#author("2023-03-30T16:40:51+09:00","","")
#author("2023-10-25T22:32:23+09:00","","")
*《ファイナル・アンサー》 [#wcc8a3a1]

|ファイナル・アンサー R 闇文明 (3)|
|呪文|
|相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそのカードを捨ててもよい。もしそのカードを捨てない場合、残りの手札をすべて捨てさせる。|

[[DM-33]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

変則的ながらも3マナで[[ピーピングハンデス]]ができる数少ない[[呪文]]。
[[ハンデス]]を拒否すると選ばれなかった[[カード]]を全て捨てなければならず、続けて他の軽量[[ハンデス]]呪文を打たれると実質[[《ロスト・ソウル》]]になる都合上、大抵相手は指定された[[カード]]を落とさざるを得ない。

「[[コスト]]3の[[ピーピングハンデス]]」と言えば聞こえはいいが、相手の手札が2枚ならば実質[[セルフハンデス]]となり、相手の手札が1枚だと実質[[ピーピング]]しかできない上、それ以外でも選ぶのは相手であるため狙ったカードが落とせるとは限らず使い勝手はすこぶる悪い。軽い[[ハンデス]][[呪文]]は連打することで相手の[[デッキ]]を機能不全にするために使われることが多く、この性質は無視できない。単体では使うほど[[効果]]が薄くなるので、[[デッキ]]に投入するならばその点を考慮に入れておきたい。
「[[コスト]]3の[[ピーピングハンデス]]」と言えば聞こえはいいが、相手の手札が2枚ならば実質[[セルフハンデス]]となり、相手の手札が1枚だと実質[[ピーピング]]しかできないので使い勝手は良いとは言えない。しかし、3コスでピーピングハンデスできるカードは少なく、相手の計算を狂わせられる。低コスト故に[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]や[[《Wave ウェイブ》]]、[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]などによる使い回しなどが可能であり、[[《地震と火事の雷親父》]]よりは完成度が高いと言える。
単体では使うほど[[効果]]が薄くなるので、[[デッキ]]に投入するならばその点を考慮に入れておきたい。
[[《T・T・T》]]や[[《フューチャー・ブレイン》]]、[[《サイバー・ブレイン》]]など、優秀なドローソースが充実し、現特定のカードからコンボやキルを始動するパターンが多い環境では、このカードが活躍しやすいかもしれない。

また、[[【カウンターマッドネス】]]や[[【零龍ギャスカ】]]には逆に利用されてしまうため注意が必要。
[[《解体人形ジェニー》]]よりもコストが軽いが、[[マナブースト]]すれば[[《解体人形ジェニー》]]なども3ターン目に出せる上、相手の手札が減るほど威力が落ちるため[[緑]]が入らない[[ハンデス]]主体のデッキでは相性が悪い。
低コストの[[ピーピングハンデス]][[呪文]]として、[[DMRP-09]]で[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]、[[DMRP-16]]にて[[《密かで華麗なるカイタイ》]]が登場した。こちらは[[闇]]単色である点や相手の[[シールド]]を増やさない点などに着目し差別化したい。

現在では低コストの[[ピーピングハンデス]][[呪文]]として[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]や[[《密かで華麗なるカイタイ》]]が存在する。それらとは[[闇]]単色である点、相手の[[シールド]]を増やさない点などに着目し差別化したい。


**環境において [#b38be5a6]
登場した[[神化編環境]]では評価は賛否の分かれるものであり、肯定側の意見としては「[[《解体人形ジェニー》]]よりも速く[[ピーピングハンデス]]できる」というものがあった。一方、否定側としては「[[マナブースト]]すれば[[《解体人形ジェニー》]]も3ターン目に出せるので1コスト軽い点が活きづらい」「[[マッドネス]]に非常に弱い」というものがあった。当時[[マナブースト]]と[[マッドネス]]が重宝されていたため、プレイヤー全体の意見としては否定寄りであった。

[[覚醒編環境]]では「使える場面が限定されている」と[[【白青黒超次元】]]での使用感を訴える者が多く評価が低かった。

ところが、[[【レッドゾーン】]]が猛威を振るった[[革命編環境]]や[[【赤黒ドギラゴン剣】]]が全盛期を迎えていた[[革命ファイナル環境]]では[[キーカード]]を落とせる上に狙ったカードを落とせなくとも準[[オールハンデス]]すれば儲けものということで一部のプレイヤーが評価していた。

以降、能動的なデッキの回転を重視して[[マッドネス]]の採用率が落ちた環境になると相対的な地位が上がっていたが、[[《密かで華麗なるカイタイ》]]が登場したため[[【ドロマーハンデス】>【白青黒超次元】]]ではこちらを採用する理由はほぼなくなった。

[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]の登場によってある程度救済された。そちらで増幅させることで準オールハンデスを相手が選ぶまで根競べするプランも取れる。しかし、前述の通り[[詠唱]]するたびに威力が薄くなっていくため、相性が良いと言えるかは微妙。

**その他 [#r51194a0]
-[[【レッドゾーン】]]が猛威を振るった[[革命編環境]]や[[【赤黒ドギラゴン剣】]]が全盛期を迎えていた[[革命ファイナル環境]]では[[キーカード]]を落とせる上に狙ったカードを落とせなくとも準[[オールハンデス]]すれば儲けものということで一部のプレイヤーが評価していた。

-相手の[[手札]]がある状態でも[[ハンデス]]できないことがあるハンデスカードは非常に珍しい。

-[[カード名]]の元ネタはクイズ番組「クイズ$ミリオネア」の司会者の決め台詞。なお、この番組はイギリスで放送されている「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア」の日本版である。

-[[フレーバーテキスト]]は「ゼノンの逆説」のひとつ、アキレスと亀のパラドックスから。

**[[フレーバーテキスト]] [#v900fb5d]
-[[DM-33]]&br;'''ハンデを貰った亀にウサギは絶対に追いつけない。この意味、わかる?'''


**収録セット [#v58cae6d]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Somen]]
--[[DM-33 「神化編 第2弾 太陽の龍王(ライジング・ドラゴン)」>DM-33]](15/55)

**参考 [#y200afe8]
-[[ピーピング]]
-[[ハンデス]]

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