#author("2020-12-17T23:24:48+09:00","","")
*《&ruby(こうき){光器};パーフェクト・マドンナ》 [#o4699d41]

|光器パーフェクト・マドンナ R 光文明 (5)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル/エイリアン 2500|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。|

[[DMX-08]]で登場した[[光]]の[[メカ・デル・ソル]]/[[エイリアン]]。

[[パワー]]0以下でなければ、[[除去置換効果]]で[[バトルゾーン]]に残る[[ブロッカー]]。

''[[破壊]]、[[バウンス]]、[[マナ送り]]や[[シールド送り]]といった多くの[[除去]]がこの[[クリーチャー]]には通じない。''相手に[[パワー低下]]による[[除去]]が入っていなければ、相手は実質この[[カード]]を[[除去]]できないので、場持ちの良さは全[[クリーチャー]]でもトップクラスである。

[[《爆竜 GENJI・XX》]]などの[[ブロッカー除去]]にも耐えられ、壁として居座り続けられるのは言わずもがな強力。このため、[[ブロッカー]]に対して逆風が吹いていた[[エピソード2環境]]の開幕時、[[【ヘブンズ・ゲート】]]などの[[ブロッカー]]を主体とした[[デッキ]]にとって朗報となった。

よく似た[[クリーチャー]]には[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]がいる。
あちらの利点を挙げると、
-相手プレイヤーを[[攻撃]]できる
-[[オラクル]]であるため、そちらのサポートを受けられる
-[[アタックトリガー]]で相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]できる

一方、こちらの利点を挙げると、
-元から[[ブロッカー]]持ちなので[[《ヘブンズ・ゲート》]]の対象になる
-[[エイリアン]]のサポートを受けられる
…となる。

一長一短なのでうまく使い分けたい。なお、下記にある[[《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》]]とは、どちらも[[コンボ]]が組める。

弱点は[[コスト]]に対して[[パワー]]が低く、[[パワー低下]]には耐性を持たないこと。
とはいえ、2500の500の部分によって、[[《超次元ミカド・ホール》]]や[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]、[[《サンダー・ティーガー》]]一枚では[[除去]]されないのが強み。[[《超次元ミカド・ホール》]]と[[《サンダー・ティーガー》]]の重ねがけ、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]、[[《魔狼月下城の咆哮》]]、[[《S級不死 デッドゾーン》]]といった3000以上の[[パワー低下]]が有効な対策となるだろう。[[《死神術士デスマーチ》]]で壁にしたり、ちまちま[[攻撃]]してもいい。

他には、[[バトル]]で勝てる相手がそのまま残り続けるため、[[《GF隊総大将 無敵ング》]]らGF隊などの[[バトル]]に勝つことで[[能力]]が誘発する[[クリーチャー]]にも弱い。特に[[《偽りの名 ゾルゲ》]]や[[《ドープ “DBL” ボーダー》]]を使われると体のいいサンドバッグになってしまう。
[[ブロックされない]]や[[《無限掌》]]のような[[無限アタッカー]]に[[攻撃]]されると防ぎきれないのも難点。

これらをカバーするならば[[《光陣の使徒ムルムル》]]や[[《光器ペトローバ》]]などで[[パンプアップ]]してやるのがいい。ただし後者の場合、[[メカ・デル・ソル]]が適用外なので[[エイリアン]]として[[パンプアップ]]する必要がある。
また、[[ブロックされない]][[能力]]は[[殴り返し]]以外では防ぐことができないので注意。

**[[コンボ]] [#nb1e9366]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]同様、[[能力]]の[[汎用性]]は非常に高い。[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《斬隠オロチ》]][[《母なる星域》]][[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[コスト]]など、幅広い用途で使うことが出来る。[[DMX-12]]で[[再録]]された[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]の[[フレーバーテキスト]]はこの[[カード]]との[[コンボ]]を意識している。

-[[《エイリアン・ファーザー<1曲いかが?>》]]などで[[スレイヤー]]を与えると非常に嫌らしい。[[《イモータル・ブレード》]]が[[ジェネレート]]されていると[[パワー低下]]か[[クロスギア]][[除去]]がない限り突破するのは非常に困難になる。

-[[《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》]]を使った、この[[クリーチャー]]を[[無限ブロッカー]]化させる鉄壁[[コンボ]]「アリバイマドンナ」が存在する。[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の[[追加ターン]]を使った猛攻ですら止める事ができ、[[エピソード2環境]]ではこの[[コンボ]]を使った[[デッキ]]が実際に優勝している。

-[[オーバーキル]]気味だが、この[[クリーチャー]]に[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]を[[クロス]]すると、[[パワー低下]]で一旦[[パワー]]を0にした後[[バウンス]]等で[[除去]]しなければならず、対処が非常に厄介である。

**その他 [#k817bc64]
-[[ブロッカー破壊]]のメッカともいえる[[火]][[文明]]を真っ向から否定する[[能力]]と言える。[[【速攻】]][[デッキ]]では少なくとも[[【赤単速攻】]]ではほぼ対策は不可能と言ってもいいだろう。

-後に大型リメイク版として[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]が登場。こちらは[[パワー]]が大きくなったので[[パワー低下]]によって[[除去]]されにくくなり、[[種族]]がよりサポートを受けやすい[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]となり、更に[[W・ブレイカー]]での[[攻撃]]まで可能となっている。だが自分の[[ターン]]中は[[バトルゾーン]]から離れない[[能力]]を発揮できないため、[[スーサイド]]と組み合わせることはできない。やはり[[デッキ]]によって使い分けることになるだろう。

-[[パワー低下]]は[[闇]][[文明]]の専門なので、[[闇]]のない[[デッキ]]では苦戦を強いられることになる。一応[[《サンダー・ティーガー》]]の重ねがけなどで、他[[文明]]のみでも処理することは出来る。しかし[[《光陣の使徒ムルムル》]]などで[[パンプアップ]]されると、どちらにせよほぼ[[除去]]されなくなる。

-[[置換効果]]なので[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]][[《神羅スカル・ムーン》]][[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]]などでは[[除去]]される。

-[[コロコロコミック]]で行われた新[[カード]]の[[能力]]を決める投票で作られた[[クリーチャー]]である。&br;ちなみに候補は以下の通り。&br;「確実に相手をやっつける、全てのバトルに勝つ無敵獣!!」&br;「バトルや呪文でも破壊されない不死身のブロッカー。」&br;「シールドのメカ・デル・ソルは、すべてSTになる。」

-収録されている[[ブースターパック]]の都合上、しばらくの間入手が面倒な状況が続いていた[[カード]]である。
--[[DMX-08]]ではじめて収録された際は[[レア]]だったのが、[[ラミネカード]]であり、これまでの[[MODE→CHANGE]]枠に収録されているため、[[スーパーレア]]以上に当たりにくかった。
--後に[[DMX-12]]で[[再録]]されたが、[[カードイラスト]]が[[亜部 真理亜]]の「パーフェクト・ブサイク」になっていた。ルックス面では難があるとはいえ、純粋な性能で見れば待望の[[再録]]であろう。ただし、そちらもbリストのフォイルカードであるため当たりにくく、依然入手は面倒なままであった。
--[[エピソード3]]では[[DMX-14]]にて通常イラストでの[[再録]]が行われ、ようやく入手が容易になった。
--その後[[DMX-22]]で再び[[再録]]された。このカードは[[滝川 るる]]の[[ヒーローズ・カード]]仕様となっており[[カードイラスト]]も初期のものに戻されてはいるが、彼女が本カードを使用した描写は今のところ確認されていない。
//BOXを6箱買っても1枚も出なかったというケースもあるので注意。
//編集者の体験談と思われるが、具体的な数字は信憑性に欠けるので。

-余談だが、月刊[[コロコロコミック]]2013年2月号付録の「ウソコロコミック」にて登場したクソコラカード《YARASHIすギル「亜部真理亜」》の元画像として[[DMX-12]]版のこの[[カード]]が使用され、テキスト・カードナンバーが公開された。これを契機に、当時まだ収録内容不明であった[[DMX-12]]での[[再録]]が判明するという珍事が起こった。

-名前の元ネタはアメリカ出身の女性歌手であるマドンナだろう。

-漫画では[[亜部 真理亜]]が使用。本人と同じ顔で描かれており「パーフェクト・ブサイク」と言われてしまった。4体揃った際には「ブサイク5体」と呼ばれ、挙句の果てに[[《無限鉄拳オニナグリ》]]に[[亜部 真理亜]]共々顔面を殴られて粉砕されてしまった。

-アニメ「ビクトリーV」での[[トッキュー8]][[デュエル]]での[[切札 勝太]]戦でも真理亜が[[DMX-12]]仕様のものを使用。&br;登場時のCGも「パーフェクト・ブサイク」仕様であった。尚、かなり拡大しないと判別できないのだが、OPやEDに登場する真理亜紹介シーンなどに出て来る時も実はこの仕様である。

-アニメでは[[亜部 真理亜]]が前述の[[《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》]]との[[コンボ]]を使用したが、それによるトライポイントのボーナスは''たったの1ポイント''だった。
--他は[[《ゼッコウチョ》]]+[[《黒神龍サイデスカ・ガンマスター》]]+[[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]]、[[《エクストリーム・ブレイン》]]+[[《アクア・インテリジェンス 3rd G》]]が40ポイント、[[《真実の名 アカデミー・マスター》]]+[[《スパイラル・ゲート》]]が30ポイント、「ライオネル」を[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]が70ポイント、[[《獣鬼装甲トラマルGGG》]]による[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]の踏み倒しが80ポイントとなっている。
--これらに対し、アリバイマドンナは実際の[[環境]]で結果を出した[[コンボ]]だが、[[ニヤリくん>《ニヤリー》]]にはあまり評価されなかったようである。本来敵対している[[アンノウン]]と[[エイリアン]]による[[コンボ]]だからだろうか。

-「目がない」という設定の[[エイリアン]]だが、アニメ「ビクトリーV」に登場した際は隠れていた「目」がはっきりと描かれていた。

-アニメ「ビクトリーV3」でも登場。コンテストに落選した青年パティシエを元気付けるために、ライバルを消し去っていた。実際のデュエマでは[[《ヒラメキ・プログラム》]]や[[《斬隠オロチ》]]との[[コンボ]]で[[勝太>切札 勝太]]を苦しめる。なお、1話限りのゲスト[[クリーチャー]]としては珍しくデュエマ初登場の小松由佳氏が担当した。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が赤目龍神戦で使用。龍神の[[ドラゴン]]軍による猛攻を、2体がかりで必死に押さえつけた。

**戦績 [#h6548190]
***アニメ「デュエル・マスターズV3」 [#u8590fbe]
-通算戦績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|6話|[[切札 勝太]]|敗北|

**関連カード [#l3fbff6f]
-[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]
-[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《光器の裏技ディーヴァ・ライブ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t0608505]
-[[DMX-08]]&br;'''このパーフェクトなマドンナの前では、どんな戦略も[[無駄無駄無駄>《フラッシュ・アーマー》]]、ですのよ? ――光器パーフェクト・マドンナ'''
-[[DMX-22]]&br;'''私の切り札はピッカピカよ! ---[[るる>滝川 るる]]'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P58/Y12)&br;'''この勝利、パーフェクト!'''


**収録セット [#j90224d3]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」>DMX-08]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]([[ヒーローズ・カード]])
--[[プロモーション・カード]](P58/Y12)([[アルトアート]])
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]]

**参考 [#cef95739]
-[[メカ・デル・ソル]]
-[[エイリアン]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[パワー]]
-[[置換効果]]
-[[除去置換効果]]
-[[【ヒラメキマドンナ】]]

&tag(クリーチャー,光文明,単色,コスト5,メカ・デル・ソル,エイリアン,パワー2500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,相手プレイヤーを攻撃できない,攻撃できない,離れる時,置換効果,とどまる,・,R,レア,boyaking,Shigenobu Matsumoto);