#author("2020-03-10T21:11:23+09:00","","")
#author("2020-03-25T02:11:38+09:00","","")
*《ボルバルザーク・エクス》 [#e50f5357]

|ボルバルザーク・エクス SR 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/ハンター 6000|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。|
|''※殿堂入り''|

[[DMX-04]]で登場した[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]/[[ハンター]]。

[[cip]][[能力]]により、自身の[[マナゾーン]]にある[[カード]]をすべて[[アンタップ]]する。

かつて[[環境]]を席巻した[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[ハンター]]としての[[リメイク版>調整版]]であり、「ボルバルザーク」の名に恥じない非常に高い[[スペック]]を誇る[[カード]]である。

[[文明]]・[[コスト]]・[[パワー]]や「[[スピードアタッカー]]」「[[W・ブレイカー]]」などの基本的な[[能力]]は《ボルバルザーク》から変わらない。
「全[[マナ]][[アンタップ]]」は《ボルバルザーク》の持つ[[エクストラターン]]獲得能力を部分的に再現している。

また、《ボルバルザーク》の持っていた[[特殊敗北]]などの[[デメリット]]がすべて消えており、純粋な[[アドバンテージ]]の塊として気軽に[[プレイ]]できるようになっている。

[[マナ]]さえ足りれば実質[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]できるため、様々な用途が考えられる。
-起き上がった[[マナ]]で[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《ガイアール・カイザー》]]などの[[スピードアタッカー]]を呼び出し、1[[ターン]]に異常な打点を稼ぐ。
-[[《超竜バジュラ》]][[《超竜ヴァルキリアス》]]などに[[進化]]することで、それらを擬似的な[[手札進化]]として起用する。
・《ボルバルザーク・エクス》を[[バトルゾーン]]に出す前に使用した[[マナ]]も再利用する。
-[[《無限龍ファタル・スパイラル》]]や[[《深海の伝道師 アトランティス》]]などの大型[[バウンス]]と組んで[[無限ループ]]を行う。
など

《ボルバルザーク》とは違い2体目以降の《ボルバルザーク・エクス》の[[能力]]にも意味がある。[[手札]]と[[マナ]]によっては、1[[ターン]]に信じられないほどの[[コスト踏み倒し]]をすることができる。(例:軽量クリーチャーを展開した後、[[《フォース・アゲイン》]]でエクスを再度バトルゾーンに出し、さらに軽量クリーチャーを展開、それらを[[スピードアタッカー]]化させればそのままゲームエンドに持ち込める可能性がある。)

また[[殿堂入り]]以前は、[[手札]]に《ボルバルザーク・エクス》が複数枚あれば、それらをすべて1[[ターン]]で展開することが出来た。

非常に優秀な[[カード]]であるが、その高い[[スペック]]を十分に活かすには豊富な[[マナ]]と[[手札]]が必要となる。特に[[手札]]の重要性は高く、せっかく《ボルバルザーク・エクス》を出しても、続けて[[プレイ]]できる[[カード]]が無ければその強力な[[能力]]は無駄になってしまう。
[[《サイバー・N・ワールド》]]を始めとする[[水]][[文明]]の[[カード]]や、[[《ハッスル・キャッスル》]][[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]などの[[ドローソース]]でサポートしたい。

[[十王篇]]で登場した[[キリフダッシュ]]とも相性が良く、[[アタックステップ]]でこのクリーチャーを踏み倒すようなことがあっても、その能力を存分に生かすことができるようになった。
[[十王篇]]で登場した[[キリフダッシュ]]とも相性がいい。打点としてバトルゾーンに出した上でアンタップマナを生成できる。また、[[アタックステップ]]でこのクリーチャーを踏み倒すようなことがあっても、その能力を存分に生かすことができるようになった。

**テクニック [#p726ed10]
-[[マナゾーン]]の[[カード]]を再利用できるため、大量の[[マナ]]があればこのカードと[[《無限龍ファタル・スパイラル》]]で[[無限ループ]]が可能。そこに[[《超銀河竜 GILL》]]や[[《黒神龍ザルバ》]]を噛ませることで[[即死コンボ]]となるので、過剰な[[マナブースト]]が可能な[[コンボデッキ]]でフィニッシュの手段に使われることがある。 手順は以下。
+《GILL》または《ザルバ》を[[召喚]]
+《エクス》を[[召喚]]し、[[マナ]]を[[アンタップ]]
+先ほど出した2体を[[進化元]]にして《ファタル・スパイラル》を[[召喚]]。[[進化元]]ごと自身を[[バウンス]]。[[マナ]]が回復しているので以上の行動を繰り返す。

**環境において [#p6fb1ba9]
弱点はあれど、異常な[[スペック]]であることには変わりなく、発売前から[[環境]]を一色に染め上げることが危惧されていた。幸か不幸かその予想は当たり、登場以降このカードを搭載したデッキは常に[[トップメタ]]に居座り続けた。

[[《サイバー・N・ワールド》]]との組み合わせは[[【Nエクス】]]として確立しており、[[【紅蓮ゾルゲ】]]を筆頭とし[[文明]]の合う[[デッキ]]ほぼ全てによく組み込まれていた。

[[ビッグマナ]]と呼ばれる[[デッキタイプ]]の出現の契機となった一枚。その性質上、[[マナゾーン]]の[[カード]]が多いほど得をするので、過剰な[[マナブースト]]から[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]の[[能力]]で大量の[[クリーチャー]]を展開する戦法が生まれた。

[[【エンペラー・キリコ】]]、[[【紅蓮ゾルゲ】]]、[[【Nエクス】]]と様々な[[デッキ]]で暴れまわったが、その凶悪さと使用率が評価され、2012年8月11日をもって遂に[[殿堂入り]]。この[[クリーチャー]]を複数枚使った戦略は不可能となった。

それでも優秀な[[スペック]]には変わりないため、色の合う[[ビートダウン]]、この[[クリーチャー]]を[[進化元]]にする[[デッキ]]、大量の[[マナ]]を扱う[[ビッグマナ]]系の[[デッキ]]では変わらず使われている。

[[《術英雄 チュレンテンホウ》]]登場前は[[《常勝ディス・オプティマス》]]を使った[[【ラララオプティマス】]]でも必須パーツとして使われた。[[《薫風妖精コートニー》]]で[[マナゾーン]]を5色化した状態で[[《獰猛なる大地》]]を唱え、《エクス》を[[マナゾーン]]から出し入れすることで[[《常勝ディス・オプティマス》]]の[[スペース・チャージ]]が両方起動し、[[呪文]]の[[回収]]と[[シールド交換]]を延々と行うことができた。

[[革命ファイナル環境]]では既に[[【ラララオプティマス】]]における必須パーツから脱落していたが、プレイヤーによってはこのカードを利用していた。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【5色ジョリー】]]において[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]と[[《謎帥の艦隊》]]とで大量のマナを使ったループに組み込まれた。

[[双極篇]]終盤にこのカード上位種的存在である[[天地命動 バラギアラ]]が登場したが、こちらは軽さで差別化可能。
[[双極篇]]終盤にこのカードの上位種的存在である[[天地命動 バラギアラ]]が登場したが、こちらは軽さで差別化可能。

**漫画・アニメ等での活躍 [#q401df87]
-漫画「ビクトリー」番外編にて、[[勝舞>切札 勝舞]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。まず[[《ディメンジョン・ゲート》]]でサーチ、その後[[《母なる紋章》]]で[[《冒険妖精ポレゴン》]]と入れ替えて、マナをアンタップ。そして先ほどサーチした2体目を召喚しアンタップ、そのマナで[[《GENJI・ボーイ》]]と[[《襲撃者エグゼドライブ》]]を召喚した。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて[[神鷹]]が使用。[[ダイレクトアタック]]を決め、韓国戦1試合目に勝利した。

-アニメ「ビクトリー」45話で[[切札 勝三]]が使用。[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]と合わせて膨大な数の[[ドラゴン]]を並べた。
--また27話でもミステリアス仮面が使用している。

-アニメ「ビクトリーV3」第30話で再登場。「[[マナ]]を[[おかわり>《大喰の超人》]]」する[[能力]]で偽者の黒[[カツドン]]を作り出し、彼に濡れ衣を着せた。声を担当していたのは乃村健次氏。頭の上に温泉マークが浮かんでおり、《ボルバルザーク・エクス》というよりも[[《無双竜機ボルバルザーク》]]のような意匠であった。

**その他 [#d145ff07]
-登場から1年未満で[[殿堂入り]]したカードとしては、3例目。当時は、登場から殿堂入りまでの日数が最速だが、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を除けば、[[《暴龍警報》]]と[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]に抜かれ、ベスト3に落ちている。

-[[《エンペラー・キリコ》]][[《母なる紋章》]][[《獰猛なる大地》]]などの[[コスト踏み倒し]]との相性は抜群に良い。特に《キリコ》系統の[[デッキ]]との相性は目を見張るものがあり、異常と言えるほどの爆発的な展開力を見せつけた。
今ではこの[[カード]]と相性の良い[[コスト踏み倒し]]の多くが[[プレミアム殿堂]]もしくは[[殿堂入り]]したが、[[シナジー]]が合う[[デッキ]]がなくなったというわけでもなく、そもそも[[【クリーチャーコントロール】]]系統の[[デッキ]]はまだまだ需要がある。

-少々もったいないが、[[進化元]]としても優秀な一枚。特に、複数枚の[[進化元]]を要求する[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]][[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]][[《超熱血 ギラギラ・ドガッツ》]]などを使う際には重宝される。

-[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]は逆に、[[攻撃]]回数の面で[[エクストラターン]]を再現していると言える。

-[[エピソード1]]当時、実質0コストでバトルゾーン出て来ることから「タダ飯喰らい」という蔑称で呼ぶ者もいた。

-類似した[[能力]]を持つ[[カード]]に、[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]][[《賢察するエンシェント・ホーン》]][[《森の歌い手ケロディナンス》]]などがある。上記と比較すると、戻すカードに条件がない点で勝る。

-カードデザインの原型は[[Magic:The Gathering]]の「フリースペル」だと思われる。

-公式サイトのDASH特選カードにも選ばれている。だが、紹介の中の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の機が騎になっている。編集者のミスであろうか。

-フルホイルパックのCMからすると、このカードはかつての《無双竜機ボルバルザーク》本人が[[ハンター]]化した存在だと思われる。[[イラストレーター]]も同じ[[Sansyu]]氏。

-《ボルバルザーク・エクス》という名前は、[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]]の凶悪な能力である[[''エクス''トラターン>エクストラターン]]からだろうか。

**戦績 [#g2b04eac]
***アニメ「デュエル・マスターズV3」 [#i53de761]
-通算成績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|30話|[[切札 勝太]]|敗北|

**関連カード [#r1d05bd8]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]
-[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]
-[[《キング・ボルバルザーク》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#w3858cf9]
-[[DMX-04]]&br;'''[[ボルバルザーク>ボルバル]]の名は永遠なり!――ボルバルザーク・エクス'''
-[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]&br;'''[[ボルバルザーク>ボルバル]]の名を冠し者よ!俺の力をさらに高めよ! ---[[無敵剣 カツキングMAX>《無敵剣 カツキングMAX》]]'''
-[[DMBD-01>DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]]&br;'''これは、[[デビル・ディアボロス Z>《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]が倒され、[[ハンター]]が誕生するまでの間にあったお話。'''

**収録セット [#x7921d2f]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMX-04 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」>DMX-04]]
--[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]]
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[プロモーション・カード]]([[P23/Y15>プロモーション・カード(第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])

**参考 [#jb7acd36]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[マナゾーン]]
-[[カード]]
-[[アンタップ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[殿堂入り]]
-[[ボルバル]]
-[[【Nエクス】]]

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