#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
*《&ruby(しょうり){勝利};のアパッチ・ウララー》 [#q4f982d6]

|勝利のアパッチ・ウララー UC 闇/火文明 (6)|
|クリーチャー:メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コスト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|

[[DMR-04>DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」]]で登場した[[メルト・ウォリアー]]/[[ダークロード]]/[[ハンター]]。2018年7月14日付で[[殿堂入り]]。

[[cip]]と[[pig]]で相手の[[手札]]を1枚見て、それと同じ[[文明]]の[[コスト]]8以下の[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]を1体出す。

2度[[サイキック・クリーチャー]]を出せるチャンスがある[[クリーチャー]]であるため、強力な[[カード]]。出せる[[サイキック・クリーチャー]]の[[文明]]は相手の[[手札]]という不確定要素によって決まるので、出来るだけどの[[文明]]が来ても問題なく[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]を展開できるような構成にしたい。

相手の[[手札]]が無いと[[能力]]が不発に終わるため、相手が[[手札]]を使い切るタイプのような[[デッキ]]だと[[腐り>腐る]]がち。そういった点も気をつけておきたいところ。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]を[[禁断解放]]するには敢えて[[自爆特攻]]して[[封印]]を外せる[[サイキック・クリーチャー]]を出すと良い。[[手札]]に[[革命チェンジ]]獣があればなお効果的。

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-代表的な呼び出し先には以下が挙げられる。

**コスト8以下の光 [#y77feb3c]
|[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]|[[ターン]]終了時に[[ハンター]]を[[アンタップ]]|
|[[《アルプスの使徒メリーアン》]]|[[パワー]]3000の[[ブロッカー]]|
|[[《光器シャンデリア》]]|[[手札]]から[[光]][[クリーチャー]]を[[捨てる]]ことで留まる|

**コスト8以下の水 [#lf0032bc]
|[[《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》]]|[[パワー]]4000の[[ブロッカー]]|

**コスト8以下の闇 [#q37933c1]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]|[[墓地肥やし]]か[[ライブラリアウト]]促進|
|[[《サンダー・ティーガー》]]|相手の[[クリーチャー]]1体を[[パワー低下]]-2000|
|[[《シルバー・ヴォルグ》]]|[[パワー]]6000の[[ブロッカー]]|

**コスト8以下の火 [#t22f36b7]
|[[《ガイアール・カイザー》]]|[[W・ブレイカー]]持ち[[スピードアタッカー]]|
|[[《不死身のブーストグレンオー》]]|[[バトル]]以外では[[破壊されない]]|
|[[《流星のフォーエバー・カイザー》]]|相手[[サイキック・クリーチャー]]の[[プレイヤー]]への[[攻撃]]を[[ロック]]|
|[[《ブーストグレンオー》]]|[[cip]]で2500[[火力]]|
|[[《プロト・ガイアール》]]|[[アタックトリガー]]で[[《シルバー・ヴォルグ》]]を呼び出す|
|[[《遊びだよ!切札一家なう!》]]|[[バトル]]時[[パワー]]+2000|

**コスト8以下の自然 [#m770f9cf]
|[[《魂の大番長「四つ牙」》]]|[[マナブースト]]する[[システムクリーチャー]]|

**コスト8以下の多色 [#a9b59d7c]
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手[[マナ]]を[[タップイン]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|相手の[[クリーチャー]]1体を[[ロック]]|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[攻撃されない]][[置きドロー]]|
|[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]|[[ハンター]]が[[バトル]]に勝つと[[コスト踏み倒し]]|
|[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]|[[ブロッカー]]。[[グレートメカオー]]または[[キカイヒーロー]]1体を出して[[覚醒]]|

**環境において [#mf5d35f3]
登場してしばらくはマチマチの評価だったが、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で[[コスト踏み倒し]]できることから突如脚光を浴びた1枚。同時期に評価が見直された[[クリーチャー]]に[[《勝利の道標レティーシャ》]]がいるが、こちらは《ドギラゴン剣》や[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]と同じ[[闇]]と[[火]][[文明]]を持っている点が強み。

大型[[スピードアタッカー]]を[[コスト踏み倒し]]した上で[[サイキック・クリーチャー]]まで呼び出し、変幻自在に相手を追い詰める動きがあまりにも強力すぎた為、2018年7月14日をもって[[殿堂入り]]。これで少しは[[【赤黒ドギラゴン剣】]]も弱体化するか。

さらに2019年3月1日には本丸の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]自体も[[殿堂入り]]に。それに伴い、この[[カード]]は、一転して[[殿堂入り]]を疑問視されるようにもなった。[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]絡みで《勝利のアパッチ・ウララー》と同時に[[殿堂入り]]した[[《次元の霊峰》]]や[[《プラチナ・ワルスラS》]]などと違い、他の[[デッキ]]に安易に流用できるほどの[[汎用性]]を持たず、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]を経由しなければ特別強すぎるという程でもないためか、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の殿堂入りを踏まえてか、2020年1月1日付で[[殿堂解除]]が決定した。

***余談 [#a607c292]
-[[殿堂入り]]から[[殿堂解除]]までに有した期間は、わずか537日間(1年と5か月と19日)。かつての最短記録保持者だった[[《予言者ローラン》]]の618日間を上回った。

-因みにこの[[カード]]は[[メルト・ウォリアー]]からは初の[[殿堂入り]]。

-登場してから環境に台頭するまで約4年もの期間が開き、再録もされていなかったため、当然[[シングルレート>シングルカード]]は高騰。場所によっては中途半端な[[スーパーレア]]以上の値段で売られることもあった。全盛期の[[革命ファイナル]]でも[[再録]]される事は結局無かったが、続く[[新章>新章デュエル・マスターズ]]の[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で待望の[[再録]]を果たした。後に殿堂入りしてからは値段が落ち着いた。殿堂解除された後も[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の殿堂入りによって値段が高騰することはなかった。



**その他 [#j4450986]

-この[[能力]]は[[ハンデス]]ではなく[[ピーピング]]なので、見せた[[手札]]はそのまま残る。

-この[[能力]]で[[無色]][[カード]]を選んでしまうと問答無用で不発となる。これは[[無色]]の[[サイキック・クリーチャー]]が存在しないという理由ではなく、そもそも[[無色]][[カード]]は[[文明]]を持たないため[[文明]]を参照するあらゆる[[効果]]が不発となる。

-[[pig]]でも[[リクルート]]できるので[[タップイン]]からの[[殴り返し]]にも多少は強く、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の返しとしても実績を残している。《プチョヘンザ》側がまだあまり[[クリーチャー]]を並べていないところでこの[[クリーチャー]]を出されると、[[タップキル]]が追い付かずにそのまま反撃に転じられることもある。《プチョヘンザ》の盤面を[[リセット]]する[[能力]]がこのケースでは仇になると言える。

-[[相手依存]]ではあるが「[[水]]・[[光]]を入れていない[[デッキ]]で[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]を出す」といったような動きも可能にする数少ない[[カード]]である。&br;実際この[[カード]]を主軸に据えた[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列[[デッキ]]では、本来の[[デッキカラー]]に関係なく[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]を1枚は用意しておくのが半ば基本となっていた。

-[[《ヒラメキ・プログラム》]]との[[コンボ]]が強力。[[《激流アパッチ・リザード》]]を出すことで、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を1[[ターン]]で揃えることも夢ではない。

-元となった[[《激流アパッチ・リザード》]]と違い、何故か[[種族]]に[[ダークロード]]を持っている。これにより[[《大邪眼バルクライ王》]]による[[リアニメイト]]が可能。

-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]版の[[カードイラスト]]には[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]が描かれている。

-名前の元ネタは漫画『キン肉マン』の登場人物ジェロニモだろう。「アパッチのおたけび」という必殺技を使用する際に「ウララー」と雄叫びを上げる。

-アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」33話では[[切札 勝太]]が使用。[[切札 ジョー]]の[[《絶対音 カーン》]]を見て[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を出した。最終的に[[《タイム・ストップン》]]によって[[山札の下]]へ送られる。
--ちなみに32話でも勝太がこの[[カード]]を[[デッキ]]に入れていることが確認できる。([[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の[[アタックトリガー]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]の時。ちなみに[[勝舞>切札 勝舞]]が見せたのは[[《星龍パーフェクト・アース》]]。)

**関連カード [#i3bd71a3]
-[[《激流アパッチ・リザード》]]
-[[《アパッチ・ヒャッホー》]]
-[[《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》]]

-[[《勝利の道標レティーシャ》]]

**収録セット [#vf8ad1f7]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[SHURIKEN]]
--[[DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]](新規イラスト)

**参考 [#mbb16cd1]
-[[メルト・ウォリアー]]
-[[ダークロード]]
-[[ハンター]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[pig]]
-[[ピーピング]]
-[[文明]]
-[[コスト]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[MODE→CHANGE]]
-[[殿堂入り]]