#author("2021-08-22T17:50:40+09:00","","")
#author("2021-08-27T01:53:51+09:00","","")
*《&ruby(しつよう){執拗};なる&ruby(がいあ){鎧亜};の&ruby(ろうごく){牢獄};》 [#dedd6e99]

|執拗なる鎧亜の牢獄 UC 水/闇/火文明 (5)|
|呪文|
|相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。その捨てたカードが手札に戻したクリーチャーと同じ名前のカードであれば、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。|

[[DM-26]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[呪文]]。

[[水]]の[[バウンス]]、[[闇]]の[[ハンデス]]、[[火]]の[[シールド焼却]][[能力]]が1枚の[[カード]]に詰め込んである。[[《陰謀と計略の手》]]の[[上位種]]といったところか。

イメージとしては、[[バウンス]]したクリーチャーを[[ランダムハンデス]]で引き当てたらボーナスが入る効果だが、名前さえ一致していれば実際にバウンスしたクリーチャーではなくても[[シールド焼却]]は発動する。[[デッキ]]に複数枚搭載されている可能性が高い[[《青銅の鎧》]]などを狙えば、それなりの確率で[[シールド焼却]]ができるだろう。

3[[色]][[カード]]なので序盤の[[マナ]]基盤としても優秀。[[《神秘の宝箱》]]で[[マナ]]に埋めれば序盤の動きが安定する。[[青黒赤]]の性質にマッチした優秀な[[カード]]の一つだと言えよう。

また、[[《陰謀と計略の手》]]と異なり、[[進化クリーチャー]]も対象に取ることができるため、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などの対策としても有効。

その他、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの厄介な[[シールド・フォース]]の対策としても有効。相手の[[手札]]が少ない時を狙えば[[シールド・フォース]]の[[シールド]]を[[墓地]]に置いて無効化させることができる。また、[[シールド・プラス]]によって重なっている[[シールド]]でもまとめて[[墓地]]に置くことができる。[[《メロッペ》]]がいても[[《メロッペ》]]を先に[[除去]]できる。

-相手の[[手札]]が無いときに使えば、選んだ[[クリーチャー]]を手札経由で墓地に置け、そのまま[[シールド焼却]]もできる。
--ただし進化クリーチャーなど、1体に複数のカードを含むクリーチャーを対象にする場合は運が絡む。

-[[《陰謀と計略の手》]]と同じく、[[サイキック・クリーチャー]]に対して[[唱える]]と[[除去]]と[[ハンデス]]を同時に行えるため非常に効果的。ただし、その場合[[シールド焼却]]が出来ないため一長一短か。
--[[サイキック・クリーチャー]]を[[バウンス]]した場合、[[ハンデス]][[効果]]に移る前にその[[サイキック・クリーチャー]]が[[超次元ゾーン]]に置かれるため、[[サイキック・クリーチャー]]は[[ハンデス]]できない。そのため、[[サイキック・クリーチャー]]と同じ名前の[[カード]]を捨てさせる、ということが発生せず、結果的に絶対[[シールド焼却]]ができない。

-[[シールド・フォース]]や[[城]]、[[サイキック・クリーチャー]]が登場する以前の[[カード]]であるが、それらの登場を予測していたかの如く効くため、[[色>文明]]が合えば採用している[[デッキ]]も少なくない。

**ルール [#t6b169e7]
//***COLOR(blue){焼却が可能なパターン} [#pf4dd53f]
//《怒流牙忍法 次元隠しの術》の裁定を参考にすると、バトルゾーンを離れなくてもその特性は参照できる
//-選んだクリーチャーが[[置換効果]]や[[離れない]]効果で手札に戻らなかったとしても、戻そうとしたクリーチャーのカード名は参照できる。[[エターナル・Ω]]などの[[バトルゾーン]]を離れるかわりに[[手札]]に戻す[[置換効果]]で「[[手札]]に戻すかわりに[[手札]]に戻した」場合でも、同名[[クリーチャー]]を捨てさせることができれば[[シールド焼却]]は可能。
//-[[G・リンク]]した[[ゴッド]](A・B)に使った場合、[[ハンデス]]した[[カード]]がAとB、どちらの場合も[[シールド焼却]]ができる。これは[[G・リンク]]した[[ゴッド]]がお互いの名前を共有しており、焼却の判定は戻そうとした時点の特性を参照しているからである。[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]を[[クロス]]した[[クリーチャー]]を戻して[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]を落とした場合なども同様。
//-「捨てる」ことを置換するクリーチャーが捨てる対象に選ばれた場合でも[[シールド焼却]]ができる。[[マッドネス]]や[[《夜露死苦 キャロル》]]を[[バウンス]]し、それと同名のクリーチャーを捨てさせようとした場合が該当する。

//***COLOR(red){焼却が不可能なパターン} [#u75072a9]
-[[進化クリーチャー]]を[[バウンス]]した場合、[[手札]]からその[[進化クリーチャー]]を捨てさせないと[[シールド焼却]]ができない。[[進化元]]の[[カード]]を選んでもダメである。
-[[ツインパクト]]がバトルゾーンにある間はクリーチャーとしての名前しか持たないが、カードとして見る場合はツインパクトとしての名前として扱われる。したがってバウンスしたツインパクトカードをハンデスしてもシールド焼却できない。
ただし、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]をバウンスして、戻す前から手札にあったツインパクトではない[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]をハンデスした場合ならシールド焼却できる。


:※以下、2021/07/16付によくある質問で出された不可解な裁定|

-《執拗なる鎧亜の牢獄》の効果で選んだクリーチャーが結果的に手札に戻らなかった場合、その選んだクリーチャーと同じ名前のカードを捨てたとしても、シールドを墓地に置くことはできない。
--[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]など、[[置換効果]]で[[バトルゾーン]]から離れない場合も同様と思われる。
---[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]や[[《黙示録、それはラグナロク》]]など、現行のルールでは結果的に移動がなくても「移動を試みた」という時点で効果を処理するはずだが……。

-リンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]を対象にし、[[G・リンク]]の耐性で[[《龍神ヘヴィ》]]を手札に戻すことにした。その後、手札からは[[《龍神メタル》]]が捨てられた場合、シールド焼却できない。
--つまり、選んだ時点の「クリーチャーの名前」は参照されず、実際に戻したクリーチャーの名前しか参照されないということになるため、[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]を[[クロス]]した[[クリーチャー]]を戻して[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]を落とした場合も同様と思われる。
---こちらも[[過去の状態を見る]]ルールを無視したQ&Aとなっている。[[《「殺した人間の名くらい、おぼえているよ!!」》]]でリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]を対象にした[[Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39749/]]と矛盾しているのも見逃せない。

//↑そもそも「過去の状態を見る」ってルールは、バトルゾーンを離れた事による「自身の」過去の状態を見る、というルールだと思うんですけど、勘違いしてませんか?
//↑「過去の状態を見る」のページの「2.の場合」を読んでください
//↑非公式サイトのまとめだったので、根拠にならないかと思われますが、なにか別の用語を使ってはいかがでしょうか。公式のルールの605.3とこのwikiの同じような名前で独自のルールを、あたかもそうであったかのように定義するのは紛らわしいです。

-2021/07/16付の変更で、戻す時点で「結果的に手札に戻せないなら名前を見れない」となったが、それならば捨てる時点でも「結果的に捨てられないなら名前を見れない」という謎裁定になる可能性がある。[[マッドネス]]や[[《夜露死苦 キャロル》]]を[[バウンス]]し、それと同名のクリーチャーを捨てさせようとした場合が該当する。(変更前は当然[[シールド焼却]]できた。)

//少々ややこしいため、確認しておくことを強くオススメする。

ややこしさはなくなったが、別のカードとの整合性が怪しい。

//『戻「された」クリーチャーと』ってテキストで、「破壊した」と「破壊された」の違いと同じ理屈だと思うけど、何か不具合ありますか?
//wikiのテキストがおかしいですね。確かに勘違いする方は多いと思います。
//ラグナロクや次元隠しが「置いた(破壊した)」であって、「置かれた(破壊された)」というテキストでないから、という意味ですかね。
//↑確かに初出時は「戻されたクリーチャーと同じ名前のカード」というテキストだけど、2015年最新版(DMD-24)では「戻したクリーチャーと同じ名前のカード」ですので、その理屈は通用しません

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#m0310a00]
|執拗なる鎧亜の牢獄 R 水/闇/火文明 (5)|
|呪文|
|相手のクリーチャー1体を手札に戻す。その後、相手の手札をランダムに1枚捨てさせる。その捨てたカードが手札に戻したクリーチャーと同じ名前のクリーチャーであれば、相手のシールド1つを墓地に置く。|

さりげなく「同じ名前のカードであれば」から「同じ名前のクリーチャーであれば」に変更されている。
現時点では全く影響はないが、今後この違いが生きてくる可能性もある。
TCG版ではカードそのものの名前を見るため、[[ツインパクトカード]]のクリーチャー側だけ見ることはできなかったが、デュエプレ版はクリーチャー側の特性を見ることができそうである。

[[ゴッド・クリーチャー]]をバウンスした場合、そのゴッド・クリーチャーを呼び出す[[ゴッド・カード]]をハンデスしてもシールド焼却はできない。

[[マッドネス]]をバウンスし、それと同じ名前のカードをハンデスしたらシールド焼却できる。「捨てたカード」は「捨てようとしたカード」と同じ意味であり、[[置換効果]]により結果として墓地に置かれなくても処理が行われるため。
ただし[[《円舞の使徒ラストル》]]がいて、そもそも「捨てることが禁止されている」場合はシールド焼却できない。

**関連カード [#m6d38e1f]
-[[《陰謀と計略の手》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c8ac2173]
-[[DMD-24]]、[[DMPP-08]]
'''強さだけでなく、優しさも持たなければ英雄とはなれない。'''

**収録セット [#cb6eaae7]
***[[デュエル・マスターズ]] [#h63c6b22]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ve4782ee]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMPP-08 第8弾「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」>DMPP-08]]

**参考 [#m12ce842]
-[[タップイン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[バウンス]] 
-[[ハンデス]]
-[[カード名]]
-[[墳墓避け]]
-[[シールド焼却]]
-[[青黒赤]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は''《執拗なる鎧亜の牢獄》''を唱えました。自分はリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]]を手札に戻し、手札からは[[《龍神メタル》]]が捨てられました。この場合、どうなりますか?
A.手札に戻したクリーチャーは[[《龍神ヘヴィ》]]ですので、[[《龍神メタル》]]が捨てられた場合、何も起きません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39953]]

>Q.自分の[[《Dの侵略 クリム・ゾーン》]]がバトルゾーンにある状況で、相手は''《執拗なる鎧亜の牢獄》''を唱えて、自分の[[《覇王速 ド・レッド》]]を選びましたが、手札に戻りませんでした。その後、自分の手札を1枚捨てましたが、捨てたカードが自分の手札にあった別の[[《覇王速 ド・レッド》]]でした。この場合、「シールドを1枚選び、墓地に置く」効果はどうなりますか?
A.この場合、シールドは墓地に置かれません。''《執拗なる鎧亜の牢獄》''の効果で選んだクリーチャーが結果的に手札に戻らなかった場合、その選んだクリーチャーと同じ名前のカードを捨てたとしても、シールドを墓地に置くことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39976]]

&tag(呪文,水文明,闇文明,火文明,多色,青黒赤,コスト5,除去,バウンス,ハンデス,ランダムハンデス,カード名,シールド焼却,UC,アンコモン,TUBAKI HALSAME,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),青黒赤 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),バウンス (デュエプレ),ハンデス (デュエプレ),ランダムハンデス (デュエプレ),カード名 (デュエプレ),シールド焼却 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),TUBAKI HALSAME (デュエプレ));