#author("2021-06-20T18:42:33+09:00","","")
*《&ruby(だいじゃがん){大邪眼};&ruby(ビギニング){B};・ロマノフ》 [#pf85b971]

|大邪眼B・ロマノフ SR 闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000|
|墓地進化GV−闇のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数選び墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せてから、自身の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DM-34]]で登場した[[墓地進化GV]][[ダークロード]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ナイト]]。

[[攻撃]]時の[[メテオバーン]]で相手の[[手札]]を3枚まで無作為に[[山札の下]]に埋める[[効果]]を持つ。

12000の大型[[クリーチャー]]が[[進化速攻]]しながら3枚もの[[ハンデス]]放てるのは強力。
自身の[[T・ブレイカー]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]しても、枚数上の[[ハンドアドバンテージ]]を与えない。

[[山札の下]]に送るという最上級の[[ハンデス]][[効果]]は[[墓地]]利用を許さず、[[マッドネス]]や[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]といった[[ハンデス]][[メタ]]も無力化する。
[[墓地進化]]なので[[バトルゾーン]]の状態に左右されずに[[召喚]]でき、[[バウンス]]や[[マナ]]送りでも[[ディスアドバンテージ]]となりづらいため粘り強い。
[[破壊]]されればもちろん、単に[[メテオバーン]]を使い切るだけでも次の[[墓地進化]]の[[種]]になるため、2体以上並べるのも容易。

[[ナイト]]の[[進化]]であるため[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]での[[リアニメイト]]が可能。
4,5ターン目に12000[[T・ブレイカー]]が3[[ハンデス]]しながら切り込んでくるのはかなり強烈。
《大邪眼B・ロマノフ》の登場当時は脅威的なムーブであり、[[神化編]]・[[覚醒編]]で暴れ[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]が[[殿堂入り]]する要因となった。

[[ドラゴン]]も持っているため、[[ドラゴン]][[シナジー]]の他[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の[[リアニメイト]]要員となることが出来る。

ただし[[墓地進化GV]]であるため、《大邪眼B・ロマノフ》を出すには[[墓地]]に3枚の[[闇]]の[[クリーチャー]]を用意する必要がある。
[[《戦略のD・H アツト》]]など[[水]]の[[手札]]交換、[[《カラフル・ダンス》]]など[[マナゾーン]]から、[[《ボーンおどり・チャージャー》]][[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]等[[山札]]からなど、大量に[[墓地肥やし]]する手段は多いため、狙って行えばさほど難しい条件ではない。
[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を落とすことが出来れば儲けもの。

[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]など他の汎用性の高い《大邪眼B・ロマノフ》の[[リアニメイト]]手段も登場している。
手打ちにも耐えうる強力なスペックでありながら[[リアニメイト]]で早出しできる可能性があり、ポテンシャルは高い。
[[神化編]]のなかでも特に強力な[[進化クリーチャー]]の1つであり、由緒ある「[[ロマノフ]]」の名にふさわしい[[カードパワー]]と言える。

[[革命編]]以降は[[侵略]]・[[革命チェンジ]]が登場し、3,4,5ターン目あたりには[[T・ブレイカー]]サイズのハイスペックな大型[[クリーチャー]]が飛んでくるのが日常茶飯時となった。
全盛期の[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]と同じ動きが出来ても[[環境]]を破壊するような状態ではなくなっているため、2020年1月1日付で[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]は[[殿堂解除]]された。

現在では、単体での[[フィニッシャー]]を務めるのは難しいため、[[【墓地ソース】]]との折衷や[[【デ・スザーク】]]の詰めとしての出張など、打点を補強した上で使う必要がある。
ともあれ、[[スペック]]自体は良好で[[種族]]も優秀なので、[[デッキ]]は組みやすいだろう。

-[[メテオバーン]]の枚数は[[任意]]なので、相手の[[手札]]が2枚以下でも細切れにできるのは地味ながら実に便利。また[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などで下の[[カード]]が増えていれば一度に4枚以上の[[ハンデス]]もあり得る。

-[[山札の下]]への[[ハンデス]]は時に相手の[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]の手助けとなる場合がある。

-[[《死神明王 XENOM》]]と[[スペック]]が類似している。そちらは[[デーモン・コマンド]]からの通常[[進化]]である。

-[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]となったことで、[[墓地肥やし]]に[[自然]]を利用する[[メリット]]が減っていたが、[[DMEX-01]]で[[《カラフル・ナスオ》]]が登場したためそうでもなくなっている。

-[[メテオバーン]]を使いつつ[[シールド]][[ブレイク]]すると、相手の[[手札]]は''減って増える''、つまり[[ハンドアドバンテージ]]は±0(ただし[[手札]]や[[シールド]]の枚数によって変わることがある)。とはいえ、[[シールド]]が3枚も割れたのに[[手札]]が増えないのは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の存在を考えても強力。

-[[《フォース・アゲイン》]]をこの[[クリーチャー]]に[[撃つ]]と[[メテオバーン]]を再利用できる。

-[[自然]]と組み、2[[ターン]]目[[マナブースト]]→3[[ターン]]目[[《カラフル・ダンス》]]→4[[ターン]]目[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と動くことで、最速4[[ターン]]で降臨可能。[[《カラフル・ダンス》]]で[[闇]]の[[クリーチャー]]が落ちるかは運次第なので安定はしないが、それでも序盤にこの[[カード]]を出せれば[[デュエル]]の行方を大きく左右する。
ただし後に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]してからはほぼ机上の空論となってしまう。[[《ダンディ・ナスオ》]]の[[殿堂入り]]もあって[[自然]]を入れる意義は薄くなっていたが[[《カラフル・ナスオ》]]の登場によりそうでもなくなった。
--一応、[[《母なる星域》]]や各種[[マナブースト]]など[[自然]]にしかできない行動も多く、1枚だけの[[《カラフル・ダンス》]]や[[《カラフル・ナスオ》]]やそれらのためだけに[[自然]]を入れるケースも少なくない。

-無理をすれば1ターン目の[[《「今も我らの願いはただひとつ」》>《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]、2ターン目の墓地肥やしカード、3ターン目の[[《鬼寄せの術》]]で最速3ターン目に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]から出すことができる。

-[[エピソード1環境]]以降、[[《サイバー・N・ワールド》]]などで[[墓地]]利用系の[[デッキ]]が全体的に向かい風にあるため、事前に[[《解体人形ジェニー》]]などで対策したいところ。

-[[DMGP-6th>公認グランプリ]]予選6回戦C席で【デ・スザーク】を握った[[プレイヤー]]がゲーム終盤に突如使用。対戦相手の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]などを山札の下に送る活躍を見せた。結局この[[ゲーム]]は時間切れで両者敗北となったが、当該プレイヤーは最終的に予選突破を果たした。[[神化編]]・[[覚醒編]]の[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]、[[エピソード2]]の[[アラゴト>[[《アラゴト・ムスビ》]]]][[モールス>《盗掘人形モールス》]]以来の[[環境]]上での使用実績を残し、ゲームを観戦した一同は騒然となった。

-通常の[[進化]]とはいえ、2枚[[ハンデス]]しながら[[侵略]]で[[コスト踏み倒し]]できる[[《復讐 ブラックサイコ》]]のような[[カード]]もある。[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と組み合わせるなどして、重さが気にならないような工夫をするといいだろう。

-ビギニング(Beginning)とは発端、起源、根源などの意味合いを持つ単語。最初に登場した[[ロマノフ]]は[[《邪眼皇ロマノフI世》]]だが、[[背景ストーリー]]上ではこの[[クリーチャー]]が[[ロマノフ]]の始まりとなる存在なのかもしれない。

-発売前にスーパーデッキSAGAブック付録の[[ジャンボカード]]として登場。ホイルを使用しているが、[[スーパーレア]]のホイルパターンは使用されなかった。

-漫画「SX」番外編にて[[ザキラ]]が大学教授戦で使用。[[《解体人形ジェニー》]]によって[[ハンデス]]されるが、それを逆手にとって[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[リアニメイト]]し、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]との一斉[[攻撃]]で勝敗を決した。

-漫画「ビクトリー」では[[プラマイ 零]]が[[切札 勝太]]戦で使用。[[シールド]]を[[ブレイク]]した次の[[ターン]]に[[《武闘龍 カツドン》]]を八つ裂きにした。
--ちなみに彼の使ったこのクリーチャーは[[ザキラ]]のものと比べると、少しデフォルメしたような見た目になっている。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、那須霊禅が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。先に[[タップ能力]]で[[破壊]]された[[《ゼッコウチョ》]][[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]][[《黒神龍サイデスカ・ガンマスター》]]を[[進化元]]に現れ、未来の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を[[山札の下]]に埋めた。

-漫画「覇王伝 ガチ!!」では[[赤星 大虎]]が[[切札]]として使用。その繋がりからか、[[DMX-12]]で[[再録]]されたときには、[[カードイラスト]]が「覇王伝 ガチ!!」の作者[[藤崎聖人]]氏が手がけたものになっており、[[フレーバーテキスト]]も[[赤星 大虎]]の決め台詞となっている。

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]から進化させることで入手できる[[クリーチャー]]として出演した。スキル名は「[[魔弾ロマノフ・ストライク>《魔弾ロマノフ・ストライク》]]」、リーダースキル名は「[[煉獄と魔弾の印>《煉獄と魔弾の印》]]」。

**関連カード [#m8a7f9bc]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《邪眼将デス・ロマノフV世》]]

-[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#pc652f74]
-[[DMX-12]]&br;'''お前のすべてを闇に葬る。'''


**収録セット [#y06c466e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM-34 「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)」>DM-34]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」>DMD-25]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[藤崎聖人]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]

**参考 [#l8904755]
-[[ダークロード]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[墓地進化GV]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[手札]]
-[[見せる]]
-[[山札の下]]
-[[ハンデス]]
-[[T・ブレイカー]]

-[[ロマノフ]]

-[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,単色,コスト7,ダークロード,ドラゴン・ゾンビ,ドラゴン,ナイト,パワー12000,墓地進化GV,墓地進化GV:闇のクリーチャー,墓地進化,進化GV,進化,進化:闇のクリーチャー,メテオバーン,アタックトリガー,ハンデス,ランダムハンデス,山札送り,T・ブレイカー,・,ロマノフ,SR,スーパーレア,Shishizaru,藤崎聖人);