#author("2023-07-08T23:26:48+09:00","","")
*《ヨミとイズモの&ruby(けいかく){計画};》 [#top]

|ヨミとイズモの計画 R 水/闇文明 (9)|
|呪文:ゴッド|
|''シンパシー:''自分の墓地にあるゴッド(自分の墓地にあるゴッド1枚につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない。)|
|自分の山札の上から4枚を墓地に置く。|
|クリーチャー1体、自分の墓地から出してもよい。その後、それにリンクできる好きな数のゴッドを、自分の墓地からリンクして出してもよい。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ゴッド]][[呪文]]。

山札の上から4枚[[墓地肥やし]]しつつ[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]し、それが[[ゴッド]]ならば追加でリアニメイトして[[リンク]]させることができる。

[[《ゴッド・ゲート》]]が山札や手札から直接リンクを狙うのに対し、こちらは[[墓地]]から[[リアニメイト]]する形でリンクを狙うようになっている。

[[シンパシー]]の存在から、序盤は[[墓地肥やし]]や[[手札交換]]で墓地にゴッドを送り込み、リンクできるゴッドが揃った時に唱えるのが狙い目となる。
このカードの[[シンパシー]]が発動している際は墓地に大量のゴッドがあるので、間違いなくリンクが達成出来る。
山札からの踏み倒しが絶対条件であり、リンクさせるのが少々運任せに近かった[[《ゴッド・ゲート》]]とは異なり、好きなゴッドをリンク対象もろとも墓地から拾い上げられる他、ほぼ確定でリンクできるのが最大の長所と言える。

[[《ゴッド・ゲート》]]もゴッドを直接リンクさせる形で踏み倒すことはできたが、最大2枚分しか踏み倒せないというデメリットがあったのに対し、こちらはリンク対象が3~4枚でも好きなだけ踏み倒せるという、あちらでは不可能に近かったことが可能としているのが大きな違いである。
//特に最大3体のリンクが可能な[[ゴッド・ノヴァ]]はもちろんのこと、完成させるのにかなりの労力を必要とする[[神帝]]や[[起源神]]といった構成カードの多いゴッド達を、この呪文を唱えるだけで、バトルゾーンに1枚も存在せずとも1ターンで完成させることが可能となった。
//神帝や起源神を1体のリアニメイトだけで完成させるのは斜めのリンク先を出せないので無理では?

総合して、複数体のリンクを必要とするゴッド向きのカードと言える。
[[神帝]]や[[起源神]]は共に色が共通していることもあり、踏み倒し先として最有力候補となる。
加えて、[[《ゴッド・ゲート》]]では踏み倒しが行えない[[ゴッド]]を墓地から踏み倒すこともできるため、活躍の幅は意外にも広い。

ただし、[[多色]]であるため、[[シンパシー]]の共通注釈反して''最低でも2コスト必要''な点には注意。
もちろん[[5色レインボー]]を文明の支払いに使ったり、[[《希望のジョー星》]]で[[無色]]になっている場合はこの限りではない。

序盤から墓地を増やそうとするほど[[ゴッド]]以外が増えるため[[シンパシー]]の活用は案外厳しいが、そこで[[《絶望神サガ》]]での無限[[墓地肥やし]]が光る。
-このようなことから、[[《絶望神サガ》]]での無限墓地肥やしはもしかしたら[[デザイナーズコンボ]]であったのかもしれないと、考察する者もいる。

ちなみに、ゴッドをリンク対象ごと踏み倒すことに注目しがちだが、''ゴッド以外のクリーチャーでも''踏み倒すことは可能。[[進化クリーチャー]]もOK。
[[シンパシー]]を度外視して唱える場合は[[《傀儡が来る!》>《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]や[[《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》]]などに劣るため、基本的に自己[[コスト軽減]]を使いたい≒ゴッドデッキで使いたい図式になるが、一応文明を生かして[[《愛の無限オーケストラ》]]や[[《卍 新世壊 卍》]]で唱えるという方法になるか。

-3つ目の能力の後半で出す[[クリーチャー]]は、前半で出したクリーチャーとリンクできるなら何枚選んでもよいが、最終的に[[リンク]]するように出さなければならない為、基本的にはリンク先1つにつき1体しか出すことができない。
--ただし、[[中央G・リンク]]を持つクリーチャーが場にいると話は別。ゴッドが出る際に既にリンクしているゴッドを切り離すことが出来、これを駆使することで墓地の該当ゴッドを全て[[リアニメイト]]できる。特に、前半で出すクリーチャーを[[中央G・リンク]]持ちにすれば、墓地の[[右>右G・リンク]]、[[左G・リンク]]を持つ[[ゴッド・ノヴァ]]で盤面を埋め尽くすことも不可能ではない。
こうした場合、[[G・リンク]]が外され単体となったゴッドが辺り一面に散らばることになり、見た目こそ派手だが速効性に難がある。しかしこれは[[中央G・リンク]]が持つ「ゴッドが出た時、自身に任意のゴッドをG・リンクさせる」能力や[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]などの後続を準備できるゴッドである程度カバーが可能。
---そういった意味では、[[《極限龍神メタル》]]を[[リアニメイト]]すると一度にリアニメイトできるクリーチャーの種類が最も多くなる。[[ヘヴィ・デス・メタル]]のパーツはもちろん、[[中央G・リンク]]を介して[[ゴッド・ノヴァ]]を大量に並べることが可能になる。次点は[[《極限龍神ヘヴィ》]]でありこちらも同様の理由。
//《ダフトパンク・アライブ》の蘇生能力を考慮しない場合、「一度に」リアニメイトできるカードは《M・ロマノフ》の分メタルに軍配が上がる
出す順番を考慮し、[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]や[[《極限右神ダフトパンク・アライブ》]]を活用すれば、[[トライ・G・リンク]]した[[ヘヴィ・デス・メタル]]と3体でG・リンクした[[《無法神類 G・イズモ》]]が並ぶというもはや詰みに等しい[[オーバーキル]]な盤面を形成することも現実的に可能。

-初の[[ゴッド]]を持つ[[呪文]]。[[《神炎の影グレイブ・ディール》]]、[[《ゴッド・ガット》]]のサポートに対応している。
また、通常[[シンパシー]]はバトルゾーンにある自身の指定のクリーチャーしか数に含まないが、[[《オヴ・シディア†》]]や[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]と同じく「バトルゾーン以外のカード」を参照するため、クリーチャー限定ではないテキストになっている。[[《キキの海幻》]]や他の《ヨミとイズモの計画》が墓地にあるなら[[シンパシー]]対象にできる。

-[[ナイト]]呪文などと同じく、[[《ゴッド・シグナル》]]や[[《献花の化身》]]など「1''体''」表記の能力では、[[呪文]]であるこのカードは回収できない。

-カード名は、多色呪文の[[命名ルール]]である「○○と××の△△」、そこに[[《''プロジェクト''(≒計画)・ゴッド》>《プロジェクト・ゴッド》]]をあわせたもの。

-3つ目の[[テキスト]]は「クリーチャー''を''1体」であろう場所に「クリーチャー1体」と脱字がある。

**裁定不明 [#x1f7f863]
-[[《ゴッド・ゲート》]]の登場でも未解決だった「[[《名も無き神人類》]]をリンクのパーツに利用できるのか」は登場時点では不明。
このカードは[[神帝]]や[[起源神]]などの複数体でリンクする[[G・リンク]]とシナジーがあるため、かなり重要である。

**関連カード [#k4ed5e52]
-[[《インフェルノ・ゲート》]]

-[[《プロジェクト・ゴッド》]]
-[[《ゴッド・ゲート》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《神人類 ヨミ》]]
--[[《イズモ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#l8f90fbe]
-[[DM22-EX2]]&br;'''[[ヨミ>《神人類 ヨミ》]]は自身の生み出している神々が偽りの神であることは自覚していた。だが、自身の後を継ぐ[[イズモ>《イズモ》]]にはその真実は伝えずに、神を生み出す方法だけを教えていた。&br;ー[[ミスティ・レポート]]第二十六章『[[ゴッド・ノヴァ]]について』より'''

**収録セット [#n9ca9ff5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[kawasumi]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](22/75)

**参考 [#fe194946]
-[[ゴッド]]
-[[シンパシー]]
-[[墓地肥やし]]
-[[リアニメイト]]
-[[リンク]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分のバトルゾーンにクリーチャーが1体もいない状況で''《ヨミとイズモの計画》''を唱えて、その効果でまず墓地から[[《炎神フレイム・アゴン》]]を出しました。&br;自分の墓地には[[《黒神ダーク・インドラ》]][[《地神エメラルド・ファラオ》]][[《天神シャイン・バルキリー》]][[《海神ブルー・ポセイドン》]]がいるのですが、続けて''《ヨミとイズモの計画》''の「その後」以降の能力で、これら4体をすべてリンクして出せますか?
A.いいえ、[[《黒神ダーク・インドラ》]][[《地神エメラルド・ファラオ》]]の2体しか出せません。この効果は[[《炎神フレイム・アゴン》]]と直接リンクできるゴッドしか出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42632]](2023.2.17)

>Q.''《ヨミとイズモの計画》''を唱えて、その効果でまず墓地から[[《極限龍神ヘヴィ》]]を出しました。&br;自分の墓地には[[《神人類 イズモ》]]と[[《破壊神デス》]]、[[《極限龍神メタル》]]がいるのですが、続けて''《ヨミとイズモの計画》''の「その後」以降の能力で、この3体をすべて墓地から出せますか?
A.3体すべて出せます。1つの効果で複数のカードがバトルゾーンに出る際、それらのカードは1枚ずつバトルゾーンに出ます。1枚ずつ出せばすべて[[《極限龍神ヘヴィ》]]に直接リンクして出せるので、問題なく3体出せます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42633]](2023.2.17)

&tag(呪文,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト9,ゴッド,シンパシー,シンパシー:自分の墓地にあるゴッド,墓地肥やし,リアニメイト,ゴッドサポート,《イズモ》,R,レア,kawasumi);