#author("2020-01-24T13:31:15+09:00","","")
*《リュウセイ・ジ・アース》 [#dc0fef8d]

|リュウセイ・ジ・アース SR 火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 6000|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを自分の手札またはマナゾーンに加える。|

[[DMD-34>DMD-34 「DXデュエガチャデッキ 銀刃の勇者 ドギラゴン」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ハムカツ団]]。

もはや驚く事ではなくなった新たな[[リュウセイ]]。しかし今までの[[リュウセイ]]とは少し違った[[ハンデス]]耐性を持つ。

[[cip]]及び[[ハンデス]]された時の[[能力]]は[[山札の上]]を確認しながら[[マナブースト]]か[[手札補充]]かを選べるという事であり、地味ではあるが状況を選ばない[[能力]]で腐りにくい。

ただし、今までの[[マッドネス]]と異なり[[ハンデス]]された時、この[[クリーチャー]]自身は''[[バトルゾーン]]に出る事なく[[墓地]]に置かれてしまう''。
[[コスト踏み倒し]]ができなくなったのは痛いが、[[ハンデス]]耐性のある[[クリーチャー]]にしては[[コスト]]6[[パワー]]6000と[[スピードアタッカー]]を持っており、手軽に運用しやすく最低限の打点もある。
また、[[召喚]]せず、[[コスト踏み倒し]]を用いず、そもそもバトルゾーンに出すわけでもないので[[《獣軍隊 ヤドック》]]や[[《悪魔神バロム・クエイク》]]や[[《洗脳センノー》]]や[[《ラドン・ベップバーン》]]といった[[コスト踏み倒しメタ]]の影響を受けない。

[[cip]]の[[手札補充]]と[[スピードアタッカー]]を持つ[[コマンド・ドラゴン]]なので[[侵略]]や[[革命チェンジ]]のタネとしても使いやすい。
特に[[革命チェンジ]]は[[cip]]と[[スピードアタッカー]]を使い回しつつ[[ハンデス]]対策として[[手札]]に戻すことができるため、相性はかなり良い。

コスト5以上の火の[[コマンド]]なので[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外せる。《世界最後の日》の封印を外した効果で自身を[[スレイヤー]]化すれば侵略や革命チェンジで早期に出てきた大型クリーチャーに対する実質的な確定除去になる。[[マナ加速]]か[[手札補充]]を行ったついでにそれらの仕事ができると言えば、このカードの芸達者ぶりが分かるだろう。

一部を除き派手な[[効果]]が多かった歴代[[リュウセイ]]にあって、一見地味な[[スペック]]に思えるが、全体的に器用かつ堅実に働いてくれる使いやすい[[カード]]である。

**ルール [#vd537f58]
-[[能力]]は[[強制]]なので[[手札]]か[[マナ]]かのどちらかに置かなければならない。

-[[山札]]を[[見る]][[能力]]なので、[[《巡霊者メスタポ》]]や[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]で[[能力]]を封じられる。

**環境において [#l40eeafc]

登場当初の評価はそれほど高くなく、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]で使われていた[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]とは同じ[[ハンデス]][[耐性]]のあるカードとして[[手札補充]]できる最大枚数で劣っていたため過小評価されがちであった。

ところが実際は、この[[カード]]の登場によって[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を搭載した[[【モルト NEXT】]]が強化された。従来の[[【モルト NEXT】]]では[[ファイナル革命]]で踏み倒す[[コスト]]6以内の[[多色]][[クリーチャー]]、かつ[[デッキ]]に積める[[ドラゴン]]の候補が少なかったため、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を搭載するメリットはあくまでも[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を3打点に変えつつ[[cip]]を再利用するという一面に留まっていた。しかしこの[[カード]]自身が《ドギラゴン剣》の[[革命チェンジ]]元になりつつ、踏み倒し候補になりうる為、《モルト NEXT》と《ドギラゴン剣》という二大超パワーカードの相性と安定性が飛躍的に向上したのである。

初期型の[[【5色ドギラゴン剣】]]でも[[手札]]の切れないビートダウンを演出するカードとしての働きを見せた。

しかし[[双極篇]]になると[[【モルト NEXT】]]が[[環境]]から姿を消し、主要な採用先を1つ失った。[[【トゥリオドギラゴン剣】]]の主要カードとして使われていたものの、[[DMRP-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]期になるとそちらも廃り、以降は[[汎用性]]の高い[[カード]]としては[[自然]]の[[ツインパクト]]に押されがちになった。マナゾーンと手札にカードを加えることができるツインパクトとしては両面共により軽い[[《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》]]が登場しており、これに対して[[多色]]の[[コマンド・ドラゴン]]という点で差別化する必要に追われた。

しかし[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]にて[[【モルト NEXT】]]が大幅パワーアップされる。それに応じてこのカードの需要も高まったが、丁度そちらで待望の初再録を果たすことになった。

**その他 [#oded4baf]

-[[ハンデス]]される時に[[マナブースト]]できる[[カード]]としては[[《エイリアン・ファーザー》]]、[[《マザー・エイリアン》]]に次いで三枚目。

-[[リュウセイ]]の中では最軽量の1枚。事前に[[プリン]]を出しておけば、早い段階で[[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]]に[[進化]]できる。

-比較的高価なセットである[[DMD-34>DMD-34 「DXデュエガチャデッキ 銀刃の勇者 ドギラゴン」]]に2枚しか収録されていないことから、シングル価格は中々のものであった。[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]の再録は今後[[【モルト NEXT】]]を使いたいというプレイヤーには朗報であろう。

-能力は[[強制]]。2019年2月20日にコロコロチャンネルで公開された[[【ウェディング・ゲート】]](ノエル)と[[【ボルシャック・NEX】]](ラーメン仙人)と対戦動画では、ラーメン仙人が残り山札1枚の状況でノエルが出した[[《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》]]の[[ハンデス]]によって疑似[[マッドネス]]を発動させられ、ラーメン仙人の敗北をその[[能力]]によって招いた。

-次世代ワールドホビーフェアのプロモーション・カードとして配布された。この際、前述した希少価値の高さから、''会場内でこの[[カード]]の[[トレード]]を持ちかけられても絶対に応じないよう、COLOR(red){[[トレード]]・譲渡を一切禁止する通達}が出された''。このゲームが、ひいてはTCGというものが何たるかを考えさせられる通達である。

**関連カード [#pa4fc805]
-''Prev''
--[[《永遠のエメラルド・リュウセイ》]]

//-''Next''
//--《???》
-[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]

#fold(){{{{
**収録セット [#e00ecd80]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMD-34 「DXデュエガチャデッキ 銀刃の勇者 ドギラゴン」]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](23/98)
--[[プロモーション・カード]](P109/Y16)(新規イラスト)

**参考 [#sdbdbada]
-[[リュウセイ]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[ハムカツ団]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マッドネス]]
-[[手札補充]]
-[[マナブースト]]

}}}}