#author("2021-06-12T05:18:45+09:00","","")
*《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》  [#q2bf3f34]

|メヂカラ・コバルト・カイザー VR 水文明 (7)|
|クリーチャー:ブルー・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000|
|W・ブレイカー|
|相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。|
|相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|アイド・ワイズ・シャッター VR 光文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。|

[[DMEX-06]]で登場した[[水]]/[[光]]の[[ブルー・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]][[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面は相手の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た時に、その[[ターン]]中相手[[クリーチャー]]全体に[[攻撃制限]]を加える[[能力]]を持つ。
この効果は[[トリガー能力]]の為、このクリーチャーが[[cip]]などで除去されても継続する。ただし、プレイヤーもしくはバトルゾーンの相手クリーチャー全てに効果がかかるわけではないので除去された後バトルゾーンに出された相手クリーチャーには無力。

さらに、相手が呪文を唱えた際に2ドローする。元となった[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]と異なり呪文を唱えた際は攻撃制限が加わらないが、ドロー能力を持つという違いもある。

パワー7000は[[《ドンジャングルS7》]]でのコスト踏み倒しが有効なライン。

[[呪文]]面は相手[[クリーチャー]]2体に[[フリーズ]]を仕掛ける[[S・トリガー]]。呪文単体で見れば[[《リペリレニア・メーザー》]]が1コスト軽くなった[[上位互換]]。[[カード]]単位で見るとこの[[カード]]は[[多色]]なので[[完全上位互換]]ではない。

元となった[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]に[[S・トリガー]]が付いたというのが大きい。単なる[[ロック]]獣は大量投入すると嵩張りやすいが、[[S・トリガー]]が付いているおかげで複数枚投入しても[[腐り>腐る]]にくくなった。何なら呪文面を[[手打ち]]して相手を妨害してしまっても良い。[[【チェンジザドンジャングル】]]では、[[《ドンジャングルS7》]]を[[タップ]]させて攻撃対象固定能力を使いたいが[[シールド]]を[[ブレイク]]したくない時に[[攻撃]]する対象の[[クリーチャー]]を作るために唱えるのが効果的な運用法の1つ。

[[《ドンジャングルS7》]]の攻撃誘導能力を利用する際S・トリガーによる裏目を気にしながら[[プレイヤー]]に攻撃せざるを得ないケースもあるが、その代替策としてこのクリーチャーによる攻撃制限を使えばそのようなリスクを負わずに済む。そうしたことからも[[《ドンジャングルS7》]]での呼び出し先として優秀。

コスト5以上の水のドラゴンなので[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]への[[革命チェンジ]]元が務まる。革命チェンジ元としては若干重いが、[[【チェンジザドンジャングル】]]は[[コントロール]]なので重さは気になりづらい。

また、[[ハンター]]を種族に持つ為[[【カイザー「刃鬼」】]]における防御札兼コスト踏み倒し先としても優秀。

-[[《エモG》]]は[[ターン開始ステップ]]に強制でGR召喚するため、このカードのクリーチャー面を立てておけば[[《エモG》]]の持ち主は[[クリーチャー]]で[[攻撃]]できなくなる。

//-あくまでも[[ターン開始ステップ]]の[[アンタップ]]を阻止するのであって、[[[[ハンター]]]]などのアンタップは阻止できない。

-呪文面のカード名の由来は[[スタンリー・キューブリック>《疾封怒闘 キューブリック》]]監督の映画「アイズ ワイド シャット」と思われる。

-呪文に反応するドロー能力があるため、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]など防御能力持ちの[[シノビ]]を引ければ[[《オールデリート》]]からの《禁断〜封印されしX〜》の禁断解放も耐えられる。5色系統のデッキでは同時採用も十分にありえる。

**ルール [#m94b0f4d]
-このクリーチャーの[[攻撃制限]]能力は[[トリガー能力]]である。そのため、1度相手のクリーチャーがバトルゾーンに出れば、その後そのターン中にこのクリーチャーが[[除去]]されても、相手のクリーチャーは攻撃できないままである。しかし、[[攻撃制限]]能力がトリガーしてから、同一ターンにこのクリーチャーが除去され、さらに相手が他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーは召喚酔いしていなければ攻撃できる。
--例えば、バトルゾーンに自分の《メヂカラ・コバルト・カイザー》ががいて、相手の召喚酔いしていない[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]](味方に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する[[常在型能力]]を持ったクリーチャー)がいる時に、相手が[[《究極生命体 Z》]]を出した時、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]と[[《究極生命体 Z》]]は攻撃できない。しかし、《究極生命体 Z》の[[cip]]で《メヂカラ・コバルト・カイザー》が破壊され、その後同一ターンに相手が他のクリーチャーを出した場合、そのクリーチャーは攻撃できる。

**環境において [#q2ebcbc8]
登場早々[[DMEX-06]]期に[[【チェンジザドンジャングル】]]の[[1枚積み]]枠としてチャンピオンシップ準優勝の実績を出した。意外と[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]系統のデッキには先攻なら5ターン目辺りに投げても間に合うので、環境にはマッチしている。

[[DMEX-12]]期の【チェンジザドンジャングル】でも7マナあれば優先的に[[召喚]]したいクリーチャーとなっている。

[[【バーンメアジョーカーズ】]]に対しては前述のようなことから非常に有利。[[《エモG》]]での[[バトル]]という裏目を除いて基本的に退かされない。

[[【青黒緑シャコガイル】]]では単純な防御[[S・トリガー]][[呪文]]、妨害[[クリーチャー]]として使われることも然ることながら、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]など光が[[タッチ]]されるので呪文面の[[手打ち]]の機会も少なくない。

[[【ドロマーGRハンデス】]]に入る場合もあるが、役割が被る上により早く出ることが多い[[《全能ゼンノー》]]も同時採用されるため、呪文面のプレイがメインとなるだろう。

[[ファンデッキ]]では[[ドラゴン]]であり[[カード]]として[[多色]]であることに着目されて[[【5色ジャックポット・エントリー】]]に投入される。

その他にも[[色]]が合い[[マナ]]が伸びる[[デッキ]]ではあらゆるデッキで使われるほど[[汎用性]]が高く、それどころかこれが入るからこそデッキに[[光]]を入れるケースも少なくなかった。

ただ、[[王来篇]]に入ると需要が若干衰えた。というのも、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]などの除去と自身の足止め能力が微妙に噛み合わず、また[[光]]を含む[[マナ基盤]]が充実したことでこれを必ずしも採用しなくて済むようになったためである。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング」34話で[[アン・ラッキー]]が使用。[[切札 ジョー]]の[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]によってブレイクされたシールドから[[《獅子王の遺跡》]]と共に発動した。

**関連カード [#v0d324e5]
-[[《サファイア・ウィズダム》]]
-[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]
-[[《リペリレニア・メーザー》]]

**収録セット [#a60668c5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[neko61]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](24/98)

**参考 [#d114f942]
-[[ツインパクト]]
-[[ブルー・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[攻撃制限]]
-[[唱える]]
-[[ドロー]]
-[[S・トリガー]]
-[[フリーズ]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,白青,多色,コスト7,ブルー・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ハンター,パワー7000,W・ブレイカー,攻撃制限,呪文メタ,ドロー,呪文,光文明,コスト4,S・トリガー,フリーズ,・,VR,ベリーレア,neko61);