#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
#author("2020-01-24T13:31:15+09:00","","")
*《&ruby(だいじゃがん){大邪眼};&ruby(ビギニング){B};・ロマノフ》 [#pf85b971]

|大邪眼B・ロマノフ SR 闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000|
|墓地進化GV−闇のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数選び墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せてから、自身の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DM-34>DM-34 「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)」]]で登場した[[墓地進化GV]][[ダークロード]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ナイト]]。
[[攻撃]]時の[[メテオバーン]]で相手の[[手札]]を3枚まで無作為に[[山札の下]]に埋める[[効果]]を持つ。

[[山札の下]]に送るという最上級の[[ハンデス]][[効果]]は[[マッドネス]]や[[墓地]]利用を許さず、[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]といった[[ハンデス]][[メタ]]も無力であるため安心感がある。
[[墓地進化]]なので[[バトルゾーン]]の状態に左右されずに[[召喚]]でき、[[バウンス]]や[[マナ]]送りでも[[ディスアドバンテージ]]となりづらいため粘り強い。
[[破壊]]されればもちろん、単に[[メテオバーン]]を使い切るだけでも次の[[墓地進化]]の[[種]]になるため、2体以上並べるのも容易。

[[墓地]]に3枚の[[進化元]]をいかに揃えるかが一番の問題だが、[[《戦略のD・H アツト》]][[《ボーンおどり・チャージャー》]][[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]などの[[墓地肥やし]]をうまく利用すればさほど厳しい条件ではない。
同じく[[ハンデス]][[効果]]を持ち、[[スペック]]も近い[[《死神明王 XENOM》]]は[[デーモン・コマンド]]からの通常[[進化]]だが、そちらと比べてもさほど出しにくさは感じさせない。

[[墓地]]を利用した展開という[[闇]]の得意分野であることもあり、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]][[《黒神龍グールジェネレイド》]]など[[シナジー]]する[[カード]]も多数存在。
[[墓地]]が貯まる[[デッキ]]ならばとりあえずピンで刺しておいても思った以上の活躍をしてくれる。

欠点は[[マナコスト]]の高さだろう。[[革命編]]以降、[[T・ブレイカー]]の[[アタッカー]]が5[[マナ]]前後で殴って来るようになったため、それを考えるとやや遅い。

また、[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]となったことで、[[自然]]を入れる[[メリット]]が減っていたが[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で[[《カラフル・ナスオ》]]が登場したためそうでもなくなっている。

[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]の登場によって早出し自体は全盛期の[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]に勝るとも劣らぬ[[ターン]]数で行えるように。しかし、仮に出したとしても、下準備の必要な4ターン目のアクションとしてはそれほどの脅威とはならなくなった。単体でのビートダウン手段としては物足りないため、[[【墓地ソース】]]との折衷や[[【デ・スザーク】]]の詰めとしての出張など、ロックや打点補強などにより御膳立てする必要が生まれた。

ともあれ、[[スペック]]自体は非常に良好で[[種族]]も優秀なので、[[デッキ]]は組みやすいだろう。
数ある[[墓地進化]]の中でも安定した強さを持つ[[カード]]であり、由緒ある「[[ロマノフ]]」の名にふさわしい[[カードパワー]]と言える。

-[[メテオバーン]]の枚数は[[任意]]なので、相手の[[手札]]が2枚以下でも細切れにできるのは地味ながら実に便利。また[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などで下の[[カード]]が増えていれば一度に4枚以上の[[ハンデス]]もあり得る。

-[[山札の下]]への[[ハンデス]]は時に相手の[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]の手助けとなる場合がある。

-[[メテオバーン]]を使いつつ[[シールド]][[ブレイク]]すると、相手の[[手札]]は''減って増える''、つまり[[ハンドアドバンテージ]]は±0(ただし[[手札]]や[[シールド]]の枚数によって変わることがある)。とはいえ、[[シールド]]が3枚も割れたのに[[手札]]が増えないのは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の存在を考えても強力。

-[[《フォース・アゲイン》]]をこの[[クリーチャー]]に[[撃つ]]と[[メテオバーン]]を再利用できる。

-[[自然]]と組み、2[[ターン]]目[[マナブースト]]→3[[ターン]]目[[《カラフル・ダンス》]]→4[[ターン]]目[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と動くことで、最速4[[ターン]]で降臨可能。[[《カラフル・ダンス》]]で[[闇]]の[[クリーチャー]]が落ちるかは運次第なので安定はしないが、それでも序盤にこの[[カード]]を出せれば[[デュエル]]の行方を大きく左右する。
ただし後に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]してからはほぼ机上の空論となってしまう。[[《ダンディ・ナスオ》]]の[[殿堂入り]]もあって[[自然]]を入れる意義は薄くなっていたが[[《カラフル・ナスオ》]]の登場によりそうでもなくなった。
--一応、[[《母なる星域》]]や各種[[マナブースト]]など[[自然]]にしかできない行動も多く、1枚だけの[[《カラフル・ダンス》]]や[[《カラフル・ナスオ》]]やそれらのためだけに[[自然]]を入れるケースも少なくない。

-[[エピソード1環境]]以降、[[《サイバー・N・ワールド》]]などで[[墓地]]利用系の[[デッキ]]が全体的に向かい風にあるため、事前に[[《解体人形ジェニー》]]などで対策したいところ。

-通常の[[進化]]とはいえ、2枚[[ハンデス]]しながら[[侵略]]で[[コスト踏み倒し]]できる[[《復讐 ブラックサイコ》]]のような[[カード]]もある。[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と組み合わせるなどして、重さが気にならないような工夫をするといいだろう。

-ビギニング(Beginning)とは発端、起源、根源などの意味合いを持つ単語。最初に登場した[[ロマノフ]]は[[《邪眼皇ロマノフI世》]]だが、[[背景ストーリー]]上ではこの[[クリーチャー]]が[[ロマノフ]]の始まりとなる存在なのかもしれない。

-発売前にスーパーデッキSAGAブック付録の[[ジャンボカード]]として登場。ホイルを使用しているが、[[スーパーレア]]のホイルパターンは使用されなかった。

-漫画「SX」番外編にて[[ザキラ]]が大学教授戦で使用。[[《解体人形ジェニー》]]によって[[ハンデス]]されるが、それを逆手にとって[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[リアニメイト]]し、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]との一斉[[攻撃]]で勝敗を決した。

-漫画「ビクトリー」では[[プラマイ 零]]が[[切札 勝太]]戦で使用。[[シールド]]を[[ブレイク]]した次の[[ターン]]に[[《武闘龍 カツドン》]]を八つ裂きにした。
--ちなみに彼の使ったこのクリーチャーは[[ザキラ]]のものと比べると、少しデフォルメしたような見た目になっている。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、那須霊禅が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。先に[[タップ能力]]で[[破壊]]された[[《ゼッコウチョ》]][[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]][[《黒神龍サイデスカ・ガンマスター》]]を[[進化元]]に現れ、未来の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を[[山札の下]]に埋めた。

-漫画「覇王伝 ガチ!!」では[[赤星 大虎]]が[[切札]]として使用。その繋がりからか、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]で[[再録]]されたときには、[[カードイラスト]]が「覇王伝 ガチ!!」の作者[[藤崎聖人]]氏が手がけたものになっており、[[フレーバーテキスト]]も[[赤星 大虎]]の決め台詞となっている。

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]から進化させることで入手できる[[クリーチャー]]として出演した。スキル名は「[[魔弾ロマノフ・ストライク>《魔弾ロマノフ・ストライク》]]」、リーダースキル名は「[[煉獄と魔弾の印>《煉獄と魔弾の印》]]」。

**関連カード [#m8a7f9bc]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《邪眼将デス・ロマノフV世》]]

-[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#pc652f74]
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''お前のすべてを闇に葬る。'''

#fold(){{{{
**収録セット [#y06c466e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM-34 「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)」]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[藤崎聖人]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#l8904755]
-[[ダークロード]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[墓地進化GV]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[手札]]
-[[見せる]]
-[[山札の下]]
-[[ハンデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ロマノフ]]
-[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]

}}}}