#author("2021-10-25T22:36:01+09:00","","")
*《&ruby(きょうき){凶鬼};09&ruby(ごう){号}; ギャリベータ》 [#sb3a5e2f]

|凶鬼09号 ギャリベータ SR 闇文明 (5)|
|クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 5000|
|このクリーチャーを、自分の墓地から召喚してもよい。|
|自分のターンの終わりに、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|

[[DMRP-03]]で登場した[[闇]]の[[マフィ・ギャング]]/[[デーモン・コマンド]]。

ターンの終わりに自分の[[山札]]の上から2枚を[[墓地]]に置けば1枚[[ドロー]]できる、[[墓地召喚]]可能な[[システムクリーチャー]]。

[[墓地]]と[[手札]]を同時に潤すことができるのは[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]の前例を見ても分かる通り強力。《ヴェイダー》から1[[コスト]]上がった分、[[墓地肥やし]]枚数が1枚増え、[[墓地召喚]]能力も付き、強化されている。2番目の[[能力]]は[[ターン]]終了時かつ[[任意]]であるため、必ず発動でき、また[[ライブラリアウト]]の心配がないのも嬉しいところである。[[種族]]も[[墓地]]利用の得意な[[マフィ・ギャング]]と[[デーモン・コマンド]]であり、[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]や[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]などと組み合わせやすいのもポイント。

これだけの[[スペック]]を有しておりながらも、手出しできる範囲の[[コスト]]と[[バニラ]]並の[[パワー]]を持っており、優秀な[[システムクリーチャー]]である。

また、数少ない新章以降に出たコマンドであるため[[《卍 デ・スザーク 卍》]]などへの[[封印]]対策に適したクリーチャー。

パワー5000というのは[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の左下[[封印]]外しによる[[パワーアタッカー]]+2222[[付与]]で[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]を一方的に殴り返せるラインであり、[[超天篇環境]]では[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]とのセットで[[侵略]]無しによる[[殴り返し]]も十分あり得る。

**環境において [#p000ce1a]

まず種族にデーモン・コマンドが付いていることと墓地肥やしができることから、効果判明当初より[[《S級不死 デッドゾーン》]]の[[侵略]]元として注目された。

[[【黒単ヘルボロフ】]]の強化パーツにもなり、登場当初はこのカードを搭載した【黒単ヘルボロフ】が[[チャンピオンシップ]]に顔を出すなどした。

ただ、[[双極篇]]になると汎用性の向上に役立つ[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]が登場し、元々確定枠ではないこのカードは採用率が冷え込んだ。正直、真剣勝負になると[[【ドルマゲドンX】]]でこれの能力を何ターンも使うロングゲームにはなりづらいのが実情であった。

ところが、2018年12月頃に流行し出した[[【黒緑ドルマゲドン】]]では文明に[[火]]が含まれず[[黒緑]]の[[デッキ]]として組むのに支障が出ない[[カード]]として採用され、[[超天篇環境]]になるとすっかり環境でよく見るカードとなった。【黒緑ドルマゲドン】では最優先で早出しすべきコマンドとしての地位を築き上げている。肥えた墓地からクリーチャーを展開し、増えた手札から[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]を連打して[[Dスイッチ]]を繰り返して数ターン足止めすると勝利は目前。

[[【青黒緑デッドダムド】]]でも採用されている。自力でリアニメイト可能な為、デッキスペース確保もあって[[1枚積み]]が基本。

**その他 [#ubb0b583]
-総じて堅実な[[能力]]を持つ[[システムクリーチャー]]だが、[[レアリティ]]は[[スーパーレア]]である。[[闇]]の、とりわけ[[デーモン・コマンド]]の[[スーパーレア]]と言えば[[《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》]]や[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]など癖の強い[[重量級]]が多かったため、異色の存在である。
--その点から一部プレイヤーは「例えば[[《白骨の守護者ホネンビー》]]がスーパーレアだったら違和感を感じるはずだ」と[[デュエマ]]の[[資産ゲー]]化を憂えていた。

-[[山札]]の上から2枚を[[墓地]]に、1枚を[[手札]]に加える動きは同弾の[[《ラトリエ・ロブション》]]も可能である。そちらは[[墓地]]と[[手札]]におく[[カード]]を操作できるほか、大量[[リアニメイト]][[能力]]も持っている。
--豪快さで言えば[[《ラトリエ・ロブション》]]の方が[[スーパーレア]]らしい[[スペック]]である。

-[[イラスト]]モチーフは地上最大の重機、バケットホイールエクスカベータ。カードイラストではビルが小粒に見えるほどの巨体で街を削っている。地表を削り鉱石を採掘するところが[[墓地肥やし]]に合っている。([[マフィ・ギャング]]が混じっているとはいえ)[[イラスト]]の点でも異彩を放つ[[デーモン・コマンド]]。
--重機をモチーフにしているという点ではどちらかというと[[ヘドリアン]]を彷彿とさせるイラストである。

-[[スペシャルズ]]や[[ドラゴンギルド]]、[[魔導具]]や[[ムーゲッツ]]以外の種族を持った[[マフィ・ギャング]]。どのように生まれたのか気になるところだが、残念ながらそこまで言及はされていない。
--後に[[《凶鬼07号 ジャバランガ》]]や[[《凶鬼02号 ドゴンギヨス》]]、[[《凶鬼01号 ドケイダイモス/アレックス・ギアーズ》]]といった同様の[[マフィ・ギャング]]が登場したものの、依然として経緯は不明。全て[[ベリーレア]]以上であり、00番台の凶鬼であることは共通している。

**関連カード [#mda68f5d]
-[[《終断δ ドルハカバ》]]
-[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h04a10c8]
-[[DMRP-03]]&br;'''[[闇文明]]の侵攻を見て、ある[[銀の民>メタリカ]]はこう語る。『まるで、巨大な闇が天空城を覆い尽くさんとしているようだ』と。'''
-[[DMRP-03]]([[シークレット版>シークレットカード]])&br;'''[[プランDG>《プランDG》]]なる計画、あのお方はどのようにお考えなのだろうか。いずれにせよギャリベータを送り込み、攻撃を強めねばならぬか。 ---[[グスタフ・アルブサール>《グスタフ・アルブサール》]]'''
-[[DMBD-10]]&br;'''最強の[[侵略者]]、[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]を打倒した未来の奇跡[[ミラダンテ>《時の革命 ミラダンテ》]]。だが、その奇跡は[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の[[時間超越テクノロジー>《禁断機関 VV-8》]]で起こされたものであり、[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]を[[デッドゾーン>《S級不死 デッドゾーン》]]とする計画の一部だったのだ。'''

**収録セット [#l91a3572]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」>DMRP-03]]
--[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」>DMBD-10]](3/18)

**参考 [#g6adcea8]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[墓地召喚]]
-[[墓地肥やし]]
-[[置きドロー]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト5,マフィ・ギャング,ギャング,凶鬼,デーモン・コマンド,コマンド,パワー5000,墓地召喚,ターン終了時,墓地肥やし,ドロー,置きドロー,SR,スーパーレア,Sansyu);