#author("2021-06-14T17:10:52+09:00","","")
*《&ruby(でんせつえんじゃ){伝説演者}; カメヲロォル》 [#t4552578]

|伝説演者 カメヲロォル VR 水文明 (2)|
|クリーチャー:ムートピア/美孔麗王国 3000|
|自分のターンのはじめに、各プレイヤーはカードを1枚引く。|
|レインボーナス:各ターン、自分がはじめてカードを引く時、バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。|

[[DMEX-14]]で登場した[[水]]の[[ムートピア]]/[[美孔麗王国]]。

自分の[[ターン]]のはじめにお互いの[[プレイヤー]]に[[強制]]で1枚[[ドロー]]させる[[能力]]を持ち、さらに[[レインボーナス]]が発動していれば、各[[ターン]]はじめての[[ドロー]]を2[[ドロー]]1[[ディスカード]]に置換できる。

[[レインボーナス]]の[[手札交換]]は、相手の[[ターン]]中でも行うことができ、[[デッキ]]構築しだいでは[[旧式マッドネス>マッドネス#old]]の発動((「そうしたら」以降の[[テキスト]]は[[置換効果]]に当たらないため、[[マッドネス]]の[[置換効果]]は連鎖しない))も狙える。

一方で[[cip]]を持たない[[システムクリーチャー]]であるが故、返しの[[ターン]]に[[除去]]を受けたら何も出来ない欠点があるものの、自身の[[コスト]]が軽く、[[パワー]]も3000とそこそこなので出オチしにくい。

[[要塞化]]した[[シールド]]を[[ブレイク]]されれば[[効果]]が無効化される[[《海底鬼面城》]]とことなり、相手が[[除去]]さえしなければ原則[[能力]]が無効化されない。対面次第では複数体並べることも難しくない。そうなれば、[[ビビッドロー]]を狙って使うこともある程度可能である。

[[【赤青レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]や[[【青赤ビビッドガチダイオー】]]では[[《海底鬼面城》]]の代替として期待出来るだろう。だが、[[《海底鬼面城》]]が強かったのは他の[[カード]]とまず[[コスト]]が被らない1[[コスト]]、更に[[除去]]([[ブレイク]])されることが[[手札補充]]としての役割を果たす点にあり、2[[コスト]]で単なる置きドロソの[[クリーチャー]]を設置するのは高速化した環境ではあまり強い行動とは言えない点には注意が必要。

[[【クラッシュ“覇道”】]]の場合、2[[コスト]]の[[デメリット]]付き1枚[[手札補充]]である[[《斬斬人形コダマンマ》]]や[[《花美師ハナコ》]]が使われたケースもあったので、いっそ[[手札補充]][[能力]]を1回使えれば御の字という感覚で採用しても良いかもしれない。

相手に[[強制]][[ドロー]]させつつ手札補充できるので、[[青単]]の[[【アダムスキーライブラリアウト】]]にも適している。

ただ、3[[ターン]]から4[[ターン]]での決着を目指す[[コンボ]][[デッキ]]の場合、[[能力]]の試行回数を稼ぎづらいので若干不向き。その点[[【ライベルモットループ】]]に採用するのは考え物だろう。

使うとすれば、これを着地させてから1[[ターン]]ずつ[[システムクリーチャー]]を立てて[[能力]]の試行回数を稼ぐのがベターか。


**ルール [#caee585f]
-[[レインボーナス]]は同じイベントで発動する[[置換効果]]がある場合、どちらか一方を選んで使うことができる。両方使うことはできない。
--そのため[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]と併用すれば、自分の[[ターン]]のはじめに《カメヲロォル》のほうを選んで使用することで、《プロタゴニスト》の[[強制]][[能力]]を不発にできる(実質[[任意]]であるかのように振る舞える)。今まで泣く泣く[[山札の下]]に沈んでいった[[《海底鬼面城》]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]、2枚目の《プロタゴニスト》などといった[[カード]]を、そのまま[[手札]]に残しておくことが容易にできるようになった。

**環境において [#ce8cb078]
当初の期待は高かったが[[《海底鬼面城》]]より文字通り1[[ターン]]出遅れることが重く、登場からしばらくは打点になることを考慮されて[[【赤青覇道】]]に入る程度であった。

ところが[[DMSP-02]]期になると一変、大流行を果たした[[【赤青ヴァイカー覇道】>【赤青ヴァイカー】#jaae9080]]のパーツとして存在感を示すようになった。

[[DMRP-17]]期には[[【鬼羅.Star】]]にも採用されるようになった。他の[[ドロー]]付き[[クリーチャー]]との相乗効果で[[リソース]]確保が捗る。
**その他 [#l092f7de]
-[[コロコロオンライン]]にて公開された時点で、初の[[レインボーナス]]を持つ[[クリーチャー]]。

-「カメオロール」は日本語で「カメオ出演」のこと。映画や歌劇などの作品内に、監督や作者などがエキストラとして出演することを指す。

**[[背景ストーリー]] [#y524ac2d]
すでに役者を引退していたようだが、[[《演出者 ガナリケコミ》]]の一存で、[[《偽代助演 スケプティック》]]の代役に抜擢された。
-自身の名前と、[[フレーバーテキスト]]で演技指導をしていることから、引退後は監督やそれに近い立場になっていたのかもしれない。

**関連カード [#n2a40b0c]
-[[《海底鬼面城》]]
-[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]
-[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#zcb30b98]
-[[DMEX-14]]&br;'''そこ、[[ファムファタァル>《傾国美女 ファムファタァル》]]! 声が出てない! あと[[ヴィランヒヰル>《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]! お前はもっと動きに躍動感をつけろ! ワシが特別出演するからには、中途半端な芝居じゃ許さんぞ! はい、第二幕から立ち稽古やり直し!! ― 伝説演者 カメヲロォル'''

**収録セット [#d3c91cb6]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](4/110)

**参考 [#x0bb0195]
-[[ムートピア]]
-[[美孔麗王国]]
-[[ドロー]]
-[[レインボーナス]]
-[[置換効果]]
-[[手札交換]]
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公式Q&A
>Q.自分の''《伝説演者 カメヲロォル》''がバトルゾーンにいる状況です。相手のターン中に、自分がそのターンにはじめてカードを1枚引く際に「レインボーナス」でかわりに2枚引きました。効果で[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を手札から捨てるかわりに、バトルゾーンに出せますか?
A.はい、出せます。「かわりに」に続く「そうしたら(そうした場合)」以降の能力は、置換効果として扱いません。(総合ルール 101.5a((101.5a 置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39438]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,ムートピア,美孔麗王国,パワー3000,ターン開始時,ドロー,レインボーナス,置換効果,手札交換,VR,ベリーレア,KISUKE);