#author("2021-08-06T10:00:36+09:00","","") *《&ruby(せいきまつ){世紀末};ヘヴィ・デス・メタル》 [#w5ee8065] |世紀末ヘヴィ・デス・メタル SR 闇/火文明 (13)| |クリーチャー:クリエイター/ハンター 39000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、召喚せずに出していれば、自分の山札に加えてシャッフルする。| |スピードアタッカー| |ワールド・ブレイカー| [[DMX-04]]で[[ハンター]]となって再登場した[[ヘヴィ・デス・メタル]]。 ぶっ飛んだ[[コスト]]と[[パワー]]へ真っ先に目が行くであろう[[クリーチャー]]である。 その証拠に、[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]が出るまで、[[コスト]]は[[サイキック]]でない[[非進化]][[クリーチャー]]すべての中で、[[パワー]]は[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]と並んですべての[[クリーチャー]]の中で長らく1位であった。 13[[マナ]]と重いため、[[コスト踏み倒し]]で[[バトルゾーン]]に出したいところだが、''[[召喚]]以外で[[バトルゾーン]]に出した場合、この[[クリーチャー]]は自分の[[山札]]に[[強制]]送還される''という非常に痛い[[デメリット]]を持っている。よって、ほとんどの[[コスト踏み倒し]]で[[バトルゾーン]]に出すことが出来ない。 しかし、[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]のように「[[バトルゾーン]]に出す」ではなく「[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]する」タイプの[[コスト踏み倒し]]や、[[cip]]を誘発させない「[[《ロイヤル・ドリアン》]]で[[《邪神R・ロマノフ》]][[《死神術士デスマーチ》]]を剥がす」という手段など、可能な方法もある。 現在、[[【青黒退化】]]の退化先としては[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]と[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]の実質的な下位互換である。 とはいえいきなり現れて、圧倒的な[[パワー]]とともに[[シールド]]をすべて[[ブレイク]]していく様は、たしかに[[ヘヴィ・デス・メタル]]の名に恥じないインパクトがあるだろう。 [[クリエイター]]専用サポート呪文であり、相性良好なフィニッシャー呪文[[《滅亡の光》]]も登場した。 上記の[[コンボ]]を採用した[[デッキ]]で楽しみたいところである。 **環境において [#ueb2ca74] 登場後、裁定変更によって[[バトルゾーン]]に登場した[[ターン]]で[[進化クリーチャー]]を[[退化]]させた場合、残された[[進化元]]が[[召喚酔い]]の影響を受ける様になったため、[[スピードアタッカー]]で[[召喚酔い]]せずに[[ワールド・ブレイカー]]を決められるこの[[クリーチャー]]の需要が上がった。 さらに[[《龍脈術 落城の計》]]というコスト3で進化クリーチャーを剥せるカードが登場した為、以前よりコンボを決めやすくなった。 後に超重量級の[[スピードアタッカー]]でありながら召喚制限がなく、[[ワールド・ブレイカー]]を持つ[[《侵略開始!!にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》]]と、[[T・ブレイカー]]の三連続攻撃を行う[[《伝説の決闘者》]]が登場。一時はこのクリーチャーの存在意義も危ぶまれたが、[[闇]]文明を持つので墓地進化の退化戦術に使えるという違いから、それ以降も長期に渡り[[【青黒退化】]]の[[フィニッシャー]]として活躍した。[[文明]]一つで命拾いをした好例と言える。 しかし、[[2021年3月16日ルール改訂]]によって事態が一変。[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]が【青黒退化】のフィニッシャーとして採用されるようになり、退化先としてはそちらのほぼ[[下位互換]]となってしまうこのカードの地位は失墜することになった。 また、[[DMSP-02]]で[[種族]]こそ異なるものの、同じ能力を持つ上で[[G・ストライク]]を持つ[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]が登場。[[種族]]の違いを生かさない限りはあちらの[[下位互換]]になってしまうためかなり苦しい立場に追いやられる。 しかし[[DMEX-15]]でなんと[[アタック・チャンス]]:[[クリエイター]]を持つ[[《滅亡の光》]]を獲得。専用構築とはなるだろうが、上記2枚とは異なる強みを得たことで差別化に成功した。 **ルール [#uc22b2f2] -勘違いされやすいがあくまで[[召喚]]以外の方法で[[バトルゾーン]]に出すことが出来ないだけであって、[[コスト踏み倒し]]自体は可能。[[《星龍パーフェクト・アース》]]などで[[S・トリガー]]を得た場合は[[召喚]]に含まれるので[[バトルゾーン]]に出すことが出来る。そのため、[[【星龍マーシャル】]]ならば早期[[召喚]]することも不可能ではないだろう。 **その他 [#b4f7c20a] -実用性はともかく、[[ウルトラ・セイバー]]があれば山札送還から免れることもできる。 -[[マナゾーン]]に置くと[[《父なる大地》]]などで[[アドバンテージ]]を失うことになりかねないため、注意。 -[[フレーバーテキスト]]には「滅亡の光」とある。この元ネタは漫画デュエル・マスターズ内のセリフおよび演出。[[ザキラ]]の[[ヘヴィ・デス・メタル>【ヘヴィ・デス・メタル】]]の3体[[リンク]]時に放たれた[[全体除去]]を表現したもの。&br;この「滅亡の光」を、全体除去のみならず[[ヘヴィ・デス・メタル>【ヘヴィ・デス・メタル】]]そのものを象徴するフレーズとして引用したのがこの[[クリーチャー]]の[[フレーバーテキスト]]なのだろう。 -[[クリエイター]](creator)は直訳で「創造者」のことだが、[[ヘヴィ・デス・メタル]]はどちらかといえば破壊者のイメージがあるので、若干、種族に違和感がある。&br;このカードが登場した頃は種族「[[ゴッド]]」はすべて[[G・リンク]]を持っており、単体の[[ゴッド]]は存在しなかった。そうした慣例を踏まえ、この[[クリーチャー]]同様リンク後の[[ゴッド]]をモチーフとした、[[《サガ》>《創造神サガ》]]が持っていた種族である[[クリエイター]]が代替的にあてがわれたのだろう。 --なおこれより後、[[G・リンク]]を持たない[[ゴッド]]も少数ながら登場した。その中には、この[[クリーチャー]]の[[相互互換]]である[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]もいる。 -ちなみに[[冠詞]]の「世紀末」というのは、「世の終わり」という意味でつけられている。確かに、不意打ちで出てこられたら相手にとっては終わったようなものだろう。 -かつてパワー39000は[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]と並び最高であった。 しかし、[[DMR-16極]]及び[[DMR-16真]]で歴代最高パワーの50000の[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]が、更に[[DMR-19]]ではそれを上回るパワー99999の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場し、1位の座を譲った。同様にコストの最高値もそちらに1位の座を譲ることになった。 その後もデッキ内に入るカードの最高パワーとしては依然1位であったがそちらの方もパワー71000の[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]、44444の[[《「我」の極 エゴイスト》]]に抜かされてしまった。 **関連カード [#a8edc9b9] -[[《龍神ヘヴィ》]] -[[《龍神メタル》]] -[[《破壊神デス》]] -[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]] **[[フレーバーテキスト]] [#h3764e5e] -[[DMX-04]]&br;'''「[[滅亡の光>《滅亡の光》]]」が今蘇る!''' **収録セット [#jc1624ec] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Kazuo Matsushima]] --[[DMX-04 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」>DMX-04]] --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]] **参考 [#z1643e78] -[[クリエイター]] -[[ハンター]] -[[タップイン]] -[[スピードアタッカー]] -[[ワールド・ブレイカー]] -[[ヘヴィ・デス・メタル]] &tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,多色,コスト13,クリエイター,ハンター,パワー39000,cip,山札送り,スピードアタッカー,ワールド・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,Kazuo Matsushima);