#author("2023-03-15T05:51:16+09:00","","")
#author("2023-03-22T15:23:19+09:00","","")
*《&ruby(コードファイト){偽りの羅刹}; アガサ・エルキュール》 [#dee12cd3]

|偽りの羅刹 アガサ・エルキュール P 光文明 (9)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノウン 13500|
|相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて見て、その中から進化ではないデーモン・コマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。|
|相手が呪文を唱えた時、自分のシールドをすべて見て、その中から呪文を1枚選び、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-11]]で登場した[[光]]の重量級[[デーモン・コマンド]]/[[アンノウン]]。

相手の[[呪文]]か[[クリーチャー]]に反応して[[シールド]]から[[コスト踏み倒し]]できる。特に[[呪文]]は[[コスト]]どころか[[文明]]すら不問である。

[[インビンシブル呪文]]や[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]ですら使用可能で、対象も[[シールド]]をすべて見て1枚選ぶとそこそこ範囲が広い。[[《エメラル》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]での仕込みも当然可能である。

呪文踏み倒し能力に目が行くが、クリーチャーの踏み倒しも非常に強力。
相手の召喚クリーチャーの種類を問わず、こちらは[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]などの強力な[[デーモン・コマンド]]を出せる。[[文明]]は関係ないので、[[光]]の[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]や[[《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》]]でも問題ない。[[シールド]]が減るので、【速攻】対策となる[[《悪魔聖霊バルホルス》]]も候補。

相手にしてみれば「クリーチャーの召喚も呪文の使用もより状況を悪くするだけではないか」という心理的[[ロック]]がかかり、カードの使用を躊躇させることができる。
踏み倒すかは[[任意]]なので、カードを大量に使って無理矢理シールドを減らさせることもできない。

さらに恐ろしいのが[[《クリスティ・ゲート》]]の存在。なんとわずか3コスト、場合によっては[[S・トリガー]]で《アガサ・エルキュール》が[[バトルゾーン]]に降臨する。[[《エメラル》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]などで[[シールド]]に仕込むと確実だろう。

一度出せればかなり強力だが、[[《クリスティ・ゲート》]]を考慮しなければかなり[[重い]]のが欠点。順当に[[マナブースト]]から出すとなると時間がかかってしまう。

[[シールド]]をリソースにするという点には注意。出すのが遅れてシールドが減っていた場合、踏み倒す対象も減り、相手に殴り切られるリスクも大きくなる。[[《クリスティ・ゲート》]]で出した場合は尚更である。
この点は、[[《偽りの羅刹 ミスディレクション》]]や[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などで比較的楽に補うことができるため、考慮に入れたい。

いずれにせよ、強力な[[フィニッシャー]]であることは間違いない。サポートは豊富なので上手く使いたいところである。

-[[《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》]]の[[能力]]でも出せる。[[【連デモ】]]は[[クリーチャー]]の比率が高くなる[[デッキ]]となりるため、この[[クリーチャー]]の[[能力]]を存分に活かせることだろう。

-[[《マーシャル・クイーン》]]とのコンボも考えられる。このカード・[[《クリスティ・ゲート》]]・踏み倒したいカードの3枚をシールドに埋め、[[《クリスティ・ゲート》]]と埋めたカード以外の[[シールド]]2つを回収すれば、[[S・トリガー]]で[[《クリスティ・ゲート》]]を唱え、確実にこのクリーチャーを出せる。また、[[シールド]]の中に踏み倒す[[カード]]がないという[[事故]]を防止できる利点もある。
[[スプラッシュ・クイーン]]の[[進化元]]をある程度用意する必要があり、[[事故]]率は大幅に跳ね上がるものの一考の余地はあるだろう。

-このクリーチャーが場にいる時、シールドにこのカードがあればクリーチャーの[[cip]]での[[除去]]は実質的に無効になる(但しシールドが1枚減る)。

-旧裁定について
#region2(){{
-このカードの能力は、「シールドの中身を見つつクリーチャーや呪文を踏み倒してもよい」、つまり見る部分から踏み倒しのセットまでが任意である。かつては、シールドを見てしまったら可能なら踏み倒しを行う必要があるという裁定だった。

-2014年9月27日に[[エラッタ]]が出され、[[非公開ゾーン]]におけるカードの選択はテキスト上[[強制]]であっても[[任意]]となるという裁定が出た。つまり、[[シールド]]を見た上で[[コスト踏み倒し]]するかどうかの選択が可能になったということである。
--従来の裁定では、踏み倒ししたくない場合は「シールドを見ない」必要があった。また、見た場合に踏み倒そうとしても踏み倒す対象が無かった場合、[[シールド]]は非公開情報なのでその証明が困難という問題も抱えており、長らく[[エラッタ]]が望まれていた。実際にはカードのエラッタではなく、ルールにより解消された形となる。

}}


-一般に[[【ゼニス】>【ターボゼニス】]]の中では、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]よりも[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の方が採用率が高いとされる。しかし、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》を主軸とした[[デッキ]]の場合は、[[【連ドラ】]]以上に正反対の結果を生むことになる。
--相手の[[ターン]]中に[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を[[召喚]]された場合、[[シールド送り]]([[ターン・プレイヤー]])から[[コスト踏み倒し]](非[[ターン・プレイヤー]])の順に[[解決]]するため、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》が再び降臨してしまう。
--一方、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を[[召喚]]された場合、[[除去]]を[[コマンド]]に頼っていると、それも使えないため、詰みが確定する。[[シールド]]に[[デーモン・コマンド]]があったとしても、それを出そうとすると1枚を無下に自ら[[焼却する>シールド焼却]]結果に終わるだけなので、仮に、[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などで[[シールド追加]]をしていたとしても意味がなくなってしまう。
--上述の旧裁定が有効だった時代は、仮に[[シールド]]を見て、その中に[[デーモン・コマンド]]があった場合は問答無用でそれを墓地に送らなければいけなかったため、[[シールド]]を''あえて見ない''という[[プレイング]]が最善手とされていた。

-名前の元ネタは、イギリスの推理作家で「[[ミステリー>《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]の女王」と呼ばれた「アガサ・[[クリスティ>《クリスティ・ゲート》]]」と、彼女の作品に登場する架空の名探偵「エルキュール・ポアロ」と思われる。また、アガサ・カクテルというお酒も存在する。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]が[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用。[[《クリスティ・ゲート》]]で登場したが、大虎の[[ブラフ]]に惑わされ、[[《ヤバスギル・ラップ》]]であっさり退場となった。が、[[シールド]]から[[《ダンシング・フィーバー》]]を唱えて[[ターボ]]し、[[《「呪」の頂 サスペンス》]]の早期[[召喚]]につなげた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#hfc2cab9]

[[DMPP-19]]で実装。[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]になり、[[ブロッカー]]が追加された。

踏み倒し方法は[[《クリスティ・ゲート》]]よりも、コンボの要求枚数が少なく確実性も高い[[《ヘブンズ・ゲート》]]に移るだろう。

**関連カード [#y4f919cf]
-[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#k2214f10]
-[[DMPP-19]]&br;'''[[サスペンス>《「呪」の頂 サスペンス》]]が生み出した光のデーモン・コマンドは、数々の策略で[[ゴールデン・エイジ]]を苦しめた。'''
-[[DMPP-19]]&br;'''[[サスペンス>《「呪」の頂 サスペンス》]]が生み出した[[光]]の[[デーモン・コマンド]]は、数々の策略で[[ゴールデン・エイジ]]を苦しめた。'''

**収録セット [#h2d23c1d]
***[[デュエル・マスターズ]] [#md0d35f8]
-illus.[[Julie Dillon]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t4241736]
//-CV:[[]]
-CV:[[石黒史剛]]
-illus.[[Julie Dillon]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#n1583456]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[アンノウン]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[シールド確認]]
-[[非進化]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[T・ブレイカー]]

-[[【クリスティ・ゲート】]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト9,デーモン・コマンド,コマンド,アンノウン,パワー13500,パワーの最後の三桁が「500」,cip付与,シールド確認,自分のシールドを見る,デーモン・コマンドサポート,コスト踏み倒し,相手が唱えた時,T・ブレイカー,・,P,レアリティなし,Julie Dillon,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),アンノウン (デュエプレ),パワー13500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),cip付与 (デュエプレ),シールド確認 (デュエプレ),自分のシールドを見る (デュエプレ),デーモン・コマンドサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),相手が唱えた時 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),・ (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Julie Dillon (デュエプレ));