#author("2020-03-23T14:36:01+09:00","","")
*《&ruby(たいようおう){太陽王};ソウル・フェニックス》 [#k6bb041b]

|太陽王ソウル・フェニックス VR 火/自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化V−自分のファイアー・バード1体とアース・ドラゴン1体を重ねた上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、一番上のカードだけがバトルゾーンから離れる。(下の2枚は別々のクリーチャーとなる)|

[[DM-12]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[進化V]][[フェニックス]]。

[[進化V]]とはいえ、[[コスト]]4でパワー13000の[[T・ブレイカー]]と言えばなかなかの[[スペック]]だろう。

[[バトルゾーン]]を離れると[[進化元]]に分離する[[能力]]を持ち、[[除去]]されても大きく[[アドバンテージ]]を失わないのが強みである。

他の同サイクルクリーチャーと同じく、[[召喚]]には手間がかかる。
このカードは長期戦が苦手な赤緑の[[ステロイド]]色のため、軽さに比例せず一層召喚しにくい。
幸い[[ファイアー・バード]]には[[ドラゴン]]の[[コスト]]を下げられる[[《コッコ・ルピア》]]が存在し、[[アース・ドラゴン]]には[[《緑神龍グレガリゴン》]]や[[《緑神龍カミナリズム》]]など、手頃な中型がいる。[[自然]]は[[マナブースト]]カードのメッカなので、進化元のコストはあまり気にならないだろう。

[[バトルゾーン]]を離れる時[[進化元]]が分離するため、ある程度[[除去]]に耐性を持っていると言える。ただし、[[タップ]]した状態で分離すると[[進化元]]もタップ状態で場に残る点には注意。これが仇となることが多く、そこを攻撃されて崩れることも多い。

また、[[サイクル]]の他の[[進化V]]に比べると単調な攻めしかできないのもつらいところか。

専用デッキについては「[[【太陽王ソウル・フェニックス】]]」を参照されたし。

比較的簡素な[[テキスト]]に反して、非常にルールのややこしいカードである。通常のプレイで発生するものは少ないが、[[不死鳥編]]以降のカードとの相互作用が多い。もし使うのであれば、以下の注意点を参照したい。

**ルール [#q2851a77]
-ソウル・フェニックスが[[タップ]]状態で場を離れた時、2体の[[進化元]]もタップ状態で場に残る。

-[[召喚酔い]]していた[[クリーチャー]]を[[進化]]させ、同一[[ターン]]中に《ソウル・フェニックス》が[[バトルゾーン]]を離れた場合、[[召喚酔い]]は持続する。

-《ソウル・フェニックス》が[[攻撃]]中に[[除去]]された場合、残った[[進化元]]のどちらかで[[攻撃]]を続行する。

-[[進化元]]を新たに出すわけではないので、[[cip]]能力も誘発しない。また[[《百発人形マグナム》]]などの「[[バトルゾーン]]に出した時〜」能力も誘発しない。

-[[ファイアー・バード]]1体と[[アース・ドラゴン]]1体が場に残せる。何らかの理由で進化時と下のカードが違う場合、どのクリーチャーを場に残すかは持ち主が選び(本来の進化元でなくてもよい)、使われなかった分は[[墓地]]に送られる。

-下に別の進化クリーチャーがあった場合、正当な[[進化元]]があれば重ねて場に残すことができる。この場合も正当な[[進化]]が成立するならば、元々の進化元の上に重ねる必要はなく、持ち主が組み合わせを選択できる。
--たとえば、進化元の一方が本来[[《緑神龍ガミラタール》]]の上に[[《超神龍ブラムグレール》]]、その上に[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]の状態だった時、持ち主はガミラタール単独、バイラス・ゲイル(下にガミラタール)、バイラス・ゲイル(下にガミラタール+ブラムグレール)、ブラムグレール(下にガミラタール)、ブラムグレール(下にガミラタール+バイラス・ゲイル)のいずれかを選んで場に残せる。
--なんらかの理由でガミラタールが無くなっている時は、ブラムグレールとバイラス・ゲイルは墓地に置かれる。

-下に一組の[[ゴッド]]があった場合、元々[[G・リンク]]していたなら[[G・リンク]]状態で場に残すことができる。しかし元々[[G・リンク]]していなかった場合は[[G・リンク]]状態にすることはできない。

-下に[[マナ進化]]クリーチャーがあった場合、やはり[[進化元]]を用意できれば[[バトルゾーン]]に残せる。[[マナ]]ではなく、下のカードの中に正当な進化元がある場合に場に残すことができる。

-このクリーチャーに[[オレガ・オーラ]]が付いている状態でこのクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、一番上のオレガ・オーラがバトルゾーンを離れることになる。この時、「(下の2枚は別々のクリーチャーとなる)」という注釈文は無視される。

**背景ストーリーにおいて [#x0461a5c]
[[《英霊王スターマン》]]、[[《蛇魂王ナーガ》]]、[[《聖獣王ペガサス》]]、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と共に目覚めた5体の「王」の一体であり、彼らと共に[[聖拳編背景ストーリー]]のラスボスとして登場。

[[《英霊王スターマン》]]、[[《蛇魂王ナーガ》]]、[[《聖獣王ペガサス》]]の3体を瞬殺した[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]相手に、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と共に1週間に渡る激戦を繰り広げる。この3体の争いは激しく辺り一帯を地獄絵図に変えるほどであったが、最後には《デス・フェニックス》と共に敗北する。

**その他 [#v4dcda28]

-[[聖拳編]]で登場した最初期の[[フェニックス]]の1体であり、[[背景ストーリー]]で1週間の激闘を繰り広げた[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]に比べると影が薄い。こちらは[[再録]]されておらず、[[転生]]版も出ていない。しかも、このカードは[[DM-12]]の[[進化V]][[サイクル]]中で唯一の[[ベリーレア]]と、扱いが結構不遇と言える。

-[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]と組み合わせることで疑似[[pig]]で墓地のクリーチャーを解き放つ爆弾となる。[[cip]]が発動しない点を考慮すると、使用感は[[リアニメイト]]というより[[退化]]に近い。

-漫画の番外編では[[勝舞>切札 勝舞]]がダークサンタ戦で使用。進化元は[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]と[[《クック・ポロン》]]だと思われる。T・ブレイクした時に[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]で破壊されるが、進化元を残す能力で勝利に繋いだ。

-アニメ「チャージ」では[[バケツマン>ザ・グレートバケツマン]]が[[難波 金太郎]]戦で使用、その時金太郎は4マナでT・ブレイカーを持っていた事に驚いていた。その後、このカードをバケツマンから託された[[勝舞>切札 勝舞]]が[[不亞 幽]]との対戦で使用。

-背景ストーリーで悪役だったカードが主人公に使われるのは珍しい。

**[[サイクル]] [#l275eab0]
[[DM-12]]の[[多色]]進化Vクリーチャー。
固有の能力と、場を離れた時の何らかの能力を持つ。
-[[《英霊王スターマン》]]
-[[《蛇魂王ナーガ》]]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-''《太陽王ソウル・フェニックス》''
-[[《聖獣王ペガサス》]]

**関連カード [#bb8fa082]
-[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]

***背景ストーリーのラスボス的存在 [#za209e4c]
-''Prev'':[[闘魂編>闘魂編背景ストーリー]]
--[[《エンペラー・アクア》]]


-''Next'':[[転生編>転生編背景ストーリー]]
--[[進化クロスギア]]


**収録セット [#y0a4f226]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]]

**参考 [#l0ff2948]
-[[フェニックス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[進化V]]
-[[ファイアー・バード]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[進化クリーチャーの一番上]]
-[[【太陽王ソウル・フェニックス】]]
-[[多色]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[ベリーレア]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,自然文明,多色,コスト4,フェニックス,パワー13000,進化V,進化,離れる時,一番上,だけが離れる,・,背景ストーリー:ラスボス,VR,ベリーレア,Daisuke Izuka);