#author("2023-01-29T12:55:23+09:00","","")
#author("2024-04-15T14:00:17+09:00","","")
*《&ruby(よげんしゃ){予言者};ローラン》 [#k689b8c7]

|予言者ローラン R 光文明 (7)|
|クリーチャー:ライトブリンガー 2000+|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分のシールド1枚につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。|
|自分のシールドが2枚以下の時、このクリーチャーのパワーは+4000され、「ブロッカー」を得る。|

[[DM-36]]で登場した[[ライトブリンガー]]。

同弾の[[《光霊姫アレフティナ》]]と真逆の[[コスト軽減]][[能力]]と[[クラッチ]][[能力]]を持つ。

[[コスト軽減]]を活かして[[シールド]]が多いうちに出しておけば、ピンチになったときに高[[パワー]]の[[ブロッカー]]として守ることができる。しかし、元の[[パワー]]の低さから簡単に[[除去]]されてしまったり、肝心なときに[[タップ]]状態だったりと扱いが難しい。

[[パンプアップ]]が働いても[[ブロッカー除去]]の定番である[[《火炎流星弾》]]と、[[シノビ]]の定番である[[《威牙の幻ハンゾウ》]]の[[効果]]の範囲内であるところも向かい風。

かつては、2コストで出せる[[名目コスト]]7であることが大きなバリューと見られることがあったが、[[コスト踏み倒し]]の充実によりそのバリューもほとんどなくなっている。

**環境において [#lcde2c94]
[[《ヒラメキ・プログラム》]]と相性がよく、場合によっては3[[ターン]]目に[[コスト]]8の強力[[クリーチャー]]が飛んでくる事もあり得た。当初はひそかに注目される程度であったが、[[【ヒラメキドレーン】]]の環境進出によって突如知名度を上げた。大型弾の未[[再録]][[レア]]で集めにくく、また[[絶版]]時期と注目時期が丁度重なったため、[[シングルカード]]市場における価格も一気に高騰した。

素のパワーも[[【黒緑速攻】]]の1コストウィニー程度なら当時としては処理に困らなかった。

そして[[【ヒラメキドレーン】]]の[[《偽りの名 スネーク》]]を[[コスト踏み倒し]]する型、俗に言うヒラメキスネークが[[トップメタ]]を飾った結果、2014年5月24日付けで[[殿堂入り]]が決定した。

当時スーパーデッキに再録されていた[[《ヒラメキ・プログラム》]]の[[殿堂入り]]を避ける為の[[殿堂入り]]だったのが、結局[[《ヒラメキ・プログラム》]]も[[殿堂入り]]してしまったので《ローラン》の殿堂入りが無意味なものになってしまった。

その後[[DMX-22]]で意味深なフレーバーテキストを添えて再録。そのテキスト通り[[殿堂入り]]解除が決定した。

《ローラン》の新たな相棒になりそうなカードといえば[[《三界 ナラカ・マークラ》]]、[[《超三界 シャカシャッカ》]]、[[《三界 ゼンジゾウ》]]、[[《革命類侵略目 パラスキング》]]といった[[コスト]]指定での[[侵略]]を持つ[[クリーチャー]]か。

[[殿堂解除]]直後は[[【オボロセカンド】]]で使われていたが、後にそちらのデッキの強化が進むと[[《革命類侵略目 パラスキング》]]とのセットが必要不可欠ではなくなり、このカードも見かけなくなった。さらに、最速で1ターン目に召喚できる[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]である[[《“轟轟轟”ブランド》]]が登場すると、2ターン目が来る前にシールドがブレイクされてしまうという身も蓋もない状況が想定されるようになった。

[[十王篇]]で[[フシギバース]]が登場すると、再び[[名目コスト]]の高さが注目されたが、このカードを投入するために別途光が必要になること、[[墓地肥やし]]などの能力も持っているわけではないので即席でフシギバースの種になりづらい点が目立ち、結局環境復帰はできていない。[[《ダースシギ卿》]]や[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]など、色が合い、自力で[[コスト軽減]]や[[コスト踏み倒し]]ができ、[[墓地肥やし]]ができるカードがいるため、それらで十分事足りてしまうのであった。

後に同じ7コストとしては遥かにフシギバースコストにも相手盤面への牽制手段にも向いた[[《天幕船 ドンデンブタイ》]]が登場。手札枚数の条件さえ満たしていればG・ゼロで召喚可能である上に常時[[ブロッカー]]で、さらに[[置きドロー]]にまでなる。[[手札補充]]に困らないデッキでは、こちらが敵う点は基本的に無いといって良いだろう。[[【我我我ブランド】]]など下手すれば2ターン目に相手のシールドを2枚まで追い込むデッキが登場し、早期召喚すら安定しなくなったと言える。
**その他 [#i2a8f674]
-余談だが[[DMX-22]]に元相棒であった[[《ヒラメキ・プログラム》]]、[[《偽りの名 スネーク》]]も再録されている。

-[[シールド]]を維持できれば低[[コスト]]で出せる高[[コスト]][[クリーチャー]]となるので、[[《ヒラメキ・プログラム》]]以外では[[《サラマンダー・リザード》]]と組み合わせるのも手か。

-序盤に出した場合は[[《予言者リュゾル》]]と同じ[[スペック]]。

-[[殿堂入り]]から[[殿堂解除]]までが2014年5月24日〜2016年2月1日の618日間(約1年8か月)と非常に短い。おそらく先述の《ヒラメキ・プログラム》が殿堂入りしたことが直接の殿堂解除の要因となっているのだろう。かつては、殿堂入りから殿堂解除されるまでの期間が一番短いカードであったが、後に[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]にこの記録を破られる。

-[[ライトブリンガー]]としては[[《予言者プロキオン》]]と[[《黙示聖霊ラグナシア》]]に並ぶハイ[[コスト]]。

-[[種族]]名が「ライト・ブリンガー」とある。おそらく誤植だろう。

-名前の由来は伝説上でカール大帝の甥で聖騎士の筆頭だったされる「ローラン」だと思われる。

**関連カード [#v8abb243]
-[[《黙示 ローラン-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#p0f96958]
-[[DMX-22]]&br;'''新たな相棒を求め、ローランは[[帰ってきた>殿堂解除]]。'''


**収録セット [#s8133d86]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NINNIN]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]](12/110)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](119b/???)

**参考 [#w2d96a1e]
-[[ライトブリンガー]]
-[[召喚コスト]]
-[[シールド]]
-[[コスト軽減]]
-[[クラッチ]]
-[[パンプアップ]]
-[[ブロッカー]]
-[[殿堂入り]]
-[[【ヒラメキドレーン】]]
-[[殿堂解除]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,ライトブリンガー,パワー2000+,パワー2000,コスト軽減,自身コスト軽減,擬似革命,擬似革命2,自己パンプアップ,パンプアップ+4000,自己ブロッカー付与,終音「ん」,R,レア,NINNIN);
&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,ライトブリンガー,パワー2000+,パワー2000,シールド枚数参照,自身コスト軽減,シールド数依存コスト増減,擬似革命,擬似革命2,自己パンプアップ,パンプアップ+4000,自己ブロッカー付与,終音「ん」,殿堂解除,R,レア,NINNIN);