#author("2022-09-20T02:12:05+09:00","","")
#author("2024-02-26T05:21:38+09:00","","")
*《ボルシャック・フォース・ドラゴン》 [#x0f512f0]

|ボルシャック・フォース・ドラゴン SR 火文明 (3)|
|タマシード/クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ACE 9000|
|このタマシードが出た時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。|
|自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、このターン、自分の他のクリーチャーすべてに「パワーアタッカー+6000」「パワード・ブレイカー」「スピードアタッカー」を与える。|

[[DM22-RP1]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]]。
[[DM22-RP1]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[ACE]]の[[タマシード/クリーチャー]]。

[[cip]]で4000の単体[[火力]]を放ち、[[火]]の擬似[[シビルカウント]]4を達成することで[[クリーチャー]]となる。
[[クリーチャー]]として攻撃時、自分の他の[[クリーチャー]]すべてに「''[[パワーアタッカー]]''+6000」「''[[パワード・ブレイカー]]''」「''[[スピードアタッカー]]''」を与える。
[[cip]]で4000[[火力]]を放ち、[[アタックトリガー]]で自分の他のクリーチャーすべてに[[パワーアタッカー]]+6000、[[パワード・ブレイカー]]、[[スピードアタッカー]]を与える。火の擬似[[シビルカウント]]4を達成するまでは[[クリーチャー]]として扱わない。

序盤は[[メタ]][[クリーチャー]]を焼く[[火力]]に使い、終盤はフィニッシャーとして活躍させられるため、基本的にとても無駄がないカードになっている。
[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]の大量展開に巻き込めば、一気に擬似[[シビルカウント]]を発動し、自軍を強化できる。
[[アタックトリガー]]は効果だけ見れば[[《ダイナボルト・ブラスター》]]にさらに2000[[パンプアップ]]が付いた[[上位互換]]。[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]のようなパワー1000のクリーチャーも擬似[[W・ブレイカー]]にできるようになっている。また、すべてが[[付与]]であるため、[[攻撃]]中に[[除去]]を受けたとしても効果は残る。

//ただ[[アタックトリガー]]はこのカードのシールドブレイクを挟まざるを得ないため、相手に[[S・トリガー]]による逆転のチャンスを与えることにも繋がる。[[アンタップキラー]]を付与する、[[タップ]]しているクリーチャーを殴るなどして隙を見せないように扱いたい。
《フォース》と[[シビルカウント]]要員の適当な火のクリーチャー3体でちょうど[[シールド]]5枚を割り切って[[ダイレクトアタック]]まで届くため、この3体のクリーチャーを並べつつ《フォース》を着地させる方法を考えるのが[[デッキビルディング]]する上での肝だろう。

味方の強化が[[アタックトリガー]]なのが懸念点だが、結局のところ[[ワンショット]]時には味方全員が相手プレイヤーに向かって攻撃することは避けられない。《ボルシャック・フォース・ドラゴン》で一番初めにプレイヤーに攻撃すれば、[[S・トリガー]]でこのクリーチャーが除去されたとしても3種の強化は継続するため、[[常在型能力]]よりありがたいこともあるだろう。
単純にコスト1のクリーチャーを大量にデッキに入れて[[速攻]]を仕掛けても良い。[[《ガンザン戦車 スパイク7K》]]を使ったワンショットと比べると、必要なクリーチャーは1体多いものの要求値自体は下がっている。[[《我我我ガイアール・ブランド》]]と併用するとさらに強力。

幸いこのカードは軽量[[メタ]]や[[ブロッカー]]を焼く[[火力]]としても使え、また場持ちのよさから、4ターンキルないし5ターンキルに失敗したとしても明確なディス[[アドバンテージ]]になりにくい。[[【赤緑ボルシャック】]]や【イメン=ボアロ】などの比較的遅いデッキで序盤は火力[[呪文]]のように使い、終盤に[[フィニッシャー]]として動かす使い方でも存分に力を発揮してくれることだろう。

遅いデッキで採用するなら、《フォース》を2体並べることを狙うと良い。[[パワーアタッカー]]は重複するためさらなる過剰[[打点]]を得られる。万一[[S・トリガー]]を踏んだとしても相手は対処に困ることだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#i847f838]
-同弾収録の[[《アニー・ルピア》]]は火シビルカウント3でこのクリーチャーにスピードアタッカーを付与でき、また自分の[[ドラゴン]]の最初の攻撃時にそのドラゴンを[[アンタップ]]できる。能力の性質上低コスト・高[[打点]]のドラゴンと組み合わせるほど強力になるので、《フォース》との相性は非常に良い。[[アタックトリガー]]を2回使える点も強力。

-[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]の大量展開に巻き込めれば、一気に擬似[[シビルカウント]]を達成して自軍を強化できる。[[ボルシャック]]サポートも共有しており、一種の[[デザイナーズコンボ]]と言える。

--この場合も、可能なら[[《アニー・ルピア》]]などでスピードアタッカーを付与して使いたい。[[《ボルシャック・NEX》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]は[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]で踏み倒しでき、《アニー・ルピア》を[[リクルート]]してくれるので相性が良い。

-[[《レクタ・アイニー》]]は自分のドラゴンを条件とした[[G・ゼロ]]を持つ。本体の性能は2マナ1000と貧弱だが、《フォース》のアタックトリガーさえ使ってしまえばどんな[[ウィニー]]でもスピードアタッカーW・ブレイカーとして扱えるのであまり関係ない。

-[[《チャラ・ルピア》]]がいると《フォース》をコスト1で[[召喚]]できる。3ターンキルも狙えるため、このカードを使えるというだけで[[光]][[火]]型も研究する意義があるだろう。

**環境において [#e44a9cb6]
登場早々[[【赤緑ボルシャック】]]に居場所を見つけた。基本的に[[【赤緑ボルシャック】]]の場合は頭数が並ぶ上にタイムラグの無い打点に困らないため、シビルカウントや打点強化は重視しない。
[[DM22-RP1]]発売翌日、このカード3枚と[[《アニー・ルピア》]]2枚を採用した[[【赤緑ボルシャック】]]が[[CS>チャンピオンシップ]]優勝に輝いた。キルルートの拡充も重要だが、一度回ってしまえば[[スピードアタッカー]]が大量に並ぶデッキなので、どちらかと言えば打点強化は最初から当てにせず、[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]の回収対象になる軽量除去、[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]の[[墳墓避け]]としての採用になる。詰めの場面では除去を吸い取るデコイとしても有用。

「[[DMGP2022>公認グランプリ]]」直前期の[[アドバンス]]では[[《“魔神轟怒”万軍投》]]で一気に擬似シビルカウントを達成する【赤青フォース万軍投】が開発され、[[CS>チャンピオンシップ]]3位入賞を果たした。

[[DM22-RP1]]発売から約1ヶ月が経過した頃、このカードを3枚採用した[[【我我我ブランド】]]が各地の[[CS>チャンピオンシップ]]で散発的に入賞した。しかし、これらの成果はすべて同一の調整チーム内で共有されたレシピによるものであり、環境のトレンドとまで言えるかは慎重に判断しなければならない。同チームは[[《レクタ・アイニー》]]入りでの優勝実績も残している。

-[[《レクタ・アイニー》]]が《フォース》にも[[《我我我ガイアール・ブランド》]]にも反応することを利用したまったく新しい構築。[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]],[[《こたつむり》]],[[《“罰怒”ブランド》]]は1枚も採用せず、コスト1のカードを17枚採用していた。ここまで細分化してくるともはや別デッキとして扱った方が適切かもしれない。

-[[ウィニー]]に[[パワーアタッカー]]+6000を付与することで[[《SMAPON》]],[[《アンヤク夜叉》]],[[《バイケンの海幻》]]からの[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]などから1体のみ守れる。

--[[《九番目の旧王》]]などの[[パワー低下]]に対しては[[攻撃の後]]、パワーアタッカーの効果が切れたタイミングで破壊されてしまうが、逆に言えばシールドブレイクまでは可能。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])では、これをサブフィニッシャーに据えた型が流行。これを使ったプランの場合、メタカードに引っ掛かりにくく、4ターンキルの要求値が実質これ1枚だけで済むのが大きい。ただ、この頃になると[[《レクタ・アイニー》]]型は廃れ、[[《レクタ・アイニー》]]を採用しない場合[[《我我我ガイアール・ブランド》]]を出しながらでは早期にシビルカウントを達成しづらいため、このカードによるプランと《我我我ガイアール・ブランド》によるプランはトレードオフの関係となった。このカードの比重を高め、[[《“罰怒”ブランド》]]を2枚まで削った型が開発されたのもこの大会に前後しての事である。

[[【赤白アーマード】]]が環境に進出すると、一部の型に素出しプラン、軽量級除去として使われるようになった。

**アニメ・漫画において [#we147905]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第9話で[[プリンス・カイザ]]が[[ハリウッドザフクシャチョウ]]戦で使用。擬似[[シビルカウント]]を達成することで武装が追加されイラストの姿になる演出が取られている。デュエマでは[[《アニー・ルピア》]]とのコンボで相手の[[ブロッカー]]を突破し、[[ワンショット]]を決めた。4[[ランデス]]を食らって3マナの状態から華麗に打点を揃える様は必見である。
なお、第8話の[[カレン]]に続きカイザの[[スペシャルドロー>今引き]]が挿入されているが、何を引いたかは明かされていないが、手札の状況から逆算すると[[《先陣兵アインデッカー》]]の可能性が高い。

-漫画『デュエル・マスターズ WIN』では[[マズキ]]が使用したカイザの[[コピーデッキ]]に採用されていた。[[タマシード]]状態では[[ジャスティス・オーブ]]のような一頭身だったが、擬似シビルカウントを達成して[[ドラゴン]]の姿になった。[[《アニー・ルピア》]]とのコンボで、[[ウィン>斬札 ウィン]]の[[シールド]]を0枚にまで追い詰める活躍を見せた。

**[[サイクル]] [#af713618]
[[DM22-RP1]]の[[cip]]と[[アタックトリガー]]を持つ[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]][[サイクル]]。[[《ドラン・ゴルギーニ》]]のみ[[オーバーレア]]で、他はすべて[[スーパーレア]]。[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]以外はcipとよく似た効果の[[呪文]]が同文明の0〜1コスト下に存在する。

-[[《ドラン・ゴルギーニ》]]
-[[《Drache der'Zen》]]
-[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]]
-''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''
-[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]

**関連カード [#a1085b36]
-[[《富力!ルベル&フォース》]]

-[[《ボル武者の炎霊》]]
-[[《ダイナボルト・ブラスター》]]
-[[《傾国美女 ファムファタァル》]]

**収録セット [#b616b287]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](S6/S8)(8B/20)(6A/10)
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](S6/S8)
-illus.[[Shishizaru]]''(別イラスト)''
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](6A/10)(8B/20)

**参考 [#da4300e5]
-[[タマシード]]
-[[クリーチャー]]
-[[タマシード/クリーチャー]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ACE]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[タマシード]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]

-[[ボルシャック]]

&tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,ACE,パワー9000,cip,火力,単体火力,パワー4000以下,除去,単体除去,破壊,単体破壊,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント火,擬似シビルカウント火4,4つ以上,扱わない,W・ブレイカー,アタックトリガー,パワーアタッカー付与,パワーアタッカー+6000付与,パワード・ブレイカー付与,スピードアタッカー付与,ボルシャック,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Shishizaru);
----
[[公式Q&A]]

-カード特性について

>Q.自分の火のクリーチャーとタマシードが[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]のみの状況で、自分は''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''を出しました。この時、[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]の「自分のドラゴンが出た時」の能力で、パワー9000より少なくなるように相手のクリーチャーを好きな数破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。条件を満たしていないタマシード/クリーチャーは、タマシードとして扱います。タマシードはパワーを持たないので1体も選べず、破壊できません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42059]](2022.9.16)

>Q.バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいない状況で[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の「革命0トリガー」を使ったところ、表向きにした山札の一番上のカードが[[《ドラン・ゴルギーニ》]]でした。&br;この[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出し、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]に進化できますか?&br;類似例:[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''
A.[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出すことはできますが、その上に[[《ミラクル・ミラダンテ》]]を重ねることはできません。&br;[[《ドラン・ゴルギーニ》]]は、山札では状況を問わずクリーチャーですので[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の効果でバトルゾーンに出せます。その後、質問の状況では、バトルゾーンに出た[[《ドラン・ゴルギーニ》]]はクリーチャーになる条件を満たせず、「シンカライズ」を持たないタマシードになるので、その上にクリーチャーを進化できず、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]は手札に残ったまま処理を終了します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42060]](2022.9.16)

>Q.自分の''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''と[[《烈火大聖 ソンクン》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]を出しました。その「出た時」の能力で自分の''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''が破壊されたのですが、この時[[《烈火大聖 ソンクン》]]の「自分のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''が破壊された時の状況によります。&br;自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが他に2つ以下しかなく、''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''がタマシードとして破壊された場合、クリーチャーが破壊された扱いにはなりません。そのため、この状況では[[《烈火大聖 ソンクン》]]の能力がトリガーしません。&br;自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが他に3つ以上あり、''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''がクリーチャーとして破壊された場合、[[《烈火大聖 ソンクン》]]の能力がトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42130]](2022.9.28)

>Q.[[《ヤミノカムスター》]]の「出た時」の能力で、相手の手札にある''《ボルシャック・フォース・ドラゴン》''を捨てさせられますか?
A.いいえ、捨てさせられません。手札にあるタマシード/クリーチャーは、クリーチャーとしても扱うためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42144]](2022.9.28)

&tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,ACE,パワー9000,cip,火力,単体火力,パワー4000以下,除去,単体除去,破壊,単体破壊,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント火,擬似シビルカウント火4,4つ以上,扱わない,W・ブレイカー,アタックトリガー,パワーアタッカー付与,パワーアタッカー+6000付与,パワード・ブレイカー付与,スピードアタッカー付与,ボルシャック,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Shishizaru,王来MAXブロック);