#author("2021-12-06T17:34:22+09:00","","")
*《ラッキー・ダーツ》 [#qfaa66be]

|ラッキー・ダーツ R 光文明 (1)|
|呪文|
|自分のシールドを1つ相手に選ばせ、見る。その中から、好きな枚数の呪文を、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-12]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

1[[ターン]]目からどんな[[呪文]]でも[[コスト踏み倒し]]できる可能性を秘めた[[カード]]。
名前通り、[[スリリング・スリー]]や[[《転生プログラム》]]以上に運の要素が強いので、使うなら当然専用[[デッキ]]を組むことになる。

この[[カード]]を主軸にして[[デッキ]]を組む場合、[[クリーチャー]]の数はせいぜい1桁台と、通常の[[デッキ]]よりはるかに[[呪文]]の比率が高くなる。
[[《メロッペ》]][[《宣凶師エルリオット》]]などの[[シールド]]操作系[[カード]]と組み合わせてもよいが、入れすぎると[[呪文]]の比率が下がってしまうのでほどほどに。

どんな構成にしろ、闇雲に使用しては運の要素が強いことに変わりなく、相手が[[カード]]を選ぶ性質上、1度[[クリーチャー]]を選択されると以降の[[コスト踏み倒し]]は絶望的となる。
そのため基本的には[[シールド]]操作で力を発揮させるのが主だが、あえて先攻1[[ターン]]目から[[《インビンシブル・フォートレス》]][[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]][[《ロスト・ソウル》]]を使用するロマンを追い求めるのも魅力である。

上手く決まれば絶大な威力を発揮するとはいえ、当初は運に頼る要素の高さから実戦的に組むのが非常に難しく、完全に[[ファンデッキ]]向けの[[カード]]とされていた。
しかし、[[覚醒編]]での[[超次元]][[呪文]]および[[サイキック・クリーチャー]]の登場によって、[[デッキ]]のほぼすべてを[[呪文]]にしながら高確率で1[[ターン]]目から[[クリーチャー]]を展開できる[[【超次元ダーツ】]]が考案され、一気に[[トップメタ]]に食い込んだ。新しく追加された要素によって[[ネタカード]]が[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]へ変貌する、最も顕著な例と言える。

1[[ターン]]目からの[[超次元]][[呪文]]や[[《ロスト・ソウル》]]など、あらゆる[[デッキ]]を食いかねない理不尽な[[運ゲー]]を生み出す性能を考慮されてか、2011年1月15日より[[殿堂入り]]した。[[殿堂入り]]したとはいえ、10マナ超えの大型[[呪文]]でも唱えられる潜在能力は健在であり、工夫次第ではまだ[[デッキ]]を組むこともできる。

-あらゆる1ターンキル[[デッキ]]のカギとなるカードである。パターンは色々あるが[[《ゴッド・ブリンガー》]]を唱えて、[[ヘヴィ・デス・メタル]]と2体目の[[《破壊神デス》]]を出したり、[[神帝]]を[[バトルゾーン]]に一気に揃えれば[[即死コンボ]]完成となる。勿論、その可能性は限りなく低いが。

-[[【オールデリート】]]では開幕でこれを打って[[《オールデリート》]]を捲ってゲームセットという身も蓋もない勝ち筋がある。そこまで極端な例でなくとも、[[《トライガード・チャージャー》]]で[[《オールデリート》]]を仕込み、呪文サーチで引っ張り込んでからこれを打って勝ち確定に持ち込むというパターンもある。これを行いたいがために[[《ロジック・キューブ》]]とその[[同型再販]]を合計5枚積んだ構築もあり、[[双極篇]]の[[チャンピオンシップ]]では4位以内入賞が報告された。

-1枚のシールドを構成する全ての[[シールドカード]]の内の呪文が唱える対象となる。[[シールド・プラス]]や[[裁きの紋章]]と組み合わせれば狙った[[カード]]が当たりやすくなる。

-[[《デビル・ドレーン》]]などで[[シールド]]を減らし、最後の1枚に[[《エメラル》]]などで[[呪文]]を仕込めば、確実に[[コスト踏み倒し]]が可能。ただし、[[シールド]]が0になるのでその分リスクもかなり高い。

-[[DM-12]]、[[DMC-34]]版の[[フレーバーテキスト]]は、高[[コスト]]である[[インビンシブル呪文>DM-06]]を狙うような[[テキスト]]である。

-[[DMX-12]]版のイラストにはタカラトミーが販売している玩具「黒ひげ危機一髪」の写真が使われている。構図は従来の《ラッキー・ダーツ》のイラストと同じである。

-[[DMEX-08]]版[[フレーバーテキスト]]は、このカードに頼るプレイヤーへの戒めにもこのカードに敗れた相手への挑発にも聞こえる。

-コロコロアニキ版では大川ぶくぶ氏の代表作『ポプテピピック』と、タカラトミーのTCG『[[WIXOSS]]-ウィクロス-』との[[コラボカード]]として登場。イラストでは、ポプ子が「ウィクロスのヤツらが''カード名悪ふざけTCG''って言っとったで」と言っている。
--ちなみに、同コロコロアニキの付録のWIXOSSのカード《ラッキー・パンチ》ではピピ美が「デュエマのヤツらが''鬱アニメTCG''って言っとったで」と言っているイラストになっており、フレーバーテキストは「'''デュエマァァア゛ーッ'''」。
なお、《ラッキー・パンチ》の性能は「クリーチャーも出せる《ラッキー・ダーツ》」といったもの。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#h923349e]
|ラッキー・ダーツ R 光文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分のランダムなシールド1つを見る。その中にある呪文をすべて、コストを支払わずに唱える。|

5コストに重くされシールドの選択がランダム化、見た中のすべての呪文を強制で唱えるようになった。さらに[[S・トリガー]]が追加された。

コストが大きく増加したので気軽に使用することはできず、1ターン目から[[《ロスト・ソウル》]]を叩き込むといったこともできなくなった。
呪文も強制で唱える必要があるため、不要な場面でもシールドが減ってしまう可能性が出た。

[[S・トリガー]]が追加されたことで強烈なカウンターを食らわせてやれる可能性が生まれた。通常の[[呪文]]が[[S・トリガー]]のように唱えられたらどれが強いだろうかと考えてみると面白いだろう。また、[[S・トリガー]][[呪文]]が選択されてしまっては少々もったいないので[[S・トリガー]]は[[クリーチャー]]中心にデッキに入れておくというのもあり。

シールド選択のランダム化は、相手が危険そうなシールドを避ける事ができなくなったため強化と言える。

防ぎようのない最序盤からの運ゲー要素を排しつつ、[[S・トリガー]]とランダム選択化で唱えた際のドキドキ感を増加させた調整である。

-「その中にある呪文をすべて」と書かれている。[[DMPP-07]]までは1つのシールドに入るカードは1枚までだが、今後1つのシールドに複数カードが入る可能性を示唆する効果になっている。
--しかし、[[DMPP-10]]で1つのシールドに複数カードを入れる能力である[[シールド・プラス]]は全て[[シールド化]]に変更されている。
//「“1つ”のシールド」書きはDMPP-01ですでに行われています。例:シェル・キャノン

-[[《驚天の超人》]]は、実装後の調整で「コストが2倍になって弱体化された」とネタにされるが、このカードはそれ以上の倍率である「コストが5倍」の変更である。

**関連カード [#vc399885]
-[[《アンラッキーダーツ》]]
-[[《森獣妖精ポニーネイチャー》]]
-[[《幸運の伝道師ラッキーダ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#k71749ba]
-[[DM-12]]、[[DMC-34]]、[[DMPP-07]]
'''当たれ、[[インビンシブル>インビンシブル呪文]]!'''
-[[DMX-12]]
'''相手が選べばハラハラ!何が飛び出すかドキドキ!'''
-[[DMEX-08]]
'''運も実力のうち?そんなことを言ってるうちは実力が足りない。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P53/Y19)
'''ウィクロスゥァア゛ーッ'''

**収録セット [#cedf73e1]
***[[デュエル・マスターズ]] [#p3bbf60b]
-illus.[[Katsuya]]
--[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]](8/55)
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」>DMC-34]]
-illus.[[Murakami Takeshi]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](254/???)
-illus.[[大川ぶくぶ]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P53/Y19)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#s58409e1]
-illus.[[Katsuya]]
--[[DMPP-07 第7弾「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]]

**参考 [#wbd815ce]
-[[シールド確認]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[【超次元ダーツ】]]
-[[【ダーツデリート】]]
-[[【ダーツアバレガン】>【龍終アバレガン】#u39626f2]]
-【マーシャルダーツ】→[[【マーシャル・クイーン】 (デュエプレ)]]

-[[殿堂入り]]
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公式Q&A
>Q.''《ラッキー・ダーツ》''で呪文を唱える時、シールドゾーンから直接唱えていますか?
A.シールドゾーンから直接唱えて、効果解決まではどこでもないゾーンに行き、解決した後は墓地に置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33295]]

>Q.自分のバトルゾーンに[[《「古の守護者」》]]がいる時に''《ラッキー・ダーツ》''を唱えた場合、''《ラッキー・ダーツ》''の効果はどうなりますか?
A.[[《「古の守護者」》]]の能力により、自分が''《ラッキー・ダーツ》''で見るシールドを選べます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33417]]

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