#author("2021-06-23T22:48:43+09:00","","")
*《&ruby(てんめいりゅうそう){天命龍装}; ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》 [#tb9ab619]
|天命龍装 ホーリーエンド SR 光文明 (7)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/メタリカ 9500|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後カードを1枚引く。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ナウ・オア・ネバー SR 水文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。|

[[DMRP-12]]で登場した[[ドラゴンギルド]]/[[メタリカ]][[ツインパクト]]。

クリーチャー面は[[cip]]で[[オールタップ]]する[[キャントリップ]]持ちで、呪文面は[[S・トリガー]]でコスト7以下の非進化クリーチャーを手札から[[踏み倒し]]て、手札に戻す能力を持つ。

パワー9500というのは同コストの光の[[準バニラ]]並のものであり、卑近な例を挙げると[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を[[殴り返し]]で処理することができる。

呪文面はcipを持ったクリーチャーを手軽に使い回すのに役立つ能力。「このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時」の能力を持ったクリーチャーを踏み倒すのも良い。

**環境において [#j0360900]
[[超天篇環境]]終盤から[[十王篇環境]]にかけて[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]で活躍したが、そちらのデッキはこのカードへの依存度が高く、[[呪文メタ]]、[[呪文]]指定[[ハンデス]]、[[墓地利用メタ]]に弱いことから良いデッキ止まりであった。

ところが[[王来篇環境]]になって[[【5色コントロール】]]系統が隆盛すると立場は一変。[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]というこの[[カード]]で出して[[着地]]できる[[パワーカード]]が登場し、早出し手段として大出世。[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]に当てはまる弱点も、元々[[【5色コントロール】]]の場合このカードへの依存度が低いことから機能しづらくなった。

今後の[[EXライフ]]持ちの開発に対する障害になりかねないため[[殿堂入り]]候補に名前が挙がるようになったものの、2021年7月1日の殿堂入りからは免れた。恐らく緊急事態宣言のために大会の中止が相次ぎ、十分な使用状況のデータが集まらなかったためと思われる。

**他のカード、デッキとの組み合わせ [#b0e1f993]

普通に[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]、[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]、[[《聖霊左神ジャスティス》]]などのパワー能力を使うだけでも強力だが、せっかくならば相性のいいカードと組みたい。


//-[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]
//この呪文の[[S・トリガー]]を発動した際、[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]の効果でこの呪文を手札に戻してから、呪文の効果を解決する事でクリーチャー面をバトルゾーンに出すことができる。一枚で二枚分の働きができる。
//↑呪文は解決してから墓地に置かれるのでこのコンボは不可能です。

-[[《メンデルスゾーン》]]
この[[カード]]自体が[[ドラゴン]]の[[クリーチャー]]面を持つので、メインデッキをドラゴンで固めるデッキビルディングと相性が良い。そちらの呪文でこちらを3ターン目に唱えることができることを考えると、5[[コスト]]というのは構築によっては軽すぎるとも言える。

-[[《龍仙ロマネスク》]]
cipの大量の[[マナブースト]]だけをやって、ターンの終わりにマナを削る[[デメリット]]を被ることなく、[[cip]]だけ使える。(俗に言う[[ロマネキャンセル]]である。)
フルスペック状態の[[《フェアリー・ミラクル》]]の2枚分の増加量。さらに1枚の手札消費で済むので[[《フェアリー・ミラクル》]]を2枚消費するより手札に優しい。
[[ドラゴン]]軸のデッキなら[[《メンデルスゾーン》]]から[[《龍世界 ドラゴ大王》]]まで2→5→10と動ける。

-[[《気高き魂 不動》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]
自分も含め、味方に[[耐性]]を与えるため、[[バウンス]]が無効化される(後者は確定ではないが)。これらを踏み倒すのも良し、これらがバトルゾーンにいる状態でクリーチャー(後者は[[ドラゴン]])を踏み倒すのも良し。

-[[《煌龍 サッヴァーク》]]
[[表向き]]の[[シールドカード]]がある時のみ、[[バウンス]]を無効化できる。cipは呪文の解決中に割り込めないため、[[表向き]]の[[シールドカード]]ない状態で出しても、cipを解決する前にバウンスされる点には注意。

-[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]
この呪文を唱えた時に《タイガー・レジェンド》を出して戻した後、cipで1回でも[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝てれば、もう一度バトルゾーンに《タイガー・レジェンド》を出すことができる。今度はバトルゾーンを離れない。

-[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]
呪文面と相性が良い。
++あらかじめ《スペルサイクリカ》で唱えたい呪文(ここでは[[《英知と追撃の宝剣》]]とする)を墓地に用意しておく。
++《ナウ・オア・ネバー》を唱えて《スペルサイクリカ》を出して戻す。
++《スペルサイクリカ》の能力で《ナウ・オア・ネバー》を墓地からもう一度唱えて、《スペルサイクリカ》を出して戻す。《ナウ・オア・ネバー》が手札に戻る。
++《スペルサイクリカ》の能力で墓地にある《英知と追撃の宝剣》を唱える。
こうすれば、事実上5コストで自分の''手札を一切減らさず''に、墓地の《英知と追撃の宝剣》を1枚唱えながら回収できる。

-コスト7以下の[[ディスペクター]]全般
[[EXライフ]]のシールドを犠牲にする事で早出しできる。特に前述の通り[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]はこの呪文をもう一度撃つ事ができる。

-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
呪文面は、[[《ヘブンズ・ゲート》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]に次ぐ[[S・トリガー]]を持った踏み倒しカードとして活躍できる。クリーチャー面も、[[《ヘブンズ・ゲート》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]、このカードの呪文面で出せるため、[[《マスター・スパーク》]]のような役割もこなせる。

-[[【5色ジャックポット・エントリー】]]
[[ドラゴン]]であるため、当然採用が検討できる。[[《龍仙ロマネスク》]]、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]も入るため、大いに活躍が期待できる。

-[[【7軸ガチロボ】]]
呪文側で《ガチロボ》の[[cip]]を5マナの時点で使える。次のターンには手札に戻された《ガチロボ》を1マナチャージすれば召喚でき2度目のcipも狙える。
さらにクリーチャー側が《ガチロボ》での「コスト7クリーチャー」枠として役割がある。[[オールタップ]]も《ガチロボ》の大量展開と噛み合っている。
S・トリガー付きなのでシールドでこれ本体か[[《サイバー・I・チョイス》]]が捲れさえすればどんなに早いターンでもカウンターできる。
7軸ゆえに採用クリーチャーすべてが呪文側の[[踏み倒し]]コスト圏内だが《ガチロボ》以外では強力なcipを持ったクリーチャーは少ない。一応《ガチロボ》ではコスト7進化は踏み倒せるがこちらはコスト7進化は踏み倒せないので注意。

-[[【ロージアミラダンテ】]]
[[クリーチャー]]面が[[オールタップ]]できる7コストのドラゴンなので、[[《ドラゴンズ・サイン》]]で出せて[[革命チェンジ]]元になる上に、いざという時には[[《異端流し オニカマス》]]を[[タップキル]]することに貢献する。

-[[《元気健康バラカルビ》]]
呪文面と相性が良い。
++呪文面で[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を出して戻す。
++[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]で[[墓地]]に落ちた呪文面を唱える。
++墓地から唱えた呪文面で[[《元気健康バラカルビ》]]を出して戻す。
++GR召喚してマナを6枚アンタップ。
こうすれば、事実上5マナで[[超GR]]が空になるまで[[GR召喚]]することができる。また、5マナ使って6枚マナをアンタップするため、アンタップマナの生成にも使える。
超GRの残りが[[《キング・ジャックポットン》]]と[[《クリスマIII》]]という状況を作れば、[[山札]]が許す限り[[マナブースト]]することができ、事実上相手に全[[ハンデス]]を浴びせることができ、事実上無限に[[除去]]ができる。最後に増えたGRクリーチャーと[[マナ]]、[[《クリスマIII》]]による[[マナ回収]]を活かして[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]で安全に勝つのが吉。

**[[即死コンボ]]  [#gb6e5781]
《ナウ・オア・ネバー》と[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]、[[《サイバー・I・チョイス》]]、[[《ドレミ団の光魂Go!》]]を使えばループができる。(>[[【ナウ・オア・ネバーループ】]])

**その他 [#qce1430e]
-元々このようなクリーチャーを出し入れできるカードは[[無限ループ]]で悪用されがちという事は既に[[《魔龍バベルギヌス》]]や[[《フォース・アゲイン》]]、[[【緑単ループ】]]が証明しており、実際前評判通り無限ループに活用される事となった。そのため、この有り様は「[[規制]]の歴史から何を学んだのか」と多くのプレイヤーを呆れさせた。

-元になったドラゴンは[[《真・天命王 ネバーエンド》]]だが、同じドラゴンが由来のリメイクカードには[[《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]が存在する。種族も全く同じ。

-呪文面のナウ・オア・ネバー(Now or never)とは、「今しかない」という意味。一瞬だけ[[バトルゾーン]]に出て[[cip]]などを使える効果にぴったりの名前であるといえる。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」36話では[[謎のデュエリスト>切札 るる]]が[[ジョー>切札 ジョー]]戦で使用。《天命龍装 ホーリーエンド》で[[《ヤッタレロボ》]]と[[《ゴッド・ガヨンダム》]]をタップし、その後も[[《衰罪 デ殺パイダー》]]2体で[[タップキル]]した。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング」34話では[[アン・ラッキー]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。
[[S・トリガー]]で出た[[《ミステリー・キューブ》]]の効果で《天命龍装 ホーリーエンド》をバトルゾーンに出そうとしたが、[[切札 ジョー]]の[[《スパダチ ケントナークR》]]の[[キリフダReVo]]により[[マナゾーン]]へと送られた。
**関連カード [#n4dbe9c4]
-[[《マスター・スパーク》]]

**収録セット [#j520835a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]] (S1/S12)
-illus.[[hatapug]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](11A/20)(11B/20)

**参考 [#h1f91f1c]
-[[ドラゴンギルド]]
-[[メタリカ]]
-[[ツインパクト]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[オールタップ]]
-[[キャントリップ]]
-[[cip]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[バウンス]]
-[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]
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公式Q&A
>Q.''《ナウ・オア・ネバー》''で[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]をバトルゾーンに出しました。''《ナウ・オア・ネバー》''の効果で[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を手札に戻すのと、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]の「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の効果を解決するのはどちらが先ですか?
A.''《ナウ・オア・ネバー》''の一連の効果処理を解決するのが先です。[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]が手札に戻った後で「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の効果を解決します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33069]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,光文明,白青,多色,コスト7,ドラゴンギルド,ドラゴン,メタリカ,パワー9500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,相手,オールタップ,タップ,キャントリップ,ドロー,呪文,水文明,コスト5,S・トリガー,コスト7以下,非進化,コスト踏み倒し,自己バウンス,・,SR,スーパーレア,Shishizaru,hatapug);