#author("2022-03-20T00:59:30+09:00","","")
#author("2024-04-04T22:39:52+09:00","","")
*《ヴィオラの&ruby(シャドウ){黒像};》 [#f5940224]

|ヴィオラの黒像 R 闇文明 (7)|
|タマシード:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/レクスターズ|
|''S・トリガー''(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)|
|''シンカライズ'':このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。|
|このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その破壊したクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。|

[[DMSD-21]]で登場した[[闇]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]/[[レクスターズ]][[タマシード]]。
[[DMSD-21]]で登場した[[闇]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]/[[レクスターズ]]の[[タマシード]]。

[[S・トリガー]]を持ち、[[cip]]で相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]してその[[クリーチャー]]未満の[[コスト]]を持つ味方[[クリーチャー]]1体を[[リアニメイト]]できる。

[[《地獄門デス・ゲート》]]より1[[コスト]]大きいが、こちらは[[アンタップ]]していない[[クリーチャー]]も選べる[[確定除去]]である。
そのため[[メタ]][[クリーチャー]]を[[除去]]してから安全に[[コスト踏み倒し]]をする事ができる。
進化クリーチャーも出せるので、このタマシードにそのまま重ねて攻撃することが可能。

[[サブタイプ]]に[[ドラゴン]]を持つため[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]などの[[クリーチャー]]を指定していない[[ドラゴン]]の[[コスト踏み倒し]]でも呼び出せる。
[[クリーチャー]]でも[[呪文]]でもないため[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]などの[[ロック]]を潜り抜けて出す事ができ、[[S・トリガー]]としての信頼性も高い。

[[種族]]に[[ドラゴン]]を持つため[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]などの[[クリーチャー]]を指定していない[[ドラゴン]]の[[コスト踏み倒し]]でも呼び出せる。
[[シンカライズ]]により[[《超竜バジュラ》]]などの[[ドラゴン]]を[[進化元]]とする[[進化クリーチャー]]を重ねる事もできる。

**ルール [#t9e83259]
-[[パワー]]が存在しない[[ドラゴン]]であるため[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]がいる時に出しても[[割り振り火力]]を使えない。

**環境において [#i215cd11]
[[王来MAX]]期においては、[[S・トリガー]]でタマシードを出すことで相手ターンに[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]で相手全体-99999ができるため、[[【JO退化】]]ではない[[【モモキングダムX】]]にてそちらの組み合わせが使われている。

無論汎用[[S・トリガー]]として見ても[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]を凌駕する性能なため、[[シンカライズ]]の使用を問わず様々なデッキにおいて広く採用される。
特に現時点の環境ではタマシードに対するメタカードがない上に[[《天災 デドダム》]]で墓地の準備も簡単、さらに[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]の[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]](コスト15)や[[【我我我ブランド】]]の[[《我我我ガイアール・ブランド》]](コスト8)等といった格好の標的が蔓延しているため、それらを苦手としていたコントロール系デッキにとってこのカードの登場はまさしく朗報であった。

目立つ一例として[[【4色ロマノグリラ天門】]]が挙げられ、構築によってはなんと[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]を押し退けての採用例も存在する。
上記の[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]等を標的に取る事で[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]を初めとした大型フィニッシャーを蘇生して反撃を狙う事が可能となった点が非常に大きな変化をもたらした。

[[DMSD-21]]に2枚確定封入という入手難度の低さも採用率に拍車をかけている。

程無くしてほぼこれだけに対するピンポイントメタとして[[【青黒赤緑邪王門】]]が[[《石像男》]]を使うようになったことからも、その影響力の程が分かるだろう。

少しずつタマシードS・トリガーである必要性のなさが広まっていき、[[アビス・レボリューション]]期時点では相性の良いデッキにも1枚から2枚の採用に留められている。高い使用率だった当時[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]へのカウンターになるという部分がよく語られており、それが[[殿堂入り]]したという大きな変化もある。

[[【絶望神サガループ】]]のトップメタ進出によって[[墓地利用メタ]]が増え、[[リアニメイト]][[効果]]が不発に終わりやすい。
[[《絶望神サガ》]]が[[殿堂入り]]して[[墓地リセット]]が減っても変わらず需要は伸びていない。

使われるとすれば[[【赤黒バイク】]]で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]とセットにした受け札としてだろう。闇単色の[[マナ基盤]]・[[《地封龍 ギャイア》]]といったカウンター封じの存在下でも無条件に1体止める受け札・追加効果を制御すれば[[禁断解放]]で全打点[[封印]]という役割がある。ちなみに《ヴィオラの黒像》自体は闇単色コマンドなため火単色である[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印は外せない。[[リアニメイト]]で火のコマンドを出してあげる必要がある。
//↑【環境考察】アドバンス環境 2024年2月【最強デッキ】という記事での採用例から。でもそのデッキで禁断解放カウンター狙いなら《忍蛇の聖沌 c0br4》でコスト5以下コマンド釣ってもいい気がするしよくわからん。

**その他 [#tad40754]
-初の[[コマンド]]を持ち[[バトルゾーン]]に出せる[[非クリーチャー]]。[[コマンド]]を持つ[[クリーチャー]]が出せない状況でもこの[[タマシード]]を出す事で[[封印]]を外せる。
ただし、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がある時にこの[[タマシード]]を[[プレイ]]しても[[封印]]は外せない。これは[[コスト]]5以上の[[闇]]の[[コマンド]]だが、[[クリーチャー]]ではないので[[プレイ]]しても[[召喚]]したことにはならないためである。

-[[ドラゴン]]の[[非クリーチャー]]としては[[《Code:1059》]]をはじめとする[[ドラゴン・コード]]の[[オレガ・オーラ]]5種、[[ドラゴン・ワールド]]・[[ドラゴニック・フィールド]]の[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]に続き7例目。裁定については[[非クリーチャー#rule]]を参照。

-初の[[非クリーチャー]][[アンノウン]]。[[アンノウンサポート>https://dmwiki.net/?cmd=taglist&tag=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88]]カードには、非クリーチャーもサポートできるものがそこそこ豊富((全員が全員非クリーチャーもサポートしているというわけではなく、クリーチャーにしか対応していないものも多いことに注意。&br;例えば[[DMR-05]]の[[《先導の精霊ヨサコイ》]]をはじめとする[[アンノイズ]][[サイクル]]が対応しているのは「[[召喚]] ([[クリーチャー]]を[[プレイ]]すること)」だけであり、[[タマシード]]を[[出す]]際の[[コスト]]は下げられない。&br;[[《懐疑の虎狼 ミラーズホロウ/「汝は偽名なりや?」》]]で[[回収]]できるのは「1体 ([[クリーチャー]]の数を数えるための単位)」すなわち[[クリーチャー]]だけであり、[[タマシード]]は拾えない。))。具体的には、[[《カッチカチ・イッチカッチーズ》]]等の[[DMR-06]][[アンノイズ]][[サイクル]]が[[バトルゾーン]]にいる際に《ヴィオラの黒像》を出せば彼らの[[能力]]が使えたり、[[《殉教の守護者メンコイコイ》]]の[[ウルトラ・セイバー]]で守れる。

-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]存在下でプレイ出来る初のドラゴンS・トリガー。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第2話で[[斬札 ウィン]]が[[パパリン]]戦で使用。
[[呪文]]を封じられることを想定して[[デッキ]]に投入されていた。
[[《覚醒連結 XXDDZ》]]の[[呪文]][[ロック]]をすり抜けて[[S・トリガー]]で使用され、相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]しつつ[[《ハンマ=ダンマ》]]を[[リアニメイト]]して計2体の[[攻撃]]を止めた。

**関連カード [#card]
-[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]

-[[《地獄門デス・ゲート》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMSD-21 「キングマスタースタートデッキ アバクの鬼レクスターズ」>DMSD-21]](8/15)
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](18/76)
-illus.[[douzen]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P78/Y21)、(P16/Y22)

**参考 [#reference]
-[[タマシード]]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[レクスターズ]]
-[[S・トリガー]]
-[[シンカライズ]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[確定除去]]
-[[リアニメイト]]

&tag(,,,,,);
----
[[公式Q&A]]

-カード特性について

>Q.自分の闇のクリーチャーが封印されている状況で、''《ヴィオラの黒像》''をバトルゾーンに出した時、その闇のクリーチャーの上に置かれた封印をひとつ墓地に置けますか?
A.はい、闇のコマンドが出たので、闇文明のカードの上に置かれた封印をひとつ墓地に置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41064]](2022.4.8)

>Q.''《ヴィオラの黒像》''を手札からコストを支払って使う際、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印は外れますか?
A.いいえ、外れません。タマシードはクリーチャーではありませんので、使っても召喚したことになりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41065]](2022.4.8)

>Q.[[《メンデルスゾーン》]]を唱えて''《ヴィオラの黒像》''が表向きになりました。この''《ヴィオラの黒像》''をマナゾーンに置けますか?
A.はい、種族がドラゴンのカードなので、マナゾーンに置けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41066]](2022.4.8)

>Q.自分の''《ヴィオラの黒像》''が破壊されました。この時、自分の墓地にある[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の「自分の、《黒神龍グールジェネレイド》以外のドラゴンが破壊された時」の能力はトリガーしますか?&br;類似例:[[《ダーク・ルピア》]][[《熱血の誓い》]]
A.はい、トリガーして[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を墓地からバトルゾーンに出せます。ドラゴンであるカードが破壊された際、それがクリーチャーではない場合も[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の能力がトリガーします。&br;ただし、進化元にあるなど、カードの下に置かれているカードが破壊されたとしても、「破壊された時」の能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41067]](2022.4.8)

-3つ目の能力について

>Q.自分は''《ヴィオラの黒像》''を出し、相手の「EXライフ」がある[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を破壊しようとしました。結果的に置換効果で[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]はバトルゾーンに残ったのですが、この場合、自分は[[《ヴィオラの黒像》]]の効果で墓地からクリーチャーを出せますか?
A.はい、出せます。「破壊したクリーチャー」とは、破壊しようとしたクリーチャーを指します。そのクリーチャーが結果的に破壊されたかどうかは問いません。この場合、コスト6以下のクリーチャーを墓地から出せます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42529]](2022.12.16)

&tag(タマシード,闇文明,黒単,単色,コスト7,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,レクスターズ,S・トリガー,シンカライズ,cip,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,リアニメイト,R,レア,RUI MARUYAMA,王来MAXブロック);