#author("2023-07-12T11:28:58+09:00","","")
*《ドミー=ゾー/「&ruby(たお){倒};したいか?」》 [#dac42d95]
#author("2023-09-23T16:49:13+09:00","","")
*《ドミー=ゾー/「&ruby(たお){倒};したいか?」》 [#top]

|ドミー=ゾー R 闇文明 (5)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 6000|
|''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「倒したいか?」 R 自然文明 (2)|
|呪文:アビスへの誘い|
|自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DM23-EX1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]と[[自然]]の[[アビスへの誘い]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー面は[[cip]]で[[山札]]からの5枚[[墓地肥やし]]を行えるパワー6000で5コストの2打点[[アビスラッシュ]]。[[任意]]なので[[ライブラリアウト]]にならないよう使わないこともできる。
[[クリーチャー]]側は[[コスト]]5の[[cip]]で[[任意]]で5枚[[墓地肥やし]]できる[[W・ブレイカー]]。[[アビスラッシュ]]も持つ。

呪文面は1[[マナブースト]]のみの効果。
[[呪文]]側はシンプルな[[コスト]]2[[マナブースト]]。呪文側がこの[[効果]]を持つツインパクトは通算4枚目。

唱え終わって墓地に置かれるカードを、自身で[[アビスラッシュ]]を使い[[墓地召喚]]できる。
[[《トランプ=ランプゼンゼンマ/「さぁ、カードを配ろう」》]]と並び初となるカードとして[[多色]]の[[アビス]]。[[黒緑]]型の【アビスロイヤル】では、2ターン目《倒したいか?》から→[[《アビスベル=ジャシン帝》]]→クリーチャー側をアビスラッシュ→余った[[マナ]]で[[《フォーク=フォック》]]など適当なアビスロイヤルをアビスラッシュ、と動くことで4ターンキルが達成できる。当然[[《ド:ノラテップ》]]を使った従来の2→4[[マナカーブ]]とも両立する。

[[呪文]]面のみで評価する場合、カードとして多色なコスト2初動は[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]同様評価が難しい。
-《ド:ノラテップ》と異なり相手の[[除去]]でマナカーブを妨害されない、[[メクレイド]]で出す時上下側から好きな側を選べる、4ターンキルの[[要求値]]を下げられる、といった[[メリット]]がある。

[[《ド:ノラテップ》]]の登場で、[[《Re:奪取 ブラッドレイン》]]も入れれば複数枚の2→4のクリーチャーを得ている[[【黒単アビスロイヤル】]]だが、バトルゾーンで軽減するのは除去で疑似[[ランデス]]されたような被害になる弱点があるが、マナを伸ばせば[[ランデス]]以外で使えるマナが減るということがなくなるため、[[《邪闘 シス》]]といった中型を狙うデッキが考えられるか。
呪文側を使用した後も、クリーチャー側が[[アビスラッシュ]]を持つため[[召喚]]して攻撃に使うことができる。

[[メクレイド]]で出す場合、[[《ド:ノラテップ》]]と違い2通りの使い方ができるこちらの方が相性がいい。メクレイド中心のデッキの場合は《ド:ノラテップ》より優先して採用される可能性がある。
従来の[[【黒単アビスロイヤル】]]ではやや[[重か>重い]]った[[《邪闘 シス》]]のサポートに向いている。[[チャージャー]]の[[《「すべてを見通す眼だ」》>《モノクル=ドクトール/「すべてを見通す眼だ」》]]と同時採用し、最大限マナブーストに手厚くしたアビスデッキを組んでみるのも面白い。上下側ともに《シス》の[[W・メクレイド]]5の[[踏み倒し]]範囲でもある。

//クリーチャー面が墓地肥やしできる上にそれなりのパワーと打点がある闇の6コスト以下で、尚且つ[[マナブースト]]できる呪文面も付いているという事で、[[【青黒赤緑邪王門】]]に見込みがある。
-[[《百鬼の邪王門》]]で呼び出せる範囲だが、《邪王門》以外の方法で墓地を伸ばしても旨味がないので[[【青黒赤緑邪王門】]]には微妙かもしれない。
--[[【青黒赤緑邪王門】]]では、このカードの判明時点では採用されていないことが多いが[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]で墓地利用ができる。尤も、未知なる新戦力の《ドミー=ゾー》と他のカードに枠を奪われていた《リンネビーナス》に[[スロット]]を割く必要があるため工夫が必要ではあるが。
**他のカード・デッキとの相性 [#y6756c29]
-6マナ以上の状況では、呪文側を唱えた直後にクリーチャー側をアビスラッシュで[[召喚]]することもできる。その場合は「墓地+5マナ+1し、唱えた後[[山札の下]]に行く呪文」とおおよそ同じ使用感となり、黒緑のカラーでは待望の中型[[リソース]]カードと言える(これまでは[[《無敵死神ヘックスペイン》]]程度しか存在しなかった)。卑近な例では[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]と[[シナジー]]するだろう。

-[[《フェアリー・ライフ》]]互換の[[ツインパクトカード]]の中では、初となる事実上のスピードアタッカー。ある程度[[闇]][[文明]]を必要とするという縛りはあるが、相手の打点勘定に常にモアワンを意識させ続け、攻め行動を阻害させる効果が期待できる場合もあるかもしれない。
-[[【黒緑アビスロイヤル】]]では序盤の[[マナ加速]]に加え、[[墓地肥やし]]や[[コスト]]5の[[革命チェンジ]]元としての運用など多くの役割をこなせる。

-[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]は[[多色マナ武装]]でクリーチャー側を[[リアニメイト]]でき、こちらのcipでも墓地を増やして相互にサポートし合える。[[【5色ドギラゴン剣】]]なら無理なく共存できるだろう。呪文側は[[《ライマー・ドルイド》]]や[[《アクアン・メルカトール》]]にマナカーブが繋がる。

-既存の[[アーキタイプ]]とはかけ離れた形になってしまうが、《リンネビーナス》とのパッケージで[[【青黒赤緑邪王門】]]に採用することも考えられる。そのままでは[[墓地利用]]に乏しいデッキなので[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]に寄せるなどの工夫が必要である。

**環境において [#qf6d194e]
[[DM23-RP3]]期に成立した[[【黒緑アビスロイヤル】]]に採用される。

**その他 [#z5c4a4ea]
-ドミノを依代とするアビスロイヤル。

-[[イラスト]]背景のステンドグラスの柄が[[水文明]]のマークに似ている。

-[[デュエチューブ]]の動画で読み上げられた[[射場本正巳]]氏のコメントによると、あらゆるものを吸収する過程でビクトリーを学びに[[DM23-EX1]]の世界にやってきたといい、他の[[種族]]が[[多色]]なので[[アビス]]も[[自然]]文明に手を伸ばしたとのこと。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=PhevtJ4imFU]]

**関連カード [#card]
-[[《ソー=ゾー》]]
-[[《不死 ゾンビーバー》]]
-[[《グ:ルナグーシ》]]
-[[《目覚めのファミリア キナコ/ムボー日和》]]

-[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]
-[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]
-[[《配球の超人/記録的剛球》]]

-[[《ソー=ゾー》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[douzen]]
--[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]](44/84)

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[アビスロイヤル]]
-[[アビスラッシュ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[山札の上]]
-[[アビスへの誘い]]
-[[マナブースト]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒緑,2色,多色,コスト5,アビスロイヤル,アビス,パワー6000,アビスラッシュ,W・ブレイカー,cip,墓地肥やし,呪文,自然文明,コスト2,アビスへの誘い,マナブースト,R,レア,douzen);