#author("2022-06-02T22:25:59+09:00","","")
#author("2022-06-20T10:10:52+09:00","","")
*《&ruby(こんわく){困惑};の&ruby(かげ){影};トラブル・アルケミスト》 [#w3df7abe]

|困惑の影トラブル・アルケミスト R 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ゴースト 3000|
|このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべて手札に戻す。|

[[DM-10]]で登場した[[闇]]の[[ゴースト]]。

自分のマナゾーンのカードをすべて[[回収>マナ回収]]するという、良くも悪くも[[DM-10]]の出身者に恥じぬ豪快な能力を持つ。

バトルゾーンに出れば手札は増えるだろうが、デュエル・マスターズの根幹となるマナがすべてなくなるため、当然通常の[[デッキ]]で使えるとは言い難い。

なんらかの[[コンボ]]に絡めて使いたいが、[[召喚]]すると基本的に何もできなくなってしまうことを考えると、[[コンボ]]考案には骨を折りそうである。

**環境において [#d137be72]

癖の強い能力を持つカードは、登場時点では全く評価されなかったものの[[カードプール]]の増加によって突如脚光を浴びることがよくあり、このカードもその例外ではない。

このカードが最初に活躍したのは[[【フォーミュラエクストラウィン】]]にて。予め[[《偽りの名 iFormulaX》]]に[[《ドンドン打つべしナウ》]]を打っておき、このカードを出してごっそりマナを回収し[[エクストラウィン]]を狙うという[[コンボ]]で評価を上げた。[[《悪魔の契約》]]が強力なライバルとなっていたが、[[呪文メタ]]に引っかからない点と、山札を削らない点で差別化はできていた。

[[エピソード3環境]]において[[【ヒラメキドレーン】]]で使われることもあった。[[マナゾーン]]に埋まったG・ゼロクリーチャーを回収して[[バトルゾーン]]に吐き出せば[[《偽りの名 スネーク》]]の能力でマナを削る事による被害を相殺できるためである。


後に[[【フォーミュラエクストラウィン】]]は[[【シャコガイル】]]に[[エクストラウィン]]デッキの地位を奪われてしまっており、[[《水上第九院 シャコガイル》]]と大量ドローは相性がいいことから、ライバルだった[[《悪魔の契約》]]に差をつけられてしまった。

[[十王篇]]で成立した[[【ゼロ・ルピアループ】]]にも採用された。コンボパーツが揃えばマナゾーンのカードが必要なくなるため、それらを[[ソリティア]]用の[[リソース]]に変換する動きが強力であった。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[【ゼーロベン】>【青黒闇王ゼーロ】]]が流行し、場にリソースさえあればマナが必要ないということでこちらもよく使われる。
**その他 [#s7435531]
-あらかじめ[[《草原の種》]]などの[[マナ]]を使わずに[[能力]]を使える[[クリーチャー]]を立たせておき、[[マナゾーン]]の再構築などをしてもいいが手間を考えると非現実的か。

-[[仁義]]と相性が良い。特に[[《爆双ブルカノ・フドウ》]]を出した次の[[ターン]]にこの[[クリーチャー]]を出せば、最低でも7枚が[[手札]]に戻ることになり+35000の[[パンプアップ]]と7枚の[[追加ブレイク]]が得られ、[[1ショットキル]]並みの威力になる。&br;ただ1度[[ブロック]]されてしまえば、次の自分の[[ターン]]からは[[マナ]]0でスタートしなければならないため、何らかの対策は必須だろう。

-このカードを使った専用構築には[[【トラブルネイチャー】]]も存在する。

-[[DMデッキ開発部]]では、[[《真実の名 ナッツ・スパゲッティーノ》]]を[[《ヒラメキ・プログラム》]]で[[《マーシャル・クロウラー》]]に変え、これと[[《光霊姫アレフティナ》]]を[[リクルート]]して、[[マナ回収]]→[[シールド追加]]で[[エクストラウィン]]を狙う[[コンボ]]が紹介されていた。

-[[《ルナ・コスモビュー》]]ごと[[マナゾーン]]の[[カード]]をごっそり[[回収]]する手段として、[[【逆流コスモ】]]に挿してもいいかもしれない。

-[[パワー]]は2[[コスト]]を考えると3000と高め。しかし[[能力]]がキツすぎるため[[速攻]][[デッキ]]では使いにくい。

-用途は非常に限られるものの、特定の[[コンボデッキ]]では必須パーツかつ枚数がある程度必要となるだろう。しかし[[絶版]]となった大型弾の[[レア]]、[[再録]]経験なしということもあり、[[シングルカード]]の価格はそれなりに高い。
--後に[[20周年トレジャー]]の1枚として[[DMRP-21]]で18年ぶりに再録。比較的レアリティの低い銅および黒トレジャーでの再録のため、価格は下がっていくと思われる。

-迂闊にマナゾーンに置いてしまうと[[《父なる大地》]]や[[《獰猛なる大地》]]で引っ張りだされ、マナがすっからかんになり[[フレーバーテキスト]]のように後悔するので自然文明を扱うデッキには注意しよう。

**[[フレーバーテキスト]] [#p0f854e5]
-[[DM-10]]&br;'''「また、やってもうた。」――困惑の影トラブル・アルケミスト'''
-[[DMRP-21]]&br;'''久々にやってもうた。――困惑の影トラブル・アルケミスト'''

**収録セット [#yeaf4ce8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Koji Harada]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](25/110)
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](T10/T20)

**参考 [#rf1d074d]
-[[ゴースト]]
-[[cip]]
-[[マナ回収]]
-[[【トラブルネイチャー】]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト2,ゴースト,パワー3000,cip,マナ回収,・,R,レア,Koji Harada);