#author("2021-09-19T16:41:59+09:00","","")
*《フェアリーの&ruby(ひ){火};の&ruby(こ){子};&ruby(まつり){祭};》 [#b49b90d5]

|フェアリーの火の子祭 C 自然文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をタップして自分のマナゾーンに置き、もう1枚を山札の一番下に置く。こうしてマナゾーンに置いたのが火のカードであれば、この呪文を、唱えた後で墓地に置くかわりに手札に戻す。|

[[DMR-04]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

自分の[[山札の上]]から2枚を[[見て>見る]]、片方を自分の[[マナゾーン]]に置く。置かれる[[マナ]]は[[タップイン]]だが、[[山札の上]]から2枚のどちらかを置けるため、[[スペース・チャージ]]や[[マナ]]調節に役立つ。

最大の[[メリット]]としては、置かれた[[カード]]の[[文明]]が[[火]]であればこの[[呪文]]が[[手札]]に戻ってくること。[[殿堂入り]]した[[《ガチンコ・ルーレット》]]のように、[[手札]]を温存したまま何回も[[マナブースト]]ができるのは非常に強力である。

対抗馬は、同じく再利用可能なマナブースト呪文である[[《ガチンコ・ルーレット》]]だろう。
[[手札]]を減らさないマナブースト呪文には[[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]や[[《フェアリー・シャワー》]]など様々な種類が存在している。
//[[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]、[[《フェアリー・パワー》]]、[[《豊潤フォージュン》]]、[[《オラオラ・ジョーカーズ》]]
他の[[マナブースト]]と比べてもそうであるが、どれも一長一短であるため、自分の[[デッキ]]に合ったものを入れたい。

**環境において [#mb84a44f]

登場当初は[[【準赤単】]]の概念が存在しなかったため非常に評価が低く、コストが重めでタップインなのが面倒、それこそ「[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]補助になら使えそうである」と全くマナブーストとしては見られていなかったほどである。
[[DMR-07]]で[[《ガチンコ・ルーレット》]]が登場すると、そちらの[[下位互換]]扱いされるようになった。

ところが[[ドラゴン・サーガ環境]]で[[【準赤単】]]がトップメタになると、このカードの評価も上がった。[[《ガチンコ・ルーレット》]]が2014年3月15日付けで[[殿堂入り]]となり、目の上のたん瘤が1つ消えるに至った。

[[革命ファイナル環境]]では[[【黒赤緑ドギラゴン剣】>【赤黒ドギラゴン剣】]]にその姿が見られた。

[[革命編]]から[[新章デュエル・マスターズ]]にかけて、こちらを[[必須カード]]とする[[【モルト NEXT】]]がトップメタの一角に居座っていた事実、環境の高速化と[[コスト踏み倒し]]デッキの横行により[[ビッグマナ]]の立場が悪くなっている現実から、こちらを殿堂入りさせて[[《ガチンコ・ルーレット》]]を[[殿堂解除]]させるべきでないかという意見もあったほどであり、[[《ガチンコ・ルーレット》]]が登場したころとは異なり完全に評価が逆転した。

ところが[[双極篇]]になって[[殿堂レギュレーション]]改定の影響で[[【モルト NEXT】]]が環境から姿を消すと、このカードの出番も少なくなった。のちに超天篇に[[【モルト NEXT】]]の使用率はある程度回復するも、この頃になると既に登場していた[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]のおかげで[[メインデッキ]]の内、呪文を[[《メンデルスゾーン》]]4枚、[[《フェアリー・ギフト》]]、[[《スクランブル・チェンジ》]]各1枚の合計6枚に絞って残りを全て[[火]]の[[ドラゴン]]で固めてしまっても安定してマナブーストできるようになったため、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の邪魔になるこちらを全抜きする構築もざらになった。それが、[[DMEX-06]]で[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]と[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]を獲得すると、構築上から理想の展開における手札[[要求値]]が上がったため、このカードの評価も持ち直した。[[【モモキングRX】]]が成立すると、そちらのパーツとして環境でもまた散見されるようになった。

DMEX-16期に[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]が流行すると、そちらのパーツとして環境で頻繁に見かけられるようになった。
**その他 [#abd7d0f5]
-[[DMD-20]]発売以降、狙って火のカードをマナにおけるため[[火]]の[[マナ武装]]との相性が良く、自然入りの[[【準赤単】]]の[[必須カード]]となっている。ある程度[[《天使と悪魔の墳墓》]]を回避できるのも利点。

-[[火]][[文明]]の[[カード]]が多く入る[[【連ドラ】]]や[[【ボルシャック・NEX】]]のような[[デッキ]]とは相性がいい。その他には[[火]]の[[進化]][[ドラゴン]]を[[マナゾーン]]に準備し、後から[[《母なる星域》]]で踏み倒すという[[コンボ]]もある。

-[[マナゾーン]]に置かれた[[カード]]が[[火]]を含む[[多色]]でも、問題なく[[手札]]に戻せる。多色の比率が高いデッキでも唱えて手札に戻ったこのカードを次のターンに[[チャージ]]にすることで、[[タップイン]]せずに[[マナカーブ]]通り動くことができる。

-[[カード名]]を間違えられやすい一枚。《フェアリーの火の''粉''祭》、《フェアリー火の子祭》、《フェアリーの火の子祭''り''》はいずれも間違い。

**関連カード [#a4f21422]
-[[《ガチンコ・ルーレット》]]
-[[《フェアリー・サイクロン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g14ea28c]
-[[DMX-14]]&br;'''でっかい炎で祭りがつづく!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P12/Y16)&br;'''いつまでも続くフェアリーたちの炎の舞が、マナの力を熱くする!'''


**収録セット [#o018f83a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tanru]]
--[[DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」>DMR-04]](45/55)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](81/84)
-illus.[[sarmat]]
--[[プロモーション・カード]](P12/Y16)

**参考 [#d7504509]
-[[山札の上]]
-[[見る]]
-[[タップイン]]
-[[マナブースト]]
-[[山札の下]]
-[[火]]
-[[カード]]
-[[墓地]]
-[[置換効果]]
-[[手札]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト3,マナブースト,墓地,置換効果,手札,コモン,Tanru,sarmat);