#author("2020-07-26T06:26:25+09:00","","")
#author("2020-08-17T10:10:08+09:00","","")
*《&ruby(ゆめ){夢};の&ruby(へんけい){変形}; デュエランド》 [#acf077e0]

|夢の変形 デュエランド SR 水文明 (14)|
|クリーチャー:ジ・アンサー 14000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から7枚を墓地に置く。その中から、コスト7以下の水のカードを好きな数、コストを支払わずに使ってもよい。こうして7枚すべてを使った場合、自分はゲームに勝つ。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

[[DMR-20]]で登場した新[[種族]]の[[ジ・アンサー]]。

デュエマーランドのアトラクションの1つ、デュエマ城がまさかのロボットに変形した姿であり、通算10枚目となる[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]。

その能力は[[召喚]]時に最大7枚もの[[カード]]を[[踏み倒す>踏み倒し]]という豪快なもの。その上すべてを使うことに成功すれば[[エクストラウィン]]という強力極まりない[[能力]]を持っている。
しかし、目玉の[[踏み倒し]][[能力]]は[[召喚]]しなければ発動しない上、14という生半可な[[ゼニス]]すら超える大きな[[コスト]]を持つため普通にプレイしているだけではその[[能力]]を使うことは難しい。
加えて、[[能力]]の関係上[[デッキ]]の中身を[[ブースト]]手段に乏しい[[水]][[文明]]で固めなければいけないため、この[[カード]]をフル活用するためには専用構築が必須となるだろう。

同じく[[DMR-20]]に収録されている[[《イッツ・ショータイム》]]とは[[デザイナーズコンボ]]を形成している。[[《夢の兵器 デュエロウ》]]又は[[《龍素記号X2 アーマ・フランツ》]]から5→8([[マナ武装]]達成済みの[[《アクア大尉 ガリレオ・ガリレイ》]]なら4→8)と繋いで《イッツ・ショータイム》を[[唱える]]ことで、相手が[[手札]]に[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]などのコスト15以上の[[クリーチャー]]を持っていない限り、この[[クリーチャー]]を[[召喚]]扱いでスムーズに出すことが出来る。

仮に[[コスト]]8以上や[[水]]以外の[[カード]]が出て[[エクストラウィン]]に失敗しても、残りのカードの[[コスト踏み倒し]]は可能。[[エクストラウィン]]はおまけと割り切ってコスト7以下の[[カード]]を4〜5枚[[踏み倒す>踏み倒し]]だけでも強力。その場合、狙い目となるのは[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]や[[超次元]][[呪文]]を連発して[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]に[[V覚醒リンク]]、[[多色]]なら[[《英知と追撃の宝剣》]]辺りだろう。

-[[コスト]]14であるこの[[クリーチャー]]は当然[[コスト踏み倒し]]の対象外。そのため[[エクストラウィン]]を積極的に狙う場合は[[デッキ]]への投入を2枚程度に抑え、その分[[《クリスタル・メモリー》]]や[[《シンカイサーチャー》]]などコスト7以下の[[サーチ]][[カード]]を増やした方が無難。

-確実に[[エクストラウィン]]を狙いたいなら[[《鬼人形ブソウ》]]との[[コンボ]]が強力。[[墓地]]に[[水]]のコスト7以下の[[クリーチャー]]が7枚貯まったら[[《鬼人形ブソウ》]]を出して[[山札]]の上に置けば[[エクストラウィン]]に繋げられる。[[ターン]]をまたぐ場合はさらに適当な[[クリーチャー]]を一枚用意する必要がある。

-[[ライブラリアウト]]には注意。[[コスト]]が高いため普通に[[召喚]]しても踏み倒すにしてもそれなりの[[マナ]]が必要になる上、[[召喚]]時には[[山札]]を7枚も消費してしまう。[[エクストラウィン]]をするためには7枚全てを使わなくてはいけないため、せっかく7枚すべてが[[コスト]]7以下の水の[[カード]]だったとしても、その中に[[ドローソース]]が多いと勝つより先に[[ライブラリアウト]]して終わってしまうことも考えられる。
--幸い、[[水]][[文明]]には[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]や[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]に[[《サイバー・N・ワールド》]]と自身の[[山札]]を[[リセット]]するカードが揃っているため、ある程度補うことが出来る。
--防御札として使用される[[《アクア・サーファー》]]などでこの[[カード]]を[[手札]]に戻せば、自身の能力で[[山札]]回復ができる。この点は忘れられがちだが、覚えておけば勿体ない敗北を避けることができる。山札を回復するにはカードがあらかじめ[[墓地]]に落ちている必要がある点には注意。
---もっとも、「[[使う]]」の[[ルール]]から、[[呪文]]の処理は[[クリーチャー]]の[[cip]]よりも先に行われるため、[[ドロー]][[呪文]]を当てるとこれらのカードでは対策できないこともある。呪文の比率には気をつけたい。

-アニメではデュエマーランド[[社長]]が使用。[[カード]]を入れ替えるイカサマで確実に[[エクストラウィン]]を狙おうとするも、対戦相手の[[バサラ]]には見抜かれておりイカサマはせずに効果を使用。最後の1枚で惜しくも[[《正体不明》]]をめくり[[エクストラウィン]]は失敗するも、[[《侵略者 ジャッグラ》]]2体、[[《ガチャンコ ミニロボ1号》]]3体、[[《アクア・スーパーエメラル》]]1体を踏み倒す働きを見せた。
--更に現実のデュエ悪マ城もこの[[クリーチャー]]に変形し、デュエマーランドを破壊するほどの暴れっぷりを見せたが、[[社長]]が[[バサラ]]とのデュエマに敗北したことにより行動を停止。そのまま崩壊してしまった。

**ルール [#j161bf99]
-「[[カード]]を[[使う]]」というというテキストであるが、「使う」とは、「[[クリーチャー]]を[[召喚]]する」「[[呪文]]を[[唱える]]」「[[クロスギア]]を[[ジェネレート]]する」「[[城]]を[[要塞化]]する」「[[D2フィールド]]を[[展開]]する」ことが該当する。
--勘違いされやすい部分だが、クリーチャーの[[cip]]能力は[[使う>プレイ]]には該当しない。よって、[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]がいるからといって墓地に落とした7枚の中から[[《アクア・サーファー》]]の[[バウンス]]を使ってナインを[[除去]]、続いて残りの呪文を唱える…といったことはできない。逆に、落とした7枚の中に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]がいたからといって先にターンスキップが行われて[[エクストラウィン]]が不発に終わってしまうということもない。
--使おうとしさえすれば、[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]のように使用そのものが禁止されていない限り、使ったものとして扱われる。したがって《デュエランド》で使おうとした、すなわち[[召喚]]を行った[[クリーチャー]]が、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]等の[[着地置換効果]]で[[バトルゾーン]]に出なかった([[cip]]が使えなかった)としても、[[特殊勝利]]の条件は満たされる。
--[[シールド]]が1つもないと[[城]]を[[要塞化]]しようとすること自体ができなくなる([[《偽りの王 ナンバーナイン》]]で[[呪文]]が禁止されているのと同じ状態)ので、[[城]]を含む場合は注意。
--参照するのは[[カード]]の[[コスト]]であるため[[ツインパクト]]とも相性が良い。例えば[[クリーチャー]]側が[[コスト]]8で[[呪文]]側が[[コスト]]4の[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]が対象となった時も問題なく[[クリーチャー]]側を召喚できる。詳しくは[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]等を参照されたし。
---[[呪文]]面と[[クリーチャー]]面で[[文明]]が違うツインパクトとも相性が良く、カードがコスト7以下の面と文明に水を持つ面さえ持っていれば、上述のルールと合わせて文明に水も持たずコスト7以下でもない面を使える。[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》]]のクリーチャー面などはその典型である。

-使うカードは、''あらかじめすべて[[使用宣言]]が必要''。[[ツインパクト]]を使う場合は、クリーチャー面か呪文面、どちらを使うかを宣言しておく必要がある。そして、''[[使用宣言]]したカードはすべて一旦[[どこでもないゾーン]]へと移動してから、1枚ずつ処理''することになる。
--そのため、墓地に置かれた7枚のカードの使用宣言をして、1枚目に[[《最終命令:3150-1059》]]などを唱えて墓地のカードを山札に加わえても、使用宣言された残り6枚のカードは山札に加わることはない。

-[[特殊勝利]]条件である「こうして7枚すべてを使った場合」というのは、あくまでもこのクリーチャーの能力によって使ったカードのみをカウントする。なので、このクリーチャーの能力で唱えられた[[《最終命令:3150-1059》]]で[[オーラ]]を使っても、それは特殊勝利獲得のための条件としてカウントされない。

-現在、[[特殊勝利]]効果は[[状況起因処理]]に当たると定義されている。そのため、7枚目に使ったカードが呪文だった場合は、その呪文を解決する前に勝利することになる。2020年2月26日に更新された公式Q&Aでもこのような記載がなされている。
>Q.''《夢の変形 デュエランド》''の「バトルゾーンに出た時」の効果で、7枚目に[[《エナジー・ライト》]]を使いました。[[《エナジー・ライト》]]の効果を実行すると山札が0枚になってしまう状況だった場合、自分はゲームに勝つことが出来ますか?
A.はい、勝つことが出来ます。7枚目の呪文を唱えた時点で、呪文の効果を解決するより先に《夢の変形 デュエランド》の能力によって勝ちます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33274]]
以前の[[裁定]]では、能力の解決はテキストの一連の流れに沿って行うルールと、呪文を使った場合は能力の解決に割り込んでその呪文を解決するルールから、7枚目の呪文を唱える後で勝利することになっていたが、前者のルールが状況起因処理のルールに上書きされたため、以上のようなルールになった。

***[[暫定回答なし]] [#r3307e7b]
-7枚目に使ったカードがクリーチャーだった場合、バトルゾーンに出る前に[[特殊勝利]]できるか。

**関連カード [#h0796951]
-[[《侵略者 ランドヘッド》]]
-[[《デュエマーランド 〜レインボー・ドリーム〜》]]/[[《デュエマーランド 〜ナイト・パレード〜》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《天才のビッグアンサー》]]
--[[《九極革命 デュエゼウス》]]

**収録セット [#u5ba698b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[A・Guy]]
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](124/???)

**参考 [#yacc0a50]
-[[ジ・アンサー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[エクストラウィン]]
-[[離れた時効果]]
-[[墓地]]
-[[シャッフル]]

-[[【デュエランドエクストラウィン】]]
----


&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);
&tag(クリーチャー,水文明,単色,コスト14,ジ・アンサー,パワー14000,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,墓地肥やし,コスト7以下,コスト踏み倒し,エクストラウィン,離れた時,山札回復,SR,スーパーレア,A・Guy);