#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(コードネーム){偽りの名}; ゾルゲ》 [#t431ecb3]

|偽りの名 ゾルゲ SR 水/火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:アンノウン 8000|
|このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。|
|W・ブレイカー|

[[DMR-03>DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[アンノウン]]。

自身または自分の他の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た時、[[バトルゾーン]]にある他の[[クリーチャー]]1体を選ぶことができ、それと[[効果バトル]]をさせる[[能力]]を持つ。

事実上、自分の[[クリーチャー]]は[[cip]]でその[[クリーチャー]]より[[パワー]]の低い[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]できる。
もちろん、同[[パワー]]での相討ち、[[スレイヤー]]での道連れ、といった使い方も可能。
この[[クリーチャー]]自身を[[バトルゾーン]]に出した時も、7500の[[火力]]とほぼ同等の[[効果]]をもたらす。

[[コスト]]の高い[[クリーチャー]](≒[[パワー]]の大きい[[クリーチャー]])が[[デッキ]]の大多数を占める[[【ミラクルとミステリーの扉】]]や、相手の[[ターン]]に自分の[[クリーチャー]]を出すことができる[[シノビ]]などと相性が良い。
また、[[バトル]]の勝利が[[覚醒]]条件である[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《遊びだよ!切札一家なう!》]]などとも相性が良い。

[[クリーチャー]]以外では[[《イモータル・ブレード》]]や[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]と合わせるのが良い。
前者を[[ジェネレート]]しておくと、出した自分の[[クリーチャー]]が[[破壊]]されるのを代償に[[確定除去]]を放てる。この場合は[[pig]]などと組み合わせて更に[[アドバンテージ]]を稼げるようにしたい。
一方、後者を[[要塞化]]しておくと、代償なしで自分の全[[クリーチャー]]が[[《チェイン・スラッシュ》]]を放ちながら出てくるため凶悪極まりない。

ただし、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]は同時に弱点でもある。相手に[[要塞化]]された時点で[[能力]]がほぼ無力化され、[[スレイヤー]]ぐらいでしか対処できなくなる。

-この[[能力]]は自分の[[クリーチャー]]同士でも発動可能である。
--一見すると狙いにくそうな[[cip]]を持つ[[《GF隊総大将 無敵ング》]]と相性が良い。最低でも《偽りの名 ゾルゲ》と[[パワー]]3000未満の[[クリーチャー]]がいれば、[[《GF隊少尉 飛剣のエース》]]([[パワー]]3000未満と[[バトル]])→[[《GF隊中佐 爆音のジャック》]]([[《GF隊少尉 飛剣のエース》]]と[[バトル]])と繋げられ、[[手札]]にあるすべての[[《GF隊総大将 無敵ング》]]を出せる強烈な[[コンボ]]となる。このように皮肉にも敵ながら[[バトル]]で真価を発揮する[[ハンター]]と相性が良いものが多い。

-この[[能力]]は「''[[火]]を含む[[クリーチャー]]''」である《偽りの名 ゾルゲ》が発生源となるので、相手の[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]を選ぶことは出来ない。忘れやすいので注意。

-のちに登場した[[《偽りなし ゾルゲ??》]]や[[《無双竜機フォーエバー・メテオ》]]も複数回あるいは連続で[[効果バトル]]ができる[[能力]]を持つが、下記の[[即死コンボ]]を回避するためか相手の[[クリーチャー]]を必ず[[バトル]]対象に含むようになっている。

-[[名前>カード名]]の元ネタはソ連軍のスパイ、「リヒャルト・ゾルゲ」だろう。コロコロGに掲載された[[背景ストーリー]]漫画でも、[[《永遠のプリンプリン》]]に「リヒャルト」という名前で仕えていたという描写があった。英語での綴りも、リヒャルト・ゾルゲと同じ「Sorge」になっている。

-[[イラストレーター]]は海外の絵師[[Filip Burburan]]氏。なんとこの《偽りの名 ゾルゲ》の絵は油絵である。

-体の色からはこの[[カード]]自身が持つ[[文明]]を表す[[色]]が伺える。また、[[火]][[文明]]の機械的な手、[[自然]][[文明]]の野性的な身体と、それぞれの[[文明]]の特徴が出ている。[[水]][[文明]]はさながら、[[エイリアン]]を手中に収め、意のままに操る頭脳だろうか。

-[[覚醒編]]終盤から[[エピソード1]]中盤にかけて[[背景ストーリー]]中で[[エイリアン]]や[[ハンター]]、一部の[[Ζ]]などを操り戦争を起こした黒幕。しかし、これに気付いた[[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]に倒された。

-ただし、上記のようにこの[[クリーチャー]]と相性のいい[[ハンター]]は多く、本当は仲がいいのではないかとネタにする[[プレイヤー]]もいる。[[効果バトル]]は頭脳に優れた「策略」を連想させるのと同時に血の気が多い「殴り合い」も連想させるため敵対関係にも関わらず相性が良いのだろう。

-超全集E1の[[背景ストーリー]]では「社会のダニ」と書かれていたため、一部では『ダニ』と蔑称されている。

**環境において [#yc427846]

[[バトル]]に勝つ事で[[サイキック・クリーチャー]]を出せる[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]との[[コンボ]]は、[[【紅蓮ゾルゲ】]]と呼ばれ、手軽かつ強力、そして理不尽な[[即死コンボ]]として暴れまわったことで有名。詳細な手順は[[【紅蓮ゾルゲ】]]のページを参照。結果この[[クリーチャー]]と[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]は2012年8月11日に[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]に指定されることになった。こうして[[【紅蓮ゾルゲ】]]は消滅した。

[[即死コンボ]]としては[[【ジェームズゾルゲ】]]が残されているが、要求値が高く環境ではそれほど活躍しなかった。

その後、[[高速化]]の影響で2017年1月30日に[[殿堂解除]]により[[【紅蓮ゾルゲ】]]は復活した。もちろん、殿堂解除されただけあって、【紅蓮ゾルゲ】が再び環境で猛威を振るうことはなかった。さらに、コンセプトであるこの[[カード]]と[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]は[[絶版]]状態であるため今から集めるとなると非常に骨が折れることもあって、このデッキを組む者はほとんどいない。

そして、とどめと言わんばかりに、2019年7月1日に[[《ヴォルグ・サンダー》]]自体が[[プレミアム殿堂]]に指定された為、[[即死コンボ]]としての[[【紅蓮ゾルゲ】]]は完全に消滅する事となった。とはいえ、根幹となる[[コンボ]]は無制限である為、何らかの活用方法が編み出される可能性は残されている。

**他のカード、デッキとの組み合わせ [#j9ec1824]
-[[【8軸ガチロボ】]]
-一気に3体以上のクリーチャーが展開されるため、[[効果バトル]]もその数だけ行われる。相手の[[コスト踏み倒しメタ]]が立っていても、効果バトルによって相手のクリーチャーを狩っていけるため、除去は免れなくてもただで死なずには済む。

-[[【5色蒼龍】]]
[[超天篇環境]]では[[《古代楽園モアイランド》]]の[[シールド焼却]]を活かすために単純に[[《蒼龍の大地》]]と合わせて[[効果バトル]]を複数回行う手段としてで偶に使われる。そちらのデッキを考えると[[マナ基盤]]としても優秀。

-[[《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》]](クリーチャー面)
[[超GRゾーン]]を《イッコダス・ケイジ》に負ける[[クリーチャー]]のみで構成し、[[GR召喚]]するたびに《イッコダス・ケイジ》と[[バトル]]させ[[GR召喚]]を無限に繰り返して[[《ツタンメカーネン》]]の[[cip]]を貯めて[[ライブラリアウト]]を狙うのが基本戦術となる。
--[[【紅蓮ゾルゲ】]]がこのカード+[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]+パワー7000未満のクリーチャー2体が必要なのに対し、こちらはこの[[カード]]+《イッコダス・ケイジ》+パワー4000未満のクリーチャーで[[ループ]]が組める。また、【紅蓮ゾルゲ】と違い[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]の[[Dスイッチ]]や[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]1枚から[[ループ]]パーツすべてをフィールドにそろえることも可能。

-[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]
上述の[[【8軸ガチロボ】]]で共に活躍が期待できる。詳しくは[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]のページへ。

-[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]
上述の通り、[[【紅蓮ゾルゲ】]]で共に活躍した実績がある。しかし、キーカードだった[[《ヴォルグ・サンダー》]]は殿堂入りしているため、活躍させるには工夫が必要。

**関連カード [#q645935f]
-[[《偽りなし ゾルゲⅩⅢ》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ナチュラトゥルー・トラップ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t534963e]
-[[DMR-03>DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]&br;'''そのうち全ては我々のもの…。フフフ。――偽りの名 ゾルゲ'''


**収録セット [#yf281d14]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Filip Burburan]]
--[[DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]

**参考 [#jb058386]
-[[アンノウン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[効果バトル]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[【紅蓮ゾルゲ】]]
-[[【ジェームズゾルゲ】]]

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