#author("2022-05-08T01:20:06+09:00","","")
#author("2024-03-26T18:28:56+09:00","","")
*《&ruby(コードキング){偽りの王}; ヴィルヘルム》 [#g755f115]

|偽りの王 ヴィルヘルム SR 闇/火/自然文明 (9)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|相手のカードがどこからでも墓地へ置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|


[[DMR-07]]で登場した[[闇]]/[[火]]/[[自然]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。

[[確定除去]]と[[ランデス]]を行う[[cip]][[能力]]と、相手の[[墓地]]に[[カード]]が置かれた時に[[任意]]で[[マナブースト]]できる[[誘発型能力]]を持つ。

2つの[[能力]]は噛み合っており、極めて[[汎用性]]が高い。[[バトルゾーン]]に出せば、[[クリーチャー]]と[[マナゾーン]]の[[カード]]を1枚ずつ[[墓地送り]]にし、さらに2枚の[[マナブースト]]が可能。一度に[[《チェイン・スラッシュ》]]+[[《マナ・クライシス》]]+[[《アルティメット・フォース》]]を唱えたのと同等であり、 場に出せば確実に大きな[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。
2つの[[能力]]は噛み合っており、極めて[[汎用性]]が高い。[[バトルゾーン]]に出せば、[[クリーチャー]]と[[マナゾーン]]の[[カード]]を1枚ずつ[[墓地送り]]にし、さらに2枚の[[マナブースト]]が可能。一度に[[《チェイン・スラッシュ》]]+[[《マナ・クライシス》]]+[[《アルティメット・フォース》]]を唱えたことと同等であり、 場に出せば確実に大きな[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。

[[《狼虎サンダー・ブレード》]]を見て分かるように、[[cip]]で[[確定除去]]を撃てるのは非常に強力であり、誤算なく確実に[[アドバンテージ]]を奪える。

また、[[パワー]]12000の[[T・ブレイカー]]という大きなサイズの[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に残るのも利点であり、そのまま[[アタッカー]]として運用できる。

さらに[[システムクリーチャー]]としての効果の存在により、相手はこの[[カード]]を退場させない限り、[[呪文]]の使用がためらわれることが考えられる。特に[[《目覚めし鋼牙のブレイン》>《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]や[[《カラフル・ダンス》]]のように複数枚の[[カード]]を一気に[[墓地]]に送るものは非常に使いにくくなる。
さらに[[システムクリーチャー]]の側面もあり、相手はこの[[カード]]を退場させない限り、[[呪文]]の使用がためらわれることが考えられる。特に[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]や[[《カラフル・ダンス》]]のように複数枚の[[カード]]を一気に[[墓地]]に送るものは非常に使いにくくなる。

ただし、9[[マナ]]と[[重い]]のが最大の欠点。普通に終盤に[[召喚]]しても[[ブースト]]や[[ランデス]]の恩恵を受けにくいと言える。だが、逆に[[コスト踏み倒し]]で早期に出せれば勝負を決めかねない[[アドバンテージ]]を生み出すということであり、[[【連ドラ】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]といった[[デッキ]]ではよく使用されている。
9[[マナ]]と[[重い]]のが最大の欠点。普通に終盤に[[召喚]]しても[[ブースト]]や[[ランデス]]の恩恵を受けにくい。ただし、逆に[[コスト踏み倒し]]で早期に出せれば勝負を決めかねない[[アドバンテージ]]を生み出すため、[[【連ドラ】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]といった[[デッキ]]ではよく使用された。

両[[デッキ]]に不足しがちだった[[確定除去]]を行えるため、これらのデッキは更に強化された。3色持ちであることを生かして[[【5色フェアリー・ミラクル】]]でもよく採用される。
両[[デッキ]]に不足しがちだった[[確定除去]]を行えるため、これらのデッキは更に強化された。3色持ちであることを生かして[[【5色フェアリー・ミラクル】]]でもよく採用された。

[[スーパーレア]]の[[多色]][[ファッティ]]という肩書きに見合った、堅実な強さを持つ[[フィニッシャー]]である。非常に見本的な[[グッドスタッフ]]として、[[文明]]が合い、[[マナ]]が伸びる[[デッキ]]では広く採用が検討できるだろう。

**ルール [#dea2e4ce]
-[[cip]]の[[破壊]]と[[ランデス]]は[[強制]]なので、必ず[[解決]]される。
--選ばれると[[マナゾーン]]の[[カード]]を全て[[ランデス]]する[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]には注意。[[《父なる大地》]]の存在があるので、相手に[[自然]][[マナ]]が確認できたら、[[マナ]]に置くべきか否か、慎重になるべきである。

-相手の[[進化クリーチャー]]を[[破壊]]した場合、[[進化元]]の数だけ[[ブースト]]できる枚数が増える。例えば、[[進化V]]の[[クリーチャー]]を[[破壊]]すると3枚[[ブースト]]できる。&br;ただし、[[《「無情」の極 シャングリラ》]]や[[《零次龍程式 トライグラマ》]]のような[[破壊置換効果]]を持つものは、[[墓地]]に送られる代わりに別の[[ゾーン]]に移動するので、[[ブースト]]はできない。

-[[マナブースト]]は[[任意]]。よって、[[山札]]が少ない時に相手に逆利用されて[[ライブラリアウト]]する心配はない。

-[[呪文]]の[[能力]]によってこの[[カード]]がバトルゾーンを離れた場合、[[マナブースト]]はできない。[[ルール]]上、[[呪文]]は[[解決]]を完了するまでどの[[ゾーン]]にも属さず、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の退場後に、その[[呪文]]が[[墓地]]に置かれるためである。

-[[《獰猛なる大地》]][[《父なる大地》]]などで自身を出し入れする場合も[[ブースト]]はできない。このクリーチャーの[[cip]]による[[破壊]]と[[ランデス]]を処理するタイミングでは、この[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に存在しないためである。詳しくは、[[ゾーン変更誘発]]を参照。
-[[《獰猛なる大地》]]などで自身を出し入れする場合も[[ブースト]]はできない。このクリーチャーの[[cip]]による[[破壊]]と[[ランデス]]を処理するタイミングでは、この[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に存在しないためである。詳しくは、[[ゾーン変更誘発]]を参照。

**環境において [#v5e8a3cb]
[[エピソード2環境]]では[[【ミラクルとミステリーの扉】]]で、エピソード3環境では[[【獰猛ブラスター】]]で活躍。
[[エピソード2環境]]では[[【ミラクルとミステリーの扉】]]で、エピソード3環境では[[【獰猛ブラスター】]]で活躍。これらの時期においては、[[重量級]]の[[コントロール]]であればこのクリーチャーを入れるために[[デッキカラー]]に[[闇]]を足すぐらいであった。

[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【ミステリー・キューブ】]]や[[【サイクリカランデス】]]で実績を残した。[[【サイクリカランデス】]]は[[打点]]が並びにくく、3打点であることからも重宝する存在であった。

[[【モルト NEXT】]]成立以降は、時期によって採用されないことはあるものの、重量級構築の場合にはほぼもれなく採用されている。
[[【モルト NEXT】]]成立以降は、時期によって採用されないことはあるものの、重量級構築の場合にはほぼもれなく採用されている。[[《怒英雄 ガイムソウ》]]で早出ししてその妨害性能で相手を牽制しつつリソースを伸ばし、自壊させて使い捨てにしてからサブフィニッシャーの[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]に繋ぐ展開もあった。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【ブライゼシュート】]]における単純な打点、妨害手段、メインエンジンの1つとして利用された。このカードを活かしてひたすらマナブーストを行い、マナに落ちた[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]を[[回収]]してから出してフィニッシュを行うのは勝ちパターンの1つであった。
[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【ブライゼシュート】]]における単純な打点、妨害手段、メインエンジンの1つとして利用された。このカードを活かしてひたすらマナブーストを行い、マナに落ちた[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]を[[回収]]してから出してフィニッシュを行うことが勝ちパターンの1つであった。

[[双極篇環境]]では[[【ミステリー・キューブ】]]が[[殿堂解除]]されたが、大型クリーチャーの[[インフレ]]によりこのカードが必ずしも採用されるカードではなくなっており、また[[【ミステリー・キューブ】]]自体も環境であまり活躍出来なかった。
それでも、[[多色]]を重要視する[[【5色コントロール】]]のようなデッキでは需要を保っていた。

ところが[[王来篇環境]]になると、[[【5色コントロール】]]が全盛期を迎えたにも拘らず、[[多色]]のコスト7前後の[[クリーチャー]]が大きく[[インフレ]]したことで過剰なマナブーストを必要としない風潮となった上に、[[《襲来、鬼札王国!》]]と[[《灰燼と天門の儀式》]]とのシナジーを持つ8コスト以下がほぼ必須で守る必要のある採用クリーチャーの条件となったため、採用されないことが多くなった。これがなくとも大規模マナブーストならよりコスト踏み倒し適性が高い[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]が存在するという理由もある。
ところが[[王来篇環境]]になると、[[【5色コントロール】]]が全盛期を迎えたにも拘らず、[[多色]]のコスト7前後の[[クリーチャー]]が大きく[[インフレ]]したことで過剰なマナブーストを必要としない風潮となった上に、[[《襲来、鬼札王国!》]]、[[《灰燼と天門の儀式》]]とシナジーを持つ8コスト以下であることがほぼ必須の採用条件になったため、この[[クリーチャー]]は見送られることが多くなった。これがなくとも大規模マナブーストならよりコスト踏み倒し適性が高い[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]が存在するという理由もある。

一応その後も[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期に[[【神羅ケンジ・キングダム】]]のフィニッシャーとして結果を残すこともあった。

**その他 [#tb1b60bf]
-[[《エクス・リボルバー・ドラゴン》]]や[[《超竜バジュラズテラ》]]と組み合わせると、[[ランデス]]後に大量の[[ブースト]]ができ、これらの[[デメリット]]を補える。しかし、同時に[[山札]]が大幅に減ってしまう。
--前者ならば、[[ランデス]]時に[[マナゾーン]]から[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を落とすことで、[[墓地]]の[[カード]]を全て[[山札]]に戻せる。後者ならば、[[【連ドラ】]]であれば自分への被害は軽微なはずなので、必要枚数分[[ブースト]]するだけで良い場合がほとんどだろう。

-この[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]できる[[《ミステリー・キューブ》]]や[[《爆竜兵ドラグストライク》]]との相性はいい。早めに[[バトルゾーン]]に出して[[マナブースト]]できれば後続の[[クリーチャー]]を[[手札]]から[[召喚]]しやすくなる。
-この[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]できる[[《ミステリー・キューブ》]]や[[《爆竜兵ドラグストライク》]]との相性はいい。早めに[[バトルゾーン]]に出して[[マナブースト]]できればかなり動きやすくなる。

-[[《偽りの王 モーツァルト》]]との相性も抜群。この[[カード]]の[[ブースト]]で11マナまで貯めれば、次の[[ターン]]スムーズに[[召喚]]できる。[[《偽りの王 モーツァルト》]]の[[全体除去]]を使えば、この[[カード]]で[[破壊]]し損ねたクリーチャーもろとも[[バトルゾーン]]を[[リセット]]し、さらにマナを増やせる。
-[[《偽りの王 モーツァルト》]]との相性も抜群。この[[カード]]の[[ブースト]]で11マナまで貯めれば、次の[[ターン]]でスムーズに[[召喚]]できる。[[《偽りの王 モーツァルト》]]の[[全体除去]]を使えば、この[[カード]]で[[破壊]]し損ねたクリーチャーもろとも[[バトルゾーン]]を[[リセット]]し、さらにマナを増やせる。

-名前の元ネタはオーストリアの作曲家の「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ」だろう。
-名前の元ネタはドイツの作曲家「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ」だろう。

-そのハイスペックかつ汎用性の高さ故に市場では長期に渡り高額取引されていたが、主な使用用途とされていた[[《ミステリー・キューブ》]]が[[殿堂入り]]になり、以下で述べる再録によって一時は値段が落ち着いた。しかし今度は[[【モルト NEXT】]]が[[トップメタ]]に進出。
その後も[[【赤黒ドギラゴン剣】]]にて[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[進化元]]や[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[封印]]外し・カウンター要員として抜擢される事が増え、再び高騰。[[DMR-07]]・[[DMX-19]]共に[[絶版]]であり、さらにその後の[[再録]]も[[公認グランプリ]]や[[チャンピオンシップ]]の上位者賞と希少性が極めて高い[[プロモーション・カード]]であり、とてもではないがコレクター以外に手が伸びる代物ではないため、一時期の[[《ニコル・ボーラス》]]を彷彿とさせる高額カードの1つになっている。
--何だかんだと言いつつ、環境の変化に合わせて常に一定の需要がある優秀なカードである。似たような立ち位置だった[[《偽りの王 モーツァルト》]]は度々再録されているのだが……。
-[[DMRP-08]]において3年ぶりに[[再録]]され、その後にも[[DMRP-17]]で[[再録]]されたが、収録率がかなり低く設定されているためまだ価値は高い。
--かつての相棒[[《ミステリー・キューブ》]]が[[殿堂解除]]されたときには大いに注目を集めたが、[[王来篇]]では[[多色]]の大型クリーチャーが大きく[[インフレ]]したため、[[【ミステリー・キューブ】]]などでも採用頻度は激減した。

-[[デュ円]]を集めることによって貰えたカードプロテクトにヴィルヘルムのものがあるが、よく見ると体全体が赤くなっている。これはクリーチャーを赤く縁取ることで凶悪さを際立たせている、とのこと。このイラストのヴィルヘルムは[[DMX-19]]にて収録された。

***旧テキスト [#ad7c3cf5]
-多くの環境デッキに採用されたため入手が難しい時期があったが[[DMX-19]]で[[再録]]、さらに[[《ミステリー・キューブ》]]が[[殿堂入り]]して手に入りやすくなった。
--後に成立した[[【モルト NEXT】]]では4枚必須ではない。
--その他[[クリエイターズコラボ]]、[[プロモカード]]など影響の薄い再録については「収録セット」欄参照。

//***旧テキスト [#ad7c3cf5]
//|偽りの王 ヴィルヘルム SR 闇/火/自然文明 (9)|
//|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000|
//|T・ブレイカー|
//|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
//|相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#gd425155]

|偽りの王 ヴィルヘルム SR 闇/火/自然文明 (9)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|
|バトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を破壊する。その後、相手のマナゾーンからカード1枚を墓地に置く。|
|相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時、自分の山札が10枚以上なら、山札の上から同じ枚数をマナゾーンに置く。|

[[DMPP-19]]で実装。

相手のカードが墓地に置かれた時の[[マナブースト]]は、[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]と同じように、山札の枚数に依存する強制能力となった。
[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]の裁定では、大量の同時置きで残り山札が制御できず、[[ライブラリアウト]]も起こりうる。相手の[[《ヴォルグ・サンダー》]]や[[《偶発と弾幕の要塞》]]といった大量墓地肥やしに逆用されないよう注意したい。

-各種ゾーンの上限枚数突破時の墓地送りには「相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時」は誘発しない。例えば[[《神羅ブリザード・ムーン》]]では手札溢れが頻発するが、それによって墓地に置かれることになったカードでマナブーストは発動しない。

***環境において [#m7c2dd3c]
実装してすぐに[[【ヴィルヘルムコントロール】>【ヴィルヘルムコントロール】 (デュエプレ)]]、[[【アンノウン】>【アンノウン】 (デュエプレ)]]、[[【ドラゴン】>【ドラゴン】 (デュエプレ)]]、[[【カイザー「刃鬼」】>【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)]]、[[【アカシック・サード】>【アカシック・サード】 (デュエプレ)]] と[[ランクマッチ]]で活躍している多くのデッキに採用された。

***その他 [#s99a3350]
-初出時は「[[cip]]による除去とランデスのみ、それらで置いたカードの枚数を見て一括でブーストする」処理だったが、アップデートで一時的に1回ずつ誘発するようになった。変更後のほうが「自分の山札が10枚以上なら」の判定を丁寧に行うため少しだけ限界近くまで山札からブーストできるメリットはあったが、ゲームテンポの都合か、再び自身の[[cip]]で誘発させた場合のみ、バトルゾーンとマナゾーンから置いた合計枚数でマナブーストするように戻った。

-デュエプレ初の、ランダム選択ではない[[ランデス]]効果を持つカード。
--[[《超竜バジュラ》]]や[[《緑神龍ミルドガルムス》]]等、過去に実装された[[ランデス]]能力を持つカードはランダム選択に調整されていた。
--限定的だが、相手のマナゾーンを自由に触れるカードとしては[[DMPP-17]]の[[《母なる大地》]]が先に実装されていた。そちらは[[エターナル・Ω]]持ちや[[サイキック]]等で[[マナ送り]]が不発に終わる状態でないと[[ランデス]]にならない。

-召喚した際は、カードイラストで持っている巨大な槍の矛先が上から突き刺さり、《ヴィルヘルム》が現れるという演出になっている。

-ホロライブコラボにて[[プライズカード>プライズ]]が収録された。カードイラストに[[兎田ぺこら]]が描かれており、ボイスも彼女が担当している。
--能力発動時のボイスは、彼女の特徴的な「ファッファッファッファ……」といった甲高い笑い声が採用されている。破壊とランデスという凶悪な効果で確実にその効果音が再生されるため猟奇的。

**関連カード [#zdcf3949]
-[[《燃えるデット・ソード》]]
-[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]
-[[《頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ》]]

-[[《燃えるデット・ソード》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《メンデルスゾーン》]]([[プライズ]])

**[[フレーバーテキスト]] [#aaccfee9]
-[[DMEX-12]]&br;'''[[王>キング・コマンド・ドラゴン]]をも破壊する[[ドラゴン]]降臨!!'''
-[[DM22-EX2]](S14/S15)&br;'''[[ゼニス]]による世界の支配で障害となるのは自由の力そのものである[[龍>ドラゴン]]の存在だった。彼らは龍を拘束する鎧を生みだし、[[鎧を着せた龍>キング・コマンド・ドラゴン]]を龍の王として龍を支配しようとした。 ― ミスティ・レポート 第二十五章『龍の支配について』より'''
-[[DM24-SP1]]&br;'''You are king、ですわ!― [[ジュラ子・リューバー>《超竜バジュラズテラ》]]'''
-[[DMPP-19]]、[[DMPS-10]]&br;'''王は、敵を蹂躙する。慈悲などなく。'''
-[[プライズ]]&br;'''たったら~!最強カード!――[[兎田ぺこら]]'''
-[[DMPB-04]]&br;'''蹂躙する者とされる者。その関係は、時を越えても世界を越えても変わることはない。'''

**収録セット [#v6eb3944]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#s6caf834]
-illus.[[Dmitry Burmak]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]](S5/S5)
--[[DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」>DMRP-08]](G5/G5)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](S14/S15)
-illus.[[lack]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]
-illus.[[Dmitry Burmak]]/[[otumami]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](DR5/DR6)([[ドラリンカード]])
-illus.[[Hokuyu]]
--[[プロモーション・カード]](P41/Y15)
--[[プロモーション・カード]](P44/Y15)
-illus.[[窪之内英策]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](18A/20)
-illus.[[Dmitry Burmak]]/[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DM24-SP1 「キャラプレミアムデッキ ドラゴン娘になりたくないっ! イェーイめっちゃドラゴン!!」>DM24-SP1]](7/16)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#eb75675f]
-CV:[[岡井カツノリ]]
-illus.[[Dmitry Burmak]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]
--[[DMPS-10 「激震の鬼ドラゴン」>DMPS-10]]
-illus.[[lack]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]
-CV:[[兎田ぺこら]]
-illus.[[アートアンフ]]
--[[プライズ]]

**参考 [#o23148b7]
-[[クリーチャー]]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[確定除去]]
-[[破壊]]
-[[ランデス]]
-[[カード]]
-[[墓地]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[多色]]
-[[黒赤緑]]

-[[【ヴィルヘルムコントロール】 (デュエプレ)]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分は[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文側を唱えて、マナゾーンから[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]と[[《龍世界 ドラゴ大王》]]と''《偽りの王 ヴィルヘルム》''の3体をバトルゾーンに出しました。この状況で、相手のマナゾーンにあるクリーチャーは全てバトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれますが、''《偽りの王 ヴィルヘルム》''の「墓地に置かれた時」の能力は、相手のクリーチャーがマナゾーンから墓地に置かれるたびに誘発しますか?
A.はい、その状況で''《偽りの王 ヴィルヘルム》''の「墓地に置かれた時」の能力は、クリーチャーがマナゾーンから墓地に置かれた枚数だけ誘発します。
#region2((総合ルール 603.2)){{
#region2(([[総合ルール]] [[603.2>総合ルール本文#rule603_2]])){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
}}
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38766]](2020.11.13)
#region2(類似裁定(2022.6.24)){{
>Q.自分のターン中、自分の[[《イカズチ邪姫 <アレフ.鬼>》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手の進化元が1枚ある進化クリーチャーを破壊しました。破壊した数は1体ですが、墓地に置かれたのは2枚なので、自分はカードを2枚引けますか?&br;類似例:''《偽りの王 ヴィルヘルム》''
A.はい、2枚引けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41441]]
}}

>Q.相手が[[《Wave ウェイブ》]]の能力などで墓地から呪文を唱え、呪文カードが再度墓地に置かれた場合、それを[[《ZEROの急襲 フォールアウト》]]の「自分のターンの終わりに」の能力の、墓地に置かれたカードの枚数として数えられますか?&br;類似例:''《偽りの王 ヴィルヘルム》''
A.はい、数えられます。墓地から呪文を唱え、呪文カードが再度墓地に置かれた場合、墓地に置かれたカードの枚数として数えられます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41166]](2022.4.22)
%%A.はい、数えられます。墓地から呪文を唱え、呪文カードが再度墓地に置かれた場合、墓地に置かれたカードの枚数として数えられます。%%
//[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41166]](2022.4.22)
A.いいえ、数えられません。墓地から唱えた呪文が解決後に再度墓地に置かれても、それにより能力は誘発しません。
#region2(([[総合ルール]] [[409.2a>総合ルール本文#rule409_2a]])){{
:409.2a |保留状態になっているカードが元々置かれているゾーンに再度置かれた場合、そのゾーンにカードが置かれたことにはなりません。カードが置かれたことで誘発する能力は誘発せず、また、そのカードの位相は変化しません。&br;例 : 《Wave ウェイブ》の「出た時」の能力で墓地から呪文を唱えた際、唱えた呪文は解決した結果、再度墓地に置かれますが、それによってカードが墓地に置かれた時に誘発する能力は誘発しません。&br;例2: マナゾーンにタップ状態で置かれている《陰陽の舞》を召喚した際に、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果を適用した場合、置換効果の適用後も《陰陽の舞》はタップ状態のままマナゾーンに置かれます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41166]]([[2022.9.14裁定変更:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31660]])

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,自然文明,黒赤緑,3色,多色,コスト9,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,パワー12000,T・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,ランデス,どこからでも墓地に置かれた時,マナブースト,SR,スーパーレア,Dmitry Burmak,lack,otumami,Hokuyu,窪之内英策);
&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,自然文明,黒赤緑,3色,多色,コスト9,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,パワー12000,T・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,ランデス,どこからでも墓地に置かれた時,マナブースト,SR,スーパーレア,ドラリンカード,20thレア,20thSPレア,クリエイターズコラボ,Dmitry Burmak,lack,otumami,Hokuyu,窪之内英策,MATSUMOTO EIGHT,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),黒赤緑 (デュエプレ),3色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),キング・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),キング・コマンド (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),アンノウン (デュエプレ),パワー12000 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),ランデス (デュエプレ),どこからでも墓地に置かれた時 (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),10枚以上 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Dmitry Burmak (デュエプレ),アートアンフ (デュエプレ),lack (デュエプレ));