#author("2020-05-05T02:49:16+09:00","","")
*《&ruby(ビクトリー・ラッシュ){勝利宣言}; &ruby(おにまる){鬼丸};「&ruby(ヘッド){覇};」》 [#ef95de0c]

|勝利宣言 鬼丸「覇」 VIC 火文明 (10)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000+|
|スピードアタッカー|
|パワーアタッカー+5000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。|
|''※殿堂入り''|

[[DMR-06]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[ヒューマノイド]]/[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]/[[エイリアン]]。

[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝利すれば[[エクストラターン]]を得る非常に強力な[[アタックトリガー]][[能力]]を持つ。自身が[[スピードアタッカー]]であるためタイムラグ無しに[[ガチンコ・ジャッジ]]を行うことができ、かなりの確率でエクストラターンが狙える。一度[[攻撃]]すれば、追加ターンが何度も決まってそのまま押し切ってしまうことも珍しくないという、恐ろしい[[スペック]]の持ち主である。

10[[コスト]]と非常に[[重い]]が、歴代の[[ファッティ]]の例に漏れず、[[自然]]の[[マナブースト]]や[[【連ドラ】]]・[[【ミステリー・キューブ】]]などの[[コスト踏み倒し]]する[[デッキ]]に投入するという、確立された常套手段にそのまま組み込むことができる。
[[【カイザー「刃鬼」】]]、[[【ベートーベン】]]、[[【カツキングMAX】]]、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]、[[【5色蒼龍】]]のような[[グッドスタッフ]]に組み込めば[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝率も上がるので、相性は非常によい。

素の[[パワー]]は9000と[[マナコスト]]から見ればやや低いように見えるが、[[エクストラターン]][[能力]]によって[[殴り返し]]の機会はほぼないと言える。さらに、[[パワーアタッカー]]によって[[攻撃]]中の[[パワー]]は14000になるため、[[【ヘブンズ・ゲート】]]に入るような[[ブロッカー]]でもなかなか止まらない。この[[クリーチャー]]の登場当時、他のカードのサポートを受けずに一方的に打ち勝てる[[ブロッカー]]は、[[《白騎士の精霊アルドラ》]]しか存在しなかった。
//2枚以上であれば善悪、五元神、起源神、セイントシャンメリー、パワー増加orすべてのバトルに勝つを手に入れたブロッカー、ブロッカーを得た14500以上のクリーチャーなども。含めるとキリがないので…

-[[《ミラクル・ミラダンテ》]]には注意。[[革命0トリガー]]で簡単に登場できる上、一時的なものとはいえ、パワーが14500の[[ブロッカー]]であるため、流石にこのクリーチャーでも負けてしまう。しかも、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の[[cip]]による[[コマンド]]の[[ロック]]効果は[[《ミラクル・ミラダンテ》]]を出したプレイヤーのターンの初めまでであるため、''例え[[エクストラターン]]を得ても自分の[[コマンド]]は[[攻撃]]することができない。''
-また、[[《天命讃華 ネバーラスト》]]がいると使用者の[[光]]の[[クリーチャー]]が[[すべてのバトルに勝つ]]ようになるため、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]などで《鬼丸「覇」》のパワーをいくら上げても、相手の[[光]]の[[ブロッカー]]によって止められてしまう。
-後に登場した[[《煌世主 サッヴァーク†》]]はこちらの攻撃であっても、相手に表向きのシールドが3枚あれば、それを裏向きにすることで[[コスト踏み倒し]]によってバトルゾーンに出すことが可能。
-また、[[ブロッカー]]を持つ[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]は[[火]]の[[コマンド]]でもあるため、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]によって[[スレイヤー]]を[[付与]]される可能性もある。

[[S・トリガー]]からの[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]、もしくは[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]で唱えた[[《超次元ガロウズ・ホール》]]などから出した[[《勝利のプリンプリン》]]の[[cip]]による[[プリン効果]]で《鬼丸「覇」》を[[ロック]]されると、[[エクストラターン]]を得ても《鬼丸「覇」》は攻撃できない。

他の多くの[[フィニッシャー]]同様、出されないように[[ハンデス]]で叩き落としたり、[[ランデス]]で[[マナ]]を縛るのが最も現実的だろう。他には[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を立たせて[[タップイン]]させるなどが考えられる。

また、10マナと[[重い]]ため、さすがにどのような[[デッキ]]にも入るようなカードではない。何らかの[[コスト踏み倒し]]か[[マナブースト]]の手段はしっかり用意しておきたい。また、良くも悪くも[[ガチンコ・ジャッジ]]には運が絡むため、肝心な場面で外すこともあり得ない話ではない。強力な[[カード]]に違いはないが、[[カードパワー]]で[[ごり押し]]するのではなく、あくまで勝ち筋の1つとして考えるのが無難だろう。

[[バトルゾーン]]に出せればまさに勝利宣言と言っても過言ではない強烈な[[スペック]]であり、初登場時から[[メタゲーム]]上で暴れ続けてきた。[[殿堂入り]]で目にする機会は減るだろうが、このカードに対する警戒は怠らないようにしたい。

**環境において [#xa608182]
2012年9月22日、[[エピソード2]]の[[DMR-06]]で登場。そのあまりに強烈な[[スペック]]から、情報が発表された時点で広く話題となり、この[[カード]]を組み込んだ[[デッキ]]が多数考案される。

特に[[《ミラクルとミステリーの扉》]]との相性は凄まじいものがあった。このデッキにはコストの高いものを多く投入するため、必然的に[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ちやすく、[[【ミラクルとミステリーの扉】]]の強さを大幅に押し上げることとなった。

[[コスト]]2の[[マナブースト]]から繋げば4[[ターン]]目には安定してこの[[呪文]]を唱えられるため、中盤の時点で《鬼丸「覇」》が飛んできてゲームセットという展開も珍しくなく、多くの[[プレイヤー]]を恐れさせた。そうでなくとも、高い[[カードパワー]]を持つ[[フィニッシャー]]が出せたので、そのまま押し切ることができた。

従来の[[コントロール]]はいずれも[[【速攻】]]に弱いという弱点を抱えていたのだが、[[《ミラクルとミステリーの扉》]]が[[S・トリガー]]を持つことから、[[ビートダウン]]全般に対しては逆に有利となっていた。下手に殴ると[[エクストラターン]]を誘発して負けるという風潮が広まり、[[メタデッキ]]となるはずの[[【速攻】]]の使用率は減退することとなった。「覇でおk」、「覇ァ!!」、「覇?」、「坊主めくり」などと揶揄されるほどに強烈に環境を席巻した。

[[《ミラクルとミステリーの扉》]]は[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]と規制されていくが、[[《獰猛なる大地》]][[《ホーガン・ブラスター》]][[《ミステリー・キューブ》]]など、別の踏み倒し手段を取り入れて長らく[[環境]]に残り続けることとなる。

当初使われていた[[【ミラクルとミステリーの扉】]]は[[殿堂入り]]で解体したものの、[[【獰猛ブラスター】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]に形を変えて存続していった。

とはいえ、[[エピソード3環境]]に入ると、採用率に多少の陰りが見え始めた。
初登場時から[[トップメタ]]クラスの[[フィニッシャー]]としての地位には確かにいたものの、[[エピソード2]]で同時期に出現した[[【ターボゼニス】]]はガチンコ・ジャッジの勝率が高く、また[[エピソード3]]で登場した[[【墓地ソース】]]によるワンショットキルおよび無限ループの流行や、相性の良かった[[カード]]の[[殿堂入り]]によるデッキの弱体化で、必ずしも《鬼丸「覇」》の一強とはならなかったのである。

この時期には、2013年6月22日付けで[[《ホーガン・ブラスター》]]が[[殿堂入り]]し、[[調整版]]の[[《ミステリー・キューブ》]]を使った[[【ミステリー・キューブ】]]として、上記の[[デッキ]]と[[環境]]で張り合い続けていた。

[[エピソード3]]では[[エピソード2]]ほど理不尽な強さを発揮していたわけではなかったが、[[ドラゴン・サーガ]]でのドラゴンメイン環境を配慮した結果か、2014年5月24日付けで[[殿堂入り]]が決定した。

この結果、《鬼丸「覇」》を目にする機会はさらに減ることとなり、多くの[[プレイヤー]]が溜飲を下げることとなった。[[《無双竜機ボルバルザーク》]]のように[[環境]]を1色に染め上げたわけではなかったものの、[[エクストラターン]]が確定すると相手はほとんど成す術が無くなるため、妥当な措置と言えるだろう。

なお、これは[[ビクトリー]]初の殿堂入りである。[[エクストラターン]]関連のカードとしては2例目の殿堂入り。

[[革命編]]以降では[[侵略]]や[[革命チェンジ]]など名目コストの高いクリーチャーを積み込んだデッキが主流となったため、ガチンコ・ジャッジの信用度は相対的に低下した。一方で[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の登場以降はバトルゾーンの制圧が比較的容易にできるようになったため、ピン挿しとなったこのクリーチャーをバトルゾーンに出すハードルは下がったと言える。

[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]は、[[プレイング]]によるところが大きいもののより勝利に直結する能力を持っており、同じ10コストとということもあってビッグマナではフィニッシャーとしてこのカードと競合する。ガチンコ・ジャッジによる不確定要素を嫌うならそちらを優先すると良いだろう。

[[双極篇]]になると[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]は若干勢いが衰え、逆にこちらは[[【ブライゼシュート】]]の切り札としてそこそこ見かけるようになった。

[[超天篇]]になって[[【ブライゼシュート】]]が[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]本体が[[殿堂入り]]したことによって環境から姿を消すと、今度はその後釜として定着した[[【5色蒼龍】]]で使われるようになった。

-[[《ミラクルとミステリーの扉》]]・[[《獰猛なる大地》]]・[[《ホーガン・ブラスター》]]はこの[[クリーチャー]]の登場後に一気に評価を上げ、その後、次々と[[殿堂入り]]や[[プレミアム殿堂]]入りしていった。事実上、それらを[[殿堂入り]]へと追い込んだ張本人とも言える。
--従来の[[【ミラクルとミステリーの扉】]]を使用していた[[プレイヤー]]からすればとばっちりのような規制を受けることとなったため、そのような[[プレイヤー]]のヘイトを買うこともあった。

-出して殴るだけで手軽に[[エクストラターン]]が得られる可能性がある点から、この[[カード]]の評価は否よりの賛否両論であり、極端であることが多い。早い話、状況に拘らずこの[[クリーチャー]]が攻撃可能、パワーが負けている[[ブロッカー]]がいない状況、それだけで一気に逆転勝ちできる可能性を持った[[カード]]はこの[[クリーチャー]]ぐらいだろう。
--覇を使用した[[デッキ]]が目に見えて減った[[エピソード3環境]]でも[[殿堂入り]]を望む声が多く存在していた事、[[環境]]の変化の面を知らず単に強さだけが目立って語られることが多いなど、良くも悪くも話題になりやすいカードである。

-上記の[[殿堂入り]]によって手軽な[[コスト踏み倒し]]はほとんどが[[殿堂入り]]か[[プレミアム殿堂]]となったため、《鬼丸「覇」》の出しやすさ、[[ガチンコ・ジャッジ]]の安定性は格段に低下している。[[カードプール]]が大きく変化したため、[[エピソード2]]時点の強さだけでこの[[カード]]を評価するのは賢明ではない。&br;逆にいえば、それだけ[[環境]]に影響を与えた[[カード]]とも言える。

-[[DASHゴールデンリスト]]入りの[[ビクトリー]]であり相場が高止まりしたため「[[資産ゲー]]の権化」と揶揄されることもあった。また、[[《聖剣炎獣バーレスク》]]等は[[エクストラターン]]の条件が非常に厳しかったことから「[[金を積めばエクストラターンが買える>資産ゲー]]」などとも言われていた。&br;(一時期[[【ミラクルとミステリーの扉】]]や[[【獰猛ブラスター】]]による4ターン目登場で猛威を振るったことから)「次期[[殿堂入り]]の筆頭候補」、「坊主めくり([[ガチンコ・ジャッジ]]の揶揄)」、「[[ソリティア]]」と評されることとなっていた。
--この内、[[殿堂入り]]については実現の運びとなった。

**その他 [#h8613598]
-何らかの理由でこのカードの[[ガチンコ・ジャッジ]]を複数回行って勝った場合、当然その分エクストラターンが追加される。
[[《無限掌》]]などアンタップ効果を付与した状態で複数体[[タップ]]されているクリーチャーとバトルしたり
[[革命チェンジ]]や相手の[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などで《鬼丸「覇」》を手札に戻された後、[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]のアタックトリガーで手札の《鬼丸「覇」》を出したり、
[[《ハクション・マスク》]]などで攻撃後の《鬼丸「覇」》が墓地に置かれた後に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の効果で《鬼丸「覇」》を山札に戻した後、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]でもう一度《鬼丸「覇」》を出した時などが該当する。
--こうなると、相手のターン中にできることの少ない[[デュエル・マスターズ]]では挽回が絶望的になる。

-同弾の[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]とは[[デザイナーズコンボ]]だと思われる。[[アタック・チャンス]]で[[ブロッカー]]を[[除去]]しつつ[[山札の上]]に置くことができるので、確実な[[攻撃]]と[[ガチンコ・ジャッジ]]のサポートを同時に行うことができる。

-この[[カード]]の登場により、今まで敬遠されてきた[[ガチンコ・ジャッジ]]及び[[ガチンコ・ジャッジ]]関連の[[カード]]は大きく見直された。その後、大会レベルでも多くの[[ガチンコ・ジャッジ]]を持った[[カード]]が使われるようになっていった([[《ガチンコ・ルーレット》]]等)。

-[[《カモン・ビクトリー》]]を使えばデッキに2枚目を入れることも不可能ではない。もっとも、封入率の低い[[ビクトリー]]であるため、実現には相当な運が必要である。

-登場以前から大きく注目されていたカードであり、特に発売直後の中古販売店での価格は非常に高かった。現在では相性の良かった[[カード]]と自身の[[殿堂入り]]によって落ち着きを見せている。
--[[ドラゴン・サーガ]]では[[DMD-20>DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」]]で[[再録]]されたため、さらに下がっていくかと思われたが、同デッキは早々に再販が中止されたため、そちらに収録されたものは高めの値段が付いている。
--その後、[[DMX-22]]でも[[再録]]されたが、種類が多く当てづらいので、やはり[[ビクトリー]]に見合った値段で取引されている。
--それ以降も、[[革命ファイナル]]の[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]、[[新章デュエル・マスターズ]]の[[DMEX-01]]、[[双極篇]]の[[DMBD-05>DMBD-05 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 究極のバルガ龍幻郷」]]、[[超天篇]]の[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]&[[DMEX-08]]と、毎シリーズごとに再録されている。

-[[エクストラターン]]、[[スピードアタッカー]]、[[T・ブレイカー]]という点は、凶悪な[[フィニッシャー]]として名高い[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の2枚を思い起こさせる。

-[[cip]]ではないため[[エクストラターン]]が確定ではなく(その分[[特殊敗北]]能力もないが)、10[[コスト]]という重さ、[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝つためのデッキ構築の縛り等から、当然ながら[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と比較すると[[汎用性]]で劣るといえる。[[聖拳編環境]]では存在しなかった[[ニンジャ・ストライク]]等を考慮すると、現代の[[カードプール]]では[[殿堂入り]]措置がやはり適切な扱いなのだろう。

-禁止化までも望まれていた1枚であったが、[[ビクトリー]]で史上初の[[プレミアム殿堂]]に輝いたのは[[《ヴォルグ・サンダー》]]であり、その点あちらに先を越されてしまった。

-種族を4つ持つ初の[[クリーチャー]]。もっとも、主に注目されるのは[[ハンター]]と[[ドラゴン]]と[[コマンド]]の部分だが。

-2013年春からの、TVアニメの放送時間拡大を記念した[[アルトアート]]版が存在する。そちらはアニメやDASH TVの他、[[コロコロコミック]]、[[週刊少年サンデー]]、[[カードゲーマー]]、Twitterでの懸賞品として配布された。多くの場所で配布されたとはいえ、それでも以前に配布された[[《ガイアール・カイザー》]]よりも枚数が少ない。その上、環境を支配するほどの強力さということもあって現在[[アルトアート]]版のこのカードは[[百万長者>《百万超邪 クロスファイア》]]でもない限り手に入れることができないほど値段が高騰している。
--ちなみに[[再録]]されたのは[[エピソード3]]期だが、E3マークは付いていないため、「エピソード3限定戦」で使うことはできない。

-[[DMEX-08]]では、かつて一世を風靡した「ビックリマンシール」風のイラストで再録された。カード名の枠も特別な仕様になっている。

-アニメや漫画では[[切札 勝太]]の[[切り札]]として活躍している。しかし漫画では肝心の[[ガチンコ・ジャッジ]]が不発に終わったり、アニメでは不発どころか[[《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]に返り討ちにされるなど不遇な場面も度々見られる。終いに漫画では、[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]を入手するために勝太に[[トレード]]に出されるという結果となった。だが、気に入られていたのは間違い無いだろう。

--アニメ「ビクトリーV」26話では[[切札 勝太]]が[[百獣 レオ]]戦で使用。[[《無限鉄拳オニナグリ》]]の意志を受け継ぎ、[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]から《鬼丸「覇」》へ変化。
バトルゾーンには[[百獣 レオ]]の[[《「俺」の頂 ライオネル》]]と[[《先導の精霊ヨサコイ》]]の計2体の[[ブロッカー]]が存在していたが、[[ガチンコ・ジャッジ]]による[[エクストラターン]]の獲得と[[攻撃]]を繰り返し、最終的に[[ダイレクトアタック]]を決めた((一度目のガチンコ・ジャッジでめくられたのは[[《オフコース・カイザー「龍」》]]と[[《ヘブンズ・ゲート》]]、二度目にめくられたのは[[《地獄門デス・ゲート》]]と[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]であった。))。((また、[[《オフコース・カイザー「龍」》]]がめくられた際、[[ドラゴン龍]]は「ようやく登場!カムヒア!」と言うも、[[切札 勝太]]が「俺の勝ちだ!」と山札の下へ戻すと「え?これで出番終わり!?ジエンド?」と拍子抜けしていた。))。

--アニメ「ビクトリーV3」では1話で使用。[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の効果で踏み倒された。&br;ちなみに、前シリーズの「ビクトリーV」で《鬼丸「覇」》は[[鬼丸「王牙」>《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]を通して《鬼羅丸》に変化したことを考えると、同一人物が二人いる不自然な状況になっている。

--アニメ「VS」第31話では[[土瓶レディ>切札 舞]]とのデュエル前に彼女からこのカードが[[勝太>切札 勝太]]に渡される。彼は失くしたと思いずっと探していたようだが、洗濯していたらズボンのポケットから出てきたそうだ。何故かイラストが[[DMD-20>DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」]]のものになっており、この時「このカード、こんな絵だっけ」と勝太は疑問に思っていた。
---そのデュエルでは熱き土瓶魂を込めたドロー「[[ドビドビドビドビドビドビドビドッビーン>今引き]]」により引き当てられ、[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[エクストラターン]]を得、[[ダイレクトアタック]]を決めた。担当声優は[[百獣 レオ]]と同じ寺島拓篤氏。

--アニメ「VSR」ではデュエマーランド[[社長]]の[[殿堂カード>殿堂入り]]デッキで使われていた。マナに置かれた為、映るのはほんの一瞬だったが、なんと社長の所持するこのカードはアニメ放送時間拡大記念の[[アルトアート]]版であり、プレイヤー間でちょっとした話題となった。

--アニメ「VSRF」36話では[[切札 ハム勝太]]が[[DMR-06]]のこのカードを使用。[[《コッコ・ルピア》]]2体と[[《フェアリー・ギフト》]]でわずか3マナまで[[コスト軽減]]しながら[[召喚]]。[[《一撃奪取 トップギア》]]に[[攻撃]]する。[[攻撃]]する時の[[ガチンコ・ジャッジ]]で勝って[[エクストラターン]]を得て、そのまま[[《一撃奪取 トップギア》]]を[[破壊]]。次の[[エクストラターン]]での[[ガチンコ・ジャッジ]]は負け、そのまま勝太の[[シールド]]をブレイク。最後は[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]の[[バトル]]に敗れ、[[破壊]]された。

--アニメ「VSRF」最終話では[[勝太>切札 勝太]]が[[ジョー>切札 ジョー]]戦で[[DMR-06]]のものを使用。[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]の[[効果]]で、[[《銀河大剣 ガイハート》]]を[[装備]]させた[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と共にバトルゾーンに出るも、まだ《鬼丸「覇」》で[[攻撃]]していないうちに、[[ジョー>切札 ジョー]]が作り出した[[S・トリガー]]を持つオリジナルカード、[[《ルシファー》]]の効果で、1ターン[[勝太>切札 勝太]]と勝太のクリーチャー全ての時が止まってしまう。次の[[ジョー>切札 ジョー]]のターンでは[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]の[[召喚]]時の効果で[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]や[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と共に《鬼丸「覇」》も[[破壊]]されてしまった。

--アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」32話では[[勝太>切札 勝太]]が[[DMR-06]]のものを[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。担当声優は「VS」同様の寺島拓篤氏。[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝って[[エクストラターン]]を得た。
---ちなみに、勝舞の時代には[[ガチンコ・ジャッジ]]がまだ無かったため勝舞は疑問符を浮かべており、[[れく太>角古 れく太]]からは「そんなの運じゃないですか」と指摘されていた。

-このように、[[エピソード2]]が終了した後も代表するカードとして登場する機会が多い。

-伊原しげかつ氏によって描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、[[エピソード2]]に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第2話において登場。[[光]][[デーモン・コマンド]]と[[闇]][[エンジェル・コマンド]]からなる祝福の聖者(ホーリーウェディング)を道連れに[[オニナグリ>《涙の終撃オニナグリ》]]が壮絶な最期を遂げる様を見届けた[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]が[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]に乗ることでこの姿となり、共に放った[[「勝利宣言 ビクトリー・ラッシュ」>《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]の一撃で残党を倒し、鬼丸はカシラの魂を継ぐことを誓った。

-初めて[[ウルトラゴールデンカード]]として再録された[[ビクトリー]]である。

**関連カード [#r421c4c7]
-''Prev''
--[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]
-''Next''
--[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]

-[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]

-[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]
-[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ミサイル・バースト G》]]

***鬼丸 [#z1216f0e]
-[[《問答無用だ!鬼丸ボーイ》]]
-[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]
-''《勝利宣言 鬼丸「覇」》''
-[[《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]
-[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]
-[[《堂々終劇 鬼丸「End」》]]

***希望の双子二人一組 [#h6eabe2d]
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]

***希望の双子の融合形態 [#c3293f84]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]


-[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]


-[[《龍世界 ドラゴ大王》]]
-[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]
-[[《勝利のレジェンド ガイアール》]]
-[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]
-[[《勝利天帝 Gメビウス》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j7b83728]
-[[DMR-06]]&br;'''[[カシラ>《無限鉄拳オニナグリ》]]の遺志はオレが受け継ぐ!――勝利宣言 鬼丸「覇」'''
-[[DMD-20>DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」]]&br;'''今ここに、伝説の男が勝利を宣言する!'''
-[[DMX-22]]&br;'''オレこそが[[ビクトリー]]だぜ! ---勝利宣言 鬼丸「覇」'''
-[[DMEX-08]]&br;'''デュエマ界のウワサ 鬼丸「覇」が公式コラボでヘッドロココの力を手に入れた!?'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](Viva! Anime30!)&br;'''アニメを見れば、ずっと、デュエ友!'''


**収録セット [#sc663d29]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」>DMR-06]]
--[[DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」]](新規イラスト)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](〃)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](〃)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMBD-05 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 究極のバルガ龍幻郷」]]
--[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]](2/20)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](103/???)
--[[プロモーション・カード]](Viva! Anime30!)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P21/Y18)
--[[プロモーション・カード]](P22/Y18)
--[[プロモーション・カード]](P23/Y18)

**参考 [#hba2c860]
-[[ヒューマノイド]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[エイリアン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]
-[[エクストラターン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ビクトリー]]

-[[DASHゴールデンリスト]]

-[[殿堂入り]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト10,レッド・コマンド・ドラゴン,ヒューマノイド,ハンター,エイリアン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,スピードアタッカー,パワーアタッカー,アタックトリガー,ガチンコ・ジャッジ,エクストラターン,T・ブレイカー,ビクトリー,殿堂入り,Murakami Hisashi,);