#author("2023-01-24T17:37:51+09:00","","")
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*《&ruby(ビクトリー・ラッシュ){勝利宣言}; &ruby(おにまる){鬼丸};「&ruby(ヘッド){覇};」》 [#ef95de0c]

|勝利宣言 鬼丸「覇」 VIC 火文明 (10)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000+|
|''スピードアタッカー''|
|''パワーアタッカー+5000''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを下に置く。そのカードのコストが相手以上なら、自分の勝ちとする)|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMR-06]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[ヒューマノイド]]/[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]/[[エイリアン]]。

[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝利すれば[[追加ターン]]を得る非常に強力な[[アタックトリガー]]を持つ。自身が[[スピードアタッカー]]であるためタイムラグ無しに[[ガチンコ・ジャッジ]]を行うことができ、かなりの確率で追加ターンが狙える。一度[[攻撃]]すれば、追加ターンが何度も決まってそのまま押し切ってしまうことも珍しくないという、恐ろしいポテンシャルの持ち主である。

10[[コスト]]と非常に[[重い]]が、歴代の[[ファッティ]]の例に漏れず、[[自然]]の[[マナブースト]]や[[【連ドラ】]]・[[【ミステリー・キューブ】]]などの[[コスト踏み倒し]]する[[デッキ]]に投入するという、確立された常套手段にそのまま組み込むことができる。
[[【カイザー「刃鬼」】]]、[[【ベートーベン】]]、[[【カツキングMAX】]]、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]、[[【5色蒼龍】]]のような[[グッドスタッフ]]に組み込めば[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝率も上がるので、相性は非常によい。

素の[[パワー]]は9000と[[マナコスト]]から見ればやや低いように見えるが、[[追加ターン]][[能力]]によって[[殴り返し]]される機会はほぼないと言える。さらに、[[パワーアタッカー]]によって[[攻撃]]中の[[パワー]]は14000になるため、[[【ヘブンズ・ゲート】]]に入るような[[ブロッカー]]でもなかなか止まらない。この[[クリーチャー]]の登場当時、他のカードのサポートを受けずに一方的に打ち勝てる[[ブロッカー]]は、[[《白騎士の精霊アルドラ》]]しか存在しなかった。

-[[《ミラクル・ミラダンテ》]]には注意。[[革命0トリガー]]で簡単に登場できる上、一時的なものとはいえ、パワーが14500の[[ブロッカー]]であるため、このクリーチャーでも負けてしまう。しかも、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の[[cip]]による[[コマンド]]の[[ロック]]効果は[[《ミラクル・ミラダンテ》]]を出したプレイヤーのターンの初めまでであるため、''たとえ[[追加ターン]]を得ても自分の[[コマンド]]は[[攻撃]]することができない。''
-また、[[《天命讃華 ネバーラスト》]]がいると使用者の[[光]]の[[クリーチャー]]が[[すべてのバトルに勝つ]]ようになるため、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]などでこのクリーチャーのパワーをいくら上げても、相手の[[光]]の[[ブロッカー]]によって止められてしまう。
-後に登場した[[《煌世主 サッヴァーク†》]]はこちらの攻撃であっても、相手に表向きのシールドが3枚あれば、それを裏向きにすることで[[コスト踏み倒し]]によってバトルゾーンに出すことが可能。
-また、[[ブロッカー]]を持つ[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]は[[火]]の[[コマンド]]でもあるため、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]によって[[スレイヤー]]を[[付与]]される可能性もある。

[[S・トリガー]]からの[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]で唱えた[[《超次元ガロウズ・ホール》]]などから出した[[《勝利のプリンプリン》]]の[[cip]]による[[プリン効果]]で[[ロック]]されると、[[追加ターン]]を得てもこのクリーチャーは攻撃できない。

他の多くの[[フィニッシャー]]同様、出されないように[[ハンデス]]で叩き落としたり、[[ランデス]]で[[マナ]]を縛るのが最も現実的だろう。他には[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を立たせて[[タップイン]]させるなどが考えられる。

10マナと[[重い]]ため、さすがにどのような[[デッキ]]にも入るようなカードではない。何らかの[[コスト踏み倒し]]か[[マナブースト]]の手段はしっかり用意しておきたい。

また、良くも悪くも[[ガチンコ・ジャッジ]]には運が絡むため、肝心な場面で外すこともあり得ない話ではない。[[ツインパクト]]を活用するなど、平均コストを上げるよう[[デッキビルディング]]を工夫する必要があるだろう。[[重量級]]ばかり採用している[[デッキ]]が相手ならば別の勝ち筋を狙うのが無難だろう。

[[バトルゾーン]]に出せればまさに勝利宣言と言っても過言ではない強烈な[[スペック]]であり、初登場時から[[メタゲーム]]上で暴れ続けてきた。[[殿堂入り]]してはいるが、このカードに対する警戒は怠らないようにしたい。

**環境において [#xa608182]
2012年9月22日、[[エピソード2]]の[[DMR-06]]で登場。そのあまりに強烈な[[スペック]]から、情報が発表された時点で広く話題となり、この[[カード]]を組み込んだ[[デッキ]]が多数考案される。

[[【ターボゼニス】]]で雑にこのカードを投げつけるだけでも十分に勝利に直結し、[[【連ドラ】]]でも新たな[[フィニッシャー]]として君臨した。

そして[[コスト踏み倒し]]できる[[カード]]では特に[[《ミラクルとミステリーの扉》]]との相性が凄まじくよかった。このデッキにはコストの高いものを多く投入するため、必然的に[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ちやすく、[[【ミラクルとミステリーの扉】]]の強さを大幅に押し上げることとなった。

[[コスト]]2の[[マナブースト]]から繋げば4[[ターン]]目には安定して[[《ミラクルとミステリーの扉》]]を唱えられるため、中盤の時点で《勝利宣言 鬼丸「覇」》が飛んできてゲームセットという展開も珍しくなく、多くの[[プレイヤー]]を恐れさせた。そうでなくとも、高い[[カードパワー]]を持つ[[フィニッシャー]]が出せたので、そのまま押し切ることができた。

従来の[[コントロール]]はいずれも[[【速攻】]]に弱いという弱点を抱えていたのだが、[[《ミラクルとミステリーの扉》]]が[[S・トリガー]]を持つことから、[[ビートダウン]]全般に対しては逆に有利となっていた。下手に殴ると[[追加ターン]]を誘発して負けるという風潮が広まり、[[メタデッキ]]となるはずの[[【速攻】]]の使用率は減退することとなった。

その後[[【ミラクルとミステリーの扉】]]は[[殿堂入り]]で解体されたものの、[[【獰猛ブラスター】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]に形を変えて長らく[[環境]]に残り続けることとなる。

[[ハンター]]でもあることから[[【カイザー「刃鬼」】]]でも[[フィニッシャー]]の1つとして活躍した。

とはいえ、[[エピソード3環境]]に入ると、採用率に多少の陰りが見え始めた。
初登場時から[[トップメタ]]クラスの[[フィニッシャー]]としての地位には確かにいたものの、[[エピソード3]]で登場した[[【墓地ソース】]]によるワンショットキルおよび無限ループの流行や、相性の良かった[[カード]]の[[殿堂入り]]によるデッキの弱体化で、必ずしも《勝利宣言 鬼丸「覇」》の一強とはならなかったのである。

この時期には、2013年6月22日付けで[[《ホーガン・ブラスター》]]が[[殿堂入り]]し、[[調整版]]の[[《ミステリー・キューブ》]]を使った[[【ミステリー・キューブ】]]として、上記の[[デッキ]]と[[環境]]で張り合い続けていた。

[[【カイザー「刃鬼」】]]さえも当時このカードにあまり依存しない構築となっていたが、それでも当時無制限であったため[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]で2回程度しか[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝てなかった時に逆転用に狙って出すことができた。タップしたクリーチャーがあらかじめいるか[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]で作った場合には、それを的に攻撃して追加ターンを得ることで2枚目の[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]を召喚してその個体にチャンスを懸けることができた。

[[エピソード3]]では[[エピソード2]]ほど理不尽な強さを発揮していたわけではなかったが、[[ドラゴン・サーガ]]でのドラゴンメイン環境を配慮した結果か、2014年5月24日付けで[[殿堂入り]]が決定した。この結果、このクリーチャーを目にする機会はさらに減ることとなり、多くの[[プレイヤー]]が溜飲を下げることとなった。[[《無双竜機ボルバルザーク》]]のように[[環境]]を1色に染め上げたわけではなかったものの、[[追加ターン]]が確定すると相手はほとんど為す術が無くなるため、妥当な措置と言えるだろう。

なお、これは[[ビクトリー]]初の殿堂入りである。[[追加ターン]]関連のカードとしては2例目の殿堂入り。

[[革命編]]以降では[[侵略]]や[[革命チェンジ]]など名目コストの高いクリーチャーを積み込んだデッキが主流となったため、ガチンコ・ジャッジの信用度は相対的に低下した。一方で[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の登場以降はバトルゾーンの制圧が比較的容易にできるようになったため、ピン挿しとなったこのクリーチャーをバトルゾーンに出すハードルは下がったと言える。

[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]は、[[プレイング]]によるところが大きいもののより勝利に直結する能力を持っており、同じ10コストとということもあってビッグマナではフィニッシャーとしてこのカードと競合する。ガチンコ・ジャッジによる不確定要素を嫌うならそちらを優先すると良いだろう。

[[双極篇]]になると[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]は若干勢いが衰え、逆にこちらは[[【ブライゼシュート】]]の切り札としてそこそこ見かけるようになった。

[[超天篇]]になって[[【ブライゼシュート】]]が[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が[[殿堂入り]]したことによって環境から姿を消すと、今度はその後釜として定着した[[【5色蒼龍】]]で使われるようになった。

[[十王篇]]になると[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]の[[【モルト NEXT】]]における採用が目立ち、当たり枠の1枚としての存在感を示すようになった。

[[王来篇環境 (オリジナル)]]では[[【5色ザーディクリカ】]]に採用されることが偶にあった。[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]、[[《天災 デドダム》]]などで[[リソース]]を稼ぎ続ければ案外引き当てることは簡単。ただ、[[ミラーマッチ]]だと[[ガチンコ・ジャッジ]]が精々勝率6割程度の微有利にしかならないのが痛く、これが無くとも十分勝てるためにそこまで採用率は高くなかった。しかし[[DMEX-17]]発売により[[青赤緑]]系の[[【ドギラゴン閃】]]が[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を獲得すると、1枚目の[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]として採用されるケースが目立つようになった。

[[《爆熱DX バトライ武神》]]の[[プレミアム殿堂]]を機に[[【モルト NEXT】]]が[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]本体を抜いて[[《ブランド <NEXT.Star>》]]を軸とした[[【モモキングRX】]]に発展的解消を遂げると、次第に【赤緑モモキングRX】におけるコスト踏み倒し先としてポツポツと実績を残すようになった。

総じて、殿堂入りから現在では相性のいい[[デッキ]]での上振れ要素の1つという評価となっている。

**アニメ・漫画での活躍 [#i7135c49]
-アニメ「ビクトリーV」や漫画「ビクトリー」では[[勝太>切札 勝太]]の[[切り札]]として活躍している。しかし漫画では肝心の[[ガチンコ・ジャッジ]]が不発に終わったり、アニメでは不発どころか[[ラオウ 極丸]]の[[《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]に返り討ちにされるなど不遇な場面も度々見られる。終いに漫画では、[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]を入手するために[[勝太>切札 勝太]]に[[トレード]]に出されるという悲しい結果となった。だが、気に入られていたのは間違い無いだろう。

--アニメ「ビクトリーV」第26話では[[勝太>切札 勝太]]が[[百獣 レオ]]戦で使用。[[《涙の終撃オニナグリ》]]の意志を受け継ぎ、[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]からこのカードへ変化した。
バトルゾーンには[[百獣 レオ]]の[[《「俺」の頂 ライオネル》]]と[[《先導の精霊ヨサコイ》]]の計2体の[[ブロッカー]]が存在していたが、[[ガチンコ・ジャッジ]]による[[追加ターン]]の獲得と[[攻撃]]を繰り返し、最終的に[[ダイレクトアタック]]を決めた((一度目のガチンコ・ジャッジでめくられたのは、[[《オフコース・カイザー「龍」》]]と[[《ヘブンズ・ゲート》]]、二度目にめくられたのはそれぞれ[[《地獄門デス・ゲート》]]と[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]。[[《オフコース・カイザー「龍」》]]がめくられた際、[[ドラゴン龍]]はせっかくの出番が一瞬で終わり拍子抜けしていた。))。

--アニメ「ビクトリーV3」第1話では[[勝太>切札 勝太]]が使用。[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の効果で踏み倒された。
ちなみに、前シリーズの「ビクトリーV」で《鬼丸「覇」》は[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]を通して[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]に変化したことを考えると、同一人物が二人いる不自然な状況になっている。

--アニメ「VS」第31話では[[土瓶レディ>切札 舞]]とのデュエマ前に彼女からこのカードが[[勝太>切札 勝太]]に渡される。彼は失くしたと思いずっと探していたようだが、洗濯していたらズボンのポケットから出てきたそうだ。何故かイラストが[[DMD-20]]のものになっており、この時「このカード、こんな絵だっけ」と勝太は疑問に思っていた。
---そのデュエルでは[[熱き土瓶魂を込めたドロー>今引き]]によって引き当てられ、[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[追加ターン]]を得、[[ダイレクトアタック]]を決めた。担当声優は[[百獣 レオ]]と同じ寺島拓篤氏。

--アニメ「VSR」第24話ではデュエマーランド[[社長]]の[[殿堂カード>殿堂入り]]デッキで使われていた。マナに置かれた為、映るのはほんの一瞬だったが、なんと社長の所持するこのカードはアニメ放送時間拡大記念の[[アルトアート]]版であり、プレイヤー間でちょっとした話題となった。

--アニメ「VSRF」第36話では[[切札 ハム勝太]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で[[DMR-06]]ものを使用。[[《コッコ・ルピア》]]2体と[[《フェアリー・ギフト》]]でわずか3マナまで[[コスト軽減]]しながら[[召喚]]。[[《一撃奪取 トップギア》]]に[[攻撃]]して[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝利し[[追加ターン]]を得たが、[[追加ターン]]での[[ガチンコ・ジャッジ]]には負け、そのまま勝太の[[シールド]]をブレイクした。最後は[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]の[[バトル]]に敗れ、[[破壊]]された。
その後、最終話(第51話)では[[勝太>切札 勝太]]が[[切札 ジョー]]戦で[[DMR-06]]のものを使用。[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]の[[効果]]で、[[《銀河大剣 ガイハート》]]を[[装備]]させた[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と共にバトルゾーンに出るも、[[攻撃]]していないうちに、[[切札 ジョー]]が作り出した[[S・トリガー]]を持つオリジナルカード、[[《ルシファー》]]の効果で1ターン時を止められてしまう。次の[[切札 ジョー]]のターンでは[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]の[[召喚]]時の効果で《ガイアール》や《モルト NEXT》共々[[破壊]]されてしまった。

--アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」第32話では[[勝太>切札 勝太]]が[[切札 勝舞]]戦で[[DMR-06]]のものを使用。担当声優は「VS」同様の寺島拓篤氏。[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝って[[追加ターン]]を得た。
---ちなみに、勝舞の時代には[[ガチンコ・ジャッジ]]がまだ無かったため勝舞は疑問符を浮かべており、[[角古 れく太]]からは「そんなの運じゃないですか」と指摘されていた。

--アニメ「デュエルマスターズ キング」第7話でかつてのそれぞれの[[文明]]を代表する[[ドラゴン]]のイメージとして[[DMBD-05]]のこのカードが登場。

--アニメ「デュエル・マスターズ キングMAX」7話では[[切札 勝太]]と[[切札 ジョー]]のデュエマで
バトルゾーンには[[切札 勝太]]の[[アンタップ]]状態の《勝利宣言 鬼丸「覇」》が、[[タップ]]状態の[[《爆熱DX バトライ武神》]]と[[アンタップ]]状態の[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]と[[《龍世界 ドラゴ大王》]]と共に存在しており
更に[[切札 勝太]]と[[ハイド]]のデュエマでは[[切札 勝太]]の[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]によって[[切札 勝太]]の山札に存在していた[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]と[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]と[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]と[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と同じく《勝利宣言 鬼丸「覇」》も見た。
--このように、[[エピソード2]]が終了した後も代表するカードとして登場する機会が多い。

-伊原しげかつ氏によって描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、[[エピソード2]]に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第2話において登場。[[光]][[デーモン・コマンド]]と[[闇]][[エンジェル・コマンド]]からなる祝福の聖者(ホーリーウェディング)を道連れに[[オニナグリ>《涙の終撃オニナグリ》]]が壮絶な最期を遂げる様を見届けた[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]が[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]に乗ることでこの姿となり、共に放った[[「勝利宣言 ビクトリー・ラッシュ」>《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]の一撃で残党を倒し、鬼丸はカシラの魂を継ぐことを誓った。

**その他 [#h8613598]
-[[《ミラクルとミステリーの扉》]]・[[《獰猛なる大地》]]・[[《ホーガン・ブラスター》]]はこの[[クリーチャー]]の登場後に一気に評価を上げ、その後、次々と[[殿堂入り]]や[[プレミアム殿堂]]入りしていった。事実上、それらを[[殿堂入り]]へと追い込んだ張本人とも言える。
--従来の[[【ミラクルとミステリーの扉】]]を使用していた[[プレイヤー]]からすればとばっちりのような規制を受けることとなったため、そのような[[プレイヤー]]のヘイトを買うこともあった。

-出して殴るだけで手軽に[[追加ターン]]が得られる可能性がある点から、この[[カード]]の評価は否よりの賛否両論であり、極端であることが多い。早い話、状況に拘らずこの[[クリーチャー]]が攻撃可能、パワーが負けている[[ブロッカー]]がいない状況、それだけで一気に逆転勝ちできる可能性を持った[[カード]]はこの[[クリーチャー]]ぐらいだろう。
--覇を使用した[[デッキ]]が目に見えて減った[[エピソード3環境]]でも[[殿堂入り]]を望む声が多く存在していた事、[[環境]]の変化の面を無視して単に強さだけが目立って語られることが多いなど、良くも悪くも話題になりやすいカードである。

-上記の[[殿堂入り]]によって手軽な[[コスト踏み倒し]]はほとんどが[[殿堂入り]]か[[プレミアム殿堂]]となったため、《鬼丸「覇」》の出しやすさ、[[ガチンコ・ジャッジ]]の安定性は格段に低下している。[[カードプール]]が大きく変化したため、[[エピソード2]]時点の強さだけでこの[[カード]]を評価するのは賢明ではない。&br;逆にいえば、それだけ[[環境]]に影響を与えた[[カード]]とも言える。

-[[DASHゴールデンリスト]]入りの[[ビクトリー]]であり相場が高止まりしたため「[[資産ゲー]]の権化」と揶揄されることもあった。また、[[《聖剣炎獣バーレスク》]]等は[[追加ターン]]の条件が非常に厳しかったことから「金を積めば追加ターンが買える」などとも言われていた。&br;([[【ミラクルとミステリーの扉】]]や[[【獰猛ブラスター】]]による4ターン目登場で猛威を振るったことから)「次期[[殿堂入り]]の筆頭候補」、「坊主めくり([[ガチンコ・ジャッジ]]の揶揄)」、「[[ソリティア]]」と評されることとなっていた。
--この内、[[殿堂入り]]については実現の運びとなった。

-一度出されると大抵[[追加ターン]]を獲得されそのまま[[ターン]]が帰ってこない点は[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を、[[スピードアタッカー]]の[[T・ブレイカー]]が[[コスト]]の重さをものともせず殴りかかってくる点は[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を思い起こさせる。

-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と比較すると、[[cip]]ではないため[[追加ターン]]が確定ではなく(その分[[特殊敗北]]能力もないが)、10[[コスト]]という重さ、[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝つためのデッキ構築の縛り、あちらには[[《母なる大地》]]という運用性を飛躍的に高めるカードがあったのに対しこちらは相性の良い[[踏み倒し]]呪文が尽く規制されてしまったことなど、[[汎用性]]で劣り投入できるデッキの種類も限定される。

-何らかの理由でこのカードの[[ガチンコ・ジャッジ]]を複数回行って勝った場合、当然勝った回数分追加ターンが追加される。そうなると、相手のターン中にできることの少ない[[デュエル・マスターズ]]では挽回が絶望的になる。
--[[《無限掌》]]などアンタップ効果を付与した状態で[[タップ]]されているクリーチャー複数体に攻撃する。
--[[革命チェンジ]]や相手の[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などでこのクリーチャーが手札に戻された後、[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]のアタックトリガーで手札のこのクリーチャーを出す
--[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]の[[ファイナル革命]]で《鬼丸「覇」》をアンタップしたとき
--[[《ハクション・マスク》]]などで攻撃後のこのクリーチャーが墓地に置かれた後に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の効果で《鬼丸「覇」》を山札に戻した後、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]でもう一度出すなど

-同弾の[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]とは[[デザイナーズコンボ]]だと思われる。[[アタック・チャンス]]で[[ブロッカー]]を[[除去]]しつつ[[山札の上]]に置くことができるので、確実な[[攻撃]]と[[ガチンコ・ジャッジ]]のサポートを同時に行うことができる。

-この[[カード]]の登場により、今まで敬遠されてきた[[ガチンコ・ジャッジ]]及び[[ガチンコ・ジャッジ]]関連の[[カード]]は大きく見直された。その後、大会レベルでも多くの[[ガチンコ・ジャッジ]]を持った[[カード]]が使われるようになっていった([[《ガチンコ・ルーレット》]]等)。

-[[《カモン・ビクトリー》]]を使えばデッキに2枚目を入れることも不可能ではない。もっとも、封入率の低い[[ビクトリー]]であるため、実現には相当な運が必要である。

-登場以前から大きく注目されていたカードであり、特に発売直後の中古販売店での価格は非常に高かった。現在では相性の良かった[[カード]]と自身の[[殿堂入り]]、そして数多にわたる再録によって落ち着きを見せている。
--[[ドラゴン・サーガ]]では[[DMD-20]]で[[再録]]されたため、さらに下がっていくかと思われたが、同デッキは早々に再販が中止されたため、そちらに収録されたものは高めの値段が付いている。
--その後、[[DMX-22]]でも[[再録]]されたが、種類が多く当てづらいので、やはり[[ビクトリー]]に見合った値段で取引されている。
--それ以降も、[[革命ファイナル]]の[[DMX-25]]、[[新章デュエル・マスターズ]]の[[DMEX-01]]、[[双極篇]]の[[DMBD-05]]、[[超天篇]]の[[DMBD-09]]&[[DMEX-08]]と、毎シリーズごとに再録されていたが、[[十王篇]]でその記録は途絶えてしまった。[[ドラゴン・サーガ]]から[[超天篇]]6シリーズ連続で再録されていたことになる。
---十王篇の次のシリーズである[[王来篇]]でも再び再録され、昨年のブランクを晴らすかの如く''4回''も[[再録]]された。([[DMEX-15]]、[[DMEX-17]]、クレーンゲームの[[プロモーション・カード]]、[[DMBD-18]])
同じく2021年に4回再録されたカードとして[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が存在する。

-禁止化までも望まれていた1枚であったが、[[ビクトリー]]で史上初の[[プレミアム殿堂]]に輝いたのは[[《ヴォルグ・サンダー》]]であり、その点あちらに先を越されてしまった。

-種族を4つ持つ初の[[クリーチャー]]。もっとも、主に注目されるのは[[ハンター]]と[[ドラゴン]]と[[コマンド]]の部分だが。

-2013年春からの、TVアニメの放送時間拡大を記念した[[アルトアート]]版が存在する。そちらはアニメやDASH TVの他、[[コロコロコミック]]、[[週刊少年サンデー]]、[[カードゲーマー]]、Twitterでの懸賞品として配布された。多くの場所で配布されたとはいえ、それでも以前に配布された[[《ガイアール・カイザー》]]よりも枚数が少ない。その上、環境を支配するほどの強力さということもあって現在[[アルトアート]]版のこのカードは非常に値段が高騰している。
--ちなみに[[再録]]されたのは[[エピソード3]]期だが、E3マークは付いていないため、「エピソード3限定戦」で使うことはできない。

-初めて[[ウルトラゴールデンカード]]として再録された[[ビクトリー]]である。

-[[DMEX-08]]では、かつて一世を風靡した「ビックリマンシール」風のイラストで再録された。カード名の枠も特別な仕様になっている。

-[[DMX-22]]版[[《フェアリー・ライフ》]]のようなプロキシカードが[[Wizards of the Coast]]開発部の射場本正巳のTwitterにて紹介されている。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1138946515727147008]]
長々としたテキストがわずか数文字の略語に置き換えられており、また雰囲気が違って見えるだろう。

-公式カードリストのテキストはT・ブレイカー以外が改行されておらず、非常に見づらい。

-新規イラストが非常に多い。BBP等のコラボを除けば新規イラストは全て[[Murakami Hisashi]]氏が担当している。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では  [#q67f1224]

|勝利宣言 鬼丸「覇」 VIC 火文明 (10)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000+|
|''スピードアタッカー''|
|''パワーアタッカー+5000''|
|攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。(ただし、それが追加ターンなら発動しない)|
|''T・ブレイカー''|

[[DMPP-18]]で実装。[[追加ターン]]中に[[アタックトリガー]]能力が発動しなくなった。

**関連カード [#r421c4c7]
-[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]

-[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]
-[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]

-[[《姫様宣言プリンプリン》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]
--[[《ミサイル・バースト G》]]

***鬼丸 [#z1216f0e]
-[[《問答無用だ!鬼丸ボーイ》]]
-[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]
-''《勝利宣言 鬼丸「覇」》''
-[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]
-[[《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]
-[[《堂々終劇 鬼丸「End」》]]
-[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]
-[[《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》]]

***希望の双子二人一組 [#h6eabe2d]
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]

***希望の双子の融合形態 [#c3293f84]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]
***[[メインデッキ]]に入る非進化のコスト10[[火]][[単色]][[ドラゴン]]たち [#r0353683]
-[[《グラディアン・レッド・ドラゴン》]]
-[[《龍世界 ドラゴ大王》]]
-[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]
-[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]
-[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]
-[[《勝利天帝 Gメビウス》]]
-[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]
-[[《超銀河竜 GILL》]]
-[[《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j7b83728]
-[[DMR-06]]、[[DMPP-18]]&br;'''[[カシラ>《無限鉄拳オニナグリ》]]の遺志はオレが受け継ぐ!――勝利宣言 鬼丸「覇」'''
-[[DMR-06]]、[[DMPP-18]]&br;'''[[カシラ>《涙の終撃オニナグリ》]]の遺志はオレが受け継ぐ!――勝利宣言 鬼丸「覇」'''
-[[DMD-20]]&br;'''今ここに、伝説の男が勝利を宣言する!'''
-[[DMX-22]]&br;'''オレこそが[[ビクトリー]]だぜ! ---勝利宣言 鬼丸「覇」'''
-[[DMEX-08]]&br;'''デュエマ界のウワサ 鬼丸「覇」が公式コラボでヘッドロココの力を手に入れた!?'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](Viva! Anime30!)&br;'''アニメを見れば、ずっと、デュエ友!'''
-[[DMPP-18]]([[シークレット>シークレットカード]])'''オレこそが[[ビクトリー]]!――[[鬼丸]]'''

**収録セット [#sc663d29]
***[[デュエル・マスターズ]] [#oe81fc45]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」>DMR-06]](V1/V1)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V9/V12)
--[[DMBD-05 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 究極のバルガ龍幻郷」>DMBD-05]](2/18)
--[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」>DMBD-09]](2/20)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W13/W20)
--[[プロモーション・カード]](Viva! Anime30!)([[アルトアート]])
--[[DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」>DMD-20]](1/22)(新規イラスト①)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](80b/???)(〃)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](G1/G10)(〃)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](8/14)(新規イラスト②)
--[[プロモーション・カード]](P21/Y18)(新規イラスト③)
--[[プロモーション・カード]](P22/Y18)
--[[プロモーション・カード]](P23/Y18)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P41/Y20)(新規イラスト④)
-illus.[[nuisuke]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](103/???)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST 」>DMEX-15]](4/50)
-illus.[[Murakami Hisashi]]/[[otumami]]
--[[DMART-06 「神アート スーパー・ヴィジュアル・ショック ドラゴン編」>DMART-06]](1/5)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#m8862981]
-CV:[[増田俊樹]]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]]

**参考 [#hba2c860]
-[[ヒューマノイド]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[エイリアン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]
-[[追加ターン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ビクトリー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[殿堂入り]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,ヒューマノイド,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ハンター,エイリアン,パワー9000,パワー9000+,スピードアタッカー,パワーアタッカー,パワーアタッカー+5000,T・ブレイカー,アタックトリガー,ガチンコ・ジャッジ,追加ターン,VIC,ビクトリー,殿堂入り,Murakami Hisashi,nuisuke,Shigenobu Matsumoto,otumami,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),ヒューマノイド (デュエプレ),レッド・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド,ドラゴン (デュエプレ),ハンター (デュエプレ),エイリアン (デュエプレ),パワー9000 (デュエプレ),パワー9000+ (デュエプレ),スピードアタッカー (デュエプレ),パワーアタッカー (デュエプレ),パワーアタッカー+5000 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),ガチンコ・ジャッジ (デュエプレ),追加ターン (デュエプレ),VIC (デュエプレ),ビクトリー (デュエプレ),Murakami Hisashi (デュエプレ));