#author("2020-01-28T00:17:31+09:00","","")
#author("2020-01-31T00:22:08+09:00","","")
*《レアリティ・レジスタンス》 [#kc27707f]

|レアリティ・レジスタンス P 水文明 (4)|
|呪文|
|バトルゾーンとマナゾーンにあるベリーレアとスーパーレアのカードをすべて、持ち主の手札に戻す。|

[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]の[[ベリーレア]]と[[スーパーレア]]の[[カード]]を全て[[バウンス]]する。

通常[[ゲーム]]中に参照されることのないはずの[[レアリティ]]を対象としてしまう、ジョークパックにふさわしい飛び抜けた[[カード]]。

当然[[スーパーレア]]と[[ベリーレア]]が潤沢に使用されている[[デッキ]]に圧倒的に刺さる。
[[【連ドラ】]]・[[【カイザー「刃鬼」】]]・[[サイクリカ系統>《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]など多岐にわたる。
逆に[[レア]]以下で構築できる[[【黒緑速攻】]]などにはほとんど[[効果]]がなく[[腐ってしまう>腐る]]。

当然自分にも影響を受けるので、使用する場合は被害が出ないように低[[レアリティ]]で構築したい。

ほぼ[[ネタカード]]とはいえその[[効果]]は侮れないので、この[[カード]]を意識して[[デッキ]]を構築する価値は十分にあるといえる。

**ルール・裁定 [#l9016bad]
-[[チャンピオンシップ]]では混乱を避けるために[[使用禁止カード]]に指定されているケースもある。尤も、後述の2016/05/10確認の裁定が広まった影響で使用可能なチャンピオンシップの方が多数派になっている。

-同じ[[カード]]でも[[エキスパンション]]によって[[レアリティ]]が変更になっている場合がある。[[ゲーム]]では[[《松本大先生》]]と同じくCOLOR(blue){実際にプレイしているカードのレアリティを参照する}。(2016/05/10 事務局確認済み) この[[カード]]を警戒するならば、同名[[カード]]でも[[レアリティ]]の低いものを優先して[[デッキ]]に採用するといい。
--[[レアリティ]]がない[[プロモーション・カード]]が[[スーパーレア]]に設定されている[[カード]]も存在する。(例:[[《神滅竜騎ガルザーク》]])

-特に指定がないため、[[バトルゾーン]]に存在する[[クロスギア]]や[[ドラグハート]]、[[D2フィールド]]も[[バウンス]]可能。

**テクニック [#z3cff0f1]
-単純に自分のカードを複数のゾーンから回収するカードとしても考えられる。例えば、[[《聖霊左神ジャスティス》]]の枚数を4枚きっちり回収し切らなければループの終着点に到達することができない[[【知新ジャスティス】]]では、[[《連弾スパイラル》]]と[[《ミスティック・クリエーション》]]の役割を1枚でこなすカードと見なすこともできる。序盤では限定的な[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]のような[[ランデス]]として運用出来る。また、相手のレア[[カード]]を[[バウンス]]しつつ、自身の[[カード]]を[[マナ回収]]する手段としても検討出来る。
--難しいコンボを考えなくとも序盤に[[マナゾーン]]に置いた[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を[[回収]]しつつそちらで再度打ってテンポを取るのにも有用。

**環境において [#o207b1cd]

登場当初は評価がマチマチで、「[[【モルト NEXT】]]程度にしか刺さらない」などの声が聞かれた。また、レアリティを参照する性質から混乱を招きかねず、その関係でこのカードを使用禁止に指定しているチャンピオンシップも多く、真剣勝負ではめったに見ないカードであった。

ところが、2016/05/10の裁定が公表されたことを機に、使用を解禁するチャンピオンシップが多くなった。

とはいえ本格的な活躍は、高[[レアリティ]]商法に回帰した[[双極篇]]以降である。[[超天篇環境]]では[[【チェンジザドンジャングル】]]や[[【クラッシュ“覇道”】]]に対して刺さる。この頃になるとこのカードが刺さらないように[[GRクリーチャー]]を[[レア]]以下で統一する、いわゆる「レアレジ避け」もされるようになった。

**その他 [#s459b910]
-残念ながら、[[ビクトリー]]や[[レジェンドカード]]及び[[マスターカード]]などのスーパーレアを超えるレアリティ、[[レアリティ]]の設定されていない一部の[[プロモーション・カード]]は対象外。[[ドラグハート・フォートレス]]で例えれば[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]は[[除去]]できるが、[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]は対象外とかなり差が出てしまう。
-残念ながら、[[ビクトリー]]や[[レジェンドカード]]及び[[マスターカード]]などのスーパーレアを超えるレアリティ、[[レアリティなし]]は対象外。[[ドラグハート・フォートレス]]で例えれば、[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]は[[除去]]できるが、[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]は対象外とかなり差が出てしまう。
--この都合から、使用する[[カード]]が[[コモン]]と[[レジェンドカード]]に極端に偏る[[【レッドゾーン】]]にはさほど刺さらない。また[[青単]][[侵略]][[デッキ]]には[[スーパーレア]]の[[侵略]][[クリーチャー]]を[[回収]]されてしまうなど、[[侵略者]]にとってはあまり痛くない[[カード]]である。
--[[《グレイト・カクタス》]]に関しては、手札に戻されたほうが仕事をしてしまうケースがあり、対《レアリティ・レジスタンス》性能としてはどちらが上なのかは一概に判断できない。

-コロコロチャンネルで公開された対戦企画動画「10人[[デュエマ]](URL:https:// youtu.be/FlNNCxnl0KY)」では超[[カードゲーマー]]の奇行士が使用。唐突な登場とその奇抜な[[効果]]で他の[[プレイヤー]]達を困惑させた。この時殆どの[[プレイヤー]]は1枚前後しか被害を受けなかったのに対し、[[【モルト NEXT】]]と思しき[[デッキ]]を使用していたカミ神王子は場の[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]を[[バウンス]]された挙句、''5[[マナ]]あった[[マナゾーン]]が1[[マナ]]だけになる''という悲惨な状況に。[[刺さる]]相手と刺さらない相手の差が浮き彫りになった一幕といえる。
--全体に対して[[除去]]と[[ランデス]]を放つので、この企画に限らず[[多人数戦]]では非常に役に立つカードである。

-[[Magic:The Gathering]]のジョークカード、[[《Rare-B-Gone》>http://mtgwiki.com/wiki/Rare-B-Gone]](準公式訳:レア禁止)に類似しており、元ネタであると考えられる。

-[[カードイラスト]]には、[[コモン]]と[[アンコモン]]のアイコンを模したキャラクターが、怒り狂いながら[[スーパーレア]]と思しき[[カード]]を踏みつける様が描かれている。

//**関連カード
**[[フレーバーテキスト]] [#ae452805]
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''2016年、年始。これまで、[[スーパーレア]]&[[ベリーレア]]たちに虐げられていた[[コモン]]&[[アンコモン]]の反逆が始まった。レアリティ・レジスタンスと呼ばれるその反乱戦争は、[[コモン]]・[[アンコモン]]軍の奮闘により、一時、[[スーパーレア]]たちを撤退させるまでの成果を上げた。[[レア]]はただ、様子を見ていた。'''


**収録セット [#g1eaf083]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#n53e18fc]
-[[バトルゾーン]]
-[[全体除去]]
-[[バウンス]]
-[[マナ回収]]
-[[ランデス]]
-[[レアリティ]]
-[[スーパーレア]]
-[[ベリーレア]]

&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);
&tag(呪文,水文明,単色,コスト4,レアリティメタ,バウンス,ランデス,レアリティなし,Hokuyu);