#author("2020-02-11T22:51:43+09:00","","")
*《&ruby(コードファイト){偽りの羅刹}; アガサ・エルキュール》 [#dee12cd3]

|偽りの羅刹 アガサ・エルキュール P 光文明 (9)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノウン 13500|
|相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて見て、その中から進化ではないデーモン・コマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。|
|相手が呪文を唱えた時、自分のシールドをすべて見て、その中から呪文を1枚選び、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]で登場した[[光]]の重量級[[デーモン・コマンド]]/[[アンノウン]]。

相手の[[呪文]]か[[クリーチャー]]に反応して[[シールド]]から[[コスト踏み倒し]]できる。特に[[呪文]]は[[コスト]]どころか[[文明]]すら不問である。

[[インビンシブル呪文]]や[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]ですら使用可能で、対象も[[シールド]]をすべて見て1枚選ぶとそこそこ範囲が広い。[[《エメラル》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]での仕込みも当然可能である。

呪文踏み倒し能力に目が行くが、クリーチャーの踏み倒しも非常に強力。
相手の召喚クリーチャーの種類を問わず、こちらは[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]などの強力な[[デーモン・コマンド]]を出せる。[[文明]]は関係ないので、[[光]]の[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]や[[《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》]]でも問題ない。[[シールド]]が減るので、【速攻】対策となる[[《悪魔聖霊バルホルス》]]も候補。

相手にしてみれば「クリーチャーの召喚も呪文の使用もより状況を悪くするだけではないか」という心理的[[ロック]]がかかり、カードの使用を躊躇させることができる。
踏み倒すかは[[任意]]なので、カードを大量に使って無理矢理シールドを減らさせることもできない。

さらに恐ろしいのが[[《クリスティ・ゲート》]]の存在。なんとわずか3コスト、場合によっては[[S・トリガー]]で《アガサ・エルキュール》が[[バトルゾーン]]に降臨する。[[《エメラル》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]などで[[シールド]]に仕込むと確実だろう。

一度出せればかなり強力だが、[[《クリスティ・ゲート》]]を考慮しなければかなり[[重い]]のが欠点。順当に[[マナブースト]]から出すとなると時間がかかってしまう。

また、[[シールド]]を使うという点には注意。出すのが遅れてシールドが減っていた場合、踏み倒す対象も減り、相手に殴り切られるリスクも大きくなる。[[《クリスティ・ゲート》]]で出した場合は尚更である。
この点は、[[《偽りの羅刹 ミスディレクション》]]や[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などで比較的楽に補うことができるため、考慮に入れたい。

いずれにせよ、強力な[[フィニッシャー]]であることは間違いない。サポートは豊富なので上手く使いたいところである。

-2014年9月27日に[[エラッタ]]が出され、[[非公開ゾーン]]におけるカードの選択はテキスト上[[強制]]であっても[[任意]]となるという裁定が出た。つまり、[[シールド]]を見た上で[[コスト踏み倒し]]するかどうかの選択が可能になったということである。
--従来の裁定では[[シールド]]を見るかどうかは[[任意]]で、見た場合は必ず[[コスト踏み倒し]]しなければならなかった。[[シールド]]は非公開情報なので、仮に踏み倒す対象が無かった場合、その証明が困難なため長らく[[エラッタ]]が望まれていた。
--ただし[[シールド]]が[[表向き]]になっていて、かつ該当する[[カード]]が存在することが恒常的に公開されている場合は、従来の裁定と同様の処理となる。

-[[《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》]]の[[能力]]でも出せる。[[【連デモ】]]は[[クリーチャー]]の比率が高くなる[[デッキ]]となりるため、この[[クリーチャー]]の[[能力]]を存分に活かせることだろう。

-[[《マーシャル・クイーン》]]とのコンボも考えられる。このカード・[[《クリスティ・ゲート》]]・踏み倒したいカードの3枚をシールドに埋め、[[《クリスティ・ゲート》]]と埋めたカード以外の[[シールド]]2つを回収すれば、[[S・トリガー]]で[[《クリスティ・ゲート》]]を唱え、確実にこのクリーチャーを出せる。また、[[シールド]]の中に踏み倒す[[カード]]がないという[[事故]]を防止できる利点もある。
[[スプラッシュ・クイーン]]の[[進化元]]をある程度用意する必要があり、[[事故]]率は大幅に跳ね上がるものの一考の余地はあるだろう。

-このクリーチャーが場にいる時、シールドにこのカードがあればクリーチャーの[[cip]]での[[除去]]は実質的に無効になる(但しシールドが1枚減る)。

-一般に[[ゼニス]]の中では、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]よりも[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の方が採用率が高いとされる。しかし、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》を主軸とした[[デッキ]]の場合は、[[【連ドラ】]]以上に正反対の結果を生むことになる。
--相手の[[ターン]]中に[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を[[召喚]]された場合、[[シールド送り]]([[アクティブ・プレイヤー]])から[[コスト踏み倒し]](非[[アクティブ・プレイヤー]])の順に[[解決]]するため、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》が再び降臨してしまう。
--一方、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を[[召喚]]された場合、[[除去]]を[[コマンド]]に頼っていると、それも使えないため、詰みが確定する。上述の裁定も踏まえると、[[シールド]]に[[デーモン・コマンド]]があった場合は、1枚を無下に自ら[[焼却する>シールド焼却]]結果に終わるだけなので、仮に、[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などで[[シールド追加]]をしていたとしても、[[シールド]]を見ないという[[プレイング]]が最善手となる。

-名前の元ネタは、イギリスの推理作家で「[[ミステリー>《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]の女王」と呼ばれた「アガサ・[[クリスティ>《クリスティ・ゲート》]]」と、彼女の作品に登場する架空の名探偵「エルキュール・ポアロ」と思われる。また、アガサ・カクテルというお酒も存在する。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]が[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用。[[《クリスティ・ゲート》]]で登場したが、大虎の[[ブラフ]]に惑わされ、[[《ヤバスギル・ラップ》]]であっさり退場となった。が、[[シールド]]から[[《ダンシング・フィーバー》]]を唱えて[[ターボ]]し、[[《「呪」の頂 サスペンス》]]の早期[[召喚]]につなげた。

**関連カード [#y4f919cf]
-[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]


**収録セット [#h2d23c1d]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Julie Dillon]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」]]

**参考 [#n1583456]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[アンノウン]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[シールド確認]]
-[[非進化]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[【クリスティ・ゲート】]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);