#author("2020-04-05T11:22:10+09:00","","")
#author("2020-05-05T02:30:26+09:00","","")
*《&ruby(コードキング){偽りの王}; モーツァルト》 [#ke2bdbf7]

|偽りの王 モーツァルト P(SR) 闇/火/自然文明 (11)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 17000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ドラゴン以外をすべて破壊する。|
|相手のドラゴンは攻撃できない。|


[[DMD-07>DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」]]で登場した[[闇]]/[[火]]/[[自然]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。

場に出すだけで[[クリーチャー]]を[[ドラゴン]]以外すべて[[破壊]]し、[[破壊]]を免れた相手の[[ドラゴン]]にさえも[[攻撃を禁止>攻撃できない]]するという強力な[[能力]]を持つ。

2つの[[能力]]が噛み合っているおかげで[[汎用性]]が高い。
場に出せば確実に相手の動きを[[制限>ロック]]でき、膠着状態から突破口を開ける。特に[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]を事前に止められるのは大きく、早期に[[召喚]]された場合、[[除去]]手段を持たないわけではないが[[除去]]ができなければ[[【連ドラ】]]は黙るしかない。

問題は11[[マナ]]という莫大な[[召喚コスト]]。
[[黒赤緑]]という[[色]]構成は完全に[[ビートダウン]]向けであり、普通に召喚しようとすれば、マナが貯まる前に息切れする。

使うのであれば、[[【連ドラ】]]に組み込んだり、[[ドラゴン]]を中心にした[[【獰猛ブラスター】]]に組み込んだり、[[《獰猛なる大地》]]で出したりするのが現実的だろう。これなら無理に[[闇]]を組み込む必要もなくなる。
[[《獰猛なる大地》]]で出した場合は、場にいる自分の[[ファイアー・バード]]などを埋め、相手にはマナから場へ[[ドラゴン]]以外、場からマナへ[[ドラゴン]]と言ったような操作をすると無駄が少ない。
[[ドラゴン・ゾンビ]]を中心に据える場合は[[《魔龍バベルギヌス》]]もひとつの手である。いずれにせよこのカードの登場により、7〜8マナで場の[[リセット]]が確実に可能になったと見なすべきだろう。

-今までの[[cip]]で対象の広い[[全体除去]]を放てる[[クリーチャー]]は[[進化クリーチャー]]が中心であったが、この[[クリーチャー]]は[[非進化]]である。母なる〜系[[呪文]]や[[【獰猛ブラスター】]]、[[リアニメイト]]戦術を取る場合、このような[[クリーチャー]]の存在は貴重である。なぜなら多くの場合、[[進化クリーチャー]]を対象に取れないからである。

-事前に[[マナゾーン]]に埋めておくには、[[自然]]の[[クリーチャー]]という点が仇となって[[《神秘の宝箱》]]が使えない点が痛い。[[《ダンディ・ナスオ》]]も現在[[殿堂]]入りしている。もし[[銀の弾丸]]のような戦術を取るのであれば、[[タップイン]]で展開が遅れるのを承知で[[サーチ]]してから[[チャージステップ]]で間接的に[[マナゾーン]]に置いたり、[[《レインボー・ストーン》]]を使ったりするなど、何かしら工夫が必要となる。また、置いた後は、[[《父なる大地》]]を相手に使われて利敵行為につながる事のないように注意したい。
--だが[[自然]]の[[クリーチャー]]である点は[[《コクーン・シャナバガン》]]の[[スーパー・S・トリガー]]を使う上では大きなメリットとなる。この[[クリーチャー]]を出すことで[[ドラゴン]]以外を[[破壊]]し、相手の[[ドラゴン]]の[[攻撃]]を[[ロック]]するため相手の[[攻撃]]の大半を封じることができる。

-[[《獰猛なる大地》]]を唱えるには8マナ必要なので、[[ランデス]]には注意。特に能動的な[[ランデス]]の場合、出せる[[文明]]を3[[色]]も使い分けられるこの[[カード]]は真っ先に狙われることになる。それを見越して[[リアニメイト]]を織り交ぜ、両面待ちの戦術を取るのもありだろう。

-この[[クリーチャー]]自身では自分の[[ドラゴン]]を[[破壊]]することはないので、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]との相性は一見あまり良くないように見える。しかし、[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[リアニメイト]]して出した場合、[[《魔龍バベルギヌス》]]を[[自壊]]させた段階で[[墓地]]にいる[[《黒神龍グールジェネレイド》]]が出てくるため、[[ドラゴン]]を[[破壊]]することのない[[《偽りの王 モーツァルト》]]はむしろ[[シナジー]]が噛み合うことになる。

-[[殿堂ゼロデュエル]]以外での使用機会はないが、これ1枚で[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]による[[ロック]]を容易に打ち破ることができる。

-先述のように[[【獰猛ブラスター】]]における強力な[[リセット]]要員だったが、高価な[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]に1枚しか収録されていなかったため、[[シングルカード]]の価格はそれなりの水準を保っていた。しかし、登場から約1年後に、「あつめろ!! 6パック」の交換景品となることが決定。その後も[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]、[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]と続けて再録され入手が楽になった。

-名前の元ネタはオーストリアの作曲家、演奏家「[[ヴォルフガング>《偽りの王 ヴォルフガング》]]・[[アマデウス>《黒神龍アマデウス》]]・モーツァルト」だろう。

**[[フレーバーテキスト]] [#ad38ec0f]
-[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]&br;'''[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]との戦いを通じて友情を知り、[[「心」>文明]]を手に入れた[[ライオネル>《「俺」の頂 ライオネル》]]。だが、[[ゼニス]]たちは「心」の存在を許さず、[[ウェディング>《「祝」の頂 ウェディング》]]、そして[[ベートーベン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]を送り込んだのだった。'''
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''龍の王として産み出された、[[キング・コマンド・ドラゴン]]。その[[ゼニス]]である[[ベートーベン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]の正体は、[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]の兄、[[修羅丸>《真実の名 修羅丸》]]だった!'''
-[[DMD-07>DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」]]&br;'''全ての[[ドラゴン]]の王となるべき[[ドラゴン]]。それが我々、[[キング・コマンド・ドラゴン]]だ。 ――偽りの王 モーツァルト'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P57/Y12)&br;'''今、君が手にしたのは、勝利の旋律と圧倒的な戦慄。'''


**収録セット [#b25e3f24]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]]
--[[プロモーション・カード]](P57/Y12)([[アルトアート]])

**参考 [#qc759208]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]
-[[ドラゴン]]
-[[攻撃できない]]
-[[ロック]]
-[[T・ブレイカー]]

-[[【獰猛ブラスター】]]

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,自然文明,多色,コスト11,キング・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,パワー17000,T・ブレイカー,cip,非ドラゴンメタ,全体除去,除去,相手,ドラゴンメタ,攻撃制限,P,レアリティなし,SR,スーパーレア,Hokuyu);