]]で墓地のクリーチャーを解き放つ爆弾となる。[[cip]]が発動しない点を考慮すると、使用感は[[リアニメイト]]というより[[退化]]に近い。

-漫画の番外編では[[勝舞>切札 勝舞]]がダークサンタ戦で使用。進化元は[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]と[[《クック・ポロン》]]だと思われる。T・ブレイクした時に[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]で破壊されるが、進化元を残す能力で勝利に繋いだ。

-アニメ「チャージ」では[[バケツマン>ザ・グレートバケツマン]]が[[難波 金太郎]]戦で使用、その時金太郎は4マナでT・ブレイカーを持っていた事に驚いていた。その後、このカードをバケツマンから託された[[勝舞>切札 勝舞]]が[[不亞 幽]]との対戦で使用。

-背景ストーリーで悪役だったカードが主人公に使われるのは珍しい。




**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#p40ceb38]
|太陽王ソウル・フェニックス SR 火/自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化V−ドラゴン1体とファイアー・バード1体|
|T・ブレイカー|
|バトルゾーンを離れる時、かわりに進化元の進化でないクリーチャーをそれぞれ別のクリーチャーとしてバトルゾーンに出す。その後、このクリーチャーはバトルゾーンを離れる。(バトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する)|

[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格。[[進化元]]のうちの1体が、[[アース・ドラゴン]]から[[ドラゴン]]に変更され、[[DMPP-05]]では、軽量級の進化元、サポートも充実しているため、4ターンに召喚しやすくなっている。

***バトルゾーンを離れる時の処理 [#x8b1216e]
-バトルゾーンを離れる時の能力は、TCG版と少し異なることに注意。
--[[進化クリーチャー]]を[[進化元]]にしていた場合、その[[進化元]]を残すように再構築することができなくなっている。
--バトルゾーンに出すという処理になっているため、[[進化元]]は[[召喚酔い]]し、位相や攻撃中という状態を引き継がないようになっている。
---進化元が[[アンタップ]]状態で出てくるため、ある程度反撃は受けにくくなった。
---[[《紅神龍ジャガルザー》]]や[[《トット・ピピッチ》]]などのような[[スピードアタッカー]]を付与させる工夫があれば、《ソウル・フェニックス》の攻撃中にバトルゾーンを離れた際にさらなる追撃が期待できる。



//バトルゾーンに離れる時の処理は、実装後検証を行なった結果か、公式から明言されていることのみを記載して下さい。
//--再構築によって2体残すわけではないので、進化元が3枚以上あれば、進化ではないそれらがすべてバトルゾーンに出されることになる。
//ゲーム中、「進化元の進化元」は保存されていて閲覧も可能である。さらに公開時の情報だけでも、ファイアーバード+進化V(レジェンドアタッカーでドラゴン化)で進化元を3枚以上にできることが確定している。

//進化元をバトルゾーンに出す能力は場を離れる前に行われる。そのため最低でも2体分バトルゾーンに空きがある状態でなければ進化元を出しきれない。
//《ソウル・フェニックス》自体がいなくなるので、1体分の空きでもよいかもしれません。実装後、要確認です。
//↑ソウルフェニックスが一瞬生き残った状態で踏み倒しするから1体じゃ駄目
//「その後」で区切られているため、バトルゾーンに出し切れたかに関係なく、《ソウル・フェニックス》はバトルゾーンを離れる。

//バトルゾーンに進化元を出したあと場を離れる関係上、進化元が味方が場を離れる際に発動する効果を持っていたら《太陽王ソウル・フェニックス》が場を離れる際に効果が発動する。またセイバーなどで《太陽王ソウル・フェニックス》破壊を無硬化できるかは要検証。

//「離れる」ことを置換する効果なので、セイバーなどでバトルゾーンを離れられない場合はトリガーしない。

//《ソウル・フェニックス》の能力がトリガーした後なら、セイバーなどを適応できる瞬間が存在している。
//特殊な方法で、[[《邪脚護聖ブレイガー》]](([[DMPP-04]]までのデュエプレでは未登場))などを進化元にしておけば、《ソウル・フェニックス》に離れる時の効果を使わせることができ、さらに《ソウル・フェニックス》がバトルゾーンを離れるのを置換することができてしまう可能性がある。
//
//なお、「その後」とある処理も[[置換効果]]に含まれるのであれば、置換効果の連鎖になるため置換することができない。
//実際に[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]]では、「その後」とある処理も[[置換効果]]に含まれることになっている。

//《邪脚護聖ブレイガー》が未実装のうちは混乱を招くと思うのでコメントアウトしておきます。《ブレイガー》実装後、挙動の確認が取れ次第記述をお願いします。

**その他 [#u4d3d1e5]
***その他 [#u4d3d1e5]

-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]はシークレットカードが存在し、スペックが大幅に向上しているが、このクリーチャーにはシークレットは存在せず、スペックも大して上がっていない。と、デュエプレでも扱いは不遇。

-公式Twitterより、[[背景ストーリー]]では[[《悪魔聖霊バルホルス》]]と戦っている。

**[[サイクル]] [#l275eab0]
[[DM-12]]と[[DMPP-05]]の[[多色]]進化Vクリーチャー。
[[攻撃]]か[[離れた時効果]]、あるいは両方で発動する能力を持っている。
-[[《英霊王スターマン》]]
-[[《聖獣王ペガサス》]]
-[[《蛇魂王ナーガ》]]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-''《太陽王ソウル・フェニックス》''

**関連カード [#bb8fa082]
-[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]

***背景ストーリーのラスボス的存在 [#za209e4c]
-''Prev'':[[闘魂編>闘魂編背景ストーリー]]
--[[《エンペラー・アクア》]]


-''Next'':[[転生編>転生編背景ストーリー]]
--[[進化クロスギア]]

**[[フレーバーテキスト]] [#hdc8c8f7]
-[[DMPP-05]]
'''突如現れた太陽王に、臆する事なく闘いを挑む[[バルホルス>《悪魔聖霊バルホルス》]]。しかし、不死の存在であるフェニックスに敵わないと悟ったのは、太陽王の炎がすべて焼き尽くした後だった。'''


**収録セット [#y0a4f226]
***[[デュエル・マスターズ]] [#d4c4bc15]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#fbc07781]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMPP-05 第5弾 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]
**参考 [#l0ff2948]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[進化V]]
-[[ファイアー・バード]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[進化クリーチャーの一番上]]
-[[【太陽王ソウル・フェニックス】]]
-[[多色]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[ベリーレア]]

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