#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
#author("2020-01-28T00:17:31+09:00","","")
*《&ruby(らんだ){乱打};の&ruby(かくせいしゃ){覚醒者};ジャパニカ》 [#k254c32b]

|乱打の覚醒者ジャパニカ SR 自然文明 (14)|
|サイキック・クリーチャー:ジャイアント 17000|
|W・ソウル|
|自分のターンの終わりに、自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。|
|T・ブレイカー|
|解除|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の豪腕ジャパン》]]|

[[DM-36]]で登場した[[W・ソウル]]持ちの[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[ジャイアント]]。
同[[エキスパンション]]の14[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]][[サイクル]]の[[自然]]担当で[[《時空の豪腕ジャパン》]]が[[覚醒]]した姿。17000という高い[[パワー]]に加え、[[ターン]]の終わりに[[クリーチャー]]を[[サーチ]]することができる。

[[覚醒]]条件を考えるとやや地味だが、[[クリーチャー]]の[[サーチ]]はなかなか便利。状況に応じて好きな[[クリーチャー]]を持って来られるので、次の[[ターン]]に備えて追加の[[アタッカー]]を補充したり、[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[シノビ]]や[[マッドネス]]を[[手札]]に加えて、相手をけん制することもできる。

また、[[覚醒]]条件を満たしてこの[[カード]]を裏返したのでればすでに場には4体以上の[[クリーチャー]]が展開されており、万全な攻撃の布陣がすでに完成されているはずである。[[T・ブレイカー]]に[[除去]]耐性を持った《ジャパニカ》を軸に攻め立てれば、[[覚醒]]したそのターンに勝負を終わらせることも多々あるだろう。

ただ、条件が条件なだけに安定して[[覚醒]]させるのはなかなか難しく、その上で[[覚醒]]しても勝利が約束されるほどの派手さは持ち合わせていない。また、[[覚醒]]条件を満たそうと努力しているうちに[[攻撃]]の布陣が完成していることも多く、その場合《ジャパン》を[[覚醒]]させる必要がなくなってしまう=《ジャパン》を採用する意義を失ってしまうことも少なくない。

結果、なにも考えずにこの《ジャパン》を[[コンセプト]]にしようと思うと、努力すればするほど《ジャパン》を使う必要性を失っていくことが多発する。無論、上手く使えば立派な戦力にはなるのだが、[[フィニッシャー]]としての安定感や信頼性といった点では見劣りする点も多い。

よって[[デッキ]]を組む際は、《ジャパン》を[[コンセプト]]にするよりも、[[覚醒]]する機会に恵まれる[[デッキ]]に助っ人として入れるのが無難だろう。幸い、[[覚醒]]条件は厳しいながらも特殊なものではないため、展開力があったり、[[cip]]能力持ち[[クリーチャー]]を多用した[[デッキ]]なら[[覚醒]]する機会自体には結構恵まれる。特に後者は《ジャパニカ》の[[サーチ]]能力の恩恵を大きく受けることができ、かつ[[フィニッシャー]]を補える点でも相性が良い。
実際[[覚醒]]出来れば粘り強い[[フィニッシャー]]になるため、勝ち筋を広げていく方向性なら一考の余地はあるだろう。

-カードの黒枠の部分に覚醒前と覚醒後の稲妻が両方描かれている。

-[[S・トリガー]]や[[S・バック]]による[[除去]]には注意。[[サーチ]]を使えるのは[[ターン]]の終わりなので、それまでに[[除去]]されると[[能力]]を使えなくなってしまう。[[攻撃]]するタイミング、攻撃する順番はよく考えたい。
//一応この[[クリーチャー]]から攻撃することでほかの[[クリーチャー]]を守る[[プレイング]]も存在する。

-[[覚醒]]条件が満たせるとは言え、一概に展開力に長けた[[デッキ]]と相性がいいとは言いきれない。特に展開から[[攻撃]]に移るタイプの[[デッキ]]では上記した「[[覚醒]]条件を満たそうと努力しているうちに攻撃の布陣が完成している」現象が起こりやすく、《ジャパン》を[[覚醒]]させる必要がなくなってしまう現象が多発する。また、攻撃をしのぐための[[除去]]が《ジャパン》の[[覚醒]]を止めることにつながってしまうため、極めて捌かれやすく別の勝ち筋としての意義も薄い。[[覚醒]]出来れば[[オーバーキル]]故に安定した攻めが行えるのだが、うまく《ジャパン》が運用できないと感じたときは[[コンセプト]]を見直しておきたい。

-上記のことを踏まえ、[[cip]]能力持ち[[クリーチャー]]を多用した[[コントロール]][[デッキ]]とは相性が良い。[[覚醒]]妨害のための[[ウィニー]]除去が痛手になりにくく、自分は[[コントロール]]する過程で[[覚醒]]できそうであれば《ジャパン》を出して機会を伺えばいいだけなので、運用性も格段に高い。[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《スペース・クロウラー》]]で[[《超次元フェアリー・ホール》]]を回収して連打すれば場を並べると共に試行回数も稼げ、それらが[[攻撃]]に参加できない点も持ち前の打点で補ってくれる。[[サーチ]]能力の恩恵も大きく、相手を[[コントロール]]する過程で勝ち筋を狙っていく[[コンセプト]]ともかみ合っている。

-特に[[《解体人形ジェニー》]]を筆頭とした[[cip]][[ハンデス]][[クリーチャー]]と極めて相性がいい。[[ハンデス]]を連打すれば自然と場数が肥えて[[覚醒]]条件が満たせる上、妨害効果によって[[除去]]されにくくなる。また、[[cip]][[ハンデス]][[クリーチャー]]は連打するために[[墓地]]を経由して再び場に出すギミックを組み込まれていることが多く、相手からしてみれば[[覚醒]]を防ぐために[[ウィニー]]を[[除去]]するのも憚られるor意義が薄い点でもいいシナジーを形成している。

-[[【シノビドルゲーザ】]]との相性は良く、[[覚醒]]に必要な頭数を手軽に揃えることができ、[[《超次元フェアリー・ホール》]]から繋げば次ターン7[[マナ]]+場には[[ジャイアント]]という状況になるので、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]を出してさらに攻勢をかけられる。さらに、このクリーチャーの[[サーチ]]能力で後続の[[シノビ]]を確保することができる。しかし、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]や[[《時空の役者カンクロウ》]]が登場したことで、この立場においては実質消失した。

-ただし、[[《時空の喧嘩屋キル》]]自体はこのカードと極めて相性が良い。ばらまきによってこの[[クリーチャー]]の[[覚醒]]条件の[[クリーチャー]]2体分を埋めることができ、《ジャパン》の[[パワー]]が6000以上であることから《キル》も[[《巨人の覚醒者セツダン》]]に[[覚醒]]出来る。[[バウンス]]耐性付加によって[[覚醒]]のチャンスを増やせる他、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]となれば[[バウンス]][[S・トリガー]]封じの上大幅な打点強化も出来るため、《ジャパン》の打点を生かして攻め切ることも可能。さらに[[《超次元フェアリー・ホール》]]を連打するだけでこの動きが可能なため、安定性も高い。

-また、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]自体ともかなり好相性。マナカーブは無論、[[グッドスタッフ]]性の高いデッキを作るときは[[《スペース・クロウラー》]]の存在も相まって強固な基盤を作り上げることが出来る。

-[[DMX-04>DMX-04 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」]]では[[ハンター]]版である[[《乱打の超人》]]が登場。通常の[[クリーチャー]]が[[サイキック・クリーチャー]]としてリメイクされることは多いが、この[[クリーチャー]]は逆に通常[[クリーチャー]]としてリメイクされた。

-名前となっている「ジャパニカ(Japonica)」とは、「欧米人の間の日本趣味」、または「椿」、または米の二大種別の一つである「ジャポニカ米」の事を指す。

-漫画「覇王伝ガチ!!」では[[神鷹]]が[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用している。[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]によって増えた[[マナ]]を利用し、[[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]の能力で[[《時空の鬼若コーシロウ》]]とともにバトルゾーンに出た。実際、[[《マイキーのペンチ》]]で[[自然]][[クリーチャー]]に[[スピードアタッカー]]を付加させ、[[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]を即起動させた上でこの[[スピードアタッカー]]の[[カード]]を降臨させて攻撃する方法は一種のデッキとして確立している。

**[[サイクル]] [#w9e28599]
[[DM-36]]の[[スーパーレア]][[サイキック・クリーチャー]]サイクル。
それぞれ覚醒条件が異なり、[[覚醒]]後は全てのクリーチャーが[[解除]]を持つ。
-[[《時空の雷龍チャクラ》]]/[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]
-[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]/[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]]
-[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]
-[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]/[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
-[[《時空の豪腕ジャパン》]]/''《乱打の覚醒者ジャパニカ》''

**関連カード [#e5f44dbb]
-[[《乱打の超人》]]


**収録セット [#l3ef50e8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MURAYAMA RYOTA]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]]

**参考 [#bfe89476]
-[[ジャイアント]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[W・ソウル]]
-[[ターンエンド]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[クリーチャー]]
-[[サーチ]]
-[[シャッフル]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[解除]]
-[[覚醒者]]

&tag(,,,,,,,);
&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);